昨日は、日記を書き上げてそのまま寝てしまったのですが、今日、あらためてニュースのトークライブの模様を視てみました。
……だいぶちがうなーーーーー(^ ^;;;;;ゞ


すっすみませんっ。やっぱり、ファンの方は放送までお待ちいただいたほうがいいかも(汗)。

あ、でも。映像を視ていて思いだしたことが一つ。
「素の自分は銀ちゃんに似てる(と思う)」という話の中で、「あんなに我侭じゃないですよ!?」とご自分にフォローしていらっしゃった祐飛さん。
反射的に、「Exciter!」のインタビュー(?)で、「自分自身に似ていると思うのは、Mr. Yuですね。……いや、あんな風に寝坊はしませんよ?」とフォローされていた真飛さんを凄く思い出しました(^ ^)。
つい1年前には、一緒に小池作品のお稽古をされていたお二人。何か通じるものがあるのかもしれませんね(^ ^)。




なんて戯言はおいておいて、トークライブの続き。

遥さんの
「それでは、一番近くで大空さんを観ていらっしゃるであろう方が駆けつけてくださいましたので、いつも呼んでいる呼び方でお呼びしていただけますか?」
という前振りに、まったく何の気負いも見せずに
「すみかぁー!」
と呼びかける祐飛さん。
…ちょっとだけ、大事な宝物にでも呼びかけるような響きを感じたのは、気のせいってやつでしょうか(^ ^)。


その声に呼ばれて現れたのは、薄紫のレースのワンピースに黒いボレロ、髪はきっちりアップにまとめた野々すみ花ちゃん。上手側の衝立の裏からちょこちょこと出てきて、恥ずかしそうにちょこんとお辞儀をする姿は、いつもどおり可愛らしいのに、なんとなく大人っぽい感じすごく綺麗でした。

遥「それでは、お二人とも、お互いを紹介してください」
祐「野々さんは、皆さんもご存知のとおり、舞台上では迫力のある女優で……でも、普段はね(←この『ね』の言い方が好き。いちいちすみ花ちゃんに笑いかけるところが可愛い)、なんだろうなあ……なんというか、ニョロニョロしてます
あれっ?なんか、ナウオンで言ってたのと違うぞ?
祐「あれ?本人は思い当たること無いみたいだね(すみ花ちゃんの方をみる)。でも、ニョロニョロしてるんですよ、なんとなく。…ね?(客席の方に向き直る感じで)すみ花は、普段でもすぐ“何か”になるんですけど、それがなんかニョロニョロしてる感じなんです」

……かなり意訳している自覚はありますが、原文も相当イミフでした。日本語かそれ?と思いながら聞いてました。でも、なんだかデレデレした祐飛さんの笑顔を見ていれば、要するに何が言いたいのかは何となくわかる、というか……
いやぁ、すみ花ちゃん本当に可愛いっす(デレデレ)。


野「わたしにとっての祐飛さんは……とても大きな方。神様のような方です」
遥「か、かみさま?それはちょっと言いすぎでは…?(汗)」
祐「ね。極端な人なんですよ本当に。話半分にきいてください」
野「本当なんです。毎日思います」
遥「具体的には?」
野「えっと………」
遥「なければいいんですよ」(←このツッコミが早くて鋭かった)
野「いえ、あります!(←必死)えっとえっと、いつも温かくて、まわりを良くみてくださって……すごく頼りがいのある方です」
祐(照笑)

たぶん、こんな感じの会話だったと思います。概略ですが。

で、そのままキスシーンの話になったと思います。パリの最後に抱きしめてキスする場面について、遥さんがその場面のリックの動きを懇切丁寧に解説した後で(ちょっと照れ笑いな祐飛さんと、「天にも昇る気持ち」と言いながら恥ずかしそうに俯いたすみ花ちゃんが死ぬほど可愛かった!)
「抱きしめるのが得意、とかって自覚はありますか?」
「幅が広いので…」
「肩幅?」
「あ、はい、肩幅が広いので、うまくいくんじゃないかなと」

……記者会見のときの小池さんのコメントといい、祐飛さん、最近ラヴシーンを誉められることが多いですよね。……昔からだっけ?


遥「世界で最後のキスみたいに、と言われた後の場面ですが、前半は普通のキスなのに、後半でどんどん盛り上がっていくのが凄くて、『最後』のキスっぽいですよね。あれは意識してやっているんですか?」
祐「キスシーンが多いので、バリエーションということは考えました。あそこは『世界で最後の』という無茶振りなリクエストなので、それこそ一晩中悩んだ んですけど(笑)、やはり二人の高揚感を表現したいな、と」

この辺りとか、イルザについて「手紙を受け取った衝撃を溜息一つで表現する場面が二回もありますが…」という話のあたりでの遥さんが、それはそれは面白かったです。
「カサブランカ」の台詞や、登場人物の心情やなにかを、すべて関西弁で再現してくださったんです。

曰く。
『うっそー、あの人死んだん!?なんでやねん!?』とか。“手紙を受け取ったイルザの気持ち”を、関西弁でまくしたててくださって。……もう、本当に笑い死ぬかと思いました(- -;ゞ。このまま宴会芸になりそうでしたよ。

遥「『あんたを置いてカサブランカを出るなんて出来ひん』と言った舌の根も乾かんうちに『あんたと別れる力なんて残ってへん』とか、ひどすぎません?」
野「そうやって並べると酷いですね…(←納得するな!)…でも、イルザとしては、一瞬一瞬を全力で生きているんですよ。すべての瞬間がドラマティックなことの連続で」
言葉に詰まりながら、一生懸命説明するすみ花ちゃん。そんな彼女を、横からワクワクしながら眺めている祐飛さんも、心の底から可愛かったです。うん。なんて可愛いコンビなんでしょう(*^ ^*)。



全編こんな調子ではあったのですが、それでも、作品が名作なだけに、いろいろと深い話も盛り込まれていたのも良かったです。遥さんの話の引き出し方が巧かったんだと思いますが、

「最後の歌の歌詞が、『明日からも一人で生きていく』みたいな感じなんですが、お稽古の最初は、寂しい歌だなーと思っていたんです。でも、途中から前向きになりました。リックは、パリでいろいろあって、心の一部をパリに置いてきてしまったわけですが、イルザと再会し、愛を確かめ合ったことで再生するんですよね。完全な自分になる。で、そうなってはじめて、一人で生きて行けるようになったんだな、と」

っていう話が一番心に残りました。

芝居のラストで、舞台奥の闇の中に消えていく背中が寂しげじゃなかったのは、そういう意味だったのかな、と思ったんですよね。「Hollywood Lover」のラストシーンとの違いは、それだったのかな、と。
演出的には非常に良く似た二つのラストシーンが、観客に全く違う印象を与えることができたのは、もちろん両作品が緻密に構成された良作だったことも大きいんですけど、大空祐飛という役者が、ちゃんと役を生きていることの証座だと思うのです、ええ。
(←贔屓目すぎて頭痛がしてきた……痛くてすみません汗)



この後も、あれこれと今回の作品に対する役作りをお二人に聞いた後で。

遥「これからどんなコンビになりたいですか?ではまず、野々さんから」
という前振りで、中締めへ。

野「そうですね……」
遥「なければいいんですよ」(←だから、突っ込みが早すぎるってば!)
野「あります!!(←さっきと同じ展開)……今まで、祐飛さんはいろいろなモノを積み上げてこられて、たくさんのものが詰まっているけど、私はまだまだなので……祐飛さんの一番近くで、同じものをみて、同じことに気づいて、全てをキャッチしていきたいです」
祐「今、素晴らしいことを言われてしまって……どうしようかな(照)。すみ花はアンテナの立っている人なので、お互いにキャッチしあって、お互いが最良のキャッチャーであり、最良のピッチャーであるようなバッテリーでいたいですね」


そんなコメントをラストに、すみ花ちゃんは退場。
下手側においてあって衝立に向かうすみ花ちゃんを、穏やかな笑顔で見送る祐飛さんがとても可愛い。




この後は、会場の人からの質問コーナー……だったと思います(抽選コーナーが先だったかも??)。祐飛さんが客席の通路の台に立たれて、開始前に集められた質問のうち、遥さんが選んだ質問を書いた方のお名前とともに読み上げるという形式。

全部は覚えていないのですが、覚えているものだけ箇条書きで。


●終演後に野々さんと乾杯するとしたら、何に乾杯されますか?
 ⇒君のおもしろさに、かな。

●サッシャからの『ロシア式の挨拶』の時の気分は?
 ⇒本読みの段階でも強烈だなと思ったけど、彼女(春風弥里)はキャラも濃いので、物凄く強烈です。

●初日のアナウンスで拍手が起きたときの気持ちは
 ⇒ありがたいなーと思いました。上手のセリの中にいたので、聞こえましたよ、ちゃんと。

●大空さんがイルザだったら、リックとラズロ、どちらを選びますか?
 ⇒恋人にするならリック、結婚するならラズロ。でも、私が一番好きなのはルノーなんですけどね(^ ^)

●宙組(宙組子)に対する今の印象は
 ⇒弱肉強食。皆ほんとうに良く食べるので、自分の食べ物は自分で確保しないといけない。宙に来て最初に学んだことは、食べたいものには名前を書くこと。「私の分は確保してあるよ」と言うと、下級生が嬉しそうに「良かったー、安心して食べよう」と言う(←誰だ!?)
とにかく元気が良くて、明るい。食欲と、それを消費するパワーがある組


あと、確か「私(大空)は、家族の中で一番背が高いんです」という回答があったと思うんですが、その答えがでてきた質問は何だったっけなー……?





……そんなところでしょうか。

最後に、ちらっと春のドラマシティ公演のお話をしてくださいました。
まだ詳細は全然わからないみたいでしたが、テーマは、今まで見た事が大空祐飛だそうです。
えーっと。あの人はキャリアが長いだけあって大概のキャラクターはやったことがあると思うんですが。禁欲的な神父様とか、自堕落な男娼とか、咄嗟にそんなんしか思い浮かばないよー。
小柳さんのイメージする「今まで観たことがない大空祐飛」っていったい……?

衣装については、「アジアンテイストだけど、ちょっとハードな感じ」とゆーことで、なーんとなく山田ミネコの「最終戦争(ハルマゲドン)」シリーズを思い出しました。今回の公演がひたすらオールバックなので、前髪を下ろした長髪鬘とか、期待してみようかな★
もうすぐ撮影なので、と仰っていたので、この公演中に撮るのでしょうか?どんな感じになるのかな。アップされるのがめっちゃ楽しみです!

……「ユーリンタウン」とは全く関係ないみたいですね(^ ^)(←当たり前だ)




とにかく楽しいトークでした。
遥さん、祐飛さん、ありがとうございまーす!!(はぁと)



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コメント

nophoto
hanihani
2009年12月4日16:45

面白いトークショーで、行った甲斐がありましたねぇ~♪

楽しいやりとりで、なんか一緒にニヤニヤしてしまいました。


トップになると、本当にほんとーーに露出度が違うんですね。
でもまだまだ隠し財産がありそうな祐飛さんなので、ほんと東京でもないかな
観てみたいです・・・というか、お茶会だよね
ああ、また1月も行かれなくてほんとに残念です(涙)

小柳先生ってさ、「ユーリンタウン」観ていたんじゃないの?
結構影響されそうなので、そんな気がしますが。

>>禁欲的な神父様とか、自堕落な男娼とか、咄嗟にそんなんしか思い浮かばないよー。

わはは、ねこさま、なにこれ~~
小柳先生がうっかり「あ、そうそう」と思いつかないように言霊にしないでくださいよね。まったくもう(笑)

ただ、衣装とか髪型とトータルでイメージを浮かべるタイプの先生なので
多分祐飛さんの髪の色とか髪型とかはもう先生の中で決まってると思います。

今のところ、あまり「観たい!」と思えないんですが(あ、いま、心の中では「銀ちゃん」と比較してます)
きっと充実する作品にしてくれることを信じてます。

みつきねこ
2009年12月5日0:21

> 面白いトークショーで、行った甲斐がありましたねぇ~♪

いろいろ危ない橋を渡っての遠征でしたが、とても楽しかったです。
お茶会も最高に楽しかったですよ(^ ^)。でも、一月は萬さんのお茶会レポを楽しみにお待ちしています(^ ^)。

> 小柳先生がうっかり「あ、そうそう」と思いつかないように言霊。まったくもう(笑)

あはははは。どうしよう、神父様だったら(「最終戦争伝説」のみたいな?)私の責任か?

> ただ、衣装とか髪型とトータルでイメージを浮かべるタイプの先生なので
> 多分祐飛さんの髪の色とか髪型とかはもう先生の中で決まってると思います。

とりあえず、前髪があるといいなあ。

> 今のところ、あまり「観たい!」と思えないんですが(あ、いま、心の中では「銀ちゃん」と比較してます)

ポスターが出ればhanihaniさんも「観たい!」と思ってくれるに違いない!と信じてます(^ ^)。