東京會舘にて、大空祐飛ディナーショー「SORA〜空の奇跡」を観てまいりました。
ねこは、大空祐飛さんのお芝居のファンであって、
大空祐飛さんがショースターだと思ったことは、今日この日まで一度もありませんでした(←きっぱり)。
でも。
2008年3月17日。
今日を“ショースター記念日”と呼びたいくらい(←意味わかんねー!)、
ショースター大空祐飛を堪能させていただきました。
……すいません、痛いファンそのものですね私……(滝汗)
いえあの、
約1時間半のショータイムの、たぶん8割くらいは可愛い可愛い花娘さんたちに目を奪われていたねこにそんなこと言われたくねーよ!ときっとご本人は思っていらっしゃることでしょうけれども(((((^ ^;;;;;;
最初に一曲歌って、合間に「こんにちは!花組の大空祐飛です!」と言われただけで。
そんな、アタリマエのことで泣けてしまう自分は、本当に「月組大空祐飛」のファンだったんだなあ、と、今更なことを思ったりもした幕開き。
そこにいたのは、間違いなく「花組の大空祐飛」さんでした。
ショースターで、かっこよくて、濃いめのピンクのスーツがよく似合って、
気障で、粋で、
…でも、いつもよりちょっと可愛くて。
可愛い可愛い、花組ご自慢の花たちに囲まれて、
それはそれは幸せそうで、嬉しそうで、
…なによりも、楽しげな。
組カラーなんてすっかり破壊されてしまった今、僅かに残った天然記念物、「芝居の月組」の最後の一葉だった大空祐飛が、
これだけメンバーが変わっても色濃く「ショーの花組」で居続ける花組へ異動する。
いったいどうなるのか、と不安と期待に胸をえぐられる思いだったこの数ヶ月。
ああ、この人はいつの間にこんなにも“ショースター”になっていたのか、と。
喜びと、
なんだか知らない人を観ているような、不思議な違和感と、
そして、深い安堵と。
今回のディナーショーは、「SORA」というスターがいろいろな作品を演じる、という、大きな枠組のある芝居仕立てのショー。
「SORA」の恋人・桜一花、
「SORA]の有能なマネージャー・初姫さあや、
「SORA]の舞台での相手役・華耀きらり(カルメン)と白華れみ(ミカエラ)…
“芝居仕立て”という、この設定が重要だったと思います。
ショーが不得手な祐飛さんにとっても、やりやすい形式だったでしょうから。
祐飛さんは、MCの場面以外は終始「SORA」として舞台に居ました。
スターである「SORA」として、演じ、歌い、恋を語り、踊り……
……そして、ファンから逃げてった(爆)。
観客席を、ところ狭しと駆け回る、大空祐飛&花娘。
コミカルな場面はコミカルに、
シリアスな場面はシリアスに、
肩の力を抜く場面はゆったりと。
プロの構成だなあ、としみじみと思いました。
中村一徳さんのショーって、いくつも観るとワンパターンなので段々飽きてくることも確かなんですが、ひとつだけを観れば、とにかく王道パターンだし、メリハリがあって華やかで、…結構好きなショー作家の一人なのですが。
彼のショーの一番の魅力は、宝塚の組子6、70人をいっぺんにわーっと出す“人海戦術”なんですよね。だから、ディナーショーはどうなんだろう……と思っていたわけですが。
そんな心配、杞憂でしたね。本当に。
ディナーショーで、お得意の「人海戦術」技をしっかり繰り出す中村一徳、恐るべし!!
祐飛さん+可愛子ちゃん4人。
合計5人全員が揃って舞台にいる時間の長いこと、長いこと。
普通ディナーショーって、祐飛さんがソロで歌ったりMCしたりする時間が一番長いもんだと思うのですが。主役が着替える時間を作るためにちょっと場面を貰ったりするくらいで、あとは“添え物”的な存在であることが多いはずなんですけど。
今回は、そもそも全体の構成が“芝居仕立て”なので、4人とも比較的上級生の、“花も実もある”メンバーなせいもあると思うのですが、それにしてもずーっと出ずっぱりでがんばってくださいました。
単独で目立ったのは、れみちゃんがミカエラのソロを一人で歌ったのと、ラスト前にさあやちゃんのソロに3人のコーラスで一曲あったくらいでしたが、
さあやちゃんは「SORA」のマネージャーとしてかなり長い芝居場面があるし、
一花ちゃんは「SORA」の恋人として丸々一場面祐飛さんと組むし、
きらりちゃんも、カルメンとしてソロと祐飛さんとのダンスがある。
むしろ、4人が着替える時間を作るために祐飛さんがソロを歌っているんじゃないか、ってくらい、4人とも出ずっぱりで大活躍で。
そして祐飛さんご本人は、ちょっとした合間にとっとと着替えて、出てきてくださる。
…両袖は戦場なんだろうなあ、と、
しみじみ感心してしまいました…。
いやー、舞台上(あるいは客席)に人がいっぱいいる図、っていうのは華やかで楽しいですねー♪♪
……やってる方は大変でしょうけれども(^ ^;;;
『祐飛さんと花娘』。
組替えがなければ、(れみちゃん以外)絶対に共演することもなかったであろうメンバー。
誰が選んだのか知りませんが、
4人とも本当に可愛かったぁ〜〜!!(でれでれ)
あの可愛い4人と、こらからもずっと同じ舞台に立てる。
それがとても幸せなことに思えます。
きっと、大劇場でまとぶんたちと組んでお芝居やショーをやっている姿を観たら、またすごく幸せになってしまうんだろうな、私は……(単純)
宝塚はひとつ、と、あなたが言ったから。
だから私は、この世にたったひとつの、あなたの背中を追いかけることができる。
その、9割自前の男役の肩、を。
ありがとう。
ありがとう。
中村一徳さんに、
演奏してくださったSCRATCH!のみなさまに、
一花ちゃん&さあやちゃん&きらりちゃん&れみちゃんに、
音楽の青木朝子さんに、
振付の御織ゆみ乃さんに、
美術の関谷敏昭さんに、
衣装の有村淳さんに、
照明の安藤俊雄さんに、
その他、このショーに関わってくださった全ての方に、
心からの感謝をこめて。
.
ねこは、大空祐飛さんのお芝居のファンであって、
大空祐飛さんがショースターだと思ったことは、今日この日まで一度もありませんでした(←きっぱり)。
でも。
2008年3月17日。
今日を“ショースター記念日”と呼びたいくらい(←意味わかんねー!)、
ショースター大空祐飛を堪能させていただきました。
……すいません、痛いファンそのものですね私……(滝汗)
いえあの、
約1時間半のショータイムの、たぶん8割くらいは可愛い可愛い花娘さんたちに目を奪われていたねこにそんなこと言われたくねーよ!ときっとご本人は思っていらっしゃることでしょうけれども(((((^ ^;;;;;;
最初に一曲歌って、合間に「こんにちは!花組の大空祐飛です!」と言われただけで。
そんな、アタリマエのことで泣けてしまう自分は、本当に「月組大空祐飛」のファンだったんだなあ、と、今更なことを思ったりもした幕開き。
そこにいたのは、間違いなく「花組の大空祐飛」さんでした。
ショースターで、かっこよくて、濃いめのピンクのスーツがよく似合って、
気障で、粋で、
…でも、いつもよりちょっと可愛くて。
可愛い可愛い、花組ご自慢の花たちに囲まれて、
それはそれは幸せそうで、嬉しそうで、
…なによりも、楽しげな。
組カラーなんてすっかり破壊されてしまった今、僅かに残った天然記念物、「芝居の月組」の最後の一葉だった大空祐飛が、
これだけメンバーが変わっても色濃く「ショーの花組」で居続ける花組へ異動する。
いったいどうなるのか、と不安と期待に胸をえぐられる思いだったこの数ヶ月。
ああ、この人はいつの間にこんなにも“ショースター”になっていたのか、と。
喜びと、
なんだか知らない人を観ているような、不思議な違和感と、
そして、深い安堵と。
今回のディナーショーは、「SORA」というスターがいろいろな作品を演じる、という、大きな枠組のある芝居仕立てのショー。
「SORA」の恋人・桜一花、
「SORA]の有能なマネージャー・初姫さあや、
「SORA]の舞台での相手役・華耀きらり(カルメン)と白華れみ(ミカエラ)…
“芝居仕立て”という、この設定が重要だったと思います。
ショーが不得手な祐飛さんにとっても、やりやすい形式だったでしょうから。
祐飛さんは、MCの場面以外は終始「SORA」として舞台に居ました。
スターである「SORA」として、演じ、歌い、恋を語り、踊り……
……そして、ファンから逃げてった(爆)。
観客席を、ところ狭しと駆け回る、大空祐飛&花娘。
コミカルな場面はコミカルに、
シリアスな場面はシリアスに、
肩の力を抜く場面はゆったりと。
プロの構成だなあ、としみじみと思いました。
中村一徳さんのショーって、いくつも観るとワンパターンなので段々飽きてくることも確かなんですが、ひとつだけを観れば、とにかく王道パターンだし、メリハリがあって華やかで、…結構好きなショー作家の一人なのですが。
彼のショーの一番の魅力は、宝塚の組子6、70人をいっぺんにわーっと出す“人海戦術”なんですよね。だから、ディナーショーはどうなんだろう……と思っていたわけですが。
そんな心配、杞憂でしたね。本当に。
ディナーショーで、お得意の「人海戦術」技をしっかり繰り出す中村一徳、恐るべし!!
祐飛さん+可愛子ちゃん4人。
合計5人全員が揃って舞台にいる時間の長いこと、長いこと。
普通ディナーショーって、祐飛さんがソロで歌ったりMCしたりする時間が一番長いもんだと思うのですが。主役が着替える時間を作るためにちょっと場面を貰ったりするくらいで、あとは“添え物”的な存在であることが多いはずなんですけど。
今回は、そもそも全体の構成が“芝居仕立て”なので、4人とも比較的上級生の、“花も実もある”メンバーなせいもあると思うのですが、それにしてもずーっと出ずっぱりでがんばってくださいました。
単独で目立ったのは、れみちゃんがミカエラのソロを一人で歌ったのと、ラスト前にさあやちゃんのソロに3人のコーラスで一曲あったくらいでしたが、
さあやちゃんは「SORA」のマネージャーとしてかなり長い芝居場面があるし、
一花ちゃんは「SORA」の恋人として丸々一場面祐飛さんと組むし、
きらりちゃんも、カルメンとしてソロと祐飛さんとのダンスがある。
むしろ、4人が着替える時間を作るために祐飛さんがソロを歌っているんじゃないか、ってくらい、4人とも出ずっぱりで大活躍で。
そして祐飛さんご本人は、ちょっとした合間にとっとと着替えて、出てきてくださる。
…両袖は戦場なんだろうなあ、と、
しみじみ感心してしまいました…。
いやー、舞台上(あるいは客席)に人がいっぱいいる図、っていうのは華やかで楽しいですねー♪♪
……やってる方は大変でしょうけれども(^ ^;;;
『祐飛さんと花娘』。
組替えがなければ、(れみちゃん以外)絶対に共演することもなかったであろうメンバー。
誰が選んだのか知りませんが、
4人とも本当に可愛かったぁ〜〜!!(でれでれ)
あの可愛い4人と、こらからもずっと同じ舞台に立てる。
それがとても幸せなことに思えます。
きっと、大劇場でまとぶんたちと組んでお芝居やショーをやっている姿を観たら、またすごく幸せになってしまうんだろうな、私は……(単純)
宝塚はひとつ、と、あなたが言ったから。
だから私は、この世にたったひとつの、あなたの背中を追いかけることができる。
その、9割自前の男役の肩、を。
ありがとう。
ありがとう。
中村一徳さんに、
演奏してくださったSCRATCH!のみなさまに、
一花ちゃん&さあやちゃん&きらりちゃん&れみちゃんに、
音楽の青木朝子さんに、
振付の御織ゆみ乃さんに、
美術の関谷敏昭さんに、
衣装の有村淳さんに、
照明の安藤俊雄さんに、
その他、このショーに関わってくださった全ての方に、
心からの感謝をこめて。
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コメント
ゆうひさんのDSをかしちゃんが訪ねてというのを
WOWOWが流してるそうですね。
多分録画していると思うので、観るのが楽しみ〜
なんかゆうひさんがテンション高いらしいじゃないですか!
花娘たちも可愛いし、どうも組替えして一番違うのが
娘役の存在のあり方だったと・・・
「月娘とは全然違う!」というのが先に組替えしたMちゃんの言葉でしたよ
お稽古開始になったし、とても楽しみです〜
誰か私に合の手じゃない愛の手を。
>「月娘とは全然違う!」というのが先に組替えしたMちゃんの言葉でしたよ
あはははははー。……Mちゃん、いいのか………?(^ ^;ゞ
私は昔、「宝塚には男役と娘役と月組娘役がいる」という名言を読んだことがあります。っていうか、月ファンとして座右の銘(←使い方間違ってます)にしてました、はい。
花組さんの娘役さんの可愛らしさを知るにつけ、月組娘役が余計に愛おしくなりますわ(^ ^)。ディナーショーの祐飛さん、鼻の下のびすぎだしっっっっ!!