ME AND MY GIRL in博多【2】
2008年8月14日 宝塚(月)まだ旅先なのですが、あまりにも楽しくて、書かずにはいられない気分になってしまいましたので(汗)、
いまさらな速報を。
まず。
ミーマイって、このくらいの人数で上演するべき作品なんだなあ、としみじみ実感しました。
本公演も楽しかったけど、下級生はもちろん、十分中堅と呼ばれるはずの子も本当に出番がなくて淋しかったことも事実だったので…
一点の曇りもなく、ひたすら幸せな3時間15分。
霧矢ビルの、優しさと温かみ。(羽桜)しずくサリーとは少し年齢差のあるカップルですが、とにかく可愛くて、愛おしい恋人達。
きりやんビルの、少年のような純粋さと老獪な商人魂を併せ持った複雑な性格が、観れば観るほど面白くなります(はぁと)。
なんであんなに可愛いんでしょうねぇ…(*^_^*)
しずくちゃんのサリーは、とにかくカワイイ(はぁと)。みりお(明日海りお)くんと組んだ新人公演と、サリー自身の年齢設定はあまり変わらない感じでしたが、ビルが大人になったぶん、少し背伸びしてる感があって、痛々しいほど可愛かったです。
歌はまあ、かなみちゃんの美声を考えなければギリギリ及第点かと。
新公でカットされて、齋藤さんの愛情かと思った「顎で受け止めて」。チェンジボイスの処理に苦労しつつ、芝居でしっかりフォローして歌いきってくれたのが嬉しかった(「トリック!」とか、もう一頑張りほしいところはありましたが)。
そして、感心したのは、この歌(と、その前のマリアとの会話)があるために、サリーの“負けん気”と“口惜しさ”が凄く強く出てきたこと。
どうしてあたしじゃ駄目なんだろう?
いや、あたしじゃ駄目なのはわかってる。
だけど。
…ビルが必要としているのはあたしなのに、どうしてあたしは伯爵さまの隣にいられる人間じゃないんだろう…という、純粋な悔しさと落胆。
図書室での「もしもハートをなくしたら」リプライズ。
無力な自分。
自分を欲しがってくれるビルの想いに、応えられない無力な自分。
…結構個性的な声なので、声の好みで芝居の評価も分かれると思いますが、私はしずくちゃんのサリー、とっっても大好きです(はぁと)
すこーし疲れが出たのか、ちょっと台詞が上擦り気味なのがとても心配。無理をせず、楽まで大切に演じてほしい、と心から思います。
(桐生)園加ちゃんのジョン卿も本当に可愛くて、優しくて、同じく可愛い京(三沙)さんと、実に実に良くお似合い(はぁと)。パブでしずくサリーを見つけて、一瞬でほだされた時の表情が、すごくダンディで素敵でした♪
サリーの純粋さに幼い頃の自分たちを思い出して、可愛いサリー(とビル)のタメに何かしてやりたい、と。
最終的には、ちょっとした茶目っ気でサリーのレディ教育を内緒ですすめつつ、“元気のない”マリアをすかさず口説く、な〜んていう策略を廻らせて、「年季のいった軍艦」みたいに頑固なマリアを手に入れる。
正直、園加があんなにダンディおじさまが似合うと思わなくて、初見ではすごくびっくりしました。
気持ちが高ぶると声が上擦ったり高くなってしまったりする癖だけ気をつけて「落ち着いた口調」を心がけてさえくだされば、月組随一のおじさま役者になれるんじゃないでしょうかo(^-^)o
役替わりのまさお(龍真咲)&みりおのコンビは、どちらも本当によかった!!(感涙)
猫的好みでは、ジャッキー単体ではまさお、ジェラルド単体ではみりおに軍配(←いや、でも、どっちも良かったんですけど!)
でも、カップルではまさおジェラルド&みりおジャッキーが、背のバランスやキャラクターがお似合いだったかなあ(はぁと)。
こうなってくると、まさお&あいあい、みりお&あいあいのカップルをみてみたくなりますね(はぁと)。「太陽とシャッポー」でのリフトもなんとかなっただろうし!(^_^;
…でもいいの。まさお&みりお、持ち味も違うし共通するものはなさそうな気がする二人ですが、温かみのある優しさという共通項があるんですね。とにかくお似合いでした!
そういえば、アルマンド&ジョルジュも、すごく優しくて抜けてて、テンポの噛み合わなさがいい味になる、魅力的なコンビでした。
次は是非、男同士のコンビでみてみたいです(はぁと)よろしくお願いします>大野さん
他にも、あーちゃん(花瀬みずか)があまりに可愛くて、いっそサリーもダブルでどうよと思ったとか、
研(ルイス)ヘザーセットが凄く素敵だとか、
響(れおな)くんのボブがめちゃくちゃ優しくて可愛いとか、
パブの主人の鼓(英夏)くんがえらく美形だとか、
蘭(蘭乃はな)ちゃんのメイが悶えるほど可愛いとか、
仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃんとまん(貴千碧)ちゃん、髭が似合いすぎでびっくりする、とか、
しの(朝桐紫乃)ちゃんジャスパー卿の、サリーへの視線が優しくて温かいこととか、
とーやん(榎登也)の警官が、なかなか厳格な感じでかっこいいこととか、
五十鈴(ひかり)くんのご先祖がいい声だとか、
かえちゃん(良基天音)のランベスウォークが超面白いとか、
みっぽー(美鳳あや)、おときち(音姫すなお)、(天野)ほたるの85女傑三人が相変わらず締めるとこ締めていい仕事してることとか、
…書きたい人が多過ぎる(汗)
最後に、パーチェスターのマギー(星条海斗)。
ロンドン社交界に紛れこんだ、たったひとりのエトランゼ(異邦人)、という感じ。
生まれはアメリカかフランスか、何かがあって国にいられなくなってロンドンに流れてきた…そんなことを想像させてくれました。
どういう経緯でヘアフォード家に入ることになったのか、すっごく知りたいです。
……面白いです。はい。
かなり最高です。
ランベスウォークでの踊り狂いようは、ちょっとやり過ぎ感もありますが、応接間や図書室でのビルとのやり取りが、きりやんとの相性も良くて、とても面白かったです。
マギーの個性をこう使うというのは、目から鱗の見事さでした。三木さん、GJ☆
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いまさらな速報を。
まず。
ミーマイって、このくらいの人数で上演するべき作品なんだなあ、としみじみ実感しました。
本公演も楽しかったけど、下級生はもちろん、十分中堅と呼ばれるはずの子も本当に出番がなくて淋しかったことも事実だったので…
一点の曇りもなく、ひたすら幸せな3時間15分。
霧矢ビルの、優しさと温かみ。(羽桜)しずくサリーとは少し年齢差のあるカップルですが、とにかく可愛くて、愛おしい恋人達。
きりやんビルの、少年のような純粋さと老獪な商人魂を併せ持った複雑な性格が、観れば観るほど面白くなります(はぁと)。
なんであんなに可愛いんでしょうねぇ…(*^_^*)
しずくちゃんのサリーは、とにかくカワイイ(はぁと)。みりお(明日海りお)くんと組んだ新人公演と、サリー自身の年齢設定はあまり変わらない感じでしたが、ビルが大人になったぶん、少し背伸びしてる感があって、痛々しいほど可愛かったです。
歌はまあ、かなみちゃんの美声を考えなければギリギリ及第点かと。
新公でカットされて、齋藤さんの愛情かと思った「顎で受け止めて」。チェンジボイスの処理に苦労しつつ、芝居でしっかりフォローして歌いきってくれたのが嬉しかった(「トリック!」とか、もう一頑張りほしいところはありましたが)。
そして、感心したのは、この歌(と、その前のマリアとの会話)があるために、サリーの“負けん気”と“口惜しさ”が凄く強く出てきたこと。
どうしてあたしじゃ駄目なんだろう?
いや、あたしじゃ駄目なのはわかってる。
だけど。
…ビルが必要としているのはあたしなのに、どうしてあたしは伯爵さまの隣にいられる人間じゃないんだろう…という、純粋な悔しさと落胆。
図書室での「もしもハートをなくしたら」リプライズ。
無力な自分。
自分を欲しがってくれるビルの想いに、応えられない無力な自分。
…結構個性的な声なので、声の好みで芝居の評価も分かれると思いますが、私はしずくちゃんのサリー、とっっても大好きです(はぁと)
すこーし疲れが出たのか、ちょっと台詞が上擦り気味なのがとても心配。無理をせず、楽まで大切に演じてほしい、と心から思います。
(桐生)園加ちゃんのジョン卿も本当に可愛くて、優しくて、同じく可愛い京(三沙)さんと、実に実に良くお似合い(はぁと)。パブでしずくサリーを見つけて、一瞬でほだされた時の表情が、すごくダンディで素敵でした♪
サリーの純粋さに幼い頃の自分たちを思い出して、可愛いサリー(とビル)のタメに何かしてやりたい、と。
最終的には、ちょっとした茶目っ気でサリーのレディ教育を内緒ですすめつつ、“元気のない”マリアをすかさず口説く、な〜んていう策略を廻らせて、「年季のいった軍艦」みたいに頑固なマリアを手に入れる。
正直、園加があんなにダンディおじさまが似合うと思わなくて、初見ではすごくびっくりしました。
気持ちが高ぶると声が上擦ったり高くなってしまったりする癖だけ気をつけて「落ち着いた口調」を心がけてさえくだされば、月組随一のおじさま役者になれるんじゃないでしょうかo(^-^)o
役替わりのまさお(龍真咲)&みりおのコンビは、どちらも本当によかった!!(感涙)
猫的好みでは、ジャッキー単体ではまさお、ジェラルド単体ではみりおに軍配(←いや、でも、どっちも良かったんですけど!)
でも、カップルではまさおジェラルド&みりおジャッキーが、背のバランスやキャラクターがお似合いだったかなあ(はぁと)。
こうなってくると、まさお&あいあい、みりお&あいあいのカップルをみてみたくなりますね(はぁと)。「太陽とシャッポー」でのリフトもなんとかなっただろうし!(^_^;
…でもいいの。まさお&みりお、持ち味も違うし共通するものはなさそうな気がする二人ですが、温かみのある優しさという共通項があるんですね。とにかくお似合いでした!
そういえば、アルマンド&ジョルジュも、すごく優しくて抜けてて、テンポの噛み合わなさがいい味になる、魅力的なコンビでした。
次は是非、男同士のコンビでみてみたいです(はぁと)よろしくお願いします>大野さん
他にも、あーちゃん(花瀬みずか)があまりに可愛くて、いっそサリーもダブルでどうよと思ったとか、
研(ルイス)ヘザーセットが凄く素敵だとか、
響(れおな)くんのボブがめちゃくちゃ優しくて可愛いとか、
パブの主人の鼓(英夏)くんがえらく美形だとか、
蘭(蘭乃はな)ちゃんのメイが悶えるほど可愛いとか、
仲買人のりこ(麻月れんか)ちゃんとまん(貴千碧)ちゃん、髭が似合いすぎでびっくりする、とか、
しの(朝桐紫乃)ちゃんジャスパー卿の、サリーへの視線が優しくて温かいこととか、
とーやん(榎登也)の警官が、なかなか厳格な感じでかっこいいこととか、
五十鈴(ひかり)くんのご先祖がいい声だとか、
かえちゃん(良基天音)のランベスウォークが超面白いとか、
みっぽー(美鳳あや)、おときち(音姫すなお)、(天野)ほたるの85女傑三人が相変わらず締めるとこ締めていい仕事してることとか、
…書きたい人が多過ぎる(汗)
最後に、パーチェスターのマギー(星条海斗)。
ロンドン社交界に紛れこんだ、たったひとりのエトランゼ(異邦人)、という感じ。
生まれはアメリカかフランスか、何かがあって国にいられなくなってロンドンに流れてきた…そんなことを想像させてくれました。
どういう経緯でヘアフォード家に入ることになったのか、すっごく知りたいです。
……面白いです。はい。
かなり最高です。
ランベスウォークでの踊り狂いようは、ちょっとやり過ぎ感もありますが、応接間や図書室でのビルとのやり取りが、きりやんとの相性も良くて、とても面白かったです。
マギーの個性をこう使うというのは、目から鱗の見事さでした。三木さん、GJ☆
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