宝塚歌劇団宙組公演「カサブランカ」。



宝塚Graph 2月号の、宙組トップ3のトークを読んで、……そっかー、と思いました。
舞台を観て感じていたことは、そんなに間違って(かけ離れて)はいなかったんだな、というか、
この後、書こうと思っていたことを、本人に言われちゃった(; ;)というか。


……良い作品になるためには、良い役者たちが揃わないと駄目なんだな、なんてことを思ったりしました(^ ^)。




■第10場 シュトラッサーの屈辱 ~1941年12月2日(夜)~

この場面だけ、場面タイトルが場所の名前じゃないんですね。
ここまでは全部「空港」だの「カジノ」だの、場所の名前だったのに。
……あ、「集会」ってのがあったか。

そんなことはともかく。

この場面のともちん(悠未ひろ)は、本当に格好良いです。
以前にも書きましたが、彼らが守ろうとするのは「我らがドイツ」なんです。
気候が厳しく生産力の低い北方に生まれた彼らが、どれほどに豊かな農業国フランスを羨んだことでしょう。
彼ら(ナチス)がやったことが「正義」だとは全く思いませんが、少なくとも、その構成員一人一人は、それが自分の「正義」だと思ってやっていたんだと思うんですよね。
そういう、曇りない信念の強さがあるから、あの場面がすごく好きなんです。

シュトラッサーは、国歌対決で敗北するその瞬間まで、完全な紳士でした。
それが、ここで敗北して初めて、リックのカフェの閉鎖を命じます。「(理由は)自分で考えろ!」という無茶なやり方で。
ただ、それでも彼は、ヴィクター・ラズロを「その場で逮捕」はしなかった。そこまでするには、プライドが許さなかったんでしょうね。
ラズロを捕えるなら、公明正大に捕えなくてはいけないと思っていたから。

それでも、敗北による苛々は募る。だから、その高揚を天にぶつけて、落ち着こうとする。
♪私は守る 守り抜く ああ
♪我が栄光のドイツ帝国

彼らは、負ければ後がないんですよ。元々が貧しい国なんだから。
貧しい人々が、持てるすべてを投げ出して闘いに打って出たのですから。
彼らを守るために、軍人たちは絶対に負けるわけにはいかない。誰に聞かせて脅すつもりもない、そういう、自分自身の決意の歌なんだと思って聴いています(^ ^)。


役を離れて歌そのものについて書きますと、大劇場では声も朗々と劇場中に響いて、本当に素晴らしかったです!(*^ ^*)
東宝では、喉の調子が良くないのか、音響が馴染まないのか、どこか探り探りやっている気がしてもどかしかったんですが、先週くらいからぐっと良くなってきましたね。本調子になってきたのかな?



■第11場 街路 ~1941年12月2日(夜)~

本舞台のシュトラッサー&ドイツ兵がはけると、下手から銀橋にラズロとイルザが登場。
リックの店を出て、ぐるぐる歩いて尾行を撒いたところ。

『カサブランカでは、人の命は大変安く取引されているらしい……』
リックの店からの去り際に聞かされたシュトラッサーの脅迫が、どうしても耳から離れないイルザが、縋るように言う。
「お願いよ、今日は集会には行かないで!」

わかっているのに。無駄だということは。
夫の性格を知っている彼女には、イヤというほど。

「シュトラッサーの脅迫が怖いの…」

怯えた仔兎のような妻を視て、ふとヴィクターの顔が綻ぶ。

「……じゃあ、ホテルの部屋でジッとしていようか……?」

そんな男がいいの?君の愛する男は、そんな男なの?
そう揶揄するように、なのに、他のどの時よりも甘い口調で。甘い微笑みを浮かべて。
ある意味酷い男だなあ、と思います。女が諦めざるを得ないポイントをちゃんと解っていて、そこを正確に突いて来る。お見事(はぁと)

「……あなたにできるはずが、ない……」

諦めをにじませて微笑むイルザが、すごく儚げでキレイ。一瞬だけで、すぐ立ち直るんですけどね。その一瞬の表情の深さに、さすがすみ花ちゃん、と毎回思うのです(*^ ^*)。
このときにイルザが考えているのは、ラズロを助けなければ、ということなんですよね、たぶん。この後の展開を考えると。


「……それで、リックはなんて言ったの?」

顔をあげて問いかける彼女の貌は、もう、レジスタンスの闘士のそれで。

「持っていることは否定しなかった。だが、……売らないそうだ」

穏やかに応えるラズロ。

「君に聞け、と言われたよ」

そう言われたときの複雑な胸の裡を見せることなく、ひどく柔らかな声で語り続けるラズロ。



彼は、いつ「イルザがリックに惹かれた理由」に気づいたんでしょうね。
二人が(自分の居ない)パリで付き合っていたことは、最初の夜に気がついたのでしょうけれども、付き合い始めたのが自分が死んだというニュースを聞いた後だという確信はどこから来たのかなあ。
……単純に、イルザのことを信じているからそれ以外の可能性が浮かばなかった、とか?(^ ^)

「何も言わなくていい。僕は、いつも君を愛しているよ」

『僕』なんですよねえ、イルザに対するときだけは。
リックとか、他の人に対しては『私』なのに。

「私もよ、ヴィクター」

美しい貌を伏せて肯いて。
それから、決心して貌をあげる。

「私がこれから何をしたとしても、あなたを愛していることに変わりないわ」

あたしが貴方を守る。必ず。
貴方をこんな地の果てで死なせたりしない。絶対に。


その決意の瞳を、しばし見凝めるラズロ。
長い間。
それから、ゆっくりと長い腕をあげて、大切なものを包み込むように、イルザを抱きしめる。

棒のように固くなったまま抱き寄せられながら、ふ、と力が抜けるイルザ。

大劇場で最初に観た頃は、単に段取りでやっているようにも見えてしまった抱擁シーンですが。
大劇場の後半から、恐る恐る手を延ばす蘭トムさんの、敬虔なといいたいほどの表情にやられてしまいました。
大切なもの……宝物とかのレベルではなく、ラズロにとってのイルザが宗教的な象徴でさえあるかのように見えたんですよね。喪いえないもの。喪ったら自分も壊れてしまうような。
いわゆる「愛」とはどこか違うもの。……畏れさえ含んだ、手に取ることも憚られるような「神聖な」存在。
自分が支えていなければ脆く崩れてしまいそうなあやうさもあるのに、手の届かないところで輝いている星のような存在でもある。ラズロにとっての、護るべき『うつくしきもの』。

生身の人間であることを棄てて、禁欲的な「ヒーロー」で在ろうとしてきたラズロという存在にとって、愛するものもまた、人間であることを超越した存在であってほしいんだろうな、と。
そんなラズロの『理想』であることが、イルザにとっての喜びであり、また同時に、苦しみでもあったのだろう、と。

それが『苦しみ』であることに、イルザ自身は気づいていなかったとしても。




『私が何をしたとしても』

この台詞を発したとき、すでにイルザは、この後どこへ行くか決めているんですよね。
どこへ行って、何をするのか。

『あなたを愛していることに、変わりないわ』

すべてはあなたへの愛ゆえ。
そう、自分自身に言い訳をして。

『あなたを愛している』

ラズロが自分に向ける想いと、同じモノなのかどうかは、解らないけれど……。



ラズロはこのとき、どこまで気づいているのかな?と思うんですが。
それについては、Graphでも何も言ってませんよね。

『私が何をしたとしても』とまで言われて、スルーできるほど鈍い男じゃないと思うんですよ。
普通に「何するつもりだお前」って思うよね?
空港では全て気がついていたわけだし(by Graph)。

でも、イルザを置いて集会へ向かう。

リックが「君の奥方に聞いてみろ」なんて言ったのは、その言葉をラズロからイルザに伝えさせたかった(そう言えば直談判しに来るだろうと思った)からでしょうし、
その意図は十分ラズロにも伝わっていると思うんですよね。
なのにそれを、あっさりとイルザに伝えて、しかも街路に置いていく。

『行ってきてくれ。頼む』
と言っているのも同然じゃないですか?


……“いっそのこと、よりを戻して二人で行ってくれ”と思っているのも掛け値なしの真情なんでしょうから、全体としては矛盾はないんですけどね。イルザを喪っても、自分が行かせたのだと思えば慰められるでしょうし。
あるいは、世界平和を取り戻したら迎えに行こう、くらいのことは考えている…のかもしれない。

ただ、この場面の前にはあまりラズロの気持ちが見える場面が無いので、ラズロが何を考えてこういう行動を取ったのかがわかりにくいな……とは思います。二番手役の不利なところなのかもしれません。



■第12場 リックの店(閉店後) ~1941年12月2日(夜)~

カール(寿つかさ)と、営業停止中の給与の配分について相談しているリック。
二人とも、店に出るときの制服(白いダブルのスーツ)は脱いで、着替えています。

そういえば。ここでリックが着ているグレイのスーツ、幕開きの銀橋で、トレンチの下に着ているスーツに凄くよく似ていると思うのですが、違うものなのでしょうか……?
(有村さん拘りのピンホールピン、とやらは、幕開きしかつけてないようですが)

「実は今夜、大切な集会がありまして。そろそろ失礼をさせていただきたいのですが」

この先の見通しを確認しあって話が切れたところで、カールが切り出す。
この「集会」は、前夜と同じく、レジスタンスの地下集会なわけですが。
リックは彼らのやっていることについて、どこまで知っているんですかねぇ。解っているけど眼を瞑っている(だから「俺には言うな」と)のは解るんですけど。それにしても、花売りのファティマとか、アクセサリー売りのバーガーとか、表に立って活動している人たちが入り浸っているわ、スタッフ全員が集会に参加しているわ(しかも結構センターで踊ってる)(←いや、それは関係ないから)、こんな状況であることを把握できているのかなあ……?


カールを見送ったリックが、軽く溜息をついて二階への階段を昇り始めたところで、境に降りているカーテンをかき分けて、イルザが姿を現す。


留まる、時間。


「……どこから入ったんだ?」

驚きを隠して、平静な声で。
いや、ラズロにああいう伝言を預けた以上、予想をしていなかったはずは無いのですが。

「通用口が開いていたわ。どうしてもあなたにお願いしたいことがあって」
「まさか、例の通行証には関係ないんだろうな?」
あれのおかげで、俺はとんだ人気者だ、と揶揄する口調で言いながら、階段を降りて店の奥(下手)へ向かうリック。追うイルザ。

「言い値で買うわ。お願いだから、私に譲って」

冷静に、冷静に。自分自身にそう言い聞かせるイルザの心の声が、聞こえてくるようです。

「あの人が背負う使命を、理解してほしいの」

あたしが守ってみせる。あの英雄を、必ず。
だから今、あたしは目の前のこの男に勝たなくてはいけない。
かつて愛した、この男に。

「他人の使命なんて、俺には関係ない」

逃げるリック。
追うイルザ。

「あなただって、ファシズムと闘ったんでしょう?……お願いよリチャード、パリのあなたに戻って!」

……イルザは、パリ時代のリックについて何を知っているんでしょうか。
回想のパリ時代を思うと、イルザの知っている『パリのリック』は、既に戦場でのトラウマを抱えた平和主義者になりきった後だと思うのですが。
彼がかつてファシズムと闘った英雄だった、という事実は、バーガーたちの口を通じてラズロに伝わっているわけだから、そこからさらにイルザにも伝わっていても不思議は無いんですけれども。
なんだか、その話を聞いたイルザが、自分が付き合っていた頃のリックのことだと思い込んで、『だから私は彼を愛してしまったんだわ!』などと短絡的に納得してしまった、とか……などと考えていたら、ちょっと哀しくなってきました……
やっぱり、深読みしすぎは良くないですね(^ ^;ゞ



「……俺はもう、自分のため以外には闘わないことにしたんだ」

そう、呟くように教えながら、肩を丸める仕草が、酷く切ないです。
リックの言葉は、イルザには届かない。

リックはただ、イルザの気持ちを確かめたいだけなのに。

「あなたが助けてくれなければ、ヴィクター・ラズロはカサブランカで死んでしまう!」

激昂するイルザに、ゆっくりと間をとって、リックは呟く。

「俺もカサブランカで死ぬだろう」

なぜラズロだけが特別なんだ。
お前が愛したのは、あいつ一人じゃないはずなのに。

「……死ぬには良いところだ」

何かを諦めたように、イルザに背を向けて煙草を出すリック。

……そういう一つ一つの仕草が、本当に格好良いなあ、と観るたびに感心します。っていうか、すみません、痛いファンで……。下級生たちがわらわら居るときはあまり真ん中に集中できないので、こういうところでは頑張って観ています(^ ^)。



震える手で、クラッチバッグから小振りの銃を取り出すイルザ。

ゆっくりと銃口を向けて、引き金に指をかけるときには、震えもおさまって。

振り向いたリックの、眉をひそめた表情。

「……さあ。通行証を頂戴」

感情を押し殺した、低い声。

「……嫌だね」

こちらはむしろ、平静な声で。

「もう一度言うわ。通行証を頂戴!!」

感情を昂ぶらせて叫ぶイルザに、落ち着き払った様子でリックが教える。
この店で再会してから初めて、自分自身の本心を。

「……君はラズロのためだったらなんだってするんだろう?」

公演の回数を重ねるごとに、このあたりの会話の間が、どんどん長くなっているような気がします。
お互いに逡巡しあい、「こんなことを言っていいのか?」と思いながら本音をぶつけあう二人。

「それならば、俺を撃て」

ラズロのために何でもするというのなら、撃つがいい。

「その方が、俺も楽になる。……さぁ、撃て、」

諦められる。すべてを。

「…撃つんだ!」

ここまでのリックの口調からは想像もできないほどの、勁い声。
イルザの瞳から眼を離さずに、胸をそらせて腕を広げたリックが、物凄く大きく見える。

たぶん。
戦場を駆けていた頃のリックは、こういう声で話していたんだろうな、と、そんなことを思います。戦場の悲惨さの中で、掲げていた理想を見失ったときに、彼は、こういう声をも喪失してしまった。

戦場を逃げ出して、一年間のパリ生活、そして、半年の逃避行、また一年間のカサブランカでの生活。
長いリハビリに少しづつ癒されていた、彼の心を取り戻すきっかけになったのは、イルザとの再会でした。彼が一番『落ちて』いたときにであったファム・ファタル。

イルザとの再会で、留まっていた時計が動き出す。サラサラ、サラサラ、と音を立てて。
イルザとの再会、ラズロとの出会い。


これを運命と呼ぶのなら、神様はとても残酷で、でも、乗り越えられない試練は与えない方なのだ、と。


「あなたを忘れようと努力したわ……!!」

姿勢を保ちきれずに、泣き崩れるイルザ。
腕を広げたまま、無言で見下ろすリック。

「でも、出来なかった。あなたがパリを去ったあと、どんな思いをしたか」




「あなたを愛してた、……そして、今でも!」

自分の口から出た言葉に、驚くイルザ。

焼けぼっくいに火が点いた瞬間、というものを、現実で見ることがあるとは想いませんでした。
……そのくらいリアルに、「思い出した」瞬間を見せ付けてくれた野々すみ花の天才。


イルザは本当に忘れていたんだと想うのです。
パリでの恋は、あの時点では真実だったのだ、と。
いみじくも、別れ際に自分自身が言ったとおりに。

リックは、信じたかったんだと思う。
あのときのイルザは、嘘じゃなかった、と。
あのときは、それが真実だった、と。
リックにとっては、それがすべて。そこに真実があったなら、それでいい。

あの時間が嘘でないなら、彼はもう一度、闘うことができる。
ラズロと対等な男であるために。



泣き崩れたイルザをひたむきに見凝めながら、リックは一歩踏み出す。
重たい一歩。そして、もう一歩。煙草は指に挟んだままに。

そして。
そして、ふいに滑らかに動き出す。

二歩、三歩、あっという間に間合いを詰めて、銃を手放したイルザの右ひじを掴み、煙草を持ったままの右手をすっと背中に回す。
抱き寄せて。抱きしめて。骨も折れんばかりに。





『私が何をしたとしても、あなたを愛していることに変わりないわ』

そんなリフレインが耳の奥で鳴っている。
それでも。

「過去」に引き戻されたイルザの耳には、もう、その言葉は届かない……。








あああ、やっぱり終わらなかった……。
新公までに、ラストの空港まで書いておきたかったんですが。

明日は新公なので、しばらく新公の話になると思います。すみません。
カチャ、エリちゃん、かいちゃん、がんばれーーーーーーっ!!

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コメント

nophoto
hanihani
2010年1月21日16:28

我が栄光のドイツ帝国♪

と歌い終わった後、シュトラッサーなともちんが大好きなのでいつも拍手するのですが、
一昨日は前に座っている団体さんたちに「なんなの、あんたはナチスなわけ?!」
みたいな感じに力いっぱい振り返ってにらまれました(笑)
もう、直前までおばちゃんたちは絶対にフランス国歌を歌う地下組織の人たちだったはず。

でもねこさまの解説を読むと、ドイツが苦しい気持ちとか判るし、資源のない日本と手をくみ・・・みたいな気持ちも判りますよね。
そうなると、次にあっちにしわ寄せがきてってことになって、
うん、やはり今のままで我慢するしか平和は保てないのねとか色々考えながら見てます。

それと、オスロから出てきたわりには危険な香りが好きだよね、イルザって。

>自分が付き合っていた頃のリックのことだと思い込んで

うーん、どうですかね。私はイルザって自分の過去には触れさせなかったけど
リックの過去とかは、サムから聞いてたりしそうな気がする。
武器商人の過去から裏の世界と繋がりがあり、パリでも顔が利いてしかも
マルセイユに逃げる汽車の切符も手に入るリックだと思うし。
それにリックが裏社会につながりがあるから俺を捨てたのか って言うし
絶対にイルザはリックの過去は多少知ってると思うな。

だからラズロが「リックという男だけど」とホテルに戻ってきて話をしたとしても
ああ、そうなの、彼はねって心の中で思っていたと思う。

ちなみにイルザだけは「リチャード」って呼んでいて、
それもパリでイルザと過ごした間は本当にリックは違う人間でありたいって
考えていたのねぇ~と、一人妄想してしまいます。
またすみかちゃんの「リチャード」っていう呼び方が素敵なの♪

>>「あなたを愛してた、……そして、今でも!」

自分の口から出た言葉に、驚くイルザ。

えーーー! このときはリックばっかり見ていて、イルザが自分で自分に驚いてたとは気付きませんでした。あ~あ、また本公演が見たくなってますよ。

さて、今夜は新公。本公演で藤咲えりちゃんが全然目立たないのですが、新公では
どんなイルザを見せてくれるのか楽しみです。

みつきねこ
2010年1月22日1:56

hanihaniさま♪

> 一昨日は前に座っている団体さんたちに「なんなの、あんたはナチスなわけ?!」
> みたいな感じに力いっぱい振り返ってにらまれました(笑)

へー、そんなことが……(^ ^;。
以前、ネットで「『ハイル・ヒトラー!』って言われると拍手しにくいからやめてほしい」っていう書き込みを見て、へーと思ったんですが、そういうふうに考える方もいらっしゃるんですね。

> もう、直前までおばちゃんたちは絶対にフランス国歌を歌う地下組織の人たちだったはず。

私も直前まではそうなんですけど(^ ^;;;


> >自分が付き合っていた頃のリックのことだと思い込んで
> うーん、どうですかね。

はい、なんかここはちょっと違うな、と、夜が明けて思いました(汗)。
【13】を書くときに、できたらフォローしたいなと思っています。
………へへへ。すみません。


> またすみかちゃんの「リチャード」っていう呼び方が素敵なの♪

あれはツボですよね(*^ ^*)。イルザだけの呼び方、って感じで。二人っきりのときしか呼ばないの。素敵♪


> えーーー! このときはリックばっかり見ていて、イルザが自分で自分に驚いてたとは気付きませんでした。あ~あ、また本公演が見たくなってますよ。

えええ~、観てください(強制)。なんでしたらチケットご用意しますよ?
今週に入ってまたあちこち変わってます。小池さん、「キャバレー」で忙しいだろうに、ちゃんと観てくれているのでしょうか(^ ^)。