梅田のシアター・ドラマシティにて、 宝塚花組公演「銀ちゃんの恋」を観劇いたしました!!




面白かった!


切なくて、痛くて、苦しくて、
涙が止まらなくて、

でも、サイコーに楽しかったですp(^^)q!!



ぜひぜひ、一度は観てみてくださーい!!…みんな(主に心配なのは、銀ちゃんとヤス)の声が、ちゃんと出るうちに(笑)






なによりもまず、「銀ちゃん」のかっこよさに、乾杯。
思わず、「銀ちゃんかっこいい〜〜っ!!」と叫ばずにはいられない、輝かしさ。

そして、「小夏」の柔らかな可愛いらしさと「ヤス」の優しさ。おままごとのような、微笑ましい夫婦ごっこ。



この作品において、「銀ちゃん」はタイトルロールですが、観客の視点はつねにヤスに、あるいは小夏にあります。
一貫して、ヤスから見た「銀ちゃん」、小夏から見た「銀ちゃん」が描かれる。その二つの像は、つねに微妙な距離をおいて重なり合い、共鳴しあいつつ、「銀ちゃん」の実像には触れようとしない。

そこに居るのは、あくまでも“虚像のスター”としての倉丘銀四郎であって、“実在の個人”ではない。

だからこそ。

宝塚としては、あまりにリアルすぎて観るのも辛いほどだった、二幕のヤスと小夏の場面が、
(野々)すみ花ちゃんとみつる(華形ひかる)くんの、“かわいらしくて優しい”持ち味によってさりげなくカバーされ、その中で語られる銀ちゃんの性格破綻ぶりまでが、オブラートに包まれて、ファンタジーに、なる。
嘘のない、タカラヅカという名のファンタジーに。



銀ちゃんのカリスマぶりと、眩しいほどのスターオーラ。
そんなものが祐飛さんにあるなんて、今の今まで知りませんでした。
どんなに酷いひとでも、それ故にこそ愛さずにはいられない。それが、スターというものなのだ、と、

思い知って。



橘のめおちゃんの、さりげないスターオーラ。
まりんさんを中心とした、スタッフたちの手堅さ。
大部屋の俳優たち、
女優たち。



何よりも、下級生たちまで実に楽しそうに、遣りたい放題遣らせてもらって、楽しそうに輝いているのが、とても嬉しかったです。



楽まで、あと、10日。
みなさん、よろしくお願いいたします!!m(__)m

コメント

るなこ
2008年10月5日13:52

ねこさま、お久しぶりです!

>どんなに酷いひとでも、それ故にこそ愛さずにはいられない。それが、スターというものなのだ、と

突き刺さりました、この言葉。ねこさま、すごいよ…(涙)。
虚像のスターって、「スター」って、それでもいやそれ故か、代え難く素敵な存在ですね。
ゆうひさん銀ちゃん、見たかったなあ(お台場竜也祭りにかまけててチケット取り損なってるアホです。。汗)

nophoto
ゆか
2008年10月5日22:53

みつきねこさん、おひさしぶりです。
「銀ちゃんの恋」本当に楽しみだなぁ。

>みんな(主に心配なのは、銀ちゃんとヤス)の声が、ちゃんと出るうちに(笑)

私が観劇するのは東京公演の後半なんですが、大丈夫でしょうか?
月組観劇をあまりする機会のなかった私としてはまだ未知の部分が多い
祐飛さんですけど、祐飛さんの銀ちゃんとにかく期待してます!
みつきねこさん、後日もうちょっと詳しい感想も待ってますよ~。

nophoto
はにはに
2008年10月5日23:54

こんばんは

速報ありがとうございました。

ああ、もう早く観たい!!東京まで待っているのがつらいです。

みんなの声が無事でありますよう祈っていますね。
ゆかさん同様に私も詳細なる感想おまちしています。

みつきねこ
2008年10月8日2:05

るなこさん、ゆかさん、はにはにさん、みなさんコメントありがとうございます~!!
やっと家に帰ってまいりました(^ ^)。

つか芝居に出る役者は、一回や二回声が出なくなるのは当たり前って話も聞きますが。
魂を振り絞るような台詞が多いので、どうしても喉はやられちゃうんでしょうねぇ。手加減したら芝居にならないし。
最初に観たときは、「銀ちゃん、声大丈夫か!?」って感じでしたけど、回を追うにつれて銀ちゃんは回復に向かい、そして、ヤスがどんどん色っぽいかすれ声になっていきました……。
大丈夫かなーーーー(祈)

とりあえず、ひとり残らずみんな素晴らしいです。下級生が本当に楽しそうに、嬉しそうに芝居をしていて、それを観ているだけで幸せでした。
ぜひぜひ!ご覧になってくださいませーっ!!