月組新人公演「マジシャンの憂鬱」のお話、最終回。
ネタバレしてますので、ご注意ください。


90期までは一応全員わかりましたが、91期以下はさすがに判別できていない方もいらっしゃるので…(ごめんなさい/努力中です)
とりあえず、役がついている方だけコメントして終わりにしたいと思います。


【91期】
ネクチュイ(明日海りお)の、(紫門)ゆりやくん。
最初に新公配役が出たとき(7/23の日記)、願望半分で「ゆりやくんには、ぜひ前回に続きみりおくんの役を!」と書いた私。そのまますっかり忘れていて、正解だったことを知ったのは新公終了後だったりします(笑)。
んー、やっぱり良い味出してるなあ、ゆりやん♪
台詞のない役ですけど、舞台にいる時間は長いので、いくらでもアピールできる。でも、アピールしすぎないで黒子に徹するのが、ゆりやんの良いところかな?

銃弾をシャンドールに見せた後のみづきちゃんとのじゃれあいについては彼女の項目に書いたので…うーん、あとは何かあったかな?
帽子の影からチラッと見える目元に、色気がありますよね。ドキっとする瞬間がありました。みづきちゃんと背が同じくらい(?)なので、みりおくんの両側に並ぶと迫力がありました!次も楽しみです♪

 

教会の男(青樹泉)の、貴千碧くん。
嵌り役ですね。もりえちゃんも、東宝に来て随分良くなりましたけど、貴千くんの嵌りようには敵わないかも(^ ^;ゞ。
声が低く響いて、滑舌もしっかりしていて凄みがありました。容姿もぴったり。銃がしっくり馴染んでいたのも驚き。立ち姿がしっかり男役していて、この学年ですごいなあと感心しました。

ハロー!ダンシングでセンターを張って、負けないパワーを見せてくれたばかり。「Young Bloods」の姐さん(汗)が印象的すぎて、私の中ではイロモノに分類されてしまっていた彼女ですが、
本当にごめんなさい!!反省しました。マジで格好良いです!ショーでもがんがんに踊っているので、ついつい探してしまいますね(笑)。

 

酒場の歌手(羽咲まな)の、白雪さち花さん。
まなちゃんの、あの独特の色はありませんでしたが、学年を考えれば本当にいい歌手だなあと感心しました。
最後のパーティーシーンではひまりんのドレスでしたよね?あまりにも可愛らしくて絶句しちゃいました(^ ^)♪まん丸だけど(笑)めちゃくちゃ可愛い〜♪本公演のトリオも可愛いけど、あのパーティでの化粧と髪型、すっごいよく似合ってました♪♪

 

教会の男(五十鈴ひかり)の、篁(祐希)くん。
ヴェロニカに掴まってしまう役ですが。
ねねちゃんの細腕にあっさり掴まってしまうのも不思議はない程、ほのぼのした雰囲気だったのは……役づくり??(^ ^;ゞ
でも、解放された後の悔しそうな芝居はとても良かったです。だから、多分役づくりなんだろう。ということにしておきたい。

「まほろば」本公演の椿の場面でも、大劇場で最初に観た時は終始ニコニコ笑顔で、『それはちょっと、場面的にどうなの』と思っていたのですが。いつの間にかシリアスな、でもちょっと幻が見えている表情をするようになっていて(!)、成長したなあと感慨深いです。
今は、何でも恐れずにやってみればいい時期だと思うので、彼女には是非、どんどんチャレンジしてみてほしいと思います。1年後の小芝居の帝王っぷりを、楽しみにしています。

 

この期は他に、ハロダンに出ていた麗百愛・咲希のお二人、大阪侍の有瀬そう・華那みかり、そして、外部出演していた春咲ころん、という豪華メンバーが、アンサンブルであっちこっちでわらわらしていました(^ ^)。
もえちゃんの新聞記者は結構迫力だったな。あかねちゃんは酒場の客が可愛かった!ゾンビは、元々本役でも入っているから外れたのでしょうね…、残念。




【92期】
エヴァ(夢咲ねね)の、蘭乃はなちゃん。
割と、ねねちゃんによく似た役づくりだったような気がします。今回の新公は、久々で「本公演とは全然違う!」キャラの多い公演だったので、ちょっと埋もれてしまった感があったのは残念ですね。

本公演のロケットやショーで観ていると、自由奔放で超元気!あたしが主役よ!タイプに見えるのですが…本来はどういうキャラクターなんでしょうね。ねねちゃんも押し出しの強いタイプに見えてものすごく繊細な芝居をする人なので、、、案外“一皮むけば”よく似たタイプなのかもしれませんが。
うーん、でも全然違うタイプに見えるよー…?

次のバウで、植田景子さんが彼女をどう使うのか。居るだけで華やかな人なので、とても楽しみにしています♪

 

教会の男(流輝一斗)の、貴澄隼人さん。
あまり動きのない役なのでコメントが難しいのですが、シンプルな黒のスーツをキレイに着ていたことに感心しました。
スタイルが良い、のかな?(←ごめんなさい)

っていうか、本役のまぐちゃんは、どうしてあんなに身体に合わないスーツを着ているんだろうか(涙)。もうちょっと気合いをいれて補整してもらうわけにいかないのか?いくらなんでも、襟元に縦皺が出るのはちょっと……(T T)。



以上!!(あー、結局一週間かかったな…)


…長々書いてきましたが。

月組の“群衆芝居”の伝統は、まだまだ終わっていないんだな、と、安心できた新公でした。
そう思えた事実が、とても嬉しい。

トップさんが変わっても、組長さんが変わっても、やっぱり月組は月組。良くも悪くも、あくまでも月組。
芝居が大好きで、舞台のどんなすみっこに居ても楽しそうに小芝居していて、
…群舞が揃わなくて、娘役がかっこいい、

それが、月組だから。



月組の次代を担うスターたちが、キラキラと嬉しそうに輝いていた100分間。
愛に満ちた物語と、明るい音楽に包まれて、

正塚さん、ありがとう〜!

作品的には、明日以降にイロイロ突っ込ませていただくつもりでおりますが(^ ^)、
新公までしっかり見てくださって、本当にありがとうございました。


本当に良い新公でした。
幸せな100分間でした。


早いもので、公演もまもなく折り返し地点を迎えてしまいますが。

本公演も、新公以上に盛り上がって、いい公演になりますように。



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