今日、出かけた帰りに本屋に入ったら、新堂冬樹の「忘れ雪」が一番目立つところに売っていました。
「カラマーゾフの兄弟」も「海外小説」のコーナーに平積みになっているし、
「大王四神記」の解説本やら写真集やら、4,5種類並んでいるし……
……もしかしてこの本屋、経営者か店員にヅカファンがいるのか…?
(そういや昔は歌劇を置いてたんですよねー。いつの間にかやめちゃったけど)
別に、どこにも「宝塚歌劇団が舞台化!」とか書いてあるわけではないのですが。
そういえば「血と砂」も売ってたな…。
ってことは、そのうち「怪傑ゾロ」が並んだりするのかな~。
小さな“町の本屋さん”ですけど、「書源」系列の、割とマニアックな本を置いてくれる店なので気に入っています。姪っ子の誕生日が近いので何かないかなーと思って行ってみたのですが、いろいろ収穫がありました♪
この日記では読んだ本の話はあまり書いていませんが、私はとりあえず調味料の裏書も一文字残さず読むくらいの活字中毒なので、みなさまも面白い本があったら教えてくださいね♪
雪組「ソロモン/マリポーサ」については、書きたいことはとりあえず全部書いたつもりだったのですが、尊敬する大先輩の夜野愉美さまのサイトでちょっとコメントさせていただいた内容を、すごーく上手にまとめていただいたので、こっちからもリンクさせていただきます(トラバしようと思ったのに、やり方が解んない/泣。Diarynoteめーーーーっ!!)。
ご興味のある方は、私なんかより100倍くらい表現力のある夜野様のサイトで、作品を思い出してあげてくださいませ。
http://nights-entertainment.blog.so-net.ne.jp/2008-11-21
そう。あの話は、あそこまで露骨に、細部にわたって「キューバ」らしさを出していながら、あくまでも「架空の国」であることが(正塚さん的な)ポイントなんだろう、と思って観ていました。
チャモロ(=カストロ)の人生にもたくさんの分かれ道があって、
今のキューバはその分かれ道の一つの結果でしかなくて、
グランマ号で上陸した時点では、まだまだ無限の可能性があったはずだった、と。
もちろん、その可能性の中にはカストロ(とチェ)が上陸と同時に命を落とすというものもあったし、
二人が仲良く最後まで国づくりに取り組むというのもあったはず。
でも、カストロは無限の分かれ道のどこかでチェとは違う道を選んだ。
チェは、無限の分かれ道のどこかで、カストロとは違う道、キューバを離れるに至る道を選んだ。
たぶん、バティスタ政権が倒れるよりもずっと前、に。
正しい道など存在しない。ただ、分かれ道を一つ一つ選んできただけ。
グランマ号に乗るか乗らないか、
山へ逃げるか、残って闘うか、
キャンプに籠もるか、討って出るか、
……英雄になるか、ならないか。
ネロもまた、分かれ道をひとつひとつ、選んでここまで生きてきた。
「できることがあるなら、やる」と。
それが俺の価値だ、と。
ああ、………本当にいい男だったなあ、ネロもエスコバルも……(うっとり)。
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「カラマーゾフの兄弟」も「海外小説」のコーナーに平積みになっているし、
「大王四神記」の解説本やら写真集やら、4,5種類並んでいるし……
……もしかしてこの本屋、経営者か店員にヅカファンがいるのか…?
(そういや昔は歌劇を置いてたんですよねー。いつの間にかやめちゃったけど)
別に、どこにも「宝塚歌劇団が舞台化!」とか書いてあるわけではないのですが。
そういえば「血と砂」も売ってたな…。
ってことは、そのうち「怪傑ゾロ」が並んだりするのかな~。
小さな“町の本屋さん”ですけど、「書源」系列の、割とマニアックな本を置いてくれる店なので気に入っています。姪っ子の誕生日が近いので何かないかなーと思って行ってみたのですが、いろいろ収穫がありました♪
この日記では読んだ本の話はあまり書いていませんが、私はとりあえず調味料の裏書も一文字残さず読むくらいの活字中毒なので、みなさまも面白い本があったら教えてくださいね♪
雪組「ソロモン/マリポーサ」については、書きたいことはとりあえず全部書いたつもりだったのですが、尊敬する大先輩の夜野愉美さまのサイトでちょっとコメントさせていただいた内容を、すごーく上手にまとめていただいたので、こっちからもリンクさせていただきます(トラバしようと思ったのに、やり方が解んない/泣。Diarynoteめーーーーっ!!)。
ご興味のある方は、私なんかより100倍くらい表現力のある夜野様のサイトで、作品を思い出してあげてくださいませ。
http://nights-entertainment.blog.so-net.ne.jp/2008-11-21
そう。あの話は、あそこまで露骨に、細部にわたって「キューバ」らしさを出していながら、あくまでも「架空の国」であることが(正塚さん的な)ポイントなんだろう、と思って観ていました。
チャモロ(=カストロ)の人生にもたくさんの分かれ道があって、
今のキューバはその分かれ道の一つの結果でしかなくて、
グランマ号で上陸した時点では、まだまだ無限の可能性があったはずだった、と。
もちろん、その可能性の中にはカストロ(とチェ)が上陸と同時に命を落とすというものもあったし、
二人が仲良く最後まで国づくりに取り組むというのもあったはず。
でも、カストロは無限の分かれ道のどこかでチェとは違う道を選んだ。
チェは、無限の分かれ道のどこかで、カストロとは違う道、キューバを離れるに至る道を選んだ。
たぶん、バティスタ政権が倒れるよりもずっと前、に。
正しい道など存在しない。ただ、分かれ道を一つ一つ選んできただけ。
グランマ号に乗るか乗らないか、
山へ逃げるか、残って闘うか、
キャンプに籠もるか、討って出るか、
……英雄になるか、ならないか。
ネロもまた、分かれ道をひとつひとつ、選んでここまで生きてきた。
「できることがあるなら、やる」と。
それが俺の価値だ、と。
ああ、………本当にいい男だったなあ、ネロもエスコバルも……(うっとり)。
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コメント
有難うございます(ぺこり)
この公演は自分の関係する人が出てないほうが楽しめますね
出ているとほら、ついつい「ああ、出番が無いよ」とか「1時間の休憩の間、ちゃんと身になることをしてるだろうか」とか「だからダンスのレッスンもっと出ろと言ったのに」などなど様々なことが頭をよぎってしまい、気が付くと戦闘場面となり
ネロとエスコバルのカッコよさにうっとり~
で、エスコバルが死んでゆく様を勝手に想像して涙する・・・
という、深みの無い観劇をしておわってしまったのです。とほほのほ
それにしても、この時代に青春を過ごした人には心に刻み付けられた時代なんだなぁと
思ってみていたのですが、なんと世代が全然ちがうねこさまもこんなに深く深く考えて
みていらして、ほんと、尊敬してます(きらりん☆)
宙組の正塚作品はいったいどんなものになるか、楽しみですね
本当に仰るとおりです。
「ソロモン」はらぎちゃんが使われすぎてて(しかも必死で踊ってるので目が離せなくて)
なかなか全体を観ることができなかったし、
「マリポーサ」は逆に、らぎちゃんは最初の本役での出番以外は麗しく飾られているだけで
ストーリーに関与しないので、逆に物語世界にどっぷり浸れました(^ ^)。
うーん、それにしても、あの名作「ブエノスアイレスの風」さえ捨ててしまうほど「マリポーサ」に入れ込んでた(ように見えた)正塚さんが、次はどんな物語を出してくるのか、本当に興味津々なんですけど私(^ ^;
「マリポーサ」で"正塚晴彦やりたい放題"カードを切ってしまったので、次回はもう少し、"その他大勢"キャストたちにも舞台の上にいる時間の長い、楽しい作品を創ってくれますように。
……一般ウケを狙う正塚晴彦とか、アイデンティティが崩壊しそうで心配ですけどねー(^ ^)