ME AND MY GIRL in博多【3】
2008年8月18日 宝塚(月) コメント (2)花組の大伴れいかさんが、昨日の花組東宝劇場公演千秋楽日付けで退団されたことが発表されました。
……全然知りませんでした。
ファンの方はご存知だったのでしょうか?知らなかったんならお気の毒だなあ(T T)。
集合日付け以外の「事後発表」って初めて聞いたような気がするのですが、前例があったのでしょうか?
下級生の集合日退団でさえ寂しいのに、あれだけの上級生になって事後発表とは……(@ @)。吃驚です。
たとえ、大階段を降りて挨拶して……は出来ないにしても、せめて、何らかの形でお見送りしたかった。元月組の千紘れいかさんの時も、集合日の翌日だったかに発表があって、楽でのご挨拶やパレードこそなかったけれども、とにかく「お見送り」することは出来たのに。
何があったのか知りませんが、前から決まっていたのなら発表だけでもしてほしかったです。それが残念。
せっかく一公演ご一緒したのになー。
……なにはともあれ。
みほちゃん・かりやんと合わせて3人、みなさまのお幸せを祈っていますm(_ _)m。
と、いうわけで。
月組博多座公演「ME AND MY GIRL」、下級生編、です。
●プロローグ〜ヘアフォード邸
「客の紳士」は鼓英夏さん、有瀬そうさん、篁祐希くん。これに仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃん、響れおなくん、まん(貴千碧)ちゃん、千海華蘭ちゃん、輝城みつるくんを入れて8人で踊り、唄う。
大劇場では、仲買人は同じく5人ですが、紳士は10人以上いたことを思えば、少ない人数でよく空間を埋めたな、という感じでした。
まぁ、舞台のサイズも違うし、そもそもプロローグのカーテン前の人数はそんなに違っていないと思うので、そんなに感心するほどではないのかもしれませんが。
みっぽー(美鳳あや)が確かりこちゃんと組んでいて。
「ファンシー・ダンス」か何かでもこの二人が組んだ場面があったのですが、そのときは「り、り、りこちゃん!?そんなところで何してんの!お姉さまの邪魔でしょう!?」くらいの存在だったりこちゃんが、いつの間にやらすっかり大人びて格好良くなって、みっぽーを落ち着いてリードできる風格が(ちょっとだけ)身についていたのに感心しました。ダンスというほどのダンス場面んではありませんが、身のこなしのキレイなカップルで、いい芝居してました。っていうか、お髭、似合いすぎです…。
(天野)ほたるは本当にキレイだったなあ〜!
鼓くんは、なんだか化粧が変わったような気がしました。細面の繊細な顔だちですが、なんだか男前だったなあ。歌いながら相手の女性(ほたるだったかな?)の肩を抱いたり、腰に手を回してエスコートしたりする姿が格好良くてドキドキしました(*^ ^*)。
響くんはひたすら可愛かった!あうう、相手が誰だったか覚えてない…(T T)。
篁くんが、知らないうちにすっかり垢抜けて美形になっていて吃驚しました。だいぶ痩せたのかな?本公演では全然見つけられなかったのですが、あんなに面変わりしてちゃ解らなくても仕方ないかも…。
博多座ではかなり目立っていましたよ♪一生懸命気障っているのが、ものすごーくほほえましい☆あんなに美形なのに顔芸が止まらないところが、月っ子らしくて愛嬌たっぷりで、大好きです♪
有瀬くんは、あの体格で顔が可愛らしいので苦労されていらっしゃいますねぇ。いっそ「可愛い☆」で押し通す手も……ないか(^ ^;ゞ
娘役さんは、蘭乃はなちゃんと都月みあちゃんが下手、真愛涼歌ちゃんと美宙果恋さんが上手…だったような気がします(違っていたら教えてください)。
美宙さんだけなかなか覚えられなかったのですが、ふっくらした笑顔が可愛いですね♪蘭ちゃんとみあちゃんの並びは目の保養でした。すっかり花娘に心奪われていた猫ですが、月娘もやっぱり可愛い☆
セットがぐるりと回って、ヘアフォード邸。
2階(?)のジェラルドが、声に出さずに「ジャッキー!ジャッキー!!」と呼びかけて、ニュースを伝えたがっているのが滅茶苦茶かわいい!そして、全く気づかずに無視しているジャッキーも超可愛い(はぁと)
で、「あっそうだ!」と何かを思いついたジェラルドが、足元からいそいそと取り出すのが銅鑼なところが……貴族だなあ☆
で。ジェラルドの「ニュースだ!みなさんお聞きなさい!」で、とりあえず安堵しちゃいます。みりお(明日海りお)もまさお(龍真咲)も、どちらもつやのあるいい声でした。ジェラルドが良いと、作品のレベルがぐっと上がりますね♪
前半ジェラルドだったまさおの方が、すこーし声が高いのかな?
みりおくんは、一番声が出る音域らしく、伸び伸びと甘い声で滑舌も良く、歌詞がとってもわかりやすかったんですが、まさおは少し歌いにくそうでした。本来ウザいくらい滑舌のいい人なので、多分音域の問題なんだろうな、と。
男役としては、あの辺りの音域が得意だと強みになるので、もう少しがんばれー!と思いました。
その代わり、ジャッキーの音域はまさおがどんぴしゃ。娘役には微妙に低い音域のせいか、(城咲)あいちゃんはだいぶ苦労されていましたし、みりおくんもちょうどチェンジボイス、って感じでしたけど、まさおは本当にいい声で歌ってました。「色は黒いの?」とか、フレーズの切れ目で微妙に“くぃっ”と上げ気味に抜くところが色っぽくて、ちょっとくらっときました(*^ ^*)。
お客さまたちが抜けて、仲買人だけが下手のテーブルに残り、ジャッキーとジェラルドを中心に「Thinkin’ of No One But Me」。
……っていうか、その前のジェラルドとジャッキーの会話が凄く自然で、当たり前で、なんだかもう、それだけで嬉しかったです。
何をしても(やらかしても)「ああ、この人は貴族なんだな」と思わせる、浮世離れした存在感。二人とも、ホントにちゃんと役に入れてるな、と、(どっちのバージョンでも)しみじみと思いました。
まさおのジェラルドは、ひたすら優しい、真っ直ぐに育った青年、って感じでした。育ちが良くて裏表のない、面白みがないくらい真っ白で誠実な坊や。
男役が女役をすると、学年よりかなり大人っぽい印象になるので(いかに“娘役”が造られた存在かが如実に出ますよね、男役の女装と並べてみると)、みりおジャッキーの方が1,2歳年上で、ジェラルドはちょっと背伸びした感がありました。
声が高めなので、余計若く、頼りなーい感じになったのかも(汗)。
ジャッキーに「働くのよ!」と言われて、「家名に瑕をつけるのかい?昼前に起きるのかい!?」と憤慨する芝居とか、本当に世間知らずな感じで可愛かったです(はぁと)。
対するみりおジェラルドは、優しいけれども案外やんちゃな“少年”。競馬場に行くのも、下世話な言葉を使ってみせるのも、子供っぽい好奇心でもぐりこんでいるんだろうな、と思わせて違和感がない。頭が良くて遊び上手で、意外と裏の顔を持ち合わせていそうな貴族の坊や、という感じ。
役柄の幅の広い人だなあ、とあらためて感心しました。ビルがあんなにハマり役だったのに、ジェラルドもこんなに嵌るなんて。あの学年で「裏の顔」を想像させる芝居力はすごいなあ、と思います。見た目はあんなに可愛いのに、ねぇ(^ ^)。
ただ、まぁ、“少年”にしか見えない持ち味は……いつか時間が解決するのでしょうか(涙)。
キャラクターは全然違うんですけれども、みりおくんって、案外雪組のキム(音月桂)ちゃんに似ている部分があるんだな、と思いました。子供っぽい外見と、意外と攻め系の大人の役柄が似合う持ち味のギャップ、という意味で。
もう少し成長したら、まさおの沖田にみりおの土方で「星影の人」とか、もしかして激似合うんじゃないかと思ったりします。
あるいは、みりおの賢治/ジョバンニにまさおのカムパネルラで「イーハトーヴ・夢」とか、みりおのおたか(ヴァイオラ)/高五郎(セバスチャン)にまさおの入谷(オーシーノ)で「エピファニー」とか、ね。
ジャッキーは、実際まさおがあまりにも嵌り役で、ちょっとみりおくんの記憶が飛んでしまったくらいです(涙)。
あいちゃんのジャッキーは、また全然アプローチが違っていて、“娘役のジャッキー”として一つの完成形だったと思うのですが。
まさおのジャッキーは……なんだろう。とにかく、猫はすごーく嵌りました。あの可愛らしさと無茶っぷりに!(*^ ^*)
キュートでチャーミングで、(猫にとって)最高のジャッキーでした☆
美貌ではみりおに一歩譲りますが(涙)、スタイルのバランスがよくて、遠目にはキレイに見えたし。歌も良かったし、ダンスも良かった♪りこちゃんに軽々と抱き上げられて、にこにこしているのが可愛くて可愛くて……もう大変!まさおの方がりこちゃんより大きいと思うんですが、乗り方が巧いのか乗せ方が巧いのか、キレイでしたね。同期なんだよなーこの二人、と思いながら見入ってしまいました(笑)。
ナンバーが終わって仲買人がはけると、“一家の皆様”のお話し合いの場に。
ちなみに、ビルを迎える従僕は五十鈴くん。えりおっと(姿樹えり緒)も巧かったけど、五十鈴くんの声の良さはまた格別ですね♪
パーチェスターの「お屋敷の弁護士」をはさんで、ビルとサリー、二人の場面。もうとにかく二人が可愛くて可愛くて、もうダメ!って感じです。
「ME AND MY GIRL」のナンバーの後、ヘザーセットと共に出てくる5人の召使は、テーブルに近いほうから篁・響・有瀬・鼓・五十鈴(サリーにいじられるのは2番目の響くん)。みんないい姿勢です。
それにしても、この場面に出ているメンバーで、本公演から引き続きなのは五十鈴くんだけ…かな?とにかく、みっぽー・おときち・ほたる以外は全員が大幅に役替りした今回の公演、下級生を探して見分けるのが、本当に大変でした(汗)。
まー、それにしても研ちゃんのヘザーセットは、本当〜!に素敵でした。最初のうちは、ビルを受け入れられない芝居をきっちりやっていて、かなりイケズなところがとても素敵(はぁと)。
「ここにあるものは、すべてあなたさまのものでございます」と何回か繰り返すところで、だんだん「ま、まさかこんなことになるとは……」と焦りはじめるのがすごくリアルで良かったです。いやー、月組っ子らしい芝居だなあ(惚)。
(嘉月)絵理さんが卒業なさった今、あの系譜を継ぐのは研ちゃんになるのでしょうか…ドキドキ。ああ、サロンコンサート行きたいよ〜〜(涙)
と、いうところで、やっとこさっとこ場面転換。
ま、まだ一場なんだけど私……どんだけかかるのよ、ねぇ(T T)。
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……全然知りませんでした。
ファンの方はご存知だったのでしょうか?知らなかったんならお気の毒だなあ(T T)。
集合日付け以外の「事後発表」って初めて聞いたような気がするのですが、前例があったのでしょうか?
下級生の集合日退団でさえ寂しいのに、あれだけの上級生になって事後発表とは……(@ @)。吃驚です。
たとえ、大階段を降りて挨拶して……は出来ないにしても、せめて、何らかの形でお見送りしたかった。元月組の千紘れいかさんの時も、集合日の翌日だったかに発表があって、楽でのご挨拶やパレードこそなかったけれども、とにかく「お見送り」することは出来たのに。
何があったのか知りませんが、前から決まっていたのなら発表だけでもしてほしかったです。それが残念。
せっかく一公演ご一緒したのになー。
……なにはともあれ。
みほちゃん・かりやんと合わせて3人、みなさまのお幸せを祈っていますm(_ _)m。
と、いうわけで。
月組博多座公演「ME AND MY GIRL」、下級生編、です。
●プロローグ〜ヘアフォード邸
「客の紳士」は鼓英夏さん、有瀬そうさん、篁祐希くん。これに仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃん、響れおなくん、まん(貴千碧)ちゃん、千海華蘭ちゃん、輝城みつるくんを入れて8人で踊り、唄う。
大劇場では、仲買人は同じく5人ですが、紳士は10人以上いたことを思えば、少ない人数でよく空間を埋めたな、という感じでした。
まぁ、舞台のサイズも違うし、そもそもプロローグのカーテン前の人数はそんなに違っていないと思うので、そんなに感心するほどではないのかもしれませんが。
みっぽー(美鳳あや)が確かりこちゃんと組んでいて。
「ファンシー・ダンス」か何かでもこの二人が組んだ場面があったのですが、そのときは「り、り、りこちゃん!?そんなところで何してんの!お姉さまの邪魔でしょう!?」くらいの存在だったりこちゃんが、いつの間にやらすっかり大人びて格好良くなって、みっぽーを落ち着いてリードできる風格が(ちょっとだけ)身についていたのに感心しました。ダンスというほどのダンス場面んではありませんが、身のこなしのキレイなカップルで、いい芝居してました。っていうか、お髭、似合いすぎです…。
(天野)ほたるは本当にキレイだったなあ〜!
鼓くんは、なんだか化粧が変わったような気がしました。細面の繊細な顔だちですが、なんだか男前だったなあ。歌いながら相手の女性(ほたるだったかな?)の肩を抱いたり、腰に手を回してエスコートしたりする姿が格好良くてドキドキしました(*^ ^*)。
響くんはひたすら可愛かった!あうう、相手が誰だったか覚えてない…(T T)。
篁くんが、知らないうちにすっかり垢抜けて美形になっていて吃驚しました。だいぶ痩せたのかな?本公演では全然見つけられなかったのですが、あんなに面変わりしてちゃ解らなくても仕方ないかも…。
博多座ではかなり目立っていましたよ♪一生懸命気障っているのが、ものすごーくほほえましい☆あんなに美形なのに顔芸が止まらないところが、月っ子らしくて愛嬌たっぷりで、大好きです♪
有瀬くんは、あの体格で顔が可愛らしいので苦労されていらっしゃいますねぇ。いっそ「可愛い☆」で押し通す手も……ないか(^ ^;ゞ
娘役さんは、蘭乃はなちゃんと都月みあちゃんが下手、真愛涼歌ちゃんと美宙果恋さんが上手…だったような気がします(違っていたら教えてください)。
美宙さんだけなかなか覚えられなかったのですが、ふっくらした笑顔が可愛いですね♪蘭ちゃんとみあちゃんの並びは目の保養でした。すっかり花娘に心奪われていた猫ですが、月娘もやっぱり可愛い☆
セットがぐるりと回って、ヘアフォード邸。
2階(?)のジェラルドが、声に出さずに「ジャッキー!ジャッキー!!」と呼びかけて、ニュースを伝えたがっているのが滅茶苦茶かわいい!そして、全く気づかずに無視しているジャッキーも超可愛い(はぁと)
で、「あっそうだ!」と何かを思いついたジェラルドが、足元からいそいそと取り出すのが銅鑼なところが……貴族だなあ☆
で。ジェラルドの「ニュースだ!みなさんお聞きなさい!」で、とりあえず安堵しちゃいます。みりお(明日海りお)もまさお(龍真咲)も、どちらもつやのあるいい声でした。ジェラルドが良いと、作品のレベルがぐっと上がりますね♪
前半ジェラルドだったまさおの方が、すこーし声が高いのかな?
みりおくんは、一番声が出る音域らしく、伸び伸びと甘い声で滑舌も良く、歌詞がとってもわかりやすかったんですが、まさおは少し歌いにくそうでした。本来ウザいくらい滑舌のいい人なので、多分音域の問題なんだろうな、と。
男役としては、あの辺りの音域が得意だと強みになるので、もう少しがんばれー!と思いました。
その代わり、ジャッキーの音域はまさおがどんぴしゃ。娘役には微妙に低い音域のせいか、(城咲)あいちゃんはだいぶ苦労されていましたし、みりおくんもちょうどチェンジボイス、って感じでしたけど、まさおは本当にいい声で歌ってました。「色は黒いの?」とか、フレーズの切れ目で微妙に“くぃっ”と上げ気味に抜くところが色っぽくて、ちょっとくらっときました(*^ ^*)。
お客さまたちが抜けて、仲買人だけが下手のテーブルに残り、ジャッキーとジェラルドを中心に「Thinkin’ of No One But Me」。
……っていうか、その前のジェラルドとジャッキーの会話が凄く自然で、当たり前で、なんだかもう、それだけで嬉しかったです。
何をしても(やらかしても)「ああ、この人は貴族なんだな」と思わせる、浮世離れした存在感。二人とも、ホントにちゃんと役に入れてるな、と、(どっちのバージョンでも)しみじみと思いました。
まさおのジェラルドは、ひたすら優しい、真っ直ぐに育った青年、って感じでした。育ちが良くて裏表のない、面白みがないくらい真っ白で誠実な坊や。
男役が女役をすると、学年よりかなり大人っぽい印象になるので(いかに“娘役”が造られた存在かが如実に出ますよね、男役の女装と並べてみると)、みりおジャッキーの方が1,2歳年上で、ジェラルドはちょっと背伸びした感がありました。
声が高めなので、余計若く、頼りなーい感じになったのかも(汗)。
ジャッキーに「働くのよ!」と言われて、「家名に瑕をつけるのかい?昼前に起きるのかい!?」と憤慨する芝居とか、本当に世間知らずな感じで可愛かったです(はぁと)。
対するみりおジェラルドは、優しいけれども案外やんちゃな“少年”。競馬場に行くのも、下世話な言葉を使ってみせるのも、子供っぽい好奇心でもぐりこんでいるんだろうな、と思わせて違和感がない。頭が良くて遊び上手で、意外と裏の顔を持ち合わせていそうな貴族の坊や、という感じ。
役柄の幅の広い人だなあ、とあらためて感心しました。ビルがあんなにハマり役だったのに、ジェラルドもこんなに嵌るなんて。あの学年で「裏の顔」を想像させる芝居力はすごいなあ、と思います。見た目はあんなに可愛いのに、ねぇ(^ ^)。
ただ、まぁ、“少年”にしか見えない持ち味は……いつか時間が解決するのでしょうか(涙)。
キャラクターは全然違うんですけれども、みりおくんって、案外雪組のキム(音月桂)ちゃんに似ている部分があるんだな、と思いました。子供っぽい外見と、意外と攻め系の大人の役柄が似合う持ち味のギャップ、という意味で。
もう少し成長したら、まさおの沖田にみりおの土方で「星影の人」とか、もしかして激似合うんじゃないかと思ったりします。
あるいは、みりおの賢治/ジョバンニにまさおのカムパネルラで「イーハトーヴ・夢」とか、みりおのおたか(ヴァイオラ)/高五郎(セバスチャン)にまさおの入谷(オーシーノ)で「エピファニー」とか、ね。
ジャッキーは、実際まさおがあまりにも嵌り役で、ちょっとみりおくんの記憶が飛んでしまったくらいです(涙)。
あいちゃんのジャッキーは、また全然アプローチが違っていて、“娘役のジャッキー”として一つの完成形だったと思うのですが。
まさおのジャッキーは……なんだろう。とにかく、猫はすごーく嵌りました。あの可愛らしさと無茶っぷりに!(*^ ^*)
キュートでチャーミングで、(猫にとって)最高のジャッキーでした☆
美貌ではみりおに一歩譲りますが(涙)、スタイルのバランスがよくて、遠目にはキレイに見えたし。歌も良かったし、ダンスも良かった♪りこちゃんに軽々と抱き上げられて、にこにこしているのが可愛くて可愛くて……もう大変!まさおの方がりこちゃんより大きいと思うんですが、乗り方が巧いのか乗せ方が巧いのか、キレイでしたね。同期なんだよなーこの二人、と思いながら見入ってしまいました(笑)。
ナンバーが終わって仲買人がはけると、“一家の皆様”のお話し合いの場に。
ちなみに、ビルを迎える従僕は五十鈴くん。えりおっと(姿樹えり緒)も巧かったけど、五十鈴くんの声の良さはまた格別ですね♪
パーチェスターの「お屋敷の弁護士」をはさんで、ビルとサリー、二人の場面。もうとにかく二人が可愛くて可愛くて、もうダメ!って感じです。
「ME AND MY GIRL」のナンバーの後、ヘザーセットと共に出てくる5人の召使は、テーブルに近いほうから篁・響・有瀬・鼓・五十鈴(サリーにいじられるのは2番目の響くん)。みんないい姿勢です。
それにしても、この場面に出ているメンバーで、本公演から引き続きなのは五十鈴くんだけ…かな?とにかく、みっぽー・おときち・ほたる以外は全員が大幅に役替りした今回の公演、下級生を探して見分けるのが、本当に大変でした(汗)。
まー、それにしても研ちゃんのヘザーセットは、本当〜!に素敵でした。最初のうちは、ビルを受け入れられない芝居をきっちりやっていて、かなりイケズなところがとても素敵(はぁと)。
「ここにあるものは、すべてあなたさまのものでございます」と何回か繰り返すところで、だんだん「ま、まさかこんなことになるとは……」と焦りはじめるのがすごくリアルで良かったです。いやー、月組っ子らしい芝居だなあ(惚)。
(嘉月)絵理さんが卒業なさった今、あの系譜を継ぐのは研ちゃんになるのでしょうか…ドキドキ。ああ、サロンコンサート行きたいよ〜〜(涙)
と、いうところで、やっとこさっとこ場面転換。
ま、まだ一場なんだけど私……どんだけかかるのよ、ねぇ(T T)。
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コメント
博多座ミーマイの詳しいレポ、ありがとうございます。
沢山の生徒さんを見分けていらして、それを覚えていらっしゃるねこさんの海馬は凄い・・・。
どの生徒さんも期待通りで、とっても嬉しく楽しく読ませて頂いています。
みおさん、吃驚でしたね。
花組は、黒蜥蜴で、星紀はんなちゃん(87期。当時研7?)と当時研4の生徒さん一人の、二人が、同じような辞め方をしています。
この時は、大楽で楽屋を出てきたドルちゃん(星紀はんな)が大きな花束を持っていたり、一緒に出てきた娘役がドルちゃんの写真を撮っていたりして、「なんだろう?」という雰囲気はあったんですよ。まさか、翌日退団が発表されるとは、誰も予想していませんでしたが・・・。
皆さん、それぞれに事情があるのだと思いますが、何方のお見送りも普通に、大劇場、東宝と、させて欲しいですよね。
博多座レポの続き、楽しみにしています♪
博多は本当に暑くて、熱くて、そして楽しかったです(はぁと)。
みおさんは驚きましたー。でも、黒蜥蜴の時もあったんですね
、事後発表って。まぁいろいろ事情はあるのでしょうけれども、とにかく「ああ、これで最後なんだな」と思いながら観る機会は与えてほしいなぁ、と思いますねぇ…。
私の好きな人たち、誰もそんなことしないでほしいよーーーー。