黎明の嵐【新人公演2】
2008年4月20日 宝塚(宙) コメント (2)宝塚宙組新人公演「黎明の風」の続き。
白州正子の(花影)アリスちゃん。
さすがに外部でもヒロイン経験のある実力派、無難にこなしてました。ただ、全体に無難すぎたのと、たっちん(和音美桜)と一学年違いとは思えない子供っぽさだったのがちょっと残念だったかな。
声がちょっと鼻にかかった…というか、ちょっと上擦ったような発声だからでしょうか?カチャ(凪七瑠海)もそうなんですよねー。台詞声がすごーくよく似てる。二人とも、歌声は普通にキレイで巧いんだけど…。
ファントムでしたっけ?いきなり抜擢された頃は、花組の彩音ちゃんと前後してトップになるのかと思ったものですが…
声が変わらないと、本公演では妹以外の役を得るのが案外難しいかもしれませんねぇ…。
本質的に、本来ウメ(陽月華)ちゃんのキャラクターに宛てて書かれた役(最後の銀橋での「かっこいいぞ!」なんて、ウメちゃんにしかできない名場面でした…ウメちゃんで観たかった!)を、たっちんが演技力でカバーして作り上げた役。
今となっては、ウメちゃんが今更復帰しても出来ないくらい完成度の高い役になってしまって、なのに、たっちんがどんなに見事にこなしても(実際見事でした)「ウメちゃんだったら…」と思われてしまう難しい役。
アリスちゃん自身が、ウメちゃんとたっちん、二人の影に惑わされて、「花影アリスの白州正子」を見失っているんじゃないか、と、ちょっとだけ思ってしまいました。
せっかく実力のある人なのに、何か迷いがあるように見えて。
こういう時こそ、うまく「花影アリスらしい白州正子」に引っ張っていってあげるのが、演出家の仕事だと思うんですけ(以下略)
あと、アリスちゃんは微妙に和服が似合わないような気が(涙)。
彼女については、新公の芝居よりも、むしろ挨拶の流暢さとしっかりした内容に感動しました(笑)。
次は「雨に唄えば」のキャシーですね。がんばってね!
辰美英次の、カチャ(凪七瑠海)。
初舞台の「花の宝塚風土記/シニョールドンファン」のときから凄く目立つ役を与えられていた優等生。
芝居も、先日も書きましたが広島の話をされたときの反応とか、熱すぎず控えすぎず、ちょうどいいところに立つバランス感覚が素晴らしいし、ちょっと細すぎるけどスタイルも良くて、歌もダンスも○、と目立つ欠点の少ない人です。
初舞台の勢いでいったら研2,3で抜擢されるかと思っていたのに、それほど大きな役がつくこともなく、観るたびに順調に実力をつけてきているなあ、と思います。うまく育てられてますよねー♪台詞の声がすこーし鼻にかかるのが気になりますが、段々良くなってきていると思うし、これからが楽しみです♪
まりえ(美郷真也)さんの役を演じた七海ひろきさん。
あの貫禄のなさが見事でしたねぇ。
空港の場面って、冗長になりがちな難しい場面だと思うのですが、七海さんはさすがにしっかり会話ができていて、さすがでした。ただ、もう少しだけ「仕事はキッチリできる」感を醸し出しておけるともっと良かったと思います。気は弱くても、国際会議の場みたいなところに出ると気後れしちゃうけど、「仕事はミスなく出来る」ことが特徴の人なんですから。
終始おどおどと自信なさげなのは、いいのかなあ…?という感じでした。
ジーン(美羽あさひ)のすみれ乃麗ちゃん。
なんだかすごーく見覚えがある、と思ったら、月組の蘭乃はなちゃんの姉妹なんですね!すげー美人姉妹…。
可愛くて元気で弾けていた「バレンシア…」のローラから、美しく貞淑な軍人の妻への変貌ぶり。しっとりと落ち着きがあってキレイでした。蓮水くんとの相性も良かったし♪
そういえば、次も蓮水くんと組むんですね。こいさんかぁ……。
……がんばれ(こっそり)
東京ローズ(音乃いづみ)の藤咲えりさん。
美人だった!歌も芝居も良かった!!
本役(代役)の吉田和子は、なんだかすごーく無難なつくりで(苦笑)残念なところもありましたが、東京ローズはなんていうか、全力投球でしたね。
バレンシア新公のシルヴィアでも思いましたが、芝居勘のいい人ですよね。相手の呼吸が読める人は貴重です♪チャイナドレスもよく似合ってました(はぁと)。
次はお蘭かぁ。難しい役が続きますねぇ…(でも楽しみ♪)。
ブギの女(音乃いづみ)の妃宮さくらちゃん。
可愛らしいばかりの「桜娘」が、知らないうちに迫力の歌手になっていて吃驚しました(汗)。すごーいっ!!
パンチの効いた、いい声ですねぇ。歌えるってことさえ知らなかったよ…ごめんなさい。化粧も可愛かったし、とっても良かったです!
ポーラ(花影ありす)ちゃんの天咲千華さん。
「バレンシア…」では全く台詞声が作れず、大苦戦(苦笑)していた少女が、いい声で喋ってました♪♪
清純でただただ可愛らしいだけだったマルガリータから、わずか半年で「しっかり者のキャリアウーマン」らしくなり、藤咲さんとも対等に芝居できる人になってるなんて
若い人の成長振りっていうのは、目を瞠るほどのものがありますね。もう一人前の姫役者に見えましたよ♪
今頃になって、「バレンシアの熱い花」の新公感想を、みーちゃんとたっちん、きみちゃんの分しか書いていないことに気がつきました(汗)。
あの新公は、生田さんが演出。演者一人ひとりに合わせてしっかり指導してくれて、あれで成長した人も多かったと思います。
本公演も生田さんが演出してくれよ…とどれほど思ったことか。
今回はいろいろ残念なところも(主に演出面で)ありましたが、それでも、若い子たちはそんなことお構いなしに輝いてくれました♪
戦前戦後、という、日本が一番暗くて苦しかった時代。
それでも、夢も希望も自尊心も、忘れなかったひとたちの物語を。
それでも、日本を信じて見守ってくれた人の物語を。
若い人たちが、少しでも表現しようとあがいてくれたことが嬉しいです。
「殉情」も「雨に唄えば」も、観には行けないと思う(多分)けど、成功を心から祈っています。
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白州正子の(花影)アリスちゃん。
さすがに外部でもヒロイン経験のある実力派、無難にこなしてました。ただ、全体に無難すぎたのと、たっちん(和音美桜)と一学年違いとは思えない子供っぽさだったのがちょっと残念だったかな。
声がちょっと鼻にかかった…というか、ちょっと上擦ったような発声だからでしょうか?カチャ(凪七瑠海)もそうなんですよねー。台詞声がすごーくよく似てる。二人とも、歌声は普通にキレイで巧いんだけど…。
ファントムでしたっけ?いきなり抜擢された頃は、花組の彩音ちゃんと前後してトップになるのかと思ったものですが…
声が変わらないと、本公演では妹以外の役を得るのが案外難しいかもしれませんねぇ…。
本質的に、本来ウメ(陽月華)ちゃんのキャラクターに宛てて書かれた役(最後の銀橋での「かっこいいぞ!」なんて、ウメちゃんにしかできない名場面でした…ウメちゃんで観たかった!)を、たっちんが演技力でカバーして作り上げた役。
今となっては、ウメちゃんが今更復帰しても出来ないくらい完成度の高い役になってしまって、なのに、たっちんがどんなに見事にこなしても(実際見事でした)「ウメちゃんだったら…」と思われてしまう難しい役。
アリスちゃん自身が、ウメちゃんとたっちん、二人の影に惑わされて、「花影アリスの白州正子」を見失っているんじゃないか、と、ちょっとだけ思ってしまいました。
せっかく実力のある人なのに、何か迷いがあるように見えて。
こういう時こそ、うまく「花影アリスらしい白州正子」に引っ張っていってあげるのが、演出家の仕事だと思うんですけ(以下略)
あと、アリスちゃんは微妙に和服が似合わないような気が(涙)。
彼女については、新公の芝居よりも、むしろ挨拶の流暢さとしっかりした内容に感動しました(笑)。
次は「雨に唄えば」のキャシーですね。がんばってね!
辰美英次の、カチャ(凪七瑠海)。
初舞台の「花の宝塚風土記/シニョールドンファン」のときから凄く目立つ役を与えられていた優等生。
芝居も、先日も書きましたが広島の話をされたときの反応とか、熱すぎず控えすぎず、ちょうどいいところに立つバランス感覚が素晴らしいし、ちょっと細すぎるけどスタイルも良くて、歌もダンスも○、と目立つ欠点の少ない人です。
初舞台の勢いでいったら研2,3で抜擢されるかと思っていたのに、それほど大きな役がつくこともなく、観るたびに順調に実力をつけてきているなあ、と思います。うまく育てられてますよねー♪台詞の声がすこーし鼻にかかるのが気になりますが、段々良くなってきていると思うし、これからが楽しみです♪
まりえ(美郷真也)さんの役を演じた七海ひろきさん。
あの貫禄のなさが見事でしたねぇ。
空港の場面って、冗長になりがちな難しい場面だと思うのですが、七海さんはさすがにしっかり会話ができていて、さすがでした。ただ、もう少しだけ「仕事はキッチリできる」感を醸し出しておけるともっと良かったと思います。気は弱くても、国際会議の場みたいなところに出ると気後れしちゃうけど、「仕事はミスなく出来る」ことが特徴の人なんですから。
終始おどおどと自信なさげなのは、いいのかなあ…?という感じでした。
ジーン(美羽あさひ)のすみれ乃麗ちゃん。
なんだかすごーく見覚えがある、と思ったら、月組の蘭乃はなちゃんの姉妹なんですね!すげー美人姉妹…。
可愛くて元気で弾けていた「バレンシア…」のローラから、美しく貞淑な軍人の妻への変貌ぶり。しっとりと落ち着きがあってキレイでした。蓮水くんとの相性も良かったし♪
そういえば、次も蓮水くんと組むんですね。こいさんかぁ……。
……がんばれ(こっそり)
東京ローズ(音乃いづみ)の藤咲えりさん。
美人だった!歌も芝居も良かった!!
本役(代役)の吉田和子は、なんだかすごーく無難なつくりで(苦笑)残念なところもありましたが、東京ローズはなんていうか、全力投球でしたね。
バレンシア新公のシルヴィアでも思いましたが、芝居勘のいい人ですよね。相手の呼吸が読める人は貴重です♪チャイナドレスもよく似合ってました(はぁと)。
次はお蘭かぁ。難しい役が続きますねぇ…(でも楽しみ♪)。
ブギの女(音乃いづみ)の妃宮さくらちゃん。
可愛らしいばかりの「桜娘」が、知らないうちに迫力の歌手になっていて吃驚しました(汗)。すごーいっ!!
パンチの効いた、いい声ですねぇ。歌えるってことさえ知らなかったよ…ごめんなさい。化粧も可愛かったし、とっても良かったです!
ポーラ(花影ありす)ちゃんの天咲千華さん。
「バレンシア…」では全く台詞声が作れず、大苦戦(苦笑)していた少女が、いい声で喋ってました♪♪
清純でただただ可愛らしいだけだったマルガリータから、わずか半年で「しっかり者のキャリアウーマン」らしくなり、藤咲さんとも対等に芝居できる人になってるなんて
若い人の成長振りっていうのは、目を瞠るほどのものがありますね。もう一人前の姫役者に見えましたよ♪
今頃になって、「バレンシアの熱い花」の新公感想を、みーちゃんとたっちん、きみちゃんの分しか書いていないことに気がつきました(汗)。
あの新公は、生田さんが演出。演者一人ひとりに合わせてしっかり指導してくれて、あれで成長した人も多かったと思います。
本公演も生田さんが演出してくれよ…とどれほど思ったことか。
今回はいろいろ残念なところも(主に演出面で)ありましたが、それでも、若い子たちはそんなことお構いなしに輝いてくれました♪
戦前戦後、という、日本が一番暗くて苦しかった時代。
それでも、夢も希望も自尊心も、忘れなかったひとたちの物語を。
それでも、日本を信じて見守ってくれた人の物語を。
若い人たちが、少しでも表現しようとあがいてくれたことが嬉しいです。
「殉情」も「雨に唄えば」も、観には行けないと思う(多分)けど、成功を心から祈っています。
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コメント
実はねこさまと同じで、私も最初のアナウンスで「児玉明子」と聞いてがっかりした一人です。
でも、生徒さんに聞くと意外に児玉先生の評判は良いんですよね。
女性だし、年も近いから話しやすいのかなぁ?
相談したりしてるし・・・
「えーっ!」なんて不満の声を上げたら不思議そうでした。
でも、ここだけの話、やっぱり演出家としては不満が残りますよね。
作品を書くほうだと、そこそこ面白いと思えますが。
本当に今回なんてマッカーサーと白州さんを正しい年齢バランスで演じたら、
もっと面白かったと思います。
ただ、途中でちーちゃんの芝居が貫禄があるので、「これはマッカーサーが主演の話だな」と思えてきましたが(笑)
だからこそ、これを大野先生が演出したら各人にあったやり方でもっともっと期待できたのになぁ〜と残念に思いました。
>>それがわからないまま、とりあえず脚本を覚えて立ち位置を覚えて振りを覚えて…それからどうしたらいいのかなあ?いいのかなあこれで?と思いながら舞台にあがってしまった人。
確かに、迷いはあったけど大ちゃんは大ちゃんなりに成長はありましたよね。
でも大ちゃんはまだお芝居するってどういうことなのか掴んでないと思った。
この1年、毎回良い役がきているんだけど、多分まだ気持ちよくやってないですよね。
例えば星のまひろとか、月のまさきとかだと、その辺りを掴んでいて自分が主演だったら主演なりに、
2番手の時なら相手の演技に対して、ここでどう自分を売り込むか(笑)をちゃんと理解しているって見ていて思えるのです。
だから大ちゃんは演じ手としては、大味なんだけどレッスンは頑張っていたんじゃないかなと想像できました。
ま、あくまで本人比で甘いかもですが、せりふの声が安定してきたし、滑舌もよくなってきてたし、歌は・・・前回よりも良かった!(爆)
ちーちゃんは良かった!!!
何というかこの人、不思議な魅力のある人ですよね。
制帽も制服もすごく似合ってて、お芝居中盤のマッカーサー中心の場面とか
ほんと、この芝居はこんなにマッカーサーが主演を取る芝居だったのねぇと感心しました。
またジーンのすみれ乃ちゃんとバランスよいし、すみれ乃さんが出てくるだけで
アメリカ人の女性!って感じがして、この二人はコンビとしても良さそうと♪
うっかりしていましたが、次のWSで組んでるのね。 劇団、やるなぁ・・・
みーちゃんは今回辛抱役というか技術があるから一番難しいところがきましたね。
無理に本役さんの吉田茂をなぞらずに、自分なりに解釈した吉田さんを演じていて良かったです。
なんか素敵にロマンスグレーだったし♪
ただ、講和条約の後半ではなくて、英国大使のあたりがまだつかんでないというか、
ちょっと地味だったかな?
自分は座っているだけで、周りの芝居を受けるだけの場面
やはり本役さんはそれでも存在感があってうまいんだ! と判りました。
そうそう、ねこさまはアリスちゃんに厳しいですね(笑)
私、アリスちゃんは今回すごく頑張ってたと思いました。
というのも「ファントム」の時は、七帆ひかるさんに本当に力いっぱいひっぱられて、持ち上げられて、担がれていたイメージでしたが、
いつのまにか今回は大ちゃんをアリスちゃんが背負ってたと感じたから。
大ちゃんが芝居の間を取れずにせりふを早め早めに言ってしまって、とうとう誰かのセリフにかぶってしまった時(2回ありましたが、最初の時)
私の席からはアリスちゃんが大ちゃんにむかって「大丈夫!」というように目で励ましていたのが見えました。
その後も二人で出ているときには、アリスちゃんが自分の芝居をするというよりも、相手役の大ちゃんをうまくコントロールしてリズムに乗せてるという所も感じられて
ああ、良い娘役になったのねぇと感心しちゃったのでした。
そして新公終了後に立派なご挨拶のあと、大ちゃんが挨拶したじゃない?
その間も「うんうん」なんて頷いて大ちゃんを後ろから見守り、大ちゃんが挨拶終わって
自分の場所に戻るとき、しっかりと視線を合わせて「ヨシヨシ」とニコニコしながら
頷いてたのも見ました(笑)
同期でもみーちゃん、ちーちゃんはそれぞれ自分の役が大きくて手に余るところもあってか、
大ちゃんを助けている風なところはそんなに感じられませんでしたが、
アリスちゃんは正子を演じながら、同時に88期のアリスとして
大ちゃんをあの背中に担ぎ上げていたんだから大変だったと思います。
ま、本当だったら児玉先生が大ちゃんをしっかり1人で歩けるようにしておいてくれれば
アリスちゃんも自分の役に集中できたろうとは思いますが・・・
カチャも良かったです。
今回スーツの補正がすごく上手になっていて、初めて「ああ、男役だ」と思って見れました。
カチャも上手に育てられていますよね。
同期のGOは今回も素敵でした。最近とみにリーゼントが上手になっていて
芝居もショーも安心して観れます。
そうそう天咲さんも成長著しいのに驚かされました。
まず、顔も体もバレンシアの時よりもしまってきてますし。
で、本当に児玉先生に何とかしてほしかったのは七海さんです。
七海ひろきさん、本当にいつも上手なんですよー
もっと伸びそうなのに、今回は苦戦してましたよね。
こういう頑張ってるんだけど、うまく自分の役のヒントが掴めない人にこそ
先生は手を差し伸べてほしかった・・・
あと月映 樹茉さん、今回もタマちゃんの役でしたが他の役もみたいかなと。
澄輝 さやとさんがみっちゃんの役でしたけど、あの役って存在感を出すのは意外に難しいんだと思いました。
みっちゃん、すごいぞ!
鳳樹いち、蒼羽 りくだと、りくちゃんの華はさすがです。
ところで、風羽 玲亜さんはどこにいたのだ?!
>でも、生徒さんに聞くと意外に児玉先生の評判は良いんですよね。
えーーーーーーーっ(不満げ)。
もしかしたら、彼女たちにとって児玉さんは「先生」じゃないのかもしれませんね。ほら、教育実習生みたいな感じ?話しやすくて、相談しやすい、優しい先輩。
でもなあ。舞台を見ていると本当に…(無言)…なんだけどなあ(涙)。
>確かに、迷いはあったけど大ちゃんは大ちゃんなりに成長はありましたよね。
そうなんですよね?
私は、残念ながら大くんをほとんど知らなくて(T T)「バレンシア…」の時は、あんなに良い役なのに本当に印象に残らなかったんですよ(ごめんなさい)。まぁ、みーちゃんに気をとられていたせいもあるかとは思うのですが。
なので、今回あらためて観て、姿もいいし、美形だし、声もいいし…で「素材は◎」(^ ^)v。でも、
>大ちゃんはまだお芝居するってどういうことなのか掴んでない
私もそう思いました。それがわからないと、どんなに良い役がついても「嬉しい!」とか「楽しい!」って思えないんじゃないか、と思うので…がんばれ、大ちゃん!
>この芝居はこんなにマッカーサーが主演を取る芝居だったのねぇと感心しました。
ちーちゃん本当に良かったですよね!私の中では、今回で新公主演一回にカウントされました(笑)。
すみれ乃さんともホントお似合い♪美貌もスタイルもつりあうし。この学年で「似合う相手役」と続けて組めるなんて、幸せな人ですよね♪あぁ、WS観たかったなぁ…。
でも、この二人はそれこそ、しっとりと湿り気のある谷崎じゃなくて、乾いて渇いた「ボニー&クライド」が似合いそうな気もするんですけどねぇ。
みーちゃん。
>ただ、講和条約の後半ではなくて、英国大使のあたりがまだつかんでないというか、
あれは難しかったんでしょうねぇ。存在自体が派手なタイプではなく、動いて喋って初めてキャラクターを表現できる人なので、ああいう「座っているだけ」の芝居は勉強になったんじゃないでしょうか。
今回は若干、ご本人の中にも「能動的に空気を動かしてやる」という気負いがあったような気もしました。もう少し、おおらかなオーラであの場面全体を包み込むことができるようになれば…とは思いますが、あの学年でそれが出来てしまうのもどうよ、って気もするし(笑)。
…そんな気負いが丸見えなみーちゃんが可愛いなあ、と思うのは、私がとっくにファンだからなんでしょうか…(^ ^;ゞ
>そうそう、ねこさまはアリスちゃんに厳しいですね(笑)
あ、あれ?そうですか?…代役のたっちんが素晴らしく良かったので、立場的に代役やってても全然不思議じゃないアリスちゃんには、期待が高すぎたのかもしれませんね。すみません。
ただ、声が気になってたのは昔からなんですよね〜。妹キャラの時はあの声が魅力ですし、「バレンシア」新公ではあまり気にならなかったのですが…。今回は、日本人だから、ってのもあるのかもしれませんが、台詞回しを含めて、すごーく違和感があったんです。ジーンだったら気にならなかったかもなぁ、とは思ったんですけどね…。
>いつのまにか今回は大ちゃんをアリスちゃんが背負ってたと感じたから。
確かに、それは感じましたね。「ファントム」は観ていませんが、「バレンシア」ではみーちゃんとアリスちゃん、すごく対等な感じだったのに、今回は女性上位なんだな、と(笑)。
さすが3?4?5?回目のヒロインともなると、余裕!な感じでしたし。ちーちゃん、みーちゃんがフォローできない分、私が!って感じでカッコよかった(笑)。大くんのご挨拶のときの目くばせも、しっかり見てましたよー(^ ^)。
とにかく、大ちゃんをさりげなーーーくフォローするアリスちゃんは、男前でカッコよかったです。はい。
>ま、本当だったら児玉先生が大ちゃんをしっかり1人で歩けるようにしておいてくれれば
>アリスちゃんも自分の役に集中できたろうとは思いますが・・・
……自分のことだけに集中したアリスちゃんの正子、観てみたかったです…よ、ね、児玉さん?(喝)
人材豊富な89期。
カチャは、みりおくんほどの派手さはないけど、着実に育てられているなあ、としみじみと思います(笑)。
GOくんは実力十分でメチャメチャカッコイイのですが、ここのところともちんの役が続いているので、そろそろ違う抽斗も作ってあげてほしいかも。キャラクターに共通するところがあるだけに、固まってしまうともったいない気がする。
逆に、ともちんの役を他の子にもやらせてあげてほしいと思いますし、ね。
>で、本当に児玉先生に何とかしてほしかったのは七海さんです。
>七海ひろきさん、本当にいつも上手なんですよー
>もっと伸びそうなのに、今回は苦戦してましたよね。
そう、ちょっと気になりました。いつも凄く巧いし、どっちかというと得意そうなキャラクターだと思っていたので。
まりえさんがさりげなく達者すぎて、それと比べてしまうから?とは思ったんですけどねぇ…でも、何かつかめてない感がありましたよね…。
うーん、児玉さんさえ(黙)
>あと月映 樹茉さん、今回もタマちゃんの役でしたが他の役もみたいかなと。
そういえばそうですね。宙組って、割と本役と新公が固定されてる印象がありますねぇ…。
そういえば、パーティーの場面での新聞記者がカッコよくて目だってたんですけど、あれもタマちゃんでしたっけ…?
>澄輝 さやとさんがみっちゃんの役でしたけど、あの役って存在感を出すのは意外に難しいんだと思いました。
澄輝さん、かっこいいのにね…私も同じこと思いました。むしろGOくんの方が、キャラクターが立ってて目立ってましたね。本公演ではみっちゃんの方が良い役だと素直に思えたのに…何が違うんでしょうね。
>鳳樹いち、蒼羽 りくだと、りくちゃんの華はさすがです。
打田、宮川のコンビですね。うう、わからなかった(涙)。
>ところで、風羽 玲亜さんはどこにいたのだ?!
………うう。プログラムの写真見て、「好みだ!」と思った人の一人なんですけど、舞台で見つけたことはまだ一度も無い(涙)。
そして、千鈴まゆちゃんが見つけられなかったのが悲しかったです…。くすん。