新しいベルサイユ、新しい鏡
2008年6月8日 宝塚(雪) コメント (2)市川文化会館にて、雪組全国ツアー公演「ミロワール」を観劇してまいりました。
…え?ああ、はい、そういえば、「ミロワール」の前に1時間半ほど、実にオモロなコメディをやってましたね(*^ ^*)。思い出しました思い出しました。
はい、仰るとおり、正式な公演名は、「外伝・ベルサイユのばら〜ジェローデル編/ミロワール」です。これでよろしいでしょうか…?
…もとい。
「ストーリー」ということを全く考えなければ、あれはあれで面白い作品なのかも、と思いました。原作を知っていて、あとナポレオンの名前を知っていれば(原作にも砲兵時代のボナパルトがちらっと出てくる)、あとはなんとか推測できるでしょうし。
原作なんて全く知らない、ジェローデルって誰?という方には、宝塚の必殺技!「ショーだと思って観て」が通用するはず。だって、舞台面すごくきれいだから。
ま、一つだけ指摘するならば。
とりあえず、アンドレは出しとけ、な?>植田さん
どうしても全編書き直すのはイヤだというなら、一つだけ。アンドレを出して、平民議員たちが議場に立て篭もった場面で、オスカルが駆け込んできたときに一緒に来させるだけでだいぶ違うと思うんです。「オスカルには、自分よりもさらに影から愛を捧げているアンドレという男が、すぐ隣にいる。私は彼には敵わない…」と気づくことが絶対必要。それでこそ、「私の恋も」になるんですから。
あの場面、原作を知っている人なら「アンドレがいねーよ」と思って笑うだけですけど、原作知らない人だったら、ロベスピエールがオスカルの恋人で、オスカルは恋人を救いにきたんだと思っちゃうんじゃないか…?
そうとでも思わないと、あの台詞には納得できないと思うのですが…。っつか、原作ファン的には「身を引きましょう!」がほしかったなあ…。
他にもたくさん矛盾点はありますが、まともな話にするための試みはいろんなところでなされているようですので、ここでは割愛。
とりあえず、ひろみ(彩那音)ちゃんのロベスピエールがあまりにも素敵で、びっくりしました!!声がいい。あの歌、革命歌みたいな歌が素晴らしかった。ルキーニ以来、歌については聴く度に「おおっ巧くなった!」と思ってきましたが、今回は本当にびっくり!低音が響きますねぇ…(*^ ^*)。豊かで幅のある、物語性のある声。いつの間にあんなステキな声を手に入れていたのでしょうか…!
そして、(真波)そらちゃんの格好良さには圧倒されました。短いとはいえソロがあったのは、にわにわの代役かな…?ショーも含めて、ひろみちゃんの次はそらちゃんって感じでしたね、今回(笑)。いっそのこと、アクア5の5人目、そらちゃんでよかったのでは、と思いましたが…。
水さんはステキだったし、となみちゃんは美しくて包容力があったし、ユミコさんの歌は素晴らしかったし、キムちゃんのオスカルは小生意気だけど可愛い女の子だったし…キャストには全く不満はありません。
残念だったのは、100%脚本、ってことで。
で。
ぶっちゃけ、ミロワールは素晴らしかったです。
芝居無しで、ミロワールだけ2回繰り返し上演とかだったら(←なんだそりゃ)、何回でも通いたいです。人数が少ないのは全然気にならなかったし、役替りもみなさんよくがんばってらっしゃいました。
……某柊巴さんのファン的には、出番が本公演の倍以上ある、というわけで幸せの極みでした(死)。やっぱ寂しかったんだなあ、本公演…。ひろみちゃん大活躍で、作品としては好きだったし、“踊れないから仕方が無いよね…”と理性ではわかっていても。でも、やっぱり本当に心から寂しかったんだよ…(T T)。
ただの「好きな人」は、“見つけると幸せになれる”ので、とにかく出ていてくれさえすれば嬉しい(プラス)けど、
それが「贔屓」に近づくにつれて“出てなくて寂しい”(マイナス)と思うようになる…ものだ、と言っていいのでしょうか。…私だけ?
ま、今の一番ご贔屓さんについては、“似合う場面だけがっつり出てくれればいいよ。無理しないでくれ”と思うようになっているんですが(^ ^;ゞ、らぎちゃんはまだ、そこまで割り切れてないらしい(涙)。
…と、すみませんちょっと吹っ飛びましたが。
とりあえず、オープニングの金ぴかを観て、歌劇の「ドレスは金!」を思い出して吹いたのは内緒ってことで…
ショーの詳細を書き始めたら終わらなくなったので、とりあえず今日は以上で。
…なんかいろいろ書きたいことが溜まってきたなあ………(^ ^;ゞ
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…え?ああ、はい、そういえば、「ミロワール」の前に1時間半ほど、実にオモロなコメディをやってましたね(*^ ^*)。思い出しました思い出しました。
はい、仰るとおり、正式な公演名は、「外伝・ベルサイユのばら〜ジェローデル編/ミロワール」です。これでよろしいでしょうか…?
…もとい。
「ストーリー」ということを全く考えなければ、あれはあれで面白い作品なのかも、と思いました。原作を知っていて、あとナポレオンの名前を知っていれば(原作にも砲兵時代のボナパルトがちらっと出てくる)、あとはなんとか推測できるでしょうし。
原作なんて全く知らない、ジェローデルって誰?という方には、宝塚の必殺技!「ショーだと思って観て」が通用するはず。だって、舞台面すごくきれいだから。
ま、一つだけ指摘するならば。
とりあえず、アンドレは出しとけ、な?>植田さん
どうしても全編書き直すのはイヤだというなら、一つだけ。アンドレを出して、平民議員たちが議場に立て篭もった場面で、オスカルが駆け込んできたときに一緒に来させるだけでだいぶ違うと思うんです。「オスカルには、自分よりもさらに影から愛を捧げているアンドレという男が、すぐ隣にいる。私は彼には敵わない…」と気づくことが絶対必要。それでこそ、「私の恋も」になるんですから。
あの場面、原作を知っている人なら「アンドレがいねーよ」と思って笑うだけですけど、原作知らない人だったら、ロベスピエールがオスカルの恋人で、オスカルは恋人を救いにきたんだと思っちゃうんじゃないか…?
そうとでも思わないと、あの台詞には納得できないと思うのですが…。っつか、原作ファン的には「身を引きましょう!」がほしかったなあ…。
他にもたくさん矛盾点はありますが、まともな話にするための試みはいろんなところでなされているようですので、ここでは割愛。
とりあえず、ひろみ(彩那音)ちゃんのロベスピエールがあまりにも素敵で、びっくりしました!!声がいい。あの歌、革命歌みたいな歌が素晴らしかった。ルキーニ以来、歌については聴く度に「おおっ巧くなった!」と思ってきましたが、今回は本当にびっくり!低音が響きますねぇ…(*^ ^*)。豊かで幅のある、物語性のある声。いつの間にあんなステキな声を手に入れていたのでしょうか…!
そして、(真波)そらちゃんの格好良さには圧倒されました。短いとはいえソロがあったのは、にわにわの代役かな…?ショーも含めて、ひろみちゃんの次はそらちゃんって感じでしたね、今回(笑)。いっそのこと、アクア5の5人目、そらちゃんでよかったのでは、と思いましたが…。
水さんはステキだったし、となみちゃんは美しくて包容力があったし、ユミコさんの歌は素晴らしかったし、キムちゃんのオスカルは小生意気だけど可愛い女の子だったし…キャストには全く不満はありません。
残念だったのは、100%脚本、ってことで。
で。
ぶっちゃけ、ミロワールは素晴らしかったです。
芝居無しで、ミロワールだけ2回繰り返し上演とかだったら(←なんだそりゃ)、何回でも通いたいです。人数が少ないのは全然気にならなかったし、役替りもみなさんよくがんばってらっしゃいました。
……某柊巴さんのファン的には、出番が本公演の倍以上ある、というわけで幸せの極みでした(死)。やっぱ寂しかったんだなあ、本公演…。ひろみちゃん大活躍で、作品としては好きだったし、“踊れないから仕方が無いよね…”と理性ではわかっていても。でも、やっぱり本当に心から寂しかったんだよ…(T T)。
ただの「好きな人」は、“見つけると幸せになれる”ので、とにかく出ていてくれさえすれば嬉しい(プラス)けど、
それが「贔屓」に近づくにつれて“出てなくて寂しい”(マイナス)と思うようになる…ものだ、と言っていいのでしょうか。…私だけ?
ま、今の一番ご贔屓さんについては、“似合う場面だけがっつり出てくれればいいよ。無理しないでくれ”と思うようになっているんですが(^ ^;ゞ、らぎちゃんはまだ、そこまで割り切れてないらしい(涙)。
…と、すみませんちょっと吹っ飛びましたが。
とりあえず、オープニングの金ぴかを観て、歌劇の「ドレスは金!」を思い出して吹いたのは内緒ってことで…
ショーの詳細を書き始めたら終わらなくなったので、とりあえず今日は以上で。
…なんかいろいろ書きたいことが溜まってきたなあ………(^ ^;ゞ
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コメント
キムちゃんえらい!! ジェロ様麗しい!
ラストシーンの壮絶な美しさ・・・・
でも、ミロワールなかったら絶対複数回は見なかった・・・・・
ひろみちゃんかっこよかったし、そらちゃんはダンスがいっぱいで、ソロの歌までありもうびっくり!!
嬉しくて涙ナミダでした。
ショーは水さんのイロっぽさに卒倒でした。
本当に、ミロワールだけやってほしいくらい
同感です(T T)。
>そらちゃんはダンスがいっぱいで、ソロの歌までありもうびっくり!!嬉しくて涙ナミダでした。
そらちゃんのソロ歌、良かったですよねー。なんだ、歌えるんじゃーん!って感じでした。私も嬉しかったです。
…ね、ミロワールだけ(なんだったらミロワール+Joyfull2でもいい)ショーの二本立て、やってほしいです!