ラベンダー色のモノローグ
2007年11月8日 宝塚(雪)日本青年館に、轟悠コンサート「Lavender Monologue」を観に行ってまいりました。
…という話の前に。ひとつ驚いたこと。
この日記は、ひっそりと書いているので(笑)、「リンク元」はいつも複数のサイト様のリンクばかりで、検索して来られる方は少ないのですが。
さっき見てみたら、「リンク元」として表示されるのは全て検索サイト!しかもほとんどが「蜘蛛女のキス」関係での検索!
いやービックリしました。こんなこと初めてです。さすが話題の公演(笑)。
で、ついでに昨日書き忘れたことを一つだけ。
今回の公演、歌詞はすべて演出の荻田さんが訳しなおされたようで、どれもすごく良いのですが(やっぱり荻田さんの日本語のセンス、好きだ〜!)
革命歌「The Day After That」の「明日の日を越えていけば(越えて行こう)」という新訳だけは………
初演はコレ、「明日駄目でも、その次の日!」という歌詞で、物凄く印象的だったんです。曲のクライマックスでの「その次の日」と繰り返すリフレインがあって、これがすっごくカッコ良かったの!!…新訳だと何か物足りない(T T)。
前の方が原詩に添っているし、あれでいいと思うんだけどなあ。
こういうのって、一部使ったりすることも出来ないんでしょうかねぇ(涙)。……残念。
で。
荻田さんの毒に嵌って、案の定熱が出た私(汗)。
今日は、その熱をおして青年館に出かけていきまして。
…月雪の85期が揃った客席に、さらに熱が上がってしまいました……。
昼の公演には、水さんはじめ、雪組のスターさんたちが勢揃いなさっていたようですが。
…猫にとっては、85期の方が衝撃でした…。月組85期までは予想の範囲(というか期待してた)でしたが、ま、まさからぎちゃんが来ているとはっ!!
おかげでコンサートの内容、頭に残らなかったよ………(←おーいっ!)
さて。
今回、出演者は轟さんの他に、雪組子が12人。
いづるん(天勢いづる)は、リリー・マルレーンが役としては一番大きかったかな?良い声で、切なげで、とてもステキでした♪ただ、これは歌のみで、芝居では絡みがなかったのが残念です。
酒場の場面ではひろみ(彩那音)ちゃんと組んでいて、下手奥で超エロエロだった(*^ ^*)。椅子に座ったひろみちゃんの膝に身体を預けて、細腿(←そんな日本語はない)をじーっくりと撫でさすられつつ、腕をひろみちゃんの首に回して耳許にささやきかける…その仇っぽさといったら!
いやー、赤面しつつ、オペラグラスは外せない感じでした(笑)。
2幕のロックテイストの場面は、いづるんが主役かと思うほど格好良かったです!ああいう衣装、似合うなあ★っていうか、いづるんの脚は大事に隠しておこうよ先生方………。
(麻樹)ゆめみさんは、酒場の場面はメインで轟さんと絡むのですが、芝居もダンスも良かった!
正直、「ハロー!ダンシング」まではそんなに注目していなかった人ですが、あれ以降ものすごく目につくようになったなあ〜。華やかになりましたよね!決して美人ではないんですけど、元月のちづ(美々杏里)さんを思わせる、何とも言えない「イイオンナ」の雰囲気があるの。
次の大劇場作品も楽しみです。
あと、今回とっても気に入ったのが、研2の笙乃茅桜ちゃん。いやー、うなじから背中のライン、頭と首のバランス、そして、肩から腕のラインがキレイで……プロローグで下級生たちが出揃った時から「おっ、誰だろう?」と思ってたんですよ♪
そしたら、舞踏会の場面で轟さんと組んで踊り出して……あぁ、これが笙乃さんか!!と(笑)最後はひろみちゃんにお持ち帰りされる、超美味しい役でしたね♪
その後も、とにかくその首から胸元あたりのラインがキレイだと、どんな衣装も本当に良く似合うんですよね〜♪いやぁ、雪組さんだとちょっと背が高いかな?という気もしますが、ぜひがんばってほしいです(はぁと)
そもそも、このコンサートを観に行ったのは、友人の「ひろみちゃんが色っぽかった」の一言のため(←ありがとう友よ)。
で、ひろみちゃんは期待以上でした♪プロローグで最初にスポットを浴びた時から目が離せない!いやー、ステキだ〜っ♪
月組を離れて、一年半。先日の全国ツアーでも思いましたが、「可愛いひろみちゃん」は、もういないんですねぇ(感慨)。すっかり一人前の「男」になっちゃって…。
今回は芝居ではなくショーなので、がんばって踊っていらっしゃいました。
一番の見せ場は…「Mr. Bojangles」のソロダンス、になるのかな?うーん、個人的には、「TAP GUY」で玉野さんやHIDEBOHさんを観たばかりなのでモニョモニョ(あれは轟さんの歌もイマイチだった)…という感じでしたが(^ ^;ゞ。
むしろ、酒場でのいづるんとの絡みとか、2幕頭のガンガンなダンスとかの方が良かったです。群舞では上手側で(大湖)せしるくんと並ぶことが多くて、クールなせしると好対照でした♪♪
その、せしるくん。
かっこよかったあ〜。彼女も「ハロー!ダンシング」で伸びた人ですね。あの時はそんなに印象に残らなかったけど、全国ツアーの「Joyfull2」あたりですっかり“お気に入り”になりました。
歌はアレですが、ダンスはさすが。それと、驚くほど表情が豊かになったなあ、と。昔は“クール”を標榜しすぎて表情も凍りついていた印象があったのですが、今回はすごく良かったです。
ひろみちゃんとの並びがうっとりするほどキレイでした♪♪♪
コマ(沙央くらま)ちゃんは、基本的にひろみちゃんと対称位置になるので……ど、どうしても、なかなか観れなくてっ!!(←ごめんなさい涙)。
歌が安定している人なので、もっとソロを聴いてみたかったのですが。でも轟さんのコンサートだからなあ(涙)。舞踏会の場面は白い衣装がよく似合って、メインの位置で踊っていらしてとてもステキでした♪
「ハロー!ダンシング」で、デュエットダンスを担当していた祐輝千寿さん。あの公演ではソロも披露して、とても良い声だったので歌も楽しみにしていたのですが以下同文。
ダンスもキレがあって、どの場面でも目を惹きました。もうちょっと痩せてくれれば、猫的にはカナリ完璧に近いんだけどな(笑)。
かおり(晴華みどり)ちゃんは、舞踏会の場面でのソロが!耳福〜(幸せ♪)。
でも、目立ったのはそのくらい、かな…。美人で華やかな人なのに、不思議なくらい溶けこんじゃってました。
ヒロインに不可欠な、「目を惹き付けて離さない」ものを、十分に持っているハズの人なのに、何故なんでしょうね。可愛いのになあ……(涙)。
じんじん(神麗華)は…意識して観るのは「さすらいの果てに」のナキア以来!?芝居が上手くて好きな娘役さんですけど、あんまり役つかない人なのかなあ(涙)。なかなか群舞では見つけられないんですけど、今回で覚えた、かな?
悠月れなちゃんもハロダン組ですね。雰囲気が可愛らしくて、表情も豊かで可愛かったです♪
エーアンの歌手で美声を披露していた朝風れいくんと、ハロー!ダンシングでお気に入りだった彩凪翔くんは、二人セットでちょっと目立つ場面があったくらいかなー。歌がなかったのは残念。
でも。
彼らも出ずっぱりの着替えまくりで踊っていたので、さぞ楽しかっただろうと思います♪なかなか前列で踊る機会は少ないだろうし、いい経験になったんじゃないでしょうか。
とにかく、皆の汗が楽しそうな2時間でした!
演出は、ベテランの酒井さんがベテランの味でまとめました…って感じ?一幕の構成が、プロローグとラストを同じ場面にしたサンドイッチ構造にしていたのが面白かったです。
かっこいい場面ですよね。雪組子の登場の仕方が粋でした。
2幕はパワフルにまとめていて、ちょっとテンポがゆっくりなところが轟さんらしい感じ。お稽古期間が短かったせいか、アンサンブルとしてのまとまりが弱い気がしましたが、そこは主演者が力づくでまとめるべきところだしね。
酒井さんは轟さんを信じているんだなあ、と、あらためて思いました。
で。
…すいません、御大のことを全然書いてませんね、私。
いや、いつもどおりの轟さん、だったので、特に何も……って感じだったのですが。
とりあえず、長くなってしまったので、そのあたりはまた、明日にでも♪
あ、でも、一つだけ。
ラストの「チェ・タンゴ・チェ」は、さすがの一言でした。去年、6月から8月まで3ヶ月歌い通しただけのことはあります。声量も音域もぴったりだし、酒井さんが“轟さんのために”用意した曲だなあ、という感じ。
この秘密兵器をアンコールにするなんて、贅沢な!って感じです。
そして。
この「チェ・タンゴ・チェ」、ついついひろみちゃんも出てたよなあ、と回想してしまった…(苦笑)違うから!ひろみちゃんはその前に組替えしちゃってるからっ!!
……自分の記憶が、とっても心配です………。
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…という話の前に。ひとつ驚いたこと。
この日記は、ひっそりと書いているので(笑)、「リンク元」はいつも複数のサイト様のリンクばかりで、検索して来られる方は少ないのですが。
さっき見てみたら、「リンク元」として表示されるのは全て検索サイト!しかもほとんどが「蜘蛛女のキス」関係での検索!
いやービックリしました。こんなこと初めてです。さすが話題の公演(笑)。
で、ついでに昨日書き忘れたことを一つだけ。
今回の公演、歌詞はすべて演出の荻田さんが訳しなおされたようで、どれもすごく良いのですが(やっぱり荻田さんの日本語のセンス、好きだ〜!)
革命歌「The Day After That」の「明日の日を越えていけば(越えて行こう)」という新訳だけは………
初演はコレ、「明日駄目でも、その次の日!」という歌詞で、物凄く印象的だったんです。曲のクライマックスでの「その次の日」と繰り返すリフレインがあって、これがすっごくカッコ良かったの!!…新訳だと何か物足りない(T T)。
前の方が原詩に添っているし、あれでいいと思うんだけどなあ。
こういうのって、一部使ったりすることも出来ないんでしょうかねぇ(涙)。……残念。
で。
荻田さんの毒に嵌って、案の定熱が出た私(汗)。
今日は、その熱をおして青年館に出かけていきまして。
…月雪の85期が揃った客席に、さらに熱が上がってしまいました……。
昼の公演には、水さんはじめ、雪組のスターさんたちが勢揃いなさっていたようですが。
…猫にとっては、85期の方が衝撃でした…。月組85期までは予想の範囲(というか期待してた)でしたが、ま、まさからぎちゃんが来ているとはっ!!
おかげでコンサートの内容、頭に残らなかったよ………(←おーいっ!)
さて。
今回、出演者は轟さんの他に、雪組子が12人。
いづるん(天勢いづる)は、リリー・マルレーンが役としては一番大きかったかな?良い声で、切なげで、とてもステキでした♪ただ、これは歌のみで、芝居では絡みがなかったのが残念です。
酒場の場面ではひろみ(彩那音)ちゃんと組んでいて、下手奥で超エロエロだった(*^ ^*)。椅子に座ったひろみちゃんの膝に身体を預けて、細腿(←そんな日本語はない)をじーっくりと撫でさすられつつ、腕をひろみちゃんの首に回して耳許にささやきかける…その仇っぽさといったら!
いやー、赤面しつつ、オペラグラスは外せない感じでした(笑)。
2幕のロックテイストの場面は、いづるんが主役かと思うほど格好良かったです!ああいう衣装、似合うなあ★っていうか、いづるんの脚は大事に隠しておこうよ先生方………。
(麻樹)ゆめみさんは、酒場の場面はメインで轟さんと絡むのですが、芝居もダンスも良かった!
正直、「ハロー!ダンシング」まではそんなに注目していなかった人ですが、あれ以降ものすごく目につくようになったなあ〜。華やかになりましたよね!決して美人ではないんですけど、元月のちづ(美々杏里)さんを思わせる、何とも言えない「イイオンナ」の雰囲気があるの。
次の大劇場作品も楽しみです。
あと、今回とっても気に入ったのが、研2の笙乃茅桜ちゃん。いやー、うなじから背中のライン、頭と首のバランス、そして、肩から腕のラインがキレイで……プロローグで下級生たちが出揃った時から「おっ、誰だろう?」と思ってたんですよ♪
そしたら、舞踏会の場面で轟さんと組んで踊り出して……あぁ、これが笙乃さんか!!と(笑)最後はひろみちゃんにお持ち帰りされる、超美味しい役でしたね♪
その後も、とにかくその首から胸元あたりのラインがキレイだと、どんな衣装も本当に良く似合うんですよね〜♪いやぁ、雪組さんだとちょっと背が高いかな?という気もしますが、ぜひがんばってほしいです(はぁと)
そもそも、このコンサートを観に行ったのは、友人の「ひろみちゃんが色っぽかった」の一言のため(←ありがとう友よ)。
で、ひろみちゃんは期待以上でした♪プロローグで最初にスポットを浴びた時から目が離せない!いやー、ステキだ〜っ♪
月組を離れて、一年半。先日の全国ツアーでも思いましたが、「可愛いひろみちゃん」は、もういないんですねぇ(感慨)。すっかり一人前の「男」になっちゃって…。
今回は芝居ではなくショーなので、がんばって踊っていらっしゃいました。
一番の見せ場は…「Mr. Bojangles」のソロダンス、になるのかな?うーん、個人的には、「TAP GUY」で玉野さんやHIDEBOHさんを観たばかりなのでモニョモニョ(あれは轟さんの歌もイマイチだった)…という感じでしたが(^ ^;ゞ。
むしろ、酒場でのいづるんとの絡みとか、2幕頭のガンガンなダンスとかの方が良かったです。群舞では上手側で(大湖)せしるくんと並ぶことが多くて、クールなせしると好対照でした♪♪
その、せしるくん。
かっこよかったあ〜。彼女も「ハロー!ダンシング」で伸びた人ですね。あの時はそんなに印象に残らなかったけど、全国ツアーの「Joyfull2」あたりですっかり“お気に入り”になりました。
歌はアレですが、ダンスはさすが。それと、驚くほど表情が豊かになったなあ、と。昔は“クール”を標榜しすぎて表情も凍りついていた印象があったのですが、今回はすごく良かったです。
ひろみちゃんとの並びがうっとりするほどキレイでした♪♪♪
コマ(沙央くらま)ちゃんは、基本的にひろみちゃんと対称位置になるので……ど、どうしても、なかなか観れなくてっ!!(←ごめんなさい涙)。
歌が安定している人なので、もっとソロを聴いてみたかったのですが。でも轟さんのコンサートだからなあ(涙)。舞踏会の場面は白い衣装がよく似合って、メインの位置で踊っていらしてとてもステキでした♪
「ハロー!ダンシング」で、デュエットダンスを担当していた祐輝千寿さん。あの公演ではソロも披露して、とても良い声だったので歌も楽しみにしていたのですが以下同文。
ダンスもキレがあって、どの場面でも目を惹きました。もうちょっと痩せてくれれば、猫的にはカナリ完璧に近いんだけどな(笑)。
かおり(晴華みどり)ちゃんは、舞踏会の場面でのソロが!耳福〜(幸せ♪)。
でも、目立ったのはそのくらい、かな…。美人で華やかな人なのに、不思議なくらい溶けこんじゃってました。
ヒロインに不可欠な、「目を惹き付けて離さない」ものを、十分に持っているハズの人なのに、何故なんでしょうね。可愛いのになあ……(涙)。
じんじん(神麗華)は…意識して観るのは「さすらいの果てに」のナキア以来!?芝居が上手くて好きな娘役さんですけど、あんまり役つかない人なのかなあ(涙)。なかなか群舞では見つけられないんですけど、今回で覚えた、かな?
悠月れなちゃんもハロダン組ですね。雰囲気が可愛らしくて、表情も豊かで可愛かったです♪
エーアンの歌手で美声を披露していた朝風れいくんと、ハロー!ダンシングでお気に入りだった彩凪翔くんは、二人セットでちょっと目立つ場面があったくらいかなー。歌がなかったのは残念。
でも。
彼らも出ずっぱりの着替えまくりで踊っていたので、さぞ楽しかっただろうと思います♪なかなか前列で踊る機会は少ないだろうし、いい経験になったんじゃないでしょうか。
とにかく、皆の汗が楽しそうな2時間でした!
演出は、ベテランの酒井さんがベテランの味でまとめました…って感じ?一幕の構成が、プロローグとラストを同じ場面にしたサンドイッチ構造にしていたのが面白かったです。
かっこいい場面ですよね。雪組子の登場の仕方が粋でした。
2幕はパワフルにまとめていて、ちょっとテンポがゆっくりなところが轟さんらしい感じ。お稽古期間が短かったせいか、アンサンブルとしてのまとまりが弱い気がしましたが、そこは主演者が力づくでまとめるべきところだしね。
酒井さんは轟さんを信じているんだなあ、と、あらためて思いました。
で。
…すいません、御大のことを全然書いてませんね、私。
いや、いつもどおりの轟さん、だったので、特に何も……って感じだったのですが。
とりあえず、長くなってしまったので、そのあたりはまた、明日にでも♪
あ、でも、一つだけ。
ラストの「チェ・タンゴ・チェ」は、さすがの一言でした。去年、6月から8月まで3ヶ月歌い通しただけのことはあります。声量も音域もぴったりだし、酒井さんが“轟さんのために”用意した曲だなあ、という感じ。
この秘密兵器をアンコールにするなんて、贅沢な!って感じです。
そして。
この「チェ・タンゴ・チェ」、ついついひろみちゃんも出てたよなあ、と回想してしまった…(苦笑)違うから!ひろみちゃんはその前に組替えしちゃってるからっ!!
……自分の記憶が、とっても心配です………。
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