2008年のGraph誌では、ファンの投稿による男役スターの特集ページがあるらしい。

…少し前に出ていたニュースで、その時は反応しそこねてしまったのですが。ちょうど今日、追加の案内が出ていたので、思い出して書いてみたいと思います。


>皆様が好きな大空の表情、場面、役、大空にはまった瞬間、
>「宝塚GRAPH」に掲載された大空の写真(ポートレート・舞台写真)の中で
>特に好きなもの等を、理由や感想、思い出等と共にお寄せ下さい
>(好きな表情や場面、はまった瞬間等は、出来るだけ詳しくお書き下さい)。

以上が公式サイトの説明文(転載)ですが。

……あのぉ。
ファンの心理をちょっとは考えようよ、歌劇団さん。

誰かの「ファン」であるならば、ご贔屓さんへの気持を、ましてや「ハマった瞬間」なんぞというものを官製ハガキに「理由や感想、思い出等と共に」「詳しく」書くなんて不可能ですよ?

米粒に写経するようなつもりで書けというなら別ですが。←読めないって。


『嵌った瞬間』だけで便箋10枚にギッシリ書きそうな人が、私の回りにたくさん転がってますけど、どうしますか?
ちなみに私だったら、10回くらいの連載になりそうです(←冗談になってない)


それからね。


「ハマった瞬間」っていうのは、一つじゃないわけです。

だって。
一回で本当に「ハマる」のは、無理だもん。


「一目惚れ」って言ったって、本当に「一目」な訳じゃない。

「一目惚れ」の典型とされる「ロミオとジュリエット」だって、
【1】舞踏会での出会い、
【2】バルコニーでの再会、
【3】教会でのデート

…ね?
3回目にしてやっと、互いの気持ちをきちんと確かめ合い、その恋を運命であると認め、受け入れて、愛を誓うわけですよね。

柴田さんの「星影の人」では
【1】祇園(の近く?)での出会い
【2】再会
【3】建仁さんでのデート

…あれっ?構成が全く同じなんじゃ?……気づいてなかった(^ ^;ゞ。
やっぱり柴田さんは文学青年なんですねぇ…。


というわけで。(←何が“というわけ”なんだよいったい…)
実際に、一人のファンが「ハマった瞬間」で検証してみましょう。

サンプルは自分。
この日記にリアルタイムで書いてきた、「瞬間」を確認してみます。


たとえば、らぎ(柊巴)ちゃん(照)。

【1】中日「Joyfull!」オベージャ  ←出会い
【2】「エリザベート」ヒューブナー ←再会
【3】「星影の人」の桂小五郎    ←駄目押し

…ま、スターとファンの場合、「愛を確かめ合う」ことはできないので(死)、自分自身が「落ちたことを自覚して、運命を受け入れる」っつー感じですけどね←「駄目押し」

「ロミオとジュリエット」との違いは、2度目の「再会」が「運命の必然」ではなく、私が「自ら会いに行った」ところなんですけど。
…でも、あれはらぎちゃん目当てで観た訳では無いので(一応、作品目当て)、そこでヒューブナーさんにひっかかったのは、やぱり「運命」だったんじゃないかなーと思ってます(*^ ^*)。



まっつ(未涼亜希)の場合、TCAの「ブラックジャックの影」で『出会い』、Graph誌の「沖田総司扮装写真」で『再会』、マラケシュ博多座のクリフォードが『駄目押し』だったんですよね。

ブラックジャックの影からマラケシュまで、結構間があいているんですが。
その間は、花組さんを観にいくたびにまっつをチェックして愛でてはいたけれども、まっつ目当てで花組さんを観にいったことはなかった。最初に「まっつ目当てで」チケットを取ったのは、初2番手だった「Mind Traveller」だったなぁ、そういえば…。

3度の衝撃が連続で起こらず、少々間があいていても大丈夫な好例ですね(^ ^)。


宙組のみー(春風弥里)ちゃんは、「A/L」のワトソンで『出会い』、「バレンシアの熱い花」新人公演のフェルナンドで『再会』。

星組の水輝(涼)くんは、「ヘイズ・コード」で『出会い』、「さくら」のソロで『再会』。

でも、まだお二人とも『駄目押し』をくらっていないんですよね。彼らだけを目当てにチケットを取ろうとは思わないから(^ ^)。



ちなみに樹里ちゃんは、アニタで『出会い』、「ブエノスアイレスの風に」のリカルドで『再会』して、『駄目押し』は「Cross Road」のデュシャン。

彼女の場合、もっと以前の公演から顔も名前も判っていたので、アニタで初めて樹里ちゃんを知った訳では無いのですが…
でもやっぱり、樹里ちゃんを最初に好きになったのはアニタだったし、アニタを観ていなかったら、たとえリカルドやデュシャンを観たとしてもどこまでハマったかはわからないぞと思うので…
ここは「大好きな樹里ちゃん」と「出会った」のはアニタだった、ということにしておきます。


あと、戸井(勝海)さんとか(石川)禅ちゃんとか岡(幸二郎)さんたち、『出会い』も『再会』も『駄目押し』も全部「レ・ミゼラブル」、って方々もいらっしゃいますね(笑)。


なんかまた例によって長くなってきたなあ(滝汗)ごめんなさい。
ここで語りたかったのは、私の「ここまで墜ちてきた歴史」ではなくて、
ファンなら「ハマった瞬間」は一回じゃないよね!?って話だったんですが……



いや、あの。

祐飛さんについては、『出会い/再会/駄目押し』の、いったいどれをハガキに書いたものかと悩んでいるわけなんですが(^ ^;ゞ
やっぱ駄目押しを書いておくべきですかねぇ?祐飛さんももう一度やりたそうな役だし。

しかし。

これは、本当〜に長いのよ!!
ものすごーく具体的に「その瞬間」があるだけに、「理由や感想・思い出」なんぞ語り始めたら終わらないよ?

いいのか?

ハガキに書く文字のフォントとして、どのくらいを想定しているんだ編集部は?放っておいたらフォント3とかで書き始めるよ私?

……さぁて、どうしようかな…。


「好きな写真」は、パーソナルブックの中の写真を書こうと思っていたのに、よーく読んだら「Graph誌に掲載された写真」という指定があった(涙)。……うーん、Dear(だっけ?)の、森の中を駆けていく写真が好きだったんですけど、あれでいいかなあ?でも、コーナータイトルもうろ覚えだしいつ頃のものかもわからないよ(涙)。
……掲載号を書け、とは書いていないけどさ。いいのかなあ……?(希望)


と、いうわけで。

「ハマった瞬間を語っちゃおう!」のご案内を、最後に転載させていただきます。
(↑微妙に主旨がズレてますが…?)

【宛先】〒665−0845 宝塚GRAPH編集部 「2008年新企画」係

官製ハガキに、スターさんの名前と上に書いてあるようなツボポイントを書いて送ればいいみたいです。一人一枚。

【締切】大空祐飛さんが10月29日(月)必着。(次の彩吹真央さんが11月26日)

……あとちょっとですね!「消印有効」ではなく「必着」なので、東京者の私は、できれば26日中に投函したいところですね。っていうか、一回目は損だなあ…なんだか要領が掴めないよ(涙)。

1月号が祐飛さん、次がユミコちゃんまで発表済、ですが。
3月以降は誰がやるのかなあ。まっつが入ったら、とりあえず写真は沖田総司の扮装写真で決定なんだけど(笑/最後はそれかよっ!)。



コメント

緑野こあら
緑野こあら
2007年10月24日9:34

まっつはナイと思います……。番手以前に、GRAPHに載った写真が数えるほどしかないことが、すべてを物語っているかと。

で、ゆーひくん語りはハガキといわず、ぜひここでも披露してくださいまし。連載希望(笑)。

nophoto
はにはに
2007年10月24日10:28

ゆーひくんに関しての連載、私も希望します。

あと、郵便番号が固有というのかな?歌劇団一人だけの番号というのか、とにかく行き先指定されているので、ちゃんとお届けしていただけるのです。

今は会社とかも結構指定郵便番号になってますよ〜

その他感想はまた後ほど・・・

みつきねこ
みつきねこ
2007年10月24日22:59

こあらさま
またそんなコトを(笑)。舞台写真でもいいみたいなので、新公写真まで数えればいっぱいあるじゃありませんか(^ ^)。
祐飛くん語り……とりあえず、ハガキを出してから考えます…(^ ^;ゞ

みつきねこ
みつきねこ
2007年10月24日23:02

はにはにさま
郵便番号、そういうのがあるんですねー。すみません、無知でお恥ずかしいわ。ありがとうございましたm(_ _)m。本文の記述は削除させていただきました(汗 汗)。後から読まれた方、ごめんなさい!

るなこさまんちにはコメントされたのに、私んとこには〜!?と思っていたりしましたが。まだ星影感想聴いてませんよっ!
コメントお待ちしてまーす♪