月組東宝公演「まほろば/マジシャンの憂鬱」と、
雪組全国ツアー「星影の人/Joyfull2」さいたま公演を、

…ハシゴしてまいりました…(疲/遠征中かよお前)。


どっちも素晴らしい公演だったんですが、今日だけは、関東に3日間しかいらっしゃらない雪組さんを中心に書きたいと思います。


いやはや、一日中テンション上がりっぱなしで、ぐったり疲れました…。帰りの電車は爆睡して、あやうく終点まで行っちゃいそうになるし…あぁホントに良かった、起きて…。



えーっと。

月組は、ショーはあまり大きな変更は無かった……と思います。
…猫の視界に入るところについては、という注釈つきですが(偏りすぎ/笑)。

お芝居は、ちょこちょこ台詞が増えてました。どうでもいいところも多かったけど(^ ^;ゞ、ラストのパーティーの後のシャンドールの台詞が“ほんの一言”なんですけど説明台詞が増えて、それだけで印象が随分変わりましたね。
「わかりやすくなった」とは言いませんが、「正塚さんが言いたいことは理解しやすくなった」のではないでしょうか。

……マジシャンはなー、ネタバレになっちゃうから、まだあまり語れないのが辛いところですね。いつになったらバラしてよくなるんだろう……(T T)。



フィナーレは、(あちこちで書かれていますが)霧矢さんの場面の娘役(女役も含む)さんたちの衣装が、大劇場ではお芝居の貴族たち(?)の衣装で一人づつバラバラだったのに、ブルーのドレスに替わってました。あれは何の衣装なのかな?86期までは濃い青、87期以下は薄い水色。霧矢さんの衣装とも合っていて、綺麗でした。

男役の衣装は変わらず。振りも変更なかったと思…います♪


フィナーレの末子姐、綺麗だったなーーーーーっ!!

宝生ルミちゃんの退団発表に伴う変更、は、特に気がつきませんでした(しょぼん)。パーティーでのダンスの位置も同じだと思うんだけど……うーん、確信ではないかも。
まほろばの前半、蝶を飛ばす役のルミ姐が、大劇場のさらに1.5倍くらいの輝くような笑顔で舞台狭しと駆け回っていて、超・可愛かったです。なんで辞めちゃうんだよちくしょー(泣)。


祐飛さんは、ショーも芝居も落ち着いていらっしゃって、なんだか久しぶりに(←…え?)見惚れてしまいました(^ ^;ゞ。テンションあがるわ、あの笑顔。
少し痩せたような気がして、嬉しいけどちょっと心配かも。(いつも、東宝劇場にはふっくらして現れるのに…/汗)





そんなこんな、“大劇楽の勢いそのまま?”みたいに、すっごくパワフルで、元気100倍で、とっても楽しかった月組公演の後、ちょっと友人とお茶してから、さっそく南浦和のさいたま市文化センターへ。



……我ながらテンション高すぎるだろう、と、開演前に自分に突っ込んだくらい、興奮しきってた自分が怖い…。だいぶ挙動不審だったと思います。回りの席の方、すみませんでしたm(_ _)m。



梅田の初日から3週間、

らぎ(柊巴)の桂さんは、すっごく落ち着いて、すっごい自然に「桂小五郎」でした(*^ ^*)。


出番は少ないけど、「新撰組」にとって唯一(殺陣の斬られ役は除く)の「敵」として登場する役。ってことは、登場した瞬間にガラッと舞台の雰囲気を変えなくちゃならない、大事な役。

久しぶりに観て、らぎちゃんって思っていたより「気」のある役者なんだな、と思いました。舞台の空気を変える力のある役者。演出に随分助けられた上ではありますが、らぎちゃん自身の集中力も凄いんですよね。回りを巻き込む、気合いがあるの。

思えば、井上さんが良かったのも、この“気合い”あったればこそだったような気がします。目立たないけど、井上一人いるだけでなんとなく皆をその気にさせてしまう、そんな雰囲気のある人でした♪ああ、もう一回観たいよーーーっ。


しかーし、こうしてみると、梅田の初日でのらぎちゃんって、本当にいっぱいいっぱいだったんですねぇ………(シミジミ)。

公演もあと一週間。「桂小五郎」の人生を、少しでも楽しんでくださいますように。




池田屋のあとの着替えについては………歌劇誌の「えと文」で突っ込まれているみたいなのであまり多くは語るまい。
帯は綻けなかったし、あわせも合ってなかったけど引きずってはいなかったし、…帯を結ぶ時に袖を巻き込んでたけど、おかげで幾松の肩に腕をかけようとした時ちょっと届かなかったりしてたけど(泣)、とりあえず芝居は止まらなかったし、

しかーし、
…心臓に悪い着替えですよね、ファンの皆さま(無言)。

ちなみに、2階前方下手寄りの席だと、幾松が着せかける前に全部とっとと脱いでいるのが丸見えでした。ま、後ろ姿だし、何も着てない訳ではないので問題ないんですけど、ドキドキしてさらにテンションあがりましたわ(笑)。



ショーのらぎちゃんは、斜に構えた優男の桂小五郎が嘘のように、終始ハイテンションで満開の笑顔で☆
大きく口をあけて、本当に楽しそうににっこにこで踊っておられるのを観ると、それだけで幸せになれますね♪♪

近くで踊っていることの多い谷みずせちゃんや真波そらちゃんが、前者は超クールビューティー、後者は超パッショネイト、…どちらも「にっこにこ」というタイプではないので(笑)、余計らぎちゃんのほんわか笑顔が可愛いんです(^ ^)。

どうしてあんなに可愛いんだ〜っ!!(おろおろ)



……あああ、ダメだー。はぁと目になってるの丸わかりだ……。(←いまさら)



そして。
どうでもいいところで祐飛さんとの共通点を見つけてしまったりする。
多分、無理矢理探している一面もあるんでしょうけれども、

つぃっ、と顔を上に向けた時のあごのラインとか、
反る振りのときの、あごから喉にかけてのラインとか、
幅の割に薄い肩のラインとか、
娘役さんを抱き寄せる時の指の使い方とか、
いや、その前に腕の伸ばし方とか、
二の腕のかたちとか、
脚の付き方とか、
必死で脚をあげようとすると反対側の肩が下がる癖とか、

………ダブルターンできないところ、とか………(泣)




顔も、体型も、テンションの高さも、芝居の作り方も、
舞台姿は全然似ていないと思うのですが…
気づきたくなかった共通点も含めて、あ、これなのかもなー、と納得してしまったところはいくつかありました。

うーん、でもやっぱり、お二人とも似てはいない、ですよね?
役者としてのタイプは違うと思うんだけど。似てますかねぇ…(判らない)



…話を戻して。

ショーのひろみちゃんは色っぽいです。こんなに色っぽかったのかこの人。犯罪。でも、笑顔の可愛らしさは変わりませんね。エロカッコイイじゃなくてエロカワイイ、だな。
らぎちゃんとは舞台の逆側なことが多くて、両方観るのが困難なのがとっても悲しい(T T)。出番自体が違う時はいいけど、近くにいるのはスパニッシュの最後の群舞くらい?もっと近くに居てください、お願い〜。



娘役では、同期の花帆杏奈ちゃんが超お気に入りです。芝居の加代さんに惚れたのですが、ショーでは、ピアノでキムちゃんの回りで踊る群舞(前列下手側のセンターより)のダルマ姿で、スタイルのあまりの素晴らしさに目が離せなくなりました。
首から胸元へのライン、肩のライン、腰から脚へのライン、どれも素晴らしいのよ〜!!うっとり。(←オヤジ猫)

ベースの場面では、大湖せしるちゃんと組んでるのかな?
一回くらいらぎちゃんと組んでくれれば嬉しいのに(←今後に期待)。スタイル抜群同士、見栄えすると思うのですが(ダンスの技術については考えていません)。



…私、このショーは何回でも観たい!ってくらい好きなんですよね。
藤井さんのショーは基本的にどれも好きですが、このショーは中でも好きです。宙FANTASISTA!も好きだけど(笑)、あれはイロモノ、これは“藤井ショーとしては”正統派のショー、って感じですよね。

本当のクリスマス時期の公演で観たかったです〜〜〜!!
(すみません、本公演観ていないので……)




しばらくは日比谷にいついてくださる月組と、
7日、8日と市川で公演したら、札幌へ向けて旅立ってしまう
新撰組(他)の面々。

「まほろば」も相当キツいショーだと思いましたが、「Joyfull!2」も、人数が半分なので全員がほとんどの場面に出ているし…舞台にいるか着替えているかどちらか、ってよく言われるけど、本当にそんな感じですよね。

持ち物が多くて、落としたり当たったりが心配な月組。
毎回、慣れない楽屋なのに出入りの多いショーをする雪組。

急に寒くなって、疲れが表に出やすい季節。
どちらの組も、どうぞ身体を大切にして、休める時に休んでくださいね。
特に全ツ組、せっかくの旅なので、美味しいものをたくさん食べて、少しはふっくらしてください。皆、梅田に比べると服を一枚脱いじゃった感じで、不安になるじゃないですか(泣)。

月組も皆、あのテンションで本当に一ヶ月以上ももつのかしら……(泣)。

でも。
思い悩んでみても、ファンはひたすら祈るしかないので。


とりあえずは、目前のこの3連休を無事努めて下さいますように。
千秋楽まで、怪我も病気も一人も出ないことを、心から祈っています。



コメント