花組東宝劇場公演「太王四神記」。
もろもろ綴っているうちに、【4】まで数えていたんですね。あまり内容のあることは書いていないのに(←いつものことじゃないか)
先日から、というか、初遠征以来煮えっぱなしのチョク・ファン(祐澄しゅん)様については、ちょっとだけ落ち着いて観れるようになってまいりました(^ ^)。
っていうか、絶対1月4日のチョク・ファンは、今とは違う(ここで煮えて書いているような)お芝居をしていたはずなのですが、今は明らかに違いますね……(寂)。それも、なんとなくなんですけど、当時も『しゅん様自身が考えて役作りした結果』そうなっていたのではなく、偶然だったような気がしてなりません………(^ ^;ゞ。
とりあえず。
靺鞨での、腰の剣に手をかける場面も、右手がまったく動かなくなったので、ホゲ様を斬る意思は無いようです。もちろん、上司が間違っていると思ったから諫言しているわけで、それが聞き入れられない屈託を「偽りの結婚」の場面まで引きずっているのは変わってないんですけれども、あんまり深読みするのは違うんだなぁ、と(涙)。
……もう、いいです。諦めます。
ホゲ様の最期の場面で、膝から人形のように崩れ落ちる姿だけで、私は満足です……(; ;)。
で、「上司に諫言する」部下と、「ひたすら忠義を尽くす部下」について、夜野愉美さまが素敵な文章を書いていらっしゃったので、一方的で申し訳ありませんが、リンクさせていただきますね♪♪
http://nights-entertainment.blog.so-net.ne.jp/2009-02-19
で。
大劇場公演を観たあとで、神話時代から若きタムドク&ホゲの銀橋までは書いたので、その続きを少しづつ書いていきたいと思います♪
第5場 ポンファ通り
何回観ても、観たいものが多すぎて目が泳いでしまい、結局何がなんだかわからずに終わる名場面(笑)。
タムドクとホゲが銀橋を渡りきり、暗転すると、すぐに明るい音楽が入る。
両袖からいっぺんに出てくるセットと人々。
ヒョンミョン(望海風斗)の“鴨の干物”売りの歌。だいもん、今回はちゃんと大人の役で嬉しいです。いや、子役も可愛かったけど(*^ ^*)。
それを受ける町民(真瀬はるか)の“客の日干し”のソロ。真瀬くん、大抜擢!!だと思うんですけど、なぜか違和感のない落ち着きっぷりが凄いです。大物だなあ。研3?とは思えない達者さ。この人のヒョンゴが本当に楽しみです。
人が多すぎて、動きすぎてて、全然追いかけ切れていない猫ですが。
冴月瑠那ちゃんはセンター付近の店で野菜?か何かを売っていたような気がする。買い物してるのか口説かれているのかいまひとつ判然としなかった娘役さんは、可愛かったけど誰なんだろう(涙)。
浦輝ひろとさん、瀬戸かずやさんもどっかの店で何かを売ってたような気がする。どこだっけ。どっちかはルナちゃんと一緒だったかも(違ったらごめんなさい)。そうこうしているうちに、上手花道にスジニたちが登場してしまうので、チェックが出来ないんですー(言い訳)。
花道から、銀橋へ元気良く飛び出してくるスジニ(愛音羽麗)と、それを追いかけてくるヒョンゴ(未涼亜希)。詐欺まがいの商売をしていたコムル村の“同士”ヒョンミョンが、二人を見つけて下手から銀橋へ出てくる。
ヒョンゴに「お前、村長になったんだって!?」とタメ口で話しかけるヒョンミョン。ヒョンミョンとヒョンゴは、同世代だと思ってていいんでしょうか?
「着替えと、あんたの辻占いの店の準備は整ってるぜ!」と二人を連れて行くヒョンミョン。
とりあえず、ヒョンミョンが首都に潜んで情報を集める役割を負っていること、ヒョンゴとスジニも目的をもって都に出てきた、ってことがちゃんと解ります。このあたりの脚本の無駄の無さは、素直に小池さんすごい…と思いますね。
街のセットのセンターが開いて、華やかな衣装の娘たちが登場。
豪華絢爛、百花繚乱!!
トラジ(桔梗/初姫さあや)、チャンミ(薔薇/華耀きらり)、メファ(梅/白華れみ)、モラン(牡丹/華月由舞)、ポッコッ(桜/芽吹幸奈)、ナリ(百合/梅咲衣舞)、モンニョン(木蓮/瞳ゆゆ)、クカ(菊/花蝶しほ)、スリョン(睡蓮/月野姫花)……
わが愛しき花娘たち!(はぁと)
服はそれぞれの花のイメージに合わせているらしく、桔梗のさあやは大人びた薄紫、薔薇のきらりんは華やかな刺繍の入ったピンク、牡丹の由舞ちゃんは白に紅いアクセントの衣装で、絞りの入った白牡丹を思わせる、とか、みんな本当によく似合ってて可愛いですーーーーっ!!
瞳ゆゆちゃんだけは、“西域の美女”なので黒塗りにぱっちり目のお化粧で、濃い青みのピンクの衣装がよく映えて美しい。木蓮(木蘭)自体はせいぜい雲南省あたりの原産のはずで、そこまで黒い肌ではないはずなんですけど……まぁ、西域の花であることは間違い無いからいいのかな(^ ^;。
最初に歌いだすのは芽吹さん。いい声だなあ(惚)。それを受けて由舞ちゃんのソロ。……巧くなったなあ…(感心)。ちょっと低めのハスキーな声が色っぽくて好きです♪続いてきらりん。振りも結構オーバーアクションで、とにかく「華やか」という言葉が似合う人です。
一息ついて、店主(?)のトラジが歌いだす。落ち着いたまろやかな声。この人も滑舌がいいので、説明が聞き取りやすくてありがたいです。王妃役のときに見せた天女のような慈愛に満ちた“母”の笑顔と、トラジ役での、一癖も二癖もある「遣り手姐さん(←そんな用語は無い!)」としてのニヤリ笑顔。このひとの抽斗の奥深さに、本当にうっとりします。
女の子たちは、出番は結構多いんですけど声を出すのはここだけかな?うーん、何度観ても本当に可愛いなぁ~~(*^ ^*)。
この前後で、上手から紅いマントをつけた騎馬隊の面々が登場。
イルス(日向燦)、嶺乃一真くん、彩城レアちゃん、アーサー(煌雅あさひ)、鳳真由ちゃん。
それぞれ、店を物色したり女の子にモテたり、いろいろしているんですけど……なんだかもう、チェックしきれないんで諦めつつあります(だって女の子たちが可愛いんだもん!)(そんな投げやりな…)
騎馬隊の面々を店に誘う女の子たち。
舞台センター付近で、誰かを誘っていたきらりんが、ふと上手に視線を滑らせて、いきなりハートマークを撒き散らし、今まで話していた相手を無視して叫びだす。
「ちょっと!あれはヨン家のホゲ様よーーーーっ!!」
……ホゲ様、かっこいいです。女の子に囲まれて、鼻の下伸ばしていてもサマになる。
思わず溜息をついて諦めたくなったくらい、二枚目でした。
そして、そんなホゲ坊っちゃんを自慢げに見ているイルスが好きだ(^ ^;ゞ。
「一時間だけだぞ!」というキメ台詞(?)と共に、トラジの店の牡丹の間に通されるホゲ様一行。
…ホゲ様の台詞をきいたさあやの喜びようが素晴らしいです。手を打って飛び上がってるよこの人。………かわええ~~~(壊)。
時系列がちょっと怪しいのですが。
たしか、トラジの店の女の子たちが歌い踊るのを見ていたスジニが、このあたりでちょっと溜息をついて「あたし、ここでは男の子になるよ!」って言う…んでしたよね?
それはもっと前でしたっけ?
とにかく、トラジの店に入っていったホゲ様を見ながら、「あれがチュシンの星が輝く夜に生まれたヨン・ホゲか…(神器を見る)まぁ、しばらく様子をみてみよう」と落ち着いた声で呟くヒョンゴ。
とにかく辻占の店を開くことになり、「チラシを配ってこい」と言われて「えぇ~、あたしがぁ、じゃなくて、俺がぁ~!?」と律儀に言い直しながら舞台センターへ出てくるみわっち。
同時に上手から登場するのは、キハを先導するサリャン(華形ひかる)。
みわっちスジニに「そこの白髪のおにいさん!」と呼びかけられて、憮然として顔をあげるサリャンが素敵♪
しかーし、「急いでいるからどけ」っていうだけで良いはずなのに、サリャンに「ヤン王さまの具合が悪いのでご祈祷に行く途中なのだ」まで喋らせてしまう小池脚本の無駄のなさに感動します。で、二人が下手に立ち去った後、「噂だ噂だ!」と歌いだすトラジとヒョンミョンたちが凄い生き生きとしたエネルギーに満ち溢れていて、素敵。ホゲ様一行が“牡丹の間”にしけこんだ後も、客引きのため(?)に通りに残っていた甲斐があったね、さあや(*^ ^*)。
ちなみに。
“トラジの店”は……焼肉屋だってことでいいんでしょうか?劇場のすぐ近くにもありますけど(爆)。プログラムに広告載せてもらえばいいのに、商売っ気ないんだから…(^ ^;
第六場 王宮の書庫
「タムドク皇子とヨン・ホゲ様と、どちらがなるのか高句麗王!?」という人々のコーラスがキマると、くるりと盆が回って、王宮の書庫に。
下手端で、サリャンがキハに「神器に関する書物を探せ」というプルキルの指令を伝える。
書庫に忍び込むキハ。
街中の喧騒からはほどとおい書庫の中では、「文字さえ読めない」と言われているタムドク皇子が、父王の病を治す方法はないかと書籍を調べている。
ホゲの知らない、タムドクの真実。王宮の奥深く隠され、ほとんど「白痴」に近い風評を流されて。コ将軍や近衛隊の面々以外には軽んじられてばかりの自分を、そうあらねばならないことは解っていても、悔しくは思っているんでしょうね、きっと。
母は疾うに亡く、政務に忙しい父は遠い人で会うこともままならず、親友・ホゲとの交流も余人に知られてはならない。そんな中で、偶々知り合った天地神堂の巫女の不思議な存在感に心惹かれる。それはなんとなく、解るような気がします。
でも、会ったばかりの女を父王の許に連れて行くのは、もう少し慎重に考えたほうがいいと思うよ…?
第七場 ヤン王の寝室
王の病状を確認するため、後宮に向かう二人。
誰何して目的を聞くカクダンや近衛兵、侍女たちの目を怖れてびくびくしているキハが結構可愛い(^ ^)。
書庫で調べものをしていたときの暗い顔とはうってかわって、悪戯っ子っぽい顔をして先導するタムドク。書庫で「能力を教えてくれたら、書庫に忍び込んだことは黙っていてあげる」と言う場面もそうなんですけど、この辺のキャラクター設定にまとぶんらしさが出ていて、“可愛い男の子”なんですよね、皇子様は。隠されて育った彼にとって、これが「生まれて初めての冒険」だったんだろうなあ、と……。
ヤン王の寝室で、心配そうに、でも“遠い人”を視る眼で父王を見るタムドク。
父王に近づき、触れ、父王の口にするものに手をつけるキハを、見張る気配もなく好きなようにやらせているのはちょっと問題のような気もしますが。まぁ、チュシンの王には“信じるべき人”と“そうでない人”を一目で見分ける能力があるのかもしれん……と思うことにします(汗)。
医者の煎じた薬草茶に毒が入っていたことがわかり、なにやら決意の表情のタムドクにスポットがあたって、暗転。次の場面に行くわけですが。
長くなってきたので、今日はこのあたりで☆
.
もろもろ綴っているうちに、【4】まで数えていたんですね。あまり内容のあることは書いていないのに(←いつものことじゃないか)
先日から、というか、初遠征以来煮えっぱなしのチョク・ファン(祐澄しゅん)様については、ちょっとだけ落ち着いて観れるようになってまいりました(^ ^)。
っていうか、絶対1月4日のチョク・ファンは、今とは違う(ここで煮えて書いているような)お芝居をしていたはずなのですが、今は明らかに違いますね……(寂)。それも、なんとなくなんですけど、当時も『しゅん様自身が考えて役作りした結果』そうなっていたのではなく、偶然だったような気がしてなりません………(^ ^;ゞ。
とりあえず。
靺鞨での、腰の剣に手をかける場面も、右手がまったく動かなくなったので、ホゲ様を斬る意思は無いようです。もちろん、上司が間違っていると思ったから諫言しているわけで、それが聞き入れられない屈託を「偽りの結婚」の場面まで引きずっているのは変わってないんですけれども、あんまり深読みするのは違うんだなぁ、と(涙)。
……もう、いいです。諦めます。
ホゲ様の最期の場面で、膝から人形のように崩れ落ちる姿だけで、私は満足です……(; ;)。
で、「上司に諫言する」部下と、「ひたすら忠義を尽くす部下」について、夜野愉美さまが素敵な文章を書いていらっしゃったので、一方的で申し訳ありませんが、リンクさせていただきますね♪♪
http://nights-entertainment.blog.so-net.ne.jp/2009-02-19
で。
大劇場公演を観たあとで、神話時代から若きタムドク&ホゲの銀橋までは書いたので、その続きを少しづつ書いていきたいと思います♪
第5場 ポンファ通り
何回観ても、観たいものが多すぎて目が泳いでしまい、結局何がなんだかわからずに終わる名場面(笑)。
タムドクとホゲが銀橋を渡りきり、暗転すると、すぐに明るい音楽が入る。
両袖からいっぺんに出てくるセットと人々。
ヒョンミョン(望海風斗)の“鴨の干物”売りの歌。だいもん、今回はちゃんと大人の役で嬉しいです。いや、子役も可愛かったけど(*^ ^*)。
それを受ける町民(真瀬はるか)の“客の日干し”のソロ。真瀬くん、大抜擢!!だと思うんですけど、なぜか違和感のない落ち着きっぷりが凄いです。大物だなあ。研3?とは思えない達者さ。この人のヒョンゴが本当に楽しみです。
人が多すぎて、動きすぎてて、全然追いかけ切れていない猫ですが。
冴月瑠那ちゃんはセンター付近の店で野菜?か何かを売っていたような気がする。買い物してるのか口説かれているのかいまひとつ判然としなかった娘役さんは、可愛かったけど誰なんだろう(涙)。
浦輝ひろとさん、瀬戸かずやさんもどっかの店で何かを売ってたような気がする。どこだっけ。どっちかはルナちゃんと一緒だったかも(違ったらごめんなさい)。そうこうしているうちに、上手花道にスジニたちが登場してしまうので、チェックが出来ないんですー(言い訳)。
花道から、銀橋へ元気良く飛び出してくるスジニ(愛音羽麗)と、それを追いかけてくるヒョンゴ(未涼亜希)。詐欺まがいの商売をしていたコムル村の“同士”ヒョンミョンが、二人を見つけて下手から銀橋へ出てくる。
ヒョンゴに「お前、村長になったんだって!?」とタメ口で話しかけるヒョンミョン。ヒョンミョンとヒョンゴは、同世代だと思ってていいんでしょうか?
「着替えと、あんたの辻占いの店の準備は整ってるぜ!」と二人を連れて行くヒョンミョン。
とりあえず、ヒョンミョンが首都に潜んで情報を集める役割を負っていること、ヒョンゴとスジニも目的をもって都に出てきた、ってことがちゃんと解ります。このあたりの脚本の無駄の無さは、素直に小池さんすごい…と思いますね。
街のセットのセンターが開いて、華やかな衣装の娘たちが登場。
豪華絢爛、百花繚乱!!
トラジ(桔梗/初姫さあや)、チャンミ(薔薇/華耀きらり)、メファ(梅/白華れみ)、モラン(牡丹/華月由舞)、ポッコッ(桜/芽吹幸奈)、ナリ(百合/梅咲衣舞)、モンニョン(木蓮/瞳ゆゆ)、クカ(菊/花蝶しほ)、スリョン(睡蓮/月野姫花)……
わが愛しき花娘たち!(はぁと)
服はそれぞれの花のイメージに合わせているらしく、桔梗のさあやは大人びた薄紫、薔薇のきらりんは華やかな刺繍の入ったピンク、牡丹の由舞ちゃんは白に紅いアクセントの衣装で、絞りの入った白牡丹を思わせる、とか、みんな本当によく似合ってて可愛いですーーーーっ!!
瞳ゆゆちゃんだけは、“西域の美女”なので黒塗りにぱっちり目のお化粧で、濃い青みのピンクの衣装がよく映えて美しい。木蓮(木蘭)自体はせいぜい雲南省あたりの原産のはずで、そこまで黒い肌ではないはずなんですけど……まぁ、西域の花であることは間違い無いからいいのかな(^ ^;。
最初に歌いだすのは芽吹さん。いい声だなあ(惚)。それを受けて由舞ちゃんのソロ。……巧くなったなあ…(感心)。ちょっと低めのハスキーな声が色っぽくて好きです♪続いてきらりん。振りも結構オーバーアクションで、とにかく「華やか」という言葉が似合う人です。
一息ついて、店主(?)のトラジが歌いだす。落ち着いたまろやかな声。この人も滑舌がいいので、説明が聞き取りやすくてありがたいです。王妃役のときに見せた天女のような慈愛に満ちた“母”の笑顔と、トラジ役での、一癖も二癖もある「遣り手姐さん(←そんな用語は無い!)」としてのニヤリ笑顔。このひとの抽斗の奥深さに、本当にうっとりします。
女の子たちは、出番は結構多いんですけど声を出すのはここだけかな?うーん、何度観ても本当に可愛いなぁ~~(*^ ^*)。
この前後で、上手から紅いマントをつけた騎馬隊の面々が登場。
イルス(日向燦)、嶺乃一真くん、彩城レアちゃん、アーサー(煌雅あさひ)、鳳真由ちゃん。
それぞれ、店を物色したり女の子にモテたり、いろいろしているんですけど……なんだかもう、チェックしきれないんで諦めつつあります(だって女の子たちが可愛いんだもん!)(そんな投げやりな…)
騎馬隊の面々を店に誘う女の子たち。
舞台センター付近で、誰かを誘っていたきらりんが、ふと上手に視線を滑らせて、いきなりハートマークを撒き散らし、今まで話していた相手を無視して叫びだす。
「ちょっと!あれはヨン家のホゲ様よーーーーっ!!」
……ホゲ様、かっこいいです。女の子に囲まれて、鼻の下伸ばしていてもサマになる。
思わず溜息をついて諦めたくなったくらい、二枚目でした。
そして、そんなホゲ坊っちゃんを自慢げに見ているイルスが好きだ(^ ^;ゞ。
「一時間だけだぞ!」というキメ台詞(?)と共に、トラジの店の牡丹の間に通されるホゲ様一行。
…ホゲ様の台詞をきいたさあやの喜びようが素晴らしいです。手を打って飛び上がってるよこの人。………かわええ~~~(壊)。
時系列がちょっと怪しいのですが。
たしか、トラジの店の女の子たちが歌い踊るのを見ていたスジニが、このあたりでちょっと溜息をついて「あたし、ここでは男の子になるよ!」って言う…んでしたよね?
それはもっと前でしたっけ?
とにかく、トラジの店に入っていったホゲ様を見ながら、「あれがチュシンの星が輝く夜に生まれたヨン・ホゲか…(神器を見る)まぁ、しばらく様子をみてみよう」と落ち着いた声で呟くヒョンゴ。
とにかく辻占の店を開くことになり、「チラシを配ってこい」と言われて「えぇ~、あたしがぁ、じゃなくて、俺がぁ~!?」と律儀に言い直しながら舞台センターへ出てくるみわっち。
同時に上手から登場するのは、キハを先導するサリャン(華形ひかる)。
みわっちスジニに「そこの白髪のおにいさん!」と呼びかけられて、憮然として顔をあげるサリャンが素敵♪
しかーし、「急いでいるからどけ」っていうだけで良いはずなのに、サリャンに「ヤン王さまの具合が悪いのでご祈祷に行く途中なのだ」まで喋らせてしまう小池脚本の無駄のなさに感動します。で、二人が下手に立ち去った後、「噂だ噂だ!」と歌いだすトラジとヒョンミョンたちが凄い生き生きとしたエネルギーに満ち溢れていて、素敵。ホゲ様一行が“牡丹の間”にしけこんだ後も、客引きのため(?)に通りに残っていた甲斐があったね、さあや(*^ ^*)。
ちなみに。
“トラジの店”は……焼肉屋だってことでいいんでしょうか?劇場のすぐ近くにもありますけど(爆)。プログラムに広告載せてもらえばいいのに、商売っ気ないんだから…(^ ^;
第六場 王宮の書庫
「タムドク皇子とヨン・ホゲ様と、どちらがなるのか高句麗王!?」という人々のコーラスがキマると、くるりと盆が回って、王宮の書庫に。
下手端で、サリャンがキハに「神器に関する書物を探せ」というプルキルの指令を伝える。
書庫に忍び込むキハ。
街中の喧騒からはほどとおい書庫の中では、「文字さえ読めない」と言われているタムドク皇子が、父王の病を治す方法はないかと書籍を調べている。
ホゲの知らない、タムドクの真実。王宮の奥深く隠され、ほとんど「白痴」に近い風評を流されて。コ将軍や近衛隊の面々以外には軽んじられてばかりの自分を、そうあらねばならないことは解っていても、悔しくは思っているんでしょうね、きっと。
母は疾うに亡く、政務に忙しい父は遠い人で会うこともままならず、親友・ホゲとの交流も余人に知られてはならない。そんな中で、偶々知り合った天地神堂の巫女の不思議な存在感に心惹かれる。それはなんとなく、解るような気がします。
でも、会ったばかりの女を父王の許に連れて行くのは、もう少し慎重に考えたほうがいいと思うよ…?
第七場 ヤン王の寝室
王の病状を確認するため、後宮に向かう二人。
誰何して目的を聞くカクダンや近衛兵、侍女たちの目を怖れてびくびくしているキハが結構可愛い(^ ^)。
書庫で調べものをしていたときの暗い顔とはうってかわって、悪戯っ子っぽい顔をして先導するタムドク。書庫で「能力を教えてくれたら、書庫に忍び込んだことは黙っていてあげる」と言う場面もそうなんですけど、この辺のキャラクター設定にまとぶんらしさが出ていて、“可愛い男の子”なんですよね、皇子様は。隠されて育った彼にとって、これが「生まれて初めての冒険」だったんだろうなあ、と……。
ヤン王の寝室で、心配そうに、でも“遠い人”を視る眼で父王を見るタムドク。
父王に近づき、触れ、父王の口にするものに手をつけるキハを、見張る気配もなく好きなようにやらせているのはちょっと問題のような気もしますが。まぁ、チュシンの王には“信じるべき人”と“そうでない人”を一目で見分ける能力があるのかもしれん……と思うことにします(汗)。
医者の煎じた薬草茶に毒が入っていたことがわかり、なにやら決意の表情のタムドクにスポットがあたって、暗転。次の場面に行くわけですが。
長くなってきたので、今日はこのあたりで☆
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コメント
丁寧な、それでいて女の子達への壊れ方がよくわかるレポ楽しいです(*^-^)b
ポンファ通りの冴月くん、目にとまります。
カボチャを手に歌ってますね〜可愛いですね〜八百屋のセットで大根やザルに入った青菜をお客にすすめては誰も買ってくれないのが可愛いです。
トラジの店の女の子達が歌の途中で通りの男達にアピールする時、けっこう大胆にメファの腰に抱きついてる冴月くんがツボ。
と同時に、宝塚の娘役さんのウエストって公共の場所なんだなぁと思ったり(違います)。
ここを通りかかるヨン・ホゲ様ご一行は、訓練だか仕事の帰り? 時間制限ってことはまさか仕事中?(^^;
アーサーを探したいけど、いつホゲ様が現れるか気が気じゃなくてあまり見れないのが残念な場面……あそこで屈託なくイルスといるホゲ様が好き。(女の子達に囲まれてるホゲ様はまた別の可愛かっこよさ♪なので)(しかしホゲ様、お召し物のセンスが…)
で、つい忘れがちだけど、イルスもちゃんとカッコよくて女の子にモテるのが嬉しいな。
この時はまだ噂の彼は違う立場なので行動を共にしておらず…女性が苦手、女っ気ナシ、な設定はここも影響してる?
ヒョンゴの「あの方が〜」を受けて、スジニが「たしかにカッコイイけど〜♪」っていう言い方がやんちゃな女の子っぽくて可愛い。
ところでタムドクが普通に字を読めるのをホゲは知っているのかと思ってたけど…槍稽古でのみ会ってるのかなぁ?
タムドクはホゲを「武力(武芸?)にすぐれた」と評してるから(←失礼な)、やっぱり稽古友達なのかしら? だんだん細かいことが知りたくなってきますね。
ではではレポの続きを楽しみにしてます〜♪
ルナちゃん今回目立ってますよねぇ~!!「蒼いくちづけ」でも目立つ役に入っていたので、小池さん好みなのかな?前から大好きなので嬉しいです☆そうそう、カボチャ売ってますよね、一所懸命(^ ^)。可愛いんだこれが♪
>宝塚の娘役さんのウエストって公共の場所なんだなぁと思ったり(違います)。
笑。娘約さんは、太腿も相当に公共の場所になってますよねー(あれ?)
騎馬隊一同は訓練の帰りだと思ってます。勝手に。で、「1時間だけ」なのは、早くママの顔が見たいからに違いない!というのは冗談ですが、たぶん部下たちの分まで払うにはちょっと懐が寂しいとか、そういうしょうもない理由なのでは?と思ってます。
で、イルスは、というか、今回マメちゃんはめっちゃ二枚目でかっこいいですよね(*^ ^*)イルス語りは後でまとめてする予定(笑)。
>ところでタムドクが普通に字を読めるのをホゲは知っているのかと思ってたけど…槍稽古でのみ会ってるのかなぁ?
真実はわかりませんけれども、字が読めることくらいは知ってると思います。で、その能力を隠していることも知っている。その程度には本音で付き合っているんだと思いたい。じゃないとあまりにもさびしすぎる。
でも、タムドクに難しい書物を理解するだけの能力と知識があることは、ホゲも知らないんじゃないかな、と思ったのでああいう書き方になりました。そのあたりの知識はコ将軍が教えたのか、誰か舞台には出てこない家庭教師がいたのか、その辺が気になるところではあります。
っていうか、一番気になるのは、ホゲはそういう難しい書物を理解できるのか?ってところなんですけどねぇ……。なんとなく、あんまり本とか読みそうにない(かろうじて兵法はやるけど、医学とか興味なさげな)イメージがあるんですけど。どうなんでしょう。
> イルス語りは後でまとめてする予定(笑)。
これ、すごい楽しみにしていますね(^^)
ホゲ様・・・兵法とかケンカ殺法とか(?)興味のあることはどんどん読みすすめて実戦して(おそらくイルス相手に)研究して探求してそうなイメージです。・・・それなりに真面目そうなので、野営の仕方とか、仲間とやれそうな事はしてそう。槍や刀傷の応急処置までは勉強してそうだけど、専門的なことはやらないでしょうね。
でも学問に関してはいやいやながらも、それなりには取り組んでそうですが。
決して頭が悪くは見えないのが人物イメージを複雑にしているのかなと思います。金持ちのドラ息子に見えた方が多分、タムドク主役の物語的としてはまとまる(→ホゲがわかりやすい悪い敵役になるから)んだろうなとは思うものの、そんな平坦な物語はつまらないから、今のままがやっぱり良い。
あと、韓国ドラマに出てくる気の強い女性はえてして支配的ですね。それがママとなるとまぁ強烈だったでしょうね(^^;;;
強烈なママのフォローを、何気にパパがしていたかもなとか、友達と(おそらく子供時代はイルス達と友達だったと思うんですよ。チョク・ファンとは16〜18才くらいの青年期に部族内の試合かなんかで初めて剣だか槍を合わせてお互いを認め、よきライバルとなっていたのではないかと想像します・・・。「どうせなら私と戦え」は、ホゲがタムドクを庇う意味のあるけど、むしろチョク・ファンに対して「弱い者いじめなんてつまらない事する奴になるなよ」と諫めてるように聞こえてしまいます。チョクファンは、ホゲの武芸の腕前と信頼関係の二重の意味において「腕を磨いて出直します」と、剣(だから槍だってば)を退いたのではないでしょうか?)
・・・だめだ、どうしてもよけいなものがたりがでてきてしまう・・・私こそ、性根を洗って出直します。
今更のレスで失礼致しましたm(_ _)m
うんうん、そういうイメージですよね。座学はホントは興味ないけど、必要性を理解した分はちゃんとやってそう。
ヨン・ホゲは、将として「軍を率いて遠征し勝利を収めた」実績のある人で、だからこそ王の血筋ではないのに次代の王の候補になっている、という設定なので、金持ちのドラ息子では成り立ちません(^ ^)。
ホゲが王になるべき(なってもおかしくない)英雄なのだ、という印象を最初に与えておかないと、タムドクが王になるまでの苦難の意味がないので、これで良いんだと思います。
作劇上、ホゲは敵役であって悪役ではないので…。
>あと、韓国ドラマに出てくる気の強い女性はえてして支配的ですね。それがママとなるとまぁ強烈だったでしょうね(^^;;;
儒教の国ですからねー。(好太王の時代に儒教があったのかどうかわかりませんが)(
セームとヨン・ガリョの力関係は、おもしろいなあと思います。大好きです、パパ。
チョク・ファンは、私の中のプチストーリー(←んなもん作るな)では、ホゲの初陣で副官になったチョク・ファン(←国官)が、最初のうちは「どうせ貴族のドラ息子…」と侮っていたのに、次第にその器の大きさに惚れ込んで……みたいな感じです。ま、ラインハルトに入れ込むミッターマイヤーを連想しただけなんですけどね(苦笑)。