Joyfull!のらぎちゃん
2007年10月12日 宝塚(雪) コメント (6)雪組全国ツアー公演「星影の人/Joyfull!2」
今日から札幌で公演、明日がいよいよ楽ですね。ああ、最後にもう一度観たかった…。
10日が青森、今日明日が札幌。
以前Duet誌で「北海道に行くのが楽しみです。函館まで脚をのばせるかわかりませんが、新撰組がたどった道に続くようでロマンを感じます」とコメントされていたらぎちゃん。
五稜郭のある箱館(函館)には、無事行けたのでしょうか?
中日で演じた井上源三郎は、土方が五稜郭に赴くずっと前、鳥羽伏見の直後に亡くなられたし、全国ツアーで演じている桂小五郎(木戸孝允)も、箱館はあまり関係ないはずですが(^ ^;ゞ
…でもまぁ、新撰組ファンにとっては聖地ですからねっ。ねこも是非、行ってみたいと思っています♪
……念のため補足。
私は札幌には行ってませんよ!ちゃんと仕事してましたよ!(←誰に言い訳しているんだ)
ANAサイトで来週の出張の飛行機を予約するついでに、羽田-千歳便を眺めて涙していたのは事実ですけど、…それがなにか?
■オーバーチュア
指揮者姿が良く似合う水くん。すげーカッコイイ。
そして、パンツ姿の娘役さんたちがみんな可愛い♪
月娘だと、パンツ姿は文句なく「カッコイイ」んですけど(笑)、雪娘さんは皆さん可愛いですね♪
らぎちゃんは、最初のイタツキは2列めセンター下手より。
とにかく笑顔で歌い、踊ってます。にっこにこにっこにこにっこにこ、輝く笑顔。
……まず、ここで壊れました。(←早すぎる)
■クレッシェンド
ここは、星組さんのショーの再演場面なんだそうですね。
最初に登場して歌うキム(音月桂)が可愛い。中日ではユミコさんで、私が観た時はちょっとリズムに苦戦していた印象があったのですが、キムちゃんの歌は、濃くて熱いよ〜(笑)。
衣装は中日と同じ…ですよね?ユミコさんには可愛く似合っていたハズのピンクのスーツが、キムちゃんが着るといっそ毒々しいくらい派手に見えるのは何故だろう…。でも似合ってました。私にとってのキムちゃんは、「濃ゆい男役」のようです。大好きです。
上手からひろみ(彩那音)&シナ(山科愛)、下手からコマ(沙央くらま)&かおり(晴華みどり)が白い衣装で登場。85期同期コンビの可愛らしさにもうメロメロで、コマちゃんたちをあまりちゃんと観れませんでした(涙)。マジ可愛いよこの二人。
幕があがって、キムちゃんセンターにリリアンドレスの娘役さんたちの群舞。
ここはもう、最前列センター下手の花帆杏奈ちゃんのスタイルに釘付けで、それしか覚えてません。あの衣装、色っぽいですよね〜。
組長さん&ハマコさんが登場して、キムちゃんと3人で踊ったあと、男役が勢揃いして群舞に。
らぎちゃん、ここは少し斜に構えたニヤリ系の笑顔です。笑顔は笑顔ですけどね、勿論。
彼女は脚も長いけど、腕が長い…んでしょうか?ちょっと持て余し気味なところがまた可愛いです(←ダメだこりゃ)。
いったん全員ハケて、水くんとなみちゃんセンターにひろみちゃん・真波そらちゃん・コマちゃん・大湖せしるくんの6人に。
ずっと上手のひろみちゃんそらちゃんに釘付けだったんですが、最後の市川で、目の前でアピールしまくるせしるくんに釣り上げられました(*^ ^*)。ハローダンシングの時も思ったけど、色気が出てきましたよねーっ。黒天使ではホント釘付けでした。
すっごい下級生の頃から美形だなあと思って見守っていましたが、凄みが出てカッコよくなったよなあ☆なんだか嬉しくなりますね。がんばれ、せしる!
4人もハケて、水&となみの二人でダンスの見せ場。
すごいですよねー、ここのリフト。となみちゃんは決してダンサーではないけど、水くんとの相性はいいみたいですね♪良かったぁ〜♪♪……リフトが完全に成功したのは、私が観た回では半々ってトコでしたけど(笑)。
他のメンバーが戻ってきて、総踊りに。
華やかで大好きな場面です。皆の笑顔が可愛い!
ラスト前の、何度も何度も脚を上げる振り、すごいキツいんでしょうねぇ。…って、らぎちゃんを観ていたから余計そう思ってしまうのかしら?皆さんは軽々踊っていらっしゃったのかな…?(ドキドキ)
ら、らぎちゃんのあしがながすぎて、え、えんしんりょくにまけてしまったのよ、きっとそう。だからしかたがないの。ね?
■ベース
ハマコさんと娘役さんたちの間奏曲を挟んで、幕が開く。
ブルース。
らぎちゃん、たにやん(谷みずせ)、そらちゃん、せしるくん…雪組さん、この辺の美形の揃いようは本当に凄いなあ。本公演なら、これに(凰稀)かなめちゃんとかが加わるわけでしょう?すごすぎる!(汗)
月組も皆可愛いけど、ここまで美形で揃えることは難しいもんなぁ…(切ない)
一弦の女は、いづるん。
……いづるんに肩と脚を丸出しのミニドレスを着せるのはやめましょうよ、藤井さん。花帆杏奈ちゃんが着てた、深いスリットのドレスの方がまだ良かったのでは……?
軽く水くんに絡んだ後、らぎちゃんに誘いかけるいづるんが、最高に可愛いです。ナウオンで「ベースも今の桂とです(はぁと)」と可愛く言ってくださったいづるん。寄り添って踊って、腰を振りながらすり寄って、上目遣いに帽子をねだる、その仕草がーっ!!(←照れっ)
幾松と桂小五郎の“暖かくて深い”信頼の絆と、この場面での“コケティッシュで可愛らしい”恋人たち。同じ公演の中で、これだけ違う色を出せるお二人に脱帽かも。でもって、いづるんに振り回されるらぎちゃんが、情けなくて本当に素敵です(…え?)
水くんセンターに、たにやん・らぎちゃんの3人で踊る場面は、何故か毎回らぎちゃんだけスーツがさばけてなくてちょっと悲しかった(涙)。桂さんの着替えといい、もしかしてらぎちゃん、衣装の扱いは苦手……?(T T)
そらちゃん、せしるくんも加わっての男役5人の場面は本当にカッコイイです…主にそらちゃんが(←あれ?)。
らぎちゃんが祐飛さんと同じ程度に踊れる(←すごい微妙な表現)ことに気づいてしまったりもしましたけど(T T)、でもでも、やっぱりこの場面のダンスが一番好きです(惚)。場面として好き。
ただ、残念なことがひとつ。
せしるくんと組んでいる花帆杏奈ちゃん、いつもらぎ&いづるんコンビの反対側にいるからゆっくり観られないよ〜〜(涙)。
■ギター
ハマコさん&音神の歌に合わせて、花道から幕前を横切っていくとなみちゃん。
「トップ娘役」になくてはならないもの、それは「ファム・ファタル」になれる輝き。となみちゃんは、何はなくてもそれだけはたっぷりとある人なんだ、と、あらためて感銘を受けました。
本当に、出てくるだけで「ドラマが始まる」感がありますよね。
立ち姿そのものにドラマがある。
技術点はそれほど高くはない人ですが、インスピレーションの宝庫なんですよね。いいなあ、いいトップだなあ〜☆
幕があがると、壇上にキムちゃん。両側からたにやん・そらちゃんを筆頭に黒と紅の男女が走り込んでくる。
本当にキムちゃんの歌は濃くて熱くて、そして、甘いわ…。
スパニッシュの強いリズムに負けない迫力のある歌でした。
がらっと曲調が変わって、上手かららぎちゃんとリサリサ。
…中日でらぎ落ちしたのは、ここだったなあ…。
良い声なんですよね、本当に。最後に伸ばすところの声が、最高に好きな声質で。
ふ、と途中で目を伏せるところ、後ろから縋りつくリサリサの手を“ぎゅっ”と握るところ、ちょっとした仕草ひとつで、見て居られないほどテンションが上がります。
でもらぎちゃん、ソロのときくらいマイクの位置を考えて歌えるようになると、もっといいのになぁ…。
マイクから遠くなる時は声量をあげるとか、あるいは、振付の首から上の動きを考えてマイクの位置も調節するとか。
せっかく美声なのに、首を動かすと音量がブレてしまうなんて…それじゃ歌が上手いようには聞こえないよ!本当にもったいないですっ!!
リサリサをエスコートしたらぎちゃんが上手にハケるのと同時に、壇上にいづるんが登場。相手役は組長さんなところが渋くていいなあ(笑)。
いづるん、元男役とは思えないほど、涼やかなソプラノですよね。早口の歌ですけどかなり好きです。
次はコマちゃんとシナちゃん。
コマちゃん、意外と太い声なんですよね。歌える人はやっぱり良いなあ。
なーんて思っているんですけど、すいません、ここは後ろの下手で踊っている杏奈ちゃんに釘付けで、あんまりセンター観れてません。ごめんなさい。
壇上にひろみちゃんが登場。ナウオンでも仰ってましたが、確かに難しい歌ですよね〜、がんばれ!!オールバックのひろみちゃんが、あまりに色っぽくてオロオロしっぱなしです。
紅い衣装に着替えたとなみちゃんの、ちょっと色っぽいハスキーな歌。
後ろの3組リフトは、センターがそらちゃん&ゆめみさん、上手がたにやん&ヒメちゃん(舞咲りん)、下手がせしるくん&杏奈ちゃん♪3組ともバランスはギリギリみたいで(女性たち3人とも小柄ではないですもんね…)、観るたびに違う組が先に降ろしてたなあ。でも、3人ともキレイにあげてましたけどね、基本は。
最後に水くんが、朱のスーツで登場。
キムちゃん、ひろみちゃん、コマちゃん、らぎちゃんも並んで、「キャラバン」に。
…ココ、プログラムには「血の化身(水くん)が男たちを次々と誘惑…」って煽りが書いてあるんですけどぉ、
…水くんが誘惑するのは、キムちゃんだけだよね?っていうか、どっちかと言うとキムちゃんが誘惑してる、んだよね…?
曲がとまって水くんがハケると、そのままキムちゃんが大きく気合いを入れて、曲調が明るく変わる。
スペインの夜が明けて、朝が来たような変わりよう。
…さっきまであんなにマジな顔で色っぽく踊っていた彼らが、いきなりぱぁっと花が咲いたように笑顔で踊り出す、そのギャップ。
らぎちゃんの笑顔も最高に可愛いです。ビシっとなでつけていたはずの前髪が、汗ですっかり落ちているのもちょっと嬉しい(根本的に、誰であれオールバックより前髪がある方が好き)。
センターのキムちゃんが客席に降りて、アピール。
客席の盛り上がりも凄かったです☆2番手が中詰めを仕切る公演って少ないのかと思っていましたが、そうでもないのかな?一年前の月組全ツ「あかねさす紫の花/レ・ビジュー・ブリアン」の中詰めも、そういえば祐飛さんが仕切ってたっけなあ〜(懐)。
紫のフリフリブラウスに身を包んだ水くんが登場、ソロダンス。…水くんの身体のラインは、本当にキレイですね(惚)。かなりバレエチックな振付でしたが、素敵でした。
踊る水くんの後ろを、ただ多大なるインパクトを与えて通り過ぎるとなみちゃんが最高に印象的でステキ!白い衣装にわざわざ着替えて、これだけですか(汗)思い切った使い方に感動します。ハマコさんの歌もサスガ(←良くて当然?)。
■コンガ
鳴り響くドラム。
ライトが入ると、幕前でキムちゃんセンターの黒いスーツの男たち。ちょっと変わった振付ですが、上手後ろのらぎちゃんは、完全に脱力できてなくてちょっと硬い感じ。(←そこが好き)
幕があがると壇上に娘役さんたち。
……となみ、キレイ………(感動)
ここは、らぎちゃんも観たいけどとなみちゃんがキレイすぎる、という、非常に苦しい場面でした(汗)。
上手の一番端で、穂月はるなちゃんと楽しそうに踊っているらぎちゃんに見惚れていると、水くん・となみちゃん・きむちゃんのドラマがさっぱり判らなくなっちゃうんですよね(苦笑)。
水くんとキムちゃん、芝居では声質の違いなどもあって、うまく学年差が誤魔化されていましたが、声を出さないダンスシーンだとさすがにちょっと辛い、かも。
「旅の若者が怪しげな店に迷い込んで、店の売れっ子と恋に落ちたが、引き離された」というよりは、
「長い人生を旅の空で過ごしてきた男が、砂の女王とそのヒモに騙された」みたいな(←えーっ?)
…なんて言ってますけど。
ラストでとなみ&キムに去られて一人残された後、夜空から光珠が降りてくる場面で、
思わず泣きました(T T)。
泣き笑いのピエロ、
水夏希。
白の群舞が眩しくて、目をあけていられなかった。
ナニカが飛んでいってしまった、かのようで。
ラインダンスの、白、の輝き。
舞台前面で踊る、青いマエストーソ(水)の輝き。
ひとしずくの夢が、溢れていた。
青の上衣を着せかけてもらって、
マエストーソが踊る。
白い上衣を着たキムちゃんが上手から登場して、歌。
うす水色のとなみちゃん。
女役を、肩より高く掲げるリフト。
軸のブレない、綺麗な回転。
さすが、宙組でかなみちゃんをリフトし続けてきただけのことはあるなあ〜>水くん。(←どーゆー意味だ)
■パレード
最初に梅田で観たとき、なかなからぎちゃんが出てこないのでビクビクしてしまった…。だって、あんなに後から降りてくるなんて思わないじゃないかーっ!
ひろみちゃんの笑顔に見惚れて、
らぎちゃんの笑顔に癒されて、
となみちゃんの笑顔にほっこりして。
ああ、もう一回と言わず、何度でも観たかった…。
千秋楽は北の大地。
最後まで、誰一人怪我も病気もせずにすみますように、
祈りつつ。
オマケ。
るなこさまによると、舞台袖での柊さんは実はとってもかっこいいらしい…。
http://diarynote.jp/d/69135/20071012.html
あああああ、幕の向こうを見通す眼力がほしかったよー!
.
今日から札幌で公演、明日がいよいよ楽ですね。ああ、最後にもう一度観たかった…。
10日が青森、今日明日が札幌。
以前Duet誌で「北海道に行くのが楽しみです。函館まで脚をのばせるかわかりませんが、新撰組がたどった道に続くようでロマンを感じます」とコメントされていたらぎちゃん。
五稜郭のある箱館(函館)には、無事行けたのでしょうか?
中日で演じた井上源三郎は、土方が五稜郭に赴くずっと前、鳥羽伏見の直後に亡くなられたし、全国ツアーで演じている桂小五郎(木戸孝允)も、箱館はあまり関係ないはずですが(^ ^;ゞ
…でもまぁ、新撰組ファンにとっては聖地ですからねっ。ねこも是非、行ってみたいと思っています♪
……念のため補足。
私は札幌には行ってませんよ!ちゃんと仕事してましたよ!(←誰に言い訳しているんだ)
ANAサイトで来週の出張の飛行機を予約するついでに、羽田-千歳便を眺めて涙していたのは事実ですけど、…それがなにか?
■オーバーチュア
指揮者姿が良く似合う水くん。すげーカッコイイ。
そして、パンツ姿の娘役さんたちがみんな可愛い♪
月娘だと、パンツ姿は文句なく「カッコイイ」んですけど(笑)、雪娘さんは皆さん可愛いですね♪
らぎちゃんは、最初のイタツキは2列めセンター下手より。
とにかく笑顔で歌い、踊ってます。にっこにこにっこにこにっこにこ、輝く笑顔。
……まず、ここで壊れました。(←早すぎる)
■クレッシェンド
ここは、星組さんのショーの再演場面なんだそうですね。
最初に登場して歌うキム(音月桂)が可愛い。中日ではユミコさんで、私が観た時はちょっとリズムに苦戦していた印象があったのですが、キムちゃんの歌は、濃くて熱いよ〜(笑)。
衣装は中日と同じ…ですよね?ユミコさんには可愛く似合っていたハズのピンクのスーツが、キムちゃんが着るといっそ毒々しいくらい派手に見えるのは何故だろう…。でも似合ってました。私にとってのキムちゃんは、「濃ゆい男役」のようです。大好きです。
上手からひろみ(彩那音)&シナ(山科愛)、下手からコマ(沙央くらま)&かおり(晴華みどり)が白い衣装で登場。85期同期コンビの可愛らしさにもうメロメロで、コマちゃんたちをあまりちゃんと観れませんでした(涙)。マジ可愛いよこの二人。
幕があがって、キムちゃんセンターにリリアンドレスの娘役さんたちの群舞。
ここはもう、最前列センター下手の花帆杏奈ちゃんのスタイルに釘付けで、それしか覚えてません。あの衣装、色っぽいですよね〜。
組長さん&ハマコさんが登場して、キムちゃんと3人で踊ったあと、男役が勢揃いして群舞に。
らぎちゃん、ここは少し斜に構えたニヤリ系の笑顔です。笑顔は笑顔ですけどね、勿論。
彼女は脚も長いけど、腕が長い…んでしょうか?ちょっと持て余し気味なところがまた可愛いです(←ダメだこりゃ)。
いったん全員ハケて、水くんとなみちゃんセンターにひろみちゃん・真波そらちゃん・コマちゃん・大湖せしるくんの6人に。
ずっと上手のひろみちゃんそらちゃんに釘付けだったんですが、最後の市川で、目の前でアピールしまくるせしるくんに釣り上げられました(*^ ^*)。ハローダンシングの時も思ったけど、色気が出てきましたよねーっ。黒天使ではホント釘付けでした。
すっごい下級生の頃から美形だなあと思って見守っていましたが、凄みが出てカッコよくなったよなあ☆なんだか嬉しくなりますね。がんばれ、せしる!
4人もハケて、水&となみの二人でダンスの見せ場。
すごいですよねー、ここのリフト。となみちゃんは決してダンサーではないけど、水くんとの相性はいいみたいですね♪良かったぁ〜♪♪……リフトが完全に成功したのは、私が観た回では半々ってトコでしたけど(笑)。
他のメンバーが戻ってきて、総踊りに。
華やかで大好きな場面です。皆の笑顔が可愛い!
ラスト前の、何度も何度も脚を上げる振り、すごいキツいんでしょうねぇ。…って、らぎちゃんを観ていたから余計そう思ってしまうのかしら?皆さんは軽々踊っていらっしゃったのかな…?(ドキドキ)
ら、らぎちゃんのあしがながすぎて、え、えんしんりょくにまけてしまったのよ、きっとそう。だからしかたがないの。ね?
■ベース
ハマコさんと娘役さんたちの間奏曲を挟んで、幕が開く。
ブルース。
らぎちゃん、たにやん(谷みずせ)、そらちゃん、せしるくん…雪組さん、この辺の美形の揃いようは本当に凄いなあ。本公演なら、これに(凰稀)かなめちゃんとかが加わるわけでしょう?すごすぎる!(汗)
月組も皆可愛いけど、ここまで美形で揃えることは難しいもんなぁ…(切ない)
一弦の女は、いづるん。
……いづるんに肩と脚を丸出しのミニドレスを着せるのはやめましょうよ、藤井さん。花帆杏奈ちゃんが着てた、深いスリットのドレスの方がまだ良かったのでは……?
軽く水くんに絡んだ後、らぎちゃんに誘いかけるいづるんが、最高に可愛いです。ナウオンで「ベースも今の桂とです(はぁと)」と可愛く言ってくださったいづるん。寄り添って踊って、腰を振りながらすり寄って、上目遣いに帽子をねだる、その仕草がーっ!!(←照れっ)
幾松と桂小五郎の“暖かくて深い”信頼の絆と、この場面での“コケティッシュで可愛らしい”恋人たち。同じ公演の中で、これだけ違う色を出せるお二人に脱帽かも。でもって、いづるんに振り回されるらぎちゃんが、情けなくて本当に素敵です(…え?)
水くんセンターに、たにやん・らぎちゃんの3人で踊る場面は、何故か毎回らぎちゃんだけスーツがさばけてなくてちょっと悲しかった(涙)。桂さんの着替えといい、もしかしてらぎちゃん、衣装の扱いは苦手……?(T T)
そらちゃん、せしるくんも加わっての男役5人の場面は本当にカッコイイです…主にそらちゃんが(←あれ?)。
らぎちゃんが祐飛さんと同じ程度に踊れる(←すごい微妙な表現)ことに気づいてしまったりもしましたけど(T T)、でもでも、やっぱりこの場面のダンスが一番好きです(惚)。場面として好き。
ただ、残念なことがひとつ。
せしるくんと組んでいる花帆杏奈ちゃん、いつもらぎ&いづるんコンビの反対側にいるからゆっくり観られないよ〜〜(涙)。
■ギター
ハマコさん&音神の歌に合わせて、花道から幕前を横切っていくとなみちゃん。
「トップ娘役」になくてはならないもの、それは「ファム・ファタル」になれる輝き。となみちゃんは、何はなくてもそれだけはたっぷりとある人なんだ、と、あらためて感銘を受けました。
本当に、出てくるだけで「ドラマが始まる」感がありますよね。
立ち姿そのものにドラマがある。
技術点はそれほど高くはない人ですが、インスピレーションの宝庫なんですよね。いいなあ、いいトップだなあ〜☆
幕があがると、壇上にキムちゃん。両側からたにやん・そらちゃんを筆頭に黒と紅の男女が走り込んでくる。
本当にキムちゃんの歌は濃くて熱くて、そして、甘いわ…。
スパニッシュの強いリズムに負けない迫力のある歌でした。
がらっと曲調が変わって、上手かららぎちゃんとリサリサ。
…中日でらぎ落ちしたのは、ここだったなあ…。
良い声なんですよね、本当に。最後に伸ばすところの声が、最高に好きな声質で。
ふ、と途中で目を伏せるところ、後ろから縋りつくリサリサの手を“ぎゅっ”と握るところ、ちょっとした仕草ひとつで、見て居られないほどテンションが上がります。
でもらぎちゃん、ソロのときくらいマイクの位置を考えて歌えるようになると、もっといいのになぁ…。
マイクから遠くなる時は声量をあげるとか、あるいは、振付の首から上の動きを考えてマイクの位置も調節するとか。
せっかく美声なのに、首を動かすと音量がブレてしまうなんて…それじゃ歌が上手いようには聞こえないよ!本当にもったいないですっ!!
リサリサをエスコートしたらぎちゃんが上手にハケるのと同時に、壇上にいづるんが登場。相手役は組長さんなところが渋くていいなあ(笑)。
いづるん、元男役とは思えないほど、涼やかなソプラノですよね。早口の歌ですけどかなり好きです。
次はコマちゃんとシナちゃん。
コマちゃん、意外と太い声なんですよね。歌える人はやっぱり良いなあ。
なーんて思っているんですけど、すいません、ここは後ろの下手で踊っている杏奈ちゃんに釘付けで、あんまりセンター観れてません。ごめんなさい。
壇上にひろみちゃんが登場。ナウオンでも仰ってましたが、確かに難しい歌ですよね〜、がんばれ!!オールバックのひろみちゃんが、あまりに色っぽくてオロオロしっぱなしです。
紅い衣装に着替えたとなみちゃんの、ちょっと色っぽいハスキーな歌。
後ろの3組リフトは、センターがそらちゃん&ゆめみさん、上手がたにやん&ヒメちゃん(舞咲りん)、下手がせしるくん&杏奈ちゃん♪3組ともバランスはギリギリみたいで(女性たち3人とも小柄ではないですもんね…)、観るたびに違う組が先に降ろしてたなあ。でも、3人ともキレイにあげてましたけどね、基本は。
最後に水くんが、朱のスーツで登場。
キムちゃん、ひろみちゃん、コマちゃん、らぎちゃんも並んで、「キャラバン」に。
…ココ、プログラムには「血の化身(水くん)が男たちを次々と誘惑…」って煽りが書いてあるんですけどぉ、
…水くんが誘惑するのは、キムちゃんだけだよね?っていうか、どっちかと言うとキムちゃんが誘惑してる、んだよね…?
曲がとまって水くんがハケると、そのままキムちゃんが大きく気合いを入れて、曲調が明るく変わる。
スペインの夜が明けて、朝が来たような変わりよう。
…さっきまであんなにマジな顔で色っぽく踊っていた彼らが、いきなりぱぁっと花が咲いたように笑顔で踊り出す、そのギャップ。
らぎちゃんの笑顔も最高に可愛いです。ビシっとなでつけていたはずの前髪が、汗ですっかり落ちているのもちょっと嬉しい(根本的に、誰であれオールバックより前髪がある方が好き)。
センターのキムちゃんが客席に降りて、アピール。
客席の盛り上がりも凄かったです☆2番手が中詰めを仕切る公演って少ないのかと思っていましたが、そうでもないのかな?一年前の月組全ツ「あかねさす紫の花/レ・ビジュー・ブリアン」の中詰めも、そういえば祐飛さんが仕切ってたっけなあ〜(懐)。
紫のフリフリブラウスに身を包んだ水くんが登場、ソロダンス。…水くんの身体のラインは、本当にキレイですね(惚)。かなりバレエチックな振付でしたが、素敵でした。
踊る水くんの後ろを、ただ多大なるインパクトを与えて通り過ぎるとなみちゃんが最高に印象的でステキ!白い衣装にわざわざ着替えて、これだけですか(汗)思い切った使い方に感動します。ハマコさんの歌もサスガ(←良くて当然?)。
■コンガ
鳴り響くドラム。
ライトが入ると、幕前でキムちゃんセンターの黒いスーツの男たち。ちょっと変わった振付ですが、上手後ろのらぎちゃんは、完全に脱力できてなくてちょっと硬い感じ。(←そこが好き)
幕があがると壇上に娘役さんたち。
……となみ、キレイ………(感動)
ここは、らぎちゃんも観たいけどとなみちゃんがキレイすぎる、という、非常に苦しい場面でした(汗)。
上手の一番端で、穂月はるなちゃんと楽しそうに踊っているらぎちゃんに見惚れていると、水くん・となみちゃん・きむちゃんのドラマがさっぱり判らなくなっちゃうんですよね(苦笑)。
水くんとキムちゃん、芝居では声質の違いなどもあって、うまく学年差が誤魔化されていましたが、声を出さないダンスシーンだとさすがにちょっと辛い、かも。
「旅の若者が怪しげな店に迷い込んで、店の売れっ子と恋に落ちたが、引き離された」というよりは、
「長い人生を旅の空で過ごしてきた男が、砂の女王とそのヒモに騙された」みたいな(←えーっ?)
…なんて言ってますけど。
ラストでとなみ&キムに去られて一人残された後、夜空から光珠が降りてくる場面で、
思わず泣きました(T T)。
泣き笑いのピエロ、
水夏希。
白の群舞が眩しくて、目をあけていられなかった。
ナニカが飛んでいってしまった、かのようで。
ラインダンスの、白、の輝き。
舞台前面で踊る、青いマエストーソ(水)の輝き。
ひとしずくの夢が、溢れていた。
青の上衣を着せかけてもらって、
マエストーソが踊る。
白い上衣を着たキムちゃんが上手から登場して、歌。
うす水色のとなみちゃん。
女役を、肩より高く掲げるリフト。
軸のブレない、綺麗な回転。
さすが、宙組でかなみちゃんをリフトし続けてきただけのことはあるなあ〜>水くん。(←どーゆー意味だ)
■パレード
最初に梅田で観たとき、なかなからぎちゃんが出てこないのでビクビクしてしまった…。だって、あんなに後から降りてくるなんて思わないじゃないかーっ!
ひろみちゃんの笑顔に見惚れて、
らぎちゃんの笑顔に癒されて、
となみちゃんの笑顔にほっこりして。
ああ、もう一回と言わず、何度でも観たかった…。
千秋楽は北の大地。
最後まで、誰一人怪我も病気もせずにすみますように、
祈りつつ。
オマケ。
るなこさまによると、舞台袖での柊さんは実はとってもかっこいいらしい…。
http://diarynote.jp/d/69135/20071012.html
あああああ、幕の向こうを見通す眼力がほしかったよー!
.
コメント
今、ねこさまのテキスト読んでいて気がついたっす。
自分、舞台のかみしも間違って書いてたっすぅ〜〜。
私が座っていたのは下手はし席で、そこから上手スタンバイのらぎリサちゃん達が見えていたのでした。。。
紛らわしい間違いしちゃってごめんなさい。
自分とこのは直しました。本当にすみませんです(汗)。
しかし、らぎちゃんヤバイっすね。
本当、どうしましょうって位かっこいいっす〜〜(叫びっ☆)
はじめまして、楽しく読ませていただいています。
星影・JOYFULL いよいよファイナルですね。 私は鴻巣、さいたま、市川で見ましたが(残念なことに本公演も西にはなかなか遠征できません。涙)本当に無事に終わってくれますことを祈っています。
みずせクンとらぎちゃん好きな(タイプが違う?でも好きなの・・・)もっともっと大きくなってね♪と願うおばさんです。
毎日拝見させていただいてますので、これからも宜しくお願いいたします。
さて、私はこれから まほろば です。札幌も銀座も爽やかな一日でありますように。
>しかし、らぎちゃんヤバイっすね。
はい、ヤバイです(^ ^)どこまで墜ちていくのか自分でも不安。…ドキドキ。私も叫んでしまいそうだわっっっ!!
いらしてくださってありがとうございます〜♪たにやんとらぎちゃん、またそんな危険なお二人に(笑)。「Joyfull!2」は、お二人が並んで踊っている場面も多くて本当に幸せでしたね♪雪組さん、次の東宝は2月…4ヶ月後?待ちきれない感じですね。
「まほろば/マジシャン」はいかがでしたかー?お天気はなんとかギリギリもったようで、なによりです。月組の感想も、良かったら教えてくださいね♪
コメントありがとうございます!終わってしまいましたねー。らぎちゃんお疲れさまでした!市川でご覧になれない方のためにも、と思って一生懸命書いてみました(笑)。読んでいただけて嬉しいです。
らぎちゃん、次はお正月公演ですね。しっかり充電して、がんばってくださいますように☆