月組の青葉みちる嬢が、バウ公演楽での卒業を発表されました。


「いい女」ぞろいの月組86期の中でも、ピカ一の芝居巧者。

「飛鳥夕映え」新公の小足媛。
「The Last Party」の秘書ローラ。
「エリザベート」新公の家庭教師。
「BourbonStreet Blues」のマイラ。
「JAZZYな妖精たち」のバンシー。

そして、

「パリの空よりも高く」新公のエレノール。

エレノールについては、この日記でも散々書かせていただきました。
本当に素晴らしかった!
まだ研8。
まだまだたくさんの芝居に挑戦してみてほしかった。
まだまだこれから、これから役がつくところだったのに……。



“役者”青葉みちるに、もう会えないなんてアリエナイ。
いつまでもいてほしい、なんていわないよ。
でも、

いつまでも、いつまでも、観ていたかった、のに………。

そして、私は結構彼女のダンスも好きだったんですよね。
芝居だけだけじゃなくて。

「ファンシーダンス」の街の場面でのダンスとか、
今回の「マジシャンの憂鬱」の幽霊のダンスとか。

“髪振り乱し系”のダンスのときのみちるちゃん、キレイでかっこよくて、とっても大好きだったんです。

最後の晴れ舞台は、バウホール公演「ホフマン物語」。

みりおくん主演の前半は、“妖艶な娼婦”ジュリエッタ。
後半は、“瀕死の歌姫”アントニア。
もりえちゃん主演のときは、通しでアンドレア/フランシスカ/コシュニーユの3役。

…全部は観にいけないけど、せめて一回、みちるちゃんにちゃんとお別れを言いに行きたいな……と思いはじめています…。
うーん、どうしよう…(汗)。


彼女の決めたことだから。
私にできることは、前途の幸いを祈ることだけ。

ただ、私はさびしいです。悲しいです。
せめて大劇場で、東宝で、しっかりと見送りたかった……。
それだけが、心残りです。



雪組さんも、灯さんと千はふりちゃんのお二人がご卒業。

灯さんは、汐風さんの「心中・恋の大和路」の太夫で最初に拝見して以来、ずーっと副組長として雪組公演には必ずいらっしゃる方でした。
ある意味、雪組といえば灯さん、みたいな感覚があります。
おっとりと優しい語り口調や穏やかな声が、大好きでした。

「星影の人」染香姐さんの、花道での八千代獅子が目に焼きついています。仕草ひとつが実に美しく、緑の帯がよくお似合いでsた。

千さんは、残念ながら舞台でちゃんと拝見したことはないと思うのですが…(T T)、
お二人とも、どうぞ3月末まで、精一杯舞台を楽しんでくださいませ。



そして!

美穂圭子さんの専科移動と、未来優希さんの雪組副組長就任のニュース。

五峰さんに続き、雪組女役さんが専科に移動されるんですね。
美穂さんの歌も芝居も本当に大好きなので、ぜひぜひ月組にも出ていただきたいです!

なんでしたら、「ミー&マイガール」のマリアおばさま、な〜んて♪いかがでしょうか?(*^ ^*)。

ハマコさんは…越乃リュウちゃんが副組長になるとの発表があった時から、遠からずハマコさんも管理職になられるんだろうなあ、とは思っていたのですが。
案の定、って感じです〜♪

なんの心配もいらなそうな副組長さん(笑)。これからも、雪組を盛り立てていってくださいね。


月組「Hollywood Lover」組には卒業生がいなかったことにホッとしつつ、こんなことがあると、ドラマシティ公演の集合日までドキドキしてしまいます…(; ;)。

東宝楽での卒業が、後から発表になった常磐みづのちゃんといい、皆さんそれぞれにご事情あるんでしょうけれども。
組ファンがじっくり見送れない状況での卒業は、考え直してほしいなぁ、と、切に思いますぅ……(涙)。

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