宝塚月組 日本青年館公演「Hollywood Lover」の初日があいてから、早いものでもう3日が過ぎてしまいました…。
7日間・全11公演のうち、3日間・5公演が終了。ってことは、ちょうど明日が折り返し地点、なんですね。
…早いなあ。
バウホール公演との違いは、主に空間の広さ(天井の高さ)と音響、そして、脚本の細々とした手直し…それくらい?
このうち、空間については、出演者一同大きく動くことでカバー、していたような気が(^ ^)。とにかく、あまり違和感は感じませんでした♪
観客席の広さの違いによる緊張感の差というのは、少なりともあると思うのですが。今回は、そこも観客の熱気でカバーされているような気がする(^ ^)。
だって今回、絶対バウホールの時より、台詞の間というか、“沈黙という演出”が長くなっているような気がするんですよ。ステファーノとリチャードの、喧嘩腰のやり取りとか。
なのに、
観客席の緊張が、切れない。
不思議だ…。
BGMも何もない、普通の会話の場面で台詞の「間」を長く取ると、観客の緊張が途切れて、咳払いしたり、あるいはガサゴソ何かを探し始める人がいたり、でテンションが下がる(で、次の台詞が始まるとまた戻る、の繰り返し)のが常だと思うのですが。
今回は本当に、観客の緊張が切れなくて。針を一本落としてもわかるような「沈黙」が、台詞の合間合間に、しかもかなりの長時間入るんですよね……。ちょっと感動しました(^ ^)。
一番問題なのは音響、かな。
高音部(特に、男役さんで声が高めの人の台詞)がクリアになりすぎて、カスカスした雑音が入っているように聴こえる、
逆に、低音部がこもって聴こえてしまって再現できない、など。
特に思ったのが、ビリー(桐生)とマギー(花瀬)のラヴソングでした。バウホールでは「園加ちゃん、歌が巧くなったなー」と思ったのに、青年館では元通り、いやそれ以上にカスカス聴こえてしまったのが残念(T T)。
全体的に、マイクをオンにし忘れた、落とした、付ける場所を失敗して服がこすれたり小道具に当たったりして雑音が入る…などのハプニングも多いですね、今のところ。
短い公演なのにもったいない〜(涙)。
脚本的な手直しは、ホント微調整って感じ…だと思います。なんとなく、バウ版よりさらに「具体的にイメージがわきやすいような表現」に修正されていたところが多かったような(説明が全然具体的じゃなくてごめんなさい)。
個人的には、開幕すぐの最初の撮影現場で、サム(麻月)とナンシー(なっつ)がスタジオ中を駆け回るシーン。
二人を眺めるステファーノの、過去への回想の発端となるシーンですが。
ここのなっつの台詞が「わあ〜!ここで映画撮るのね〜!」に変わってたのがちょっと残念。これ、バウホールでは、直後に流れる過去のローズの「これが映画のスタジオ?」と同じ台詞だった記憶があるのですが…。
変えたのだとしたら、理由を知りたいなあ。前の方がスムーズに回想に入れていいなあと思っていたのにぃ〜。
…とかなんとか言っちゃって、私の思い込み記憶違いだったらすみませんm(_ _)m。
さてさて。
というわけで。脚本的的には大きな変更なし、演出的にも、空間の大きさを埋めるための動きの手直しくらい…ほとんど変更なしで、1週間の稽古を経てさらに深みを増した作品としてお目見えした「Hollywood Lover」(はぁと)。
バウで観たときにも書きましたが、この作品、ストーリーは実際たいした話じゃないんですよね。「あらすじ」としてプログラムに書いてあるとおりの話で、あの「あらすじ」の後に起こるっ出来事って、ほんの3〜4行って感じですもの。
でも。
物語が複雑であることと、「名作」かどうか、というのは全くリンクしていないんだなー、と思いました。
ごくごくまっとうな、真面目に働く人々しか出てこない、
ごくごくありふれた、恋の恍惚と不安の物語。
一番エキセントリックなリチャードでさえ、このくらいの人だったら職場に一人や二人はいるよね(いたら嫌だが)、というレベル。彼らの、なんと普通に、そこで「生きて」いることか。
だから。
だからこれは、オーソドックスな“永遠の恋”の物語。たりえたのだ、と。
……次あたり、そろそろネタバレ解禁して、リチャードとローズのことを語ってもいいでしょうか……?(←語りたい)
とか思いつつ。
まずは先に、下級生さんたちの話を☆
○こころ(妃鳳こころ)
ウォルター(磯野さん)の愛妾、リタ・ボーン
迫力美人。仇っぽくて美形で色っぽくてうつくしい。
そこに居てくれるだけで場が華やぐ、根っからの「愛妾」。
愛人がたくさんいるウォルターが、正式なパーティに連れて行くのは常にリタであるという事実が、彼女の地位を想像させてくれます♪
そして。
今回、一番印象的だったのは、シーラのクリスマスパーティーの歌手!!プログラムには「リタ」の名前で出ているので、元々歌手が本業、という設定なんでしょうか?
いつも、こころの台詞を聞く度に「ああ、いい声だなあ…」と、うっとりしている私ですが、今回の歌は本当〜に素晴らしかった!あの仇っぽい「ホワイト・クリスマス」を、ぜひCD「クリスマス・プレゼント」に入れてあげてほしかったです(*^ ^*)。
ちなみに。
クリスマスパーティ、青年館では絶対ニューイヤーパーティーになると思ってたのに、そういえば変わらなかったなあ…☆
○夏鳳しおりちゃん
ウォルターの愛人、グロリア・シモンズ
2幕で、ウォルターとリチャード親子が映画「サラ・ベルナール」について激論を戦わせる場面につれてこられる愛人さん。
座り方や仕草がちょっとガサツなのが気になっていたのですが、青年館にきてずいぶんなめらかになって、色っぽくなりましたねー♪
それ以外の場面では、あかねちゃんと一緒に撮影スタッフの衣装係としての登場が多いかな?てきぱきと動いていて、ベン(姿樹えり緒)のフォローもよくやっています♪
しおりちゃんは、本当に服が好きっぽい役作りのような気がしましたが、どうなんでしょうかねぇ…。
○咲希あかねちゃん
ウォルターの愛人、シルヴィア・パーソン
こちらは1幕の、ウォルターとリチャードの最初の会話に付き合っている女です。涼やかな美貌であまり「愛人」という感じでもないのですが、美人でスタイルがいいので、つれて歩いたら自慢になるだろうなあ〜、と納得、な感じ。
他の場面は主に衣装スタッフ。ちょっと好奇心の強いタイプっぽいですね。フィリップ(榎登也)にモーションをかけて、しおりちゃんに怒られたりしていたような気がする(←違うかも)
みっしょん(美翔かずき)のところにも書きましたが、最初と最後の空港でのアツアツの恋人っぷりには、ついつい注目してしまいます。特にラスト。いったん抱き合って別れを告げて、立ち去ろうとするみっしょんを追いかけるまでの逡巡の芝居がすごくいいです♪(どこを観てるんだお前)
あと、こちらもみっしょんと一緒ですが、最初にダニエルの店にステファーノたちが行った時の、隣のテーブルの客をやってるんですよね。これもかなり、好奇心のつよい、物怖じしない娘というイメージで、すごく魅力的でした!!
…そういえば、「椿姫」の撮影でアルフレッドを演じるみっしょんの衣装を直してあげる衣装係もあかねちゃんだったような気が。
背が高くてスタイルが良い二人、並びの絵面もよくお似合いで、コンビで応援したくなってしまいますわ(笑)。
最初の記者会見のジャーナリストでは、リチャードの発言に対して「強気ねぇ」と突っ込むあかねちゃん。とにかく、植田景子さんの中であかねちゃんは「勝気なお嬢さん」なんでしょうね……月娘め。
ちなみに、声もとっても好きです。なんていうか、勝気な声ですよね(^ ^)。
○舞乃ゆかちゃん
ローズの付き人、エヴァ。過去のマギー。
撮影現場で、最初に目に付いた可愛い子ちゃんでした。
付き人としてローズを気遣い、何かと世話をやいているのがわざとらしくなく一生懸命で、すごく好感がもてます。可愛いんだこれが♪
シーラのクリスマスパーティーでは、アーサー・フリードのみっしょんと一緒に踊る赤いドレスの金髪美人。最初の記者会見のジャーナリストでは、ステファーノの発言に対して「いい男〜」とうっとりしているのがそうですよね?声もきれいで発声もよくて♪まだ若いのに、なんか嬉しくなります♪
○真凜カンナちゃん
アン
表情豊かなファニーフェースが印象的なカンナちゃん。撮影現場では、こまごまと働いていて、いっときも落ち着いている時間がない感じ。
一番目立つのは、シーラのクリスマスパーティでかえこ(良基天音)ちゃんの“大物俳優”に口説かれている“若い女優”かな〜?
バウホールのときはカンナちゃん、かなり本気で嫌がっていましたが、青年館ではそうでもないような…?何か心境の変化でもあったのか?(^ ^)。
一幕のダニエルの店では、あかねちゃんと一緒にステファーノのサインをねだりに行く娘。ステファーノがサインしている時の、恥ずかしそうな満面の笑顔がたまらなく可愛かったです。
あれって、最初にステファーノに気がつくのはカンナちゃんなんだよね。あかねちゃんは全然気がつかなくて、カンナちゃんに言われても「誰それ?」みたいな反応(笑)。
でも、気がついた後の行動が早いのもあかねちゃんで、カンナちゃんは「えっ?ホントにいくの?」という感じ。
ついつい、ほのぼのと見守っててしまうお二人です♪
○都月みあちゃん
丸眼鏡にお下げ髪のジーン
舞乃ゆかちゃんとは違う意味で、最初に目に付いた娘でした。
ちょっと野暮ったいスカートを翻し、くるくる働く姿が、かーわーいーいー!!エヴァンゼリンを観てみたい!(*^ ^*)(ぜひ、ミッターマイヤーはみりおで)(←おい)。
最初の記者会見では、ローズの発言に対する蘭乃はなちゃんの「大根女優(けっ)」にうなづいて、「同〜感!」とうなづく娘がみあちゃんだったと思います。可愛いんだこれが♪
とにかく、今回出演している娘役さんたちは皆本当に可愛くて、しかも芝居が出来そうなメンバーばかり。凄く若いのに、ジャーナリスト役などで一言台詞を言うにも、まったくコケる心配をしなくていいのが嬉しい。しかも、どんどん上達してきている♪
無言の芝居もそれぞれ工夫していて、観るたびに違うんですよね。
いいお手本がいるってことなんでしょうけれども、本当にいい子たちが集まってくれたなあ、と幸せな気持ちでした。
役らしい役はまだ少ない子たちですけれども、少しでもチェックしてあげていただければ幸いです♪
毎度のことながら、長くなってしまってすみませんm(_ _)m。
最後まで読んでくださったすべてのみなさまに、心からのキスを!(←BYローズ)(ちなみに、返品不可です♪)
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7日間・全11公演のうち、3日間・5公演が終了。ってことは、ちょうど明日が折り返し地点、なんですね。
…早いなあ。
バウホール公演との違いは、主に空間の広さ(天井の高さ)と音響、そして、脚本の細々とした手直し…それくらい?
このうち、空間については、出演者一同大きく動くことでカバー、していたような気が(^ ^)。とにかく、あまり違和感は感じませんでした♪
観客席の広さの違いによる緊張感の差というのは、少なりともあると思うのですが。今回は、そこも観客の熱気でカバーされているような気がする(^ ^)。
だって今回、絶対バウホールの時より、台詞の間というか、“沈黙という演出”が長くなっているような気がするんですよ。ステファーノとリチャードの、喧嘩腰のやり取りとか。
なのに、
観客席の緊張が、切れない。
不思議だ…。
BGMも何もない、普通の会話の場面で台詞の「間」を長く取ると、観客の緊張が途切れて、咳払いしたり、あるいはガサゴソ何かを探し始める人がいたり、でテンションが下がる(で、次の台詞が始まるとまた戻る、の繰り返し)のが常だと思うのですが。
今回は本当に、観客の緊張が切れなくて。針を一本落としてもわかるような「沈黙」が、台詞の合間合間に、しかもかなりの長時間入るんですよね……。ちょっと感動しました(^ ^)。
一番問題なのは音響、かな。
高音部(特に、男役さんで声が高めの人の台詞)がクリアになりすぎて、カスカスした雑音が入っているように聴こえる、
逆に、低音部がこもって聴こえてしまって再現できない、など。
特に思ったのが、ビリー(桐生)とマギー(花瀬)のラヴソングでした。バウホールでは「園加ちゃん、歌が巧くなったなー」と思ったのに、青年館では元通り、いやそれ以上にカスカス聴こえてしまったのが残念(T T)。
全体的に、マイクをオンにし忘れた、落とした、付ける場所を失敗して服がこすれたり小道具に当たったりして雑音が入る…などのハプニングも多いですね、今のところ。
短い公演なのにもったいない〜(涙)。
脚本的な手直しは、ホント微調整って感じ…だと思います。なんとなく、バウ版よりさらに「具体的にイメージがわきやすいような表現」に修正されていたところが多かったような(説明が全然具体的じゃなくてごめんなさい)。
個人的には、開幕すぐの最初の撮影現場で、サム(麻月)とナンシー(なっつ)がスタジオ中を駆け回るシーン。
二人を眺めるステファーノの、過去への回想の発端となるシーンですが。
ここのなっつの台詞が「わあ〜!ここで映画撮るのね〜!」に変わってたのがちょっと残念。これ、バウホールでは、直後に流れる過去のローズの「これが映画のスタジオ?」と同じ台詞だった記憶があるのですが…。
変えたのだとしたら、理由を知りたいなあ。前の方がスムーズに回想に入れていいなあと思っていたのにぃ〜。
…とかなんとか言っちゃって、私の思い込み記憶違いだったらすみませんm(_ _)m。
さてさて。
というわけで。脚本的的には大きな変更なし、演出的にも、空間の大きさを埋めるための動きの手直しくらい…ほとんど変更なしで、1週間の稽古を経てさらに深みを増した作品としてお目見えした「Hollywood Lover」(はぁと)。
バウで観たときにも書きましたが、この作品、ストーリーは実際たいした話じゃないんですよね。「あらすじ」としてプログラムに書いてあるとおりの話で、あの「あらすじ」の後に起こるっ出来事って、ほんの3〜4行って感じですもの。
でも。
物語が複雑であることと、「名作」かどうか、というのは全くリンクしていないんだなー、と思いました。
ごくごくまっとうな、真面目に働く人々しか出てこない、
ごくごくありふれた、恋の恍惚と不安の物語。
一番エキセントリックなリチャードでさえ、このくらいの人だったら職場に一人や二人はいるよね(いたら嫌だが)、というレベル。彼らの、なんと普通に、そこで「生きて」いることか。
だから。
だからこれは、オーソドックスな“永遠の恋”の物語。たりえたのだ、と。
……次あたり、そろそろネタバレ解禁して、リチャードとローズのことを語ってもいいでしょうか……?(←語りたい)
とか思いつつ。
まずは先に、下級生さんたちの話を☆
○こころ(妃鳳こころ)
ウォルター(磯野さん)の愛妾、リタ・ボーン
迫力美人。仇っぽくて美形で色っぽくてうつくしい。
そこに居てくれるだけで場が華やぐ、根っからの「愛妾」。
愛人がたくさんいるウォルターが、正式なパーティに連れて行くのは常にリタであるという事実が、彼女の地位を想像させてくれます♪
そして。
今回、一番印象的だったのは、シーラのクリスマスパーティーの歌手!!プログラムには「リタ」の名前で出ているので、元々歌手が本業、という設定なんでしょうか?
いつも、こころの台詞を聞く度に「ああ、いい声だなあ…」と、うっとりしている私ですが、今回の歌は本当〜に素晴らしかった!あの仇っぽい「ホワイト・クリスマス」を、ぜひCD「クリスマス・プレゼント」に入れてあげてほしかったです(*^ ^*)。
ちなみに。
クリスマスパーティ、青年館では絶対ニューイヤーパーティーになると思ってたのに、そういえば変わらなかったなあ…☆
○夏鳳しおりちゃん
ウォルターの愛人、グロリア・シモンズ
2幕で、ウォルターとリチャード親子が映画「サラ・ベルナール」について激論を戦わせる場面につれてこられる愛人さん。
座り方や仕草がちょっとガサツなのが気になっていたのですが、青年館にきてずいぶんなめらかになって、色っぽくなりましたねー♪
それ以外の場面では、あかねちゃんと一緒に撮影スタッフの衣装係としての登場が多いかな?てきぱきと動いていて、ベン(姿樹えり緒)のフォローもよくやっています♪
しおりちゃんは、本当に服が好きっぽい役作りのような気がしましたが、どうなんでしょうかねぇ…。
○咲希あかねちゃん
ウォルターの愛人、シルヴィア・パーソン
こちらは1幕の、ウォルターとリチャードの最初の会話に付き合っている女です。涼やかな美貌であまり「愛人」という感じでもないのですが、美人でスタイルがいいので、つれて歩いたら自慢になるだろうなあ〜、と納得、な感じ。
他の場面は主に衣装スタッフ。ちょっと好奇心の強いタイプっぽいですね。フィリップ(榎登也)にモーションをかけて、しおりちゃんに怒られたりしていたような気がする(←違うかも)
みっしょん(美翔かずき)のところにも書きましたが、最初と最後の空港でのアツアツの恋人っぷりには、ついつい注目してしまいます。特にラスト。いったん抱き合って別れを告げて、立ち去ろうとするみっしょんを追いかけるまでの逡巡の芝居がすごくいいです♪(どこを観てるんだお前)
あと、こちらもみっしょんと一緒ですが、最初にダニエルの店にステファーノたちが行った時の、隣のテーブルの客をやってるんですよね。これもかなり、好奇心のつよい、物怖じしない娘というイメージで、すごく魅力的でした!!
…そういえば、「椿姫」の撮影でアルフレッドを演じるみっしょんの衣装を直してあげる衣装係もあかねちゃんだったような気が。
背が高くてスタイルが良い二人、並びの絵面もよくお似合いで、コンビで応援したくなってしまいますわ(笑)。
最初の記者会見のジャーナリストでは、リチャードの発言に対して「強気ねぇ」と突っ込むあかねちゃん。とにかく、植田景子さんの中であかねちゃんは「勝気なお嬢さん」なんでしょうね……月娘め。
ちなみに、声もとっても好きです。なんていうか、勝気な声ですよね(^ ^)。
○舞乃ゆかちゃん
ローズの付き人、エヴァ。過去のマギー。
撮影現場で、最初に目に付いた可愛い子ちゃんでした。
付き人としてローズを気遣い、何かと世話をやいているのがわざとらしくなく一生懸命で、すごく好感がもてます。可愛いんだこれが♪
シーラのクリスマスパーティーでは、アーサー・フリードのみっしょんと一緒に踊る赤いドレスの金髪美人。最初の記者会見のジャーナリストでは、ステファーノの発言に対して「いい男〜」とうっとりしているのがそうですよね?声もきれいで発声もよくて♪まだ若いのに、なんか嬉しくなります♪
○真凜カンナちゃん
アン
表情豊かなファニーフェースが印象的なカンナちゃん。撮影現場では、こまごまと働いていて、いっときも落ち着いている時間がない感じ。
一番目立つのは、シーラのクリスマスパーティでかえこ(良基天音)ちゃんの“大物俳優”に口説かれている“若い女優”かな〜?
バウホールのときはカンナちゃん、かなり本気で嫌がっていましたが、青年館ではそうでもないような…?何か心境の変化でもあったのか?(^ ^)。
一幕のダニエルの店では、あかねちゃんと一緒にステファーノのサインをねだりに行く娘。ステファーノがサインしている時の、恥ずかしそうな満面の笑顔がたまらなく可愛かったです。
あれって、最初にステファーノに気がつくのはカンナちゃんなんだよね。あかねちゃんは全然気がつかなくて、カンナちゃんに言われても「誰それ?」みたいな反応(笑)。
でも、気がついた後の行動が早いのもあかねちゃんで、カンナちゃんは「えっ?ホントにいくの?」という感じ。
ついつい、ほのぼのと見守っててしまうお二人です♪
○都月みあちゃん
丸眼鏡にお下げ髪のジーン
舞乃ゆかちゃんとは違う意味で、最初に目に付いた娘でした。
ちょっと野暮ったいスカートを翻し、くるくる働く姿が、かーわーいーいー!!エヴァンゼリンを観てみたい!(*^ ^*)(ぜひ、ミッターマイヤーはみりおで)(←おい)。
最初の記者会見では、ローズの発言に対する蘭乃はなちゃんの「大根女優(けっ)」にうなづいて、「同〜感!」とうなづく娘がみあちゃんだったと思います。可愛いんだこれが♪
とにかく、今回出演している娘役さんたちは皆本当に可愛くて、しかも芝居が出来そうなメンバーばかり。凄く若いのに、ジャーナリスト役などで一言台詞を言うにも、まったくコケる心配をしなくていいのが嬉しい。しかも、どんどん上達してきている♪
無言の芝居もそれぞれ工夫していて、観るたびに違うんですよね。
いいお手本がいるってことなんでしょうけれども、本当にいい子たちが集まってくれたなあ、と幸せな気持ちでした。
役らしい役はまだ少ない子たちですけれども、少しでもチェックしてあげていただければ幸いです♪
毎度のことながら、長くなってしまってすみませんm(_ _)m。
最後まで読んでくださったすべてのみなさまに、心からのキスを!(←BYローズ)(ちなみに、返品不可です♪)
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コメント
この公演の下級生娘役がどの子もホント、可愛いし芝居がうまくて「景子先生はこんな下級生まで拘ったんだなぁ」と思ったんですわ。
プログラムを買わなかったのですが、今度東宝に行ったら買いますよ、アノコとあのこは誰かを知りたい!
(昨日、すごい気になったカワイコちゃんがいました)
月組下級世辞の可愛らしさと芝居の巧さを見つけてくださって嬉しいです!「気になったカワイコちゃん」、気になった場面を教えていただければお答えしますよ〜!