月組新人公演「マジシャンの憂鬱」のお話、第三弾。
ネタバレしてますので、ご注意ください。

と、いうわけで、今日は88期の日。

あ、もその前に一つ、昨日書き忘れたことを思い出しました。
墓場での墓守夫婦が、シャンドールや司祭にアレコレ質問されてるところで。
あの二人、その都度“斜め”になって(←どう説明したらいいのか判らない)、フリーズして間をあけてから応えていたんですよね(はぁと)。
すっごい可愛かったし、可笑しかった!!

本役はやっていない演技ですが、正塚さんの指示なのかなあ。それとも、、二人で考えたのかしら!?もしそうだとしたら、ふぁーびーもひまりんも、ホントに恐るべし、ですね(^ ^)、さすが月ッ子だわ〜〜〜っ!

【88期】
新聞記者(花瀬みずか)の、(羽咲)まなちゃん。
ハロー!ダンシングのセンターで歌手をつとめ、今回は本公演でも抜擢されている歌手ですが。
歌える人は台詞の声もいいよなあ、と感心しました。

パーティーで踊る場面での鬘や化粧は、まだまだ工夫の余地ありって感じ…でも、一番考えて欲しいのは本公演の役(酒場の歌手)での化粧かも(涙)。

 

ジグモンド(大空祐飛)の、(光月)るうちゃん。
最初の日も書きましたが、本当に良かったです〜!あやうくるうちゃんに落ちるところでした(^ ^)。
昔っから芝居巧者だとは思っていましたが、いつの間にあんなに「男役」の声を身につけたんでしょうか。前回「パリの空よりも…」の新公は、あひちゃんの御曹司役だったから、わざと高めに喋っていたのかしら…?
今回、ラースロのりこちゃんが高めの声なので、好対照でしたね。

私の中ではずっと「可愛いるうちゃん」だったのに、なんだかカッコヨクなってしまって、とまどいが隠せませんでした(笑)。

ラースロとの関係は本公演よりちょっとクールかな?対等な感じでしたが、良かったと思います。その分、シャンドールへの友情(←萌えではない)が深くてね♪ラースロに「(銃弾が)一発で当たっていてもおかしくなかった」と言われて「どうするんだよ!まずいよ!」と騒ぎ出すところも、それまでの軽さとのギャップをちゃーんと表現していて巧いなーと思いました。

そして。
幕開きのパーティでれみちゃんと踊るところでの、すんごく嬉しそうな満面の笑顔に癒されてしまった♪バウもよろしくね♪

 

新聞記者(矢代鴻)の、(麻華)りんかちゃん。
巧いっ!!
研7のひまりんといい、研6のりんかちゃんといい、シビさんの役をちゃんとやりこなせるのは凄いですよね。歌も良かったです。さすが歌手♪

りんかちゃんって、本公演での抜擢は比較的早かった印象がありますが(飛鳥夕映えの時って研3?)、その後あまり観ていないような…。(←大阪侍観られなかったし)
なんでだろう?使いでのある人だと思うのですが。

 

ギーゼラ(出雲綾)の、なっつ(夏月都)。
可愛いよー、可愛いよー、可愛いよーーーーっ。
るうちゃん、りこちゃん、なっつ、まぐ、りおんという居候ズの5人が、りおん(レオー)以外は皆同世代に見えたのは、演出意図のうちなんでしょうか?>正塚さん。

5人が楽しそうに歌い踊っている場面が大好きです♪っつーか、5人とも可愛くってしょうがない(*^ ^*)。シャンドールとのバランスも良かったし、新公らしい溌剌とした雰囲気があって、本公演とは全然違いましたね。
中でもやっぱり、なっつはタキさんと全く纏う雰囲気が違うので、面白かったです。タキさんは居候ズの“お袋さん”的な存在に見えますが、なっつはやっぱり妹分な感じ。それはそれで良かったし、本当に可愛かったです♪

 

司祭シャラモン(桐生園加)の、きっしー(彩央寿音)。
園加が素で喋っている声の高すぎるトーンを、必死で真似しようとする下級生(^ ^;ゞ。園加シャラモンを必死で踏襲しようとして、ぜーんぜん違うキャラクターになっているところが凄く可笑しかったです。
トボけた味わいのある司祭さま。あのトボけ具合が、ちょっと未沙さんを思い出させたりして、前回「パリの空…」で未沙さんの役をやって、かなり勉強したんだろうなあ、と思いました。
次はぜひ、渋いおじさんをひとつお願いします(笑)。

 

男爵(未沙のえる)の、あちょう(華央あみり)さん。
あちょうさん、私の中でえりおっとやしのちゃんと同じ86期に密かにカウントされていたみたいで。
幕開きのテーブルマジックの場面、「あれ?何故あちょうさんが居るの?前回で卒業したよね?と思ってしまいました…。

 ↑なんでやねん!

えーっと。
あちょうさんって、歌える人なんですねー。あれだけ台詞の声が良いんだから当然ですか?それにしても、深みのある良い声でした。もっと聴いていたかった〜!
キャリエールとか、ジョン卿とか、そういう重鎮的な役がやれそうな人なんですけどね。宝塚では難しいんだろうなあ(涙)。

 

新聞記者(美鳳あや)の、紗蘭えりかちゃん。
みっぽーの、あの“落ち着いているのにトボけた味のある”台詞回しって、実は難しいんだなーと思ってしまいました。ごめんね。でも、可愛かったです!酒場の「客の女」の方が印象的だったかも。

 

時計屋(良基天音)の、鼓(英夏)さん。
イローナ様からの時計を差し出す時の「いかにも」恭しい腰の曲げ方がまずツボ(早すぎ/笑)。しかーし!絶対小芝居してくるだろうから、目を離さないでチェックしよう!と思っていたのに、時計を受け取った後の居候ズの動きをついつい観てしまって、ふと気がついたら…(T T)。

私が見た時は、執事役の朝凪麻名ちゃんと押し問答みたいになって、ドアに向かって押し出されるみたいな芝居をしていたので。
もしかして、時計を受け取ったシャンドール(&居候ズ)の様子を覗き見しようとして、執事に止められていたのかな、とか、勝手に想像してみたりしたのですが。

…あーぁ、目を離すんじゃなかったなあ〜。ご覧になって、そんなドーデモイイところをチェックされた方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいましm(_ _)m。

ちなみに、居候ズは時計を受け取ったシャンドールを取り囲んで「儲かるかも」「刺激的〜♪」と歌いながら、それぞれ色んな反応をしていたんですが……鼓さんの小芝居を犠牲にしてまでチェックしたハズなのに、覚えてないよ私……(欝)。

それにしても、何をするか判らない“小芝居の帝王”の名は伊達じゃないんですね〜(←今私がつけた呼び名ですがナニカ)

88期は、ここまで、ですよね。8人。末広がりですね(^ ^)。

それにしても。

どこで書くか迷っていたのですが、

記者会見の場での野次馬さんたち、いくらなんでも、っつーかいくら月組だとはいえ、小芝居しすぎです。目は二個しかないっつーの。

ふぁーびーにきっしーに鼓さん、なっつも小芝居好きだしりんかちゃんまなちゃんはいつだって体当たりだし、88期に限らず、月組生全員そう(滝汗)なんですけどっ、それにしても凄いメンバーだなあ〜、月組88期(感慨)。
本公演の酒場の場面が、盛り上がるわけですね(笑)。

おおお、まもなく3000文字だー。
またまた続きます。いつ終わるんだガクブル。


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