若人たちのエリザベート【3】
2009年7月26日 宝塚(月) コメント (7)東京宝塚劇場 月組新人公演「エリザベート」より。
この週末、本公演も観てまいりました。もう多分チケット取れないだろうから、これで最後になっちゃうだろうなあ(; ;)。かろうじて三人のルドルフを制覇できたのは良かったんですが、もうちょっと観たかったのになぁ……。
とりあえず、歌については本公演はさすがだな、と思いました。あいちゃんも、すこーしづつすこーしづつ低音が伸びてきているようで嬉しいです(^ ^)。楽まで気を抜かずにがんばって!!
しかし、相変わらず麗しいですゾフィー様。そして、ルドヴィカがさらに可愛くなっていてびっくり(惚)。一世代前のバイエルン王家の話とか、誰か作ってくれないかなあ(汗)(←「帝冠の恋」でいいんだけど。あいちゃんゾフィーで)
ルドルフ三人の中で、一番「引っ張り込まれる」度が高かったのはあひちゃん(遼河はるひ)でしたね。一番可哀相なルドルフでした。エルマーよりはずっと似合ってて、良かったです。ジェラルドの悪夢を繰り返さないでくれてありがとう(♪)
もりえちゃん(青樹泉)は、前にも書きましたが自ら闇に向かって踏み込んでいくルドルフで、今回公演の演出としては一番はまっていたんじゃないかと思います。新公の煌月爽矢さんの
ルドルフも、もりえちゃん版をベースにしていたような気がします(もちろん、だいぶ違いますけど)。
……ただ、この人は髭がすごーくよく似合うので、ルドルフだと勿体無いです(きっぱり)(←どういうこだわりなんだ)というわけで、エルマーがあまりにも格好良くて惚れてしまいました(滝汗)。
みりおくんは、やっと髭がすこーし馴染んできたかな……?大劇場でシュテファン役を観たときは、童顔の中に髭だけういていて、どこのとっちゃん坊やかと切なくなったのですが、もうそんなことは無かったです!!ああ、良かった♪
その美貌がルドルフ役にはぴったりだと思われがちですが、この人は本質的に「愛される」役よりも「恋する」あるいは「求める」役の方が似合うし得意な個性の持ち主なので、本当はエルマーを演じてみてほしかったです。……というか、トートが一番似合ってるよ(汗)。ああ、いつか本公演で演じてみてほしい……。
久しぶりに本公演を観て、今回の新人公演は、芝居としてはかなりハイレベルだったんだな、とあらためて思いました。
本公演とはまったく違うお芝居を、一人一人がちゃんと考えていたのが嬉しい。「二人の貴公子」メンバーが多かったのが良かったのでしょうか。小柳さん、がんばったなあ(*^ ^*)。
歌はいろいろ問題のある人がたくさんいましたが(ごめんなさい)、芝居は本当に、皆が良かったです。
そんな中で、みりおくんは歌も頭一つ抜けていた印象。さすがに低音の歌いだしは苦戦していましたが、あのくらいなら訓練次第でどうにでもなります。なんといっても、甘くて伸びやかな声が良かった!
成績順でも長で、主演だから、最後のご挨拶もみりおくんだけ。実に堂々とした、「みりおの新公」を象徴するようなしっかりとした挨拶でした。
89期はまだ半年あるけど、みりおくんはもう、一足先に卒業してもいいような気がします。いや、まだまだ観てみたいけど、それよりも本役で大きい役をつけてあげてほしい。……プルキルクラスの悪役が有るんだったら、ぜひ挑戦してみてほしい(*^ ^*)のはヤマヤマですが、正塚さんじゃあ期待できないしな……。
そうそう。今回は一生懸命チェックしたので、かろうじて一幕での沢希理寿ちゃんを捕獲できました(^ ^)。びっくりするほど美人だった!!(@ @)
マダム・ヴォルフなだけなら一幕は男役で問題ないはずなのに、あえて一幕から女役でアルバイトさせているってことは、もしかして転向する可能性があるのかなあ……。
美人だし、歌えるし、転向もありかとは思うんですが、ちょっとキャラ的に妃鳳こころとかぶりそうな気もする……(^ ^;ゞ
などと、本公演の話で長くなってしまって申し訳ありません。
新人公演の続きは、そのマダム・ヴォルフから。
○マダム・ヴォルフ(沢希理寿/彩星りおん)
一年前には、「ME AND MY GIRL」新公でマリア侯爵夫人を演じていたりおん。
ちょっと阿呆っぽい垂れ目メークに泣きぼくろ、ものすごくしどけなくて色っぽい娼婦の親玉でした(*^ ^*)。
本役の理寿ちゃんは、どちらかというと(美人だけど)遣り手婆って感じなのに、りおんはあくまでも娼婦の親玉な感じ。蓮っ葉で魅力的で、まだまだ引退したツモリなんてない、重臣たち一人一人にしっかり色目をつかいながら、お仕事はお仕事と割り切っている、その現実的な小狡さ。
歌も良かったし、キャラ立てもすごく良かったです。宇月くんとの同期並びもお似合いで色っぽくて(*^ ^*)。思い切ってスカートの中に手を突っ込んだ宇月くんの遠慮のなさにちょっと笑いました。
<重臣たち>
○グリュン伯爵(研ルイス/美翔かずき)
グリュンネ伯爵ってハプスブルク王朝を支えた重鎮のはずなんですけど、あんなに素敵で面白いのってありなんでしょうか?(誰に)
みっしょん……本当に楽しそうに演じていて、あなたが幸せそうだから私もとても幸せになったんですけど。髭もよく似合って、あまりの美老人ぶりに惚れ直しましたけど。声もとっても良いんですけど……。
……ああ、なぜあなたはみっしょんなの?私か?私が惚れたのがいけないのか?あんなに美形なのに、どうしてどうし(黙)。
○シュヴァルツェンベルク公爵(星条海斗/有瀬そう)
なかなかに押し出しのいい、立派な将軍でした。あんまり巧い人だという印象もなかったのですが、迫力もあってよかったです。もうちょっと絞ると二枚目でいけると思うんだけどなあ…。
○ラウシャー大司教(綾月せり/輝城みつる)
いやー、さすがでした。良い声だし巧いなあ(惚)。あの学年であの音域が出るとは(@ @)。
すっかり私の中では鳴海じゅんさんに似た人、という分類になっているんですが、どうなんでしょうか。まだ丸いけど、相当な美形ですよね♪ 声の強さも良く似ていて、好きな声質です。将来が楽しみ!!
○ヒューブナー男爵(彩央寿音/瑞羽奏都)
○ケンペン男爵(華央あみり/海桐望)
すみません、ここは二人まとめて。いやー、本役のお二人があまりにも格好良くて胡散臭くて最初からオジサマで素敵なので、美形のお二人はちょっと割を食った感もありましたが(汗)。こないだの雪組板以来、この二人は美形枠なので、なんだか嬉しくなりました(←意味不明)
それにしても、海桐さんの髭の似合いっぷりは凄いですね。ちょっと線が細いけど、美オジサマっぷりではあちょうさんにも劣らないかも!!(←大袈裟?)
○リヒテンシュタイン伯爵夫人(憧花ゆりの/夏鳳しおり)
タイプが大分違いますが、本公演も新公も比較的硬くて鋭い声の持ち主で、今回の演出意図としてはリヒテンシュタインは硬く、っていうのがあったのかなー?と思いました。
今までは、前回月組の(紫城)るいちゃんを除いては、声の豊かなベテラン歌手があたることが多かった役なので。
夏鳳さんとゾフィー役の玲実くれあちゃんも同期なんですけど、さすがにお互いいっぱいいっぱいだったのか、あいちゃんとすずなみたいな深い“信頼関係”はあまり感じられず、残念。でも、ただ一面的に冷たいわけではなく、国のためという気持ちがちゃんとあったので、きちんと役として呼吸できていたような気がします。
○美容師(白雪さち花/花陽みら)
白雪さんも柔らかなヴェルヴェットのような美声で良いなあ~♪と日々思っていたのですが、みらちゃんも本当に良い声ですね。もっとちゃんとソロのある役を早く観てみたいです。
踊れるし歌えるし可愛いし、これからの活躍が本当に楽しみ!
○侍女1(真愛涼歌/愛風ゆめ)
こちらはもう(*^ ^*)。本公演でも侍女の中で目立っている美少女ですよね。いやー、本当に可愛い!
声は初めて聴いたと思うんですが、とても可愛らしくて、嬉しくなってしまいました。94期なのね(@ @)。たぶん、「アパショナード」のロケットで可愛いなあと思っていた子だと思うんですが(←違っていたらすみません)、可愛い子はちゃーんと出てくるんですねぇ。
○死刑囚の母(妃鳳こころ/真愛涼歌)
お気に入りの真愛さんですが、すごい迫力で吃驚しました。
「ME AND MY GIRL」でも「二人の貴公子」でも、かなり出ずっぱりで主役級の人たちに絡む召使の役を、自然に、かつ温かみをもって演じた実力派。若いのに、相手の芝居を読んであわせる余裕があって凄いなーと思っていたんですが、今回も出番は少ないながらいい仕事をしてくれました(*^ ^*)。
幕が開いた後、ストーリーが本格的に動き出す前の大事な場面ですが、フランツの人物像を端的にあらわすエピソードなのですごく重要なんですよね。そのあたりをきちんと理解した上で演じているのがよくわかる。場を読める役者って少ないので、素直に感心します。ちょっとタイプは違いますが、青葉みちるちゃん系の役者になってくれたら言うことないなあ(*^ ^*)。
○侍従(美翔かずき・千海華蘭/星那由貴・煌海ルイセ)
本役(の片方)みっしょんがあまりにも楽しそうに間断なくアレコレやらかしてくれるので、ついつい新公は物足りないな、とか思ってしまいました。……ごめんなさい。それでいいんです。ええ。とても良かったです。お二人とも(^ ^)。
パントマイムとかスローモーションとか、意外とテクニックとして難しいものがある役ですが、そつなくこなしていて違和感なかったのはさすが♪
<市民たち>
「カフェ」も「ミルク」も、それから「キッチュ」も、皆それぞれに小芝居していて楽しそうでした。特に「カフェ」かな。男役も女役も、人数を多く見せようとしてかグルグル歩き回りながら芝居していて、全部はとても観られませんでしたが、とにかく楽しそうでした。
「ミルク」は、前回月組から今の演出になったのですが、今回本公演ではかなりおとなしい感じだったので、新公でだいぶがんばっているのを観て嬉しかったです。(席が2階のてっぺんだったので、あまりダイレクトに迫力を感じることはできませんでしたが/涙)
月組オリジナル(?)なんだから、誇りをもってがんばって!!
「キッチュ」の少年少女(香咲蘭、都月みあ)が可愛くて可愛くて、かなり壊れました(^ ^;ゞ。そんなんばっかりで本当にすみません。ああ、それにしても!月組も花組に負けず劣らず可愛い子が揃っているので、世界の美女たちの場面は残してほしかったなあ……(←無理)
以上です。
月組ファンとして、良い作品を良いキャストで上演できて本当に良かったな、と思います。
皆が何かを掴んで成長してくれたのを、本公演で確認できたので、それがとても嬉しい。
麻子さんの卒業を見えた今、この新公学年メンバーががんばって育って、半年後にトップさんが替わったら、その穴を埋めていかなくてはいけないわけですから。
死ぬ気でがんばってほしいなあ、と思います。
月組の未来が、幸いでありますように☆
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この週末、本公演も観てまいりました。もう多分チケット取れないだろうから、これで最後になっちゃうだろうなあ(; ;)。かろうじて三人のルドルフを制覇できたのは良かったんですが、もうちょっと観たかったのになぁ……。
とりあえず、歌については本公演はさすがだな、と思いました。あいちゃんも、すこーしづつすこーしづつ低音が伸びてきているようで嬉しいです(^ ^)。楽まで気を抜かずにがんばって!!
しかし、相変わらず麗しいですゾフィー様。そして、ルドヴィカがさらに可愛くなっていてびっくり(惚)。一世代前のバイエルン王家の話とか、誰か作ってくれないかなあ(汗)(←「帝冠の恋」でいいんだけど。あいちゃんゾフィーで)
ルドルフ三人の中で、一番「引っ張り込まれる」度が高かったのはあひちゃん(遼河はるひ)でしたね。一番可哀相なルドルフでした。エルマーよりはずっと似合ってて、良かったです。ジェラルドの悪夢を繰り返さないでくれてありがとう(♪)
もりえちゃん(青樹泉)は、前にも書きましたが自ら闇に向かって踏み込んでいくルドルフで、今回公演の演出としては一番はまっていたんじゃないかと思います。新公の煌月爽矢さんの
ルドルフも、もりえちゃん版をベースにしていたような気がします(もちろん、だいぶ違いますけど)。
……ただ、この人は髭がすごーくよく似合うので、ルドルフだと勿体無いです(きっぱり)(←どういうこだわりなんだ)というわけで、エルマーがあまりにも格好良くて惚れてしまいました(滝汗)。
みりおくんは、やっと髭がすこーし馴染んできたかな……?大劇場でシュテファン役を観たときは、童顔の中に髭だけういていて、どこのとっちゃん坊やかと切なくなったのですが、もうそんなことは無かったです!!ああ、良かった♪
その美貌がルドルフ役にはぴったりだと思われがちですが、この人は本質的に「愛される」役よりも「恋する」あるいは「求める」役の方が似合うし得意な個性の持ち主なので、本当はエルマーを演じてみてほしかったです。……というか、トートが一番似合ってるよ(汗)。ああ、いつか本公演で演じてみてほしい……。
久しぶりに本公演を観て、今回の新人公演は、芝居としてはかなりハイレベルだったんだな、とあらためて思いました。
本公演とはまったく違うお芝居を、一人一人がちゃんと考えていたのが嬉しい。「二人の貴公子」メンバーが多かったのが良かったのでしょうか。小柳さん、がんばったなあ(*^ ^*)。
歌はいろいろ問題のある人がたくさんいましたが(ごめんなさい)、芝居は本当に、皆が良かったです。
そんな中で、みりおくんは歌も頭一つ抜けていた印象。さすがに低音の歌いだしは苦戦していましたが、あのくらいなら訓練次第でどうにでもなります。なんといっても、甘くて伸びやかな声が良かった!
成績順でも長で、主演だから、最後のご挨拶もみりおくんだけ。実に堂々とした、「みりおの新公」を象徴するようなしっかりとした挨拶でした。
89期はまだ半年あるけど、みりおくんはもう、一足先に卒業してもいいような気がします。いや、まだまだ観てみたいけど、それよりも本役で大きい役をつけてあげてほしい。……プルキルクラスの悪役が有るんだったら、ぜひ挑戦してみてほしい(*^ ^*)のはヤマヤマですが、正塚さんじゃあ期待できないしな……。
そうそう。今回は一生懸命チェックしたので、かろうじて一幕での沢希理寿ちゃんを捕獲できました(^ ^)。びっくりするほど美人だった!!(@ @)
マダム・ヴォルフなだけなら一幕は男役で問題ないはずなのに、あえて一幕から女役でアルバイトさせているってことは、もしかして転向する可能性があるのかなあ……。
美人だし、歌えるし、転向もありかとは思うんですが、ちょっとキャラ的に妃鳳こころとかぶりそうな気もする……(^ ^;ゞ
などと、本公演の話で長くなってしまって申し訳ありません。
新人公演の続きは、そのマダム・ヴォルフから。
○マダム・ヴォルフ(沢希理寿/彩星りおん)
一年前には、「ME AND MY GIRL」新公でマリア侯爵夫人を演じていたりおん。
ちょっと阿呆っぽい垂れ目メークに泣きぼくろ、ものすごくしどけなくて色っぽい娼婦の親玉でした(*^ ^*)。
本役の理寿ちゃんは、どちらかというと(美人だけど)遣り手婆って感じなのに、りおんはあくまでも娼婦の親玉な感じ。蓮っ葉で魅力的で、まだまだ引退したツモリなんてない、重臣たち一人一人にしっかり色目をつかいながら、お仕事はお仕事と割り切っている、その現実的な小狡さ。
歌も良かったし、キャラ立てもすごく良かったです。宇月くんとの同期並びもお似合いで色っぽくて(*^ ^*)。思い切ってスカートの中に手を突っ込んだ宇月くんの遠慮のなさにちょっと笑いました。
<重臣たち>
○グリュン伯爵(研ルイス/美翔かずき)
グリュンネ伯爵ってハプスブルク王朝を支えた重鎮のはずなんですけど、あんなに素敵で面白いのってありなんでしょうか?(誰に)
みっしょん……本当に楽しそうに演じていて、あなたが幸せそうだから私もとても幸せになったんですけど。髭もよく似合って、あまりの美老人ぶりに惚れ直しましたけど。声もとっても良いんですけど……。
……ああ、なぜあなたはみっしょんなの?私か?私が惚れたのがいけないのか?あんなに美形なのに、どうしてどうし(黙)。
○シュヴァルツェンベルク公爵(星条海斗/有瀬そう)
なかなかに押し出しのいい、立派な将軍でした。あんまり巧い人だという印象もなかったのですが、迫力もあってよかったです。もうちょっと絞ると二枚目でいけると思うんだけどなあ…。
○ラウシャー大司教(綾月せり/輝城みつる)
いやー、さすがでした。良い声だし巧いなあ(惚)。あの学年であの音域が出るとは(@ @)。
すっかり私の中では鳴海じゅんさんに似た人、という分類になっているんですが、どうなんでしょうか。まだ丸いけど、相当な美形ですよね♪ 声の強さも良く似ていて、好きな声質です。将来が楽しみ!!
○ヒューブナー男爵(彩央寿音/瑞羽奏都)
○ケンペン男爵(華央あみり/海桐望)
すみません、ここは二人まとめて。いやー、本役のお二人があまりにも格好良くて胡散臭くて最初からオジサマで素敵なので、美形のお二人はちょっと割を食った感もありましたが(汗)。こないだの雪組板以来、この二人は美形枠なので、なんだか嬉しくなりました(←意味不明)
それにしても、海桐さんの髭の似合いっぷりは凄いですね。ちょっと線が細いけど、美オジサマっぷりではあちょうさんにも劣らないかも!!(←大袈裟?)
○リヒテンシュタイン伯爵夫人(憧花ゆりの/夏鳳しおり)
タイプが大分違いますが、本公演も新公も比較的硬くて鋭い声の持ち主で、今回の演出意図としてはリヒテンシュタインは硬く、っていうのがあったのかなー?と思いました。
今までは、前回月組の(紫城)るいちゃんを除いては、声の豊かなベテラン歌手があたることが多かった役なので。
夏鳳さんとゾフィー役の玲実くれあちゃんも同期なんですけど、さすがにお互いいっぱいいっぱいだったのか、あいちゃんとすずなみたいな深い“信頼関係”はあまり感じられず、残念。でも、ただ一面的に冷たいわけではなく、国のためという気持ちがちゃんとあったので、きちんと役として呼吸できていたような気がします。
○美容師(白雪さち花/花陽みら)
白雪さんも柔らかなヴェルヴェットのような美声で良いなあ~♪と日々思っていたのですが、みらちゃんも本当に良い声ですね。もっとちゃんとソロのある役を早く観てみたいです。
踊れるし歌えるし可愛いし、これからの活躍が本当に楽しみ!
○侍女1(真愛涼歌/愛風ゆめ)
こちらはもう(*^ ^*)。本公演でも侍女の中で目立っている美少女ですよね。いやー、本当に可愛い!
声は初めて聴いたと思うんですが、とても可愛らしくて、嬉しくなってしまいました。94期なのね(@ @)。たぶん、「アパショナード」のロケットで可愛いなあと思っていた子だと思うんですが(←違っていたらすみません)、可愛い子はちゃーんと出てくるんですねぇ。
○死刑囚の母(妃鳳こころ/真愛涼歌)
お気に入りの真愛さんですが、すごい迫力で吃驚しました。
「ME AND MY GIRL」でも「二人の貴公子」でも、かなり出ずっぱりで主役級の人たちに絡む召使の役を、自然に、かつ温かみをもって演じた実力派。若いのに、相手の芝居を読んであわせる余裕があって凄いなーと思っていたんですが、今回も出番は少ないながらいい仕事をしてくれました(*^ ^*)。
幕が開いた後、ストーリーが本格的に動き出す前の大事な場面ですが、フランツの人物像を端的にあらわすエピソードなのですごく重要なんですよね。そのあたりをきちんと理解した上で演じているのがよくわかる。場を読める役者って少ないので、素直に感心します。ちょっとタイプは違いますが、青葉みちるちゃん系の役者になってくれたら言うことないなあ(*^ ^*)。
○侍従(美翔かずき・千海華蘭/星那由貴・煌海ルイセ)
本役(の片方)みっしょんがあまりにも楽しそうに間断なくアレコレやらかしてくれるので、ついつい新公は物足りないな、とか思ってしまいました。……ごめんなさい。それでいいんです。ええ。とても良かったです。お二人とも(^ ^)。
パントマイムとかスローモーションとか、意外とテクニックとして難しいものがある役ですが、そつなくこなしていて違和感なかったのはさすが♪
<市民たち>
「カフェ」も「ミルク」も、それから「キッチュ」も、皆それぞれに小芝居していて楽しそうでした。特に「カフェ」かな。男役も女役も、人数を多く見せようとしてかグルグル歩き回りながら芝居していて、全部はとても観られませんでしたが、とにかく楽しそうでした。
「ミルク」は、前回月組から今の演出になったのですが、今回本公演ではかなりおとなしい感じだったので、新公でだいぶがんばっているのを観て嬉しかったです。(席が2階のてっぺんだったので、あまりダイレクトに迫力を感じることはできませんでしたが/涙)
月組オリジナル(?)なんだから、誇りをもってがんばって!!
「キッチュ」の少年少女(香咲蘭、都月みあ)が可愛くて可愛くて、かなり壊れました(^ ^;ゞ。そんなんばっかりで本当にすみません。ああ、それにしても!月組も花組に負けず劣らず可愛い子が揃っているので、世界の美女たちの場面は残してほしかったなあ……(←無理)
以上です。
月組ファンとして、良い作品を良いキャストで上演できて本当に良かったな、と思います。
皆が何かを掴んで成長してくれたのを、本公演で確認できたので、それがとても嬉しい。
麻子さんの卒業を見えた今、この新公学年メンバーががんばって育って、半年後にトップさんが替わったら、その穴を埋めていかなくてはいけないわけですから。
死ぬ気でがんばってほしいなあ、と思います。
月組の未来が、幸いでありますように☆
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コメント
コメントありがとうございます!
昨夜は見落としましてすみません。夜、家に帰ったらプログラムを見て詳細をUPしますが、とりあえず親戚をやっていらっしゃったと思います。落ち着いてて素敵でした(はぁと)
また夜に続きを!
沢希理寿さんの「エリザベート」新公での役は、プログラムによるとこんな感じです。
・第一幕 シシィの親戚(大叔父)と、結婚式の参列者、そして、ウィーン市民(カフェ、ミルク)
・第二幕 市民(独立運動)、キッチュの通行人
本公演はマダム・ヴォルフだけじゃなくて一幕からずっと女役だったのですが、新人公演は通しで男役で、ちょっとホッとしたのを覚えています。でも、いくら本公演で丸々一曲歌っているとはいえ、新公では男役のソロが聴きたかったなあ……なんて思っちゃいましたけど。
大叔父さんは、うっとりするほど格好良かったような気がします。……でも、髭はつけていなかったような?(曖昧)。落ち着いた雰囲気で、ルドヴィカ以下の出演者が皆下級生なのに、しっかりとまとめていて良かったです。
結婚式の参列者は、誰と組んでいたっけなあ……?わりと目立つポジションに居たんですが。
ウィーン市民は、出てくるたびに忙しくてあちこちキョロキョロしていたのでちょっと記憶が……すみませんすみません。ごく自然な芝居をされていて、特筆するようなことは無かったような?
先日の「ラストプレイ」新公で、89期も卒業なんですねぇ。……もし「スカーレットピンパーネル」の新公が89期だったら、理寿ちゃんのショーヴランが聴けたかもしれない、な~んて思うと、ちょっとだけ残念だったりします。仕方のないことなんですけど、ね。
りずちゃんの歌が好きで、もう一度聴きたい!
(私は日本人じゃないので、日本語は下手です...
ほんの少しだけを書いて、すみませんでした!>
理寿さんの歌、いいですよねー(^ ^)もし、スカイステージに入っていらっしゃるなら、
今月は彼女も参加した「マグノリアコンサート」の様子が流れてますよ~♪
でもこっち sky stage 見えない...とても殘念です...
>でもこっち sky stage 見えない...とても殘念です...
あ……(T T)残念ですね。またそういう機会があるといいですね♪
次回こそは私も行きたい……。