昨夜、宙組バウ「殉情」の感想第二弾をアップしてから寝たはずなのに……
朝起きたら消えてました(涙)。
くすん。
私は、一度書くために記憶を取り出すと、そのまま元には戻さずにDELETEしてしまうので、書いたものが消えてしまうと困るんですよーーーっ(涙)。
……とりあえず、思い出したことを箇条書きに。
●マモル&ユリコ(凪七瑠海、天咲千華)が、二人ともとても達者でいい芝居をしていたこと。
カチャ(凪七)は、以前から役もついていたしいつも達者な人ですけれども、今回の役はすごく似合っていました。かっこいい!でもちょっと気弱なところがとても可愛い♪
天咲さんは、一年前のマルガリータ新公の時はどうしようかと思いましたが、バレンシア全ツ、黎明とすごい勢いで伸びてますね(^ ^)。芝居も歌も、とても良かった。ぼてっとした唇がイマっぽい可愛らしさで、正月デートの和装もよく似合ってた。
そして、和装の天咲さんが出てきた瞬間にほけっと見惚れてしまうカチャはもっと可愛かった♪♪
前半のイチャイチャモードの時より、後半の少しすれ違ってしまったときの二人の雰囲気が切なくて。割と、こういう二人はただの“聞き手”になりがちな存在なんですが、この二人にはまた本題とは別のドラマがあったのがよく出ていました。
また、この二人をふぉろーするキミ(八雲美佳)ちゃんの存在が大きかったなー。
キミちゃん、本当に声が素敵です。何をしていても、髭をつけていても、声さえきけば一発でわかる(^ ^)。ああ、素敵。
お蘭は、これが宙組デビューになった(……んですよね?)、せーこ(純矢ちとせ)ちゃん。
なんていうか。
鮮烈なデビュー、だったんじゃないでしょうか。
芸者姿の粋な美しさ。伊達に芸者役でバウヒロイン(「やらずの雨」)してないなーと感心しましたね。仕草も目線も、本当に仇っぽくて。
はんなりとした美しさ、自分の芸への自信。
それが、自分より美貌も人間性も数段劣る琴に、芸で勝てないことが悔しくて、認められなくて……その恨みが、少しづつ憎しみに変わっていく過程が、実に丁寧に描かれていました。
ああ、この人は本当に巧いんだなー、と。
いつか。数年後に「心中・恋の大和路」を再演するときがきたら。
あるいは、「月の燈影」を再演する日がきたならば。
梅川も、喜の字も、この人で観てみたいな、と思いました。
(2作とも、宝塚の財産となるべき名作なので、是非再演していただきたいです!)
●暁郷へ愛をこめて
いよいよ、今日で郷くんが卒業してしまう。
初舞台の「花の宝塚風土記/シニョールドンファン」の時から、その男らしさとかっこよさ、そして何より声の良さで印象的だった人ですが。
……ああ、残念だわホントに……
先日「ME AND MY GIRL」で卒業した流輝一斗くんと同じ、89期。
なんでこのタイミングで89期の有名人が二人も旅立ってしまうのでしょうか………
なんて、いつまでも嘆いていても仕方がないので。
GOくんの番頭さん。
“怖い番頭さん♪”と唄にも唄われてしまう番頭さんですが。
GOくんの番頭さんは、怖いし厳しいけど、実に実に人情味溢れるひとでした。
押入れに隠れて三味線を弾く佐吉を見つけたときも、
主人に気に入られ、可愛がられて特別扱いされている佐吉への嫉妬を隠し切れず、
でも本人の将来(←佐吉は本来、商人になるために奉公に来ている筈だった)を心配しているのも嘘ではなくて。
そういう、複雑で裏表のあるキャラクターを、きちんと裏表のあるままに演じきる勇気。
いつだって、リアルに存在して、そのへんで息をしている一人の男、なんですよね、この人は。
バレンシア新公のルカノールも素晴らしかったし。
せーこちゃんが梅川やるなら、GOくんの八右衛門を観たい!
と思いました。
2008年のバウ・ワークショップ総括は、またいずれ書きたいと思いますが。
いい試みだったな、と思います。私は。
やっぱり、若手を育てるには「名作」と出会う必要があるのではないか、と。
このワークショップのために創った、若手のオリジナル作品ではなく、ある程度評価の定まった過去の名作の再演は、要するに2週間新公をやるようなものなのでとても勉強になったんじゃないかな、と。
ワークショップのためのオリジナル作品は、ショーの勉強にはいいと思いますが、芝居の勉強には難しいかな、と。
(若手の作品は、レベルに差があるので)
全部は観られませんでしたが、私はとても楽しかったです。
惜しむらくは、数日でもいいから東京でもやってほしかったなーーーーー。
泣いても笑っても、今日で「殉情」も千秋楽。
ちーちゃん&れーれのBチームは観にはいけませんでしたが、CSを観たかぎりでは、ちーちゃんめちゃめちゃカッコイイ!!ですよねっ!?(嬉)
CSでの全編放送が、凄く愉しみです。
卒業していく暁郷くんにとって、そして他の出演者にとっても、
素晴らしく思い出に残る一日になりますように。
悔いのないよう、最後までおもいっきり!!
弾けてくださいね♪♪
.
朝起きたら消えてました(涙)。
くすん。
私は、一度書くために記憶を取り出すと、そのまま元には戻さずにDELETEしてしまうので、書いたものが消えてしまうと困るんですよーーーっ(涙)。
……とりあえず、思い出したことを箇条書きに。
●マモル&ユリコ(凪七瑠海、天咲千華)が、二人ともとても達者でいい芝居をしていたこと。
カチャ(凪七)は、以前から役もついていたしいつも達者な人ですけれども、今回の役はすごく似合っていました。かっこいい!でもちょっと気弱なところがとても可愛い♪
天咲さんは、一年前のマルガリータ新公の時はどうしようかと思いましたが、バレンシア全ツ、黎明とすごい勢いで伸びてますね(^ ^)。芝居も歌も、とても良かった。ぼてっとした唇がイマっぽい可愛らしさで、正月デートの和装もよく似合ってた。
そして、和装の天咲さんが出てきた瞬間にほけっと見惚れてしまうカチャはもっと可愛かった♪♪
前半のイチャイチャモードの時より、後半の少しすれ違ってしまったときの二人の雰囲気が切なくて。割と、こういう二人はただの“聞き手”になりがちな存在なんですが、この二人にはまた本題とは別のドラマがあったのがよく出ていました。
また、この二人をふぉろーするキミ(八雲美佳)ちゃんの存在が大きかったなー。
キミちゃん、本当に声が素敵です。何をしていても、髭をつけていても、声さえきけば一発でわかる(^ ^)。ああ、素敵。
お蘭は、これが宙組デビューになった(……んですよね?)、せーこ(純矢ちとせ)ちゃん。
なんていうか。
鮮烈なデビュー、だったんじゃないでしょうか。
芸者姿の粋な美しさ。伊達に芸者役でバウヒロイン(「やらずの雨」)してないなーと感心しましたね。仕草も目線も、本当に仇っぽくて。
はんなりとした美しさ、自分の芸への自信。
それが、自分より美貌も人間性も数段劣る琴に、芸で勝てないことが悔しくて、認められなくて……その恨みが、少しづつ憎しみに変わっていく過程が、実に丁寧に描かれていました。
ああ、この人は本当に巧いんだなー、と。
いつか。数年後に「心中・恋の大和路」を再演するときがきたら。
あるいは、「月の燈影」を再演する日がきたならば。
梅川も、喜の字も、この人で観てみたいな、と思いました。
(2作とも、宝塚の財産となるべき名作なので、是非再演していただきたいです!)
●暁郷へ愛をこめて
いよいよ、今日で郷くんが卒業してしまう。
初舞台の「花の宝塚風土記/シニョールドンファン」の時から、その男らしさとかっこよさ、そして何より声の良さで印象的だった人ですが。
……ああ、残念だわホントに……
先日「ME AND MY GIRL」で卒業した流輝一斗くんと同じ、89期。
なんでこのタイミングで89期の有名人が二人も旅立ってしまうのでしょうか………
なんて、いつまでも嘆いていても仕方がないので。
GOくんの番頭さん。
“怖い番頭さん♪”と唄にも唄われてしまう番頭さんですが。
GOくんの番頭さんは、怖いし厳しいけど、実に実に人情味溢れるひとでした。
押入れに隠れて三味線を弾く佐吉を見つけたときも、
主人に気に入られ、可愛がられて特別扱いされている佐吉への嫉妬を隠し切れず、
でも本人の将来(←佐吉は本来、商人になるために奉公に来ている筈だった)を心配しているのも嘘ではなくて。
そういう、複雑で裏表のあるキャラクターを、きちんと裏表のあるままに演じきる勇気。
いつだって、リアルに存在して、そのへんで息をしている一人の男、なんですよね、この人は。
バレンシア新公のルカノールも素晴らしかったし。
せーこちゃんが梅川やるなら、GOくんの八右衛門を観たい!
と思いました。
2008年のバウ・ワークショップ総括は、またいずれ書きたいと思いますが。
いい試みだったな、と思います。私は。
やっぱり、若手を育てるには「名作」と出会う必要があるのではないか、と。
このワークショップのために創った、若手のオリジナル作品ではなく、ある程度評価の定まった過去の名作の再演は、要するに2週間新公をやるようなものなのでとても勉強になったんじゃないかな、と。
ワークショップのためのオリジナル作品は、ショーの勉強にはいいと思いますが、芝居の勉強には難しいかな、と。
(若手の作品は、レベルに差があるので)
全部は観られませんでしたが、私はとても楽しかったです。
惜しむらくは、数日でもいいから東京でもやってほしかったなーーーーー。
泣いても笑っても、今日で「殉情」も千秋楽。
ちーちゃん&れーれのBチームは観にはいけませんでしたが、CSを観たかぎりでは、ちーちゃんめちゃめちゃカッコイイ!!ですよねっ!?(嬉)
CSでの全編放送が、凄く愉しみです。
卒業していく暁郷くんにとって、そして他の出演者にとっても、
素晴らしく思い出に残る一日になりますように。
悔いのないよう、最後までおもいっきり!!
弾けてくださいね♪♪
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