月組や星組の退団予定者のことを考えると悲しくなるので。
とりあえず、(私にとって)楽しい話題を。
というわけで、雪組全国ツアー公演「星影の人」について、
全体的な感想はもう書いたので…細かいところの落ち穂拾いさせていただきます(*^ ^*)。
プロローグ
初日一回目は、結構終わり近くなるまでらぎ(柊巴)ちゃんが居ることに気が付かず(涙)。2回目はすっごい最初からガン見でした(笑)。
えーっと、衣装の色は紫?だっけ?なんか濃い色でした(←源さんの色とごっちゃになってる気が)。前半は上手、いったんハケて次に出てきた時は下手、だったかな…?(←次に出てきた時も上手だけど、素振りをしてから下手に移動してました)
短い出番ですが、桂さんの化粧とはちょっと違えてるような気がします。どこがどう、って言えないんですけど、精悍で良い感じでした(気のせいかも)。っていうか、ホントに美形なんだよこの人…(惚)。
あまり剣道には詳しくないのですが、腰が入った良い姿勢ですよね、っていうか、既にファン視点すぎてもうダメな気がしてきました……
……落ち着け自分。
この場面では、近藤・山崎・土方・山南が、センターでぐるぐる回りながら順番に剣を振るう処がとても好きです。
重厚な近藤、軽やかな山崎、派手やかな土方…山南さんは鋭く来てほしいけどちょっと可愛さが残る、って感じでしたけど(笑)。がんばれひろみ(彩那音)ちゃん。
もちろん、最後に登場する沖田の剣はまた別格にかっこいいです♪
芸者さんたちの総踊りがあって、雨の祇園へ。玉勇さんとの出会いの場面♪♪
「傘、お持ちやす」というとなみ(白羽ゆり)ちゃんのまろやかな声がとても好きです。でも、最後の挨拶だけ、微妙にアクセントが関東っぽいのは何故なのかなあ…。
…そういえばとなみちゃん、ナウオンで「何かトラブルがあっても、京言葉でアドリブは出来ません」みたいなことを言ってましたね。舞台で使う以上「なんちゃって京都弁」って訳にいかないし、やっぱり難しいんでしょうねぇ…。
おゆきの千風カレンちゃん、達者ですね〜。こういう役って日本物には欠かせない存在なんですけど、可愛いなあ。中日は同じく90期の愛原実花さん。うーん、ごめんなさい、一回しか観てないから全然覚えてないや…(T T)。
屯所。
「新撰組局中法度」のお披露目、じゃないのか、入学式みたいなものなのでしょうか?
近藤さんの両脇を固める永倉新八(奏乃はると)、原田左之助(真波そら)、井上源三郎(沙央くらま)。
…立ち姿にキャラクターを出すのって難しいのに、3人とも良くやってましたね♪
永倉のにわにわと原田のそらちゃんは、元武士らしく姿勢良く、辺りを睥睨するところも、メヂカラがあるので迫力があってかっこいい!
源さんのコマちゃんも、普段のイメージからすると随分精悍に顔も姿勢も作り込んで、がんばってました!初日はだいぶ緊張していらしたみたいですけど、だんだんこなれてきて、今頃は更に良くなっているんじゃないでしょうか♪新入隊員の奥に座っているのでちょっと目立たないんですが、もうちょっと「大物感」というか、目を惹く何かがあると更に良くなるんだけどなー…。
佐藤くんの谷みずせさんと、高木くんの大湖せしるくんは、ボケボケ美形コンビで目の保養☆
おみよのシナ(山科愛)ちゃん、可愛すぎる。…お持ち帰りしていいですか?(惚)…っていうか、おみよちゃんの気持にくらい気付けよ沖田。
飛鳥組長の医者と一緒に登場する早苗のかおり(晴華みどり)ちゃん。大柄な身体に袴がよく似合いますね。この時代でこの服装っていうのは、男装に近いのかな…。有能で小賢しい感じが良く出ていました♪マダムヴォルフも良かったけど、やっぱりこういう役の方が似合いますね♪
八木家ご隠居(灯奈美)とのほのぼのとした場面をはさんで、山崎丞(未来優希)が駆け込んでくる。
「〜〜に敵が!」
グッと引き締まる空気感。
ここの土方さんの変貌ぶりがいいなあ〜、と。テンションの上げ方を知っている男役は強いですね。
土方 「おみよ、今日の宴会は取りやめだ!」
おみよ「ハイっ!!」
という、緊迫感に満ちた遣り取りで幕が降りると。
場面かわって、祇園。
チン、トン、という、呑気な音が流れて、舞妓さんが歩いている。
「お座敷は取りやめになったけど」、いつもどおりの風景……
加代(花帆杏奈)と安紀(純矢ちとせ)の、なにやら意味深な会話。ネタバレしてしまえば、この二人は土方に恨みを持っていて、新撰組のお座敷が取りやめになったことを悔しがっているわけですが。
…85期・杏奈ちゃんの、やわらかな含み声に惚れました(*^ ^*)。こういう声の人って、最近少ないですよね。他の組にもあまり居ないような気がします……。
仕草もはんなりと麗しくて、ドキドキします。「ぉこんばんはぁ…」と、せーこちゃんと一緒に挨拶する声の美しさに、もうメロメロです。桂の行方を追及する隊士たちに「知りまへん」とイケズに応じる仕草とか、めっちゃ可愛いよ〜〜〜!!
89期・せーこちゃんも可愛いけど、どちらかというとちゃきちゃきなイメージがある人(声も仕草も)なので…
京女のイメージを作るのって、難しいんでしょうね。杏奈ちゃんは本当に、さりげないんだけど本当に巧いんだなーと思いました♪
そして。
いったん全員がハケて、
場面タイトルになってる人(桂小五郎)が、下手袖から登場。(照)
い、い、いいんですかこの人、舞台にこの人一人しかいないんですけど、しかもスポット2方向から来てますけど、間違ってないですかその照明、
……ドキドキドキドキ。
脚を斬られて引きずっている設定の、虚無僧姿。
…いや、そりゃーもちろん虚無僧は虚無僧なんですけど、あの深編笠はどこへやっちゃったの?逃げる途中で落としちゃった?
深編笠を被りもせず、その美貌を晒して歩いていたら、そりゃーすぐ掴まると思うよ?…って、そういう話ではないんだってば。
正直に言えば、歩き方というか引きずり方はちと不思議な感じ。ご本人的にはどこを斬られた設定なんでしょうか…。痛そうな顔をするタイミングがいつも違うような。
っていうか、そんなところまで凝視している私ってどうなの、ねぇ。(←動揺)
舞台を下手から上手へまっすぐ横切る桂さん。
と、上手から沖田が登場。
ぶらぶら歩いて……
ふ、と止まる。
らぎちゃんの桂さんは、警戒心強すぎて、気の立った猫みたいな目をしていらっしゃいました。
あの目が好きです。世界を拒絶する瞳。せっぱ詰まって逃げ道を探している目。
……あの目『も』、好きです、というべきか…。
対する沖田くんは、ごく平静な澄んだ瞳で。
しかし、仕込み杖から剣を抜いて斬りかかるところが、微妙に自棄っぱちっぽく見えたのは少し残念だったかも。
あれこそ、流麗に居合い抜きで斬りかかって、…でも脚が痛くてちょっとよろけてしまったところを沖田に押さえられる、みたいな感じに流れると格好良いと思うのですが…
…宝塚の殺陣にそこまで求めるのか、猫よ…?
だって!
水くんもらぎちゃんも、どちらも殺陣の魅せ方を知っている方なんだもん!ついつい望みが高くなってしまうのしょうがないんだもんっ!!
…作品中で2回ある立ち合いで、それぞれの色を見せてくれるといいなあ、と思っています♪
「新撰組の沖田が俺を知っている?何故だ」という声が、ちょっと予想外の声だったのでびっくりしました。見た目よりずっと枯れた、男っぽい声なんですね。
歌声はあんなに艶やかなのに…(*^ ^*)。
でもなんだか、あの声と貌のギャップがまた、“荒れた生活をしている不逞浪士”らしく見せることに一役かっていると思うんですよね。
中日の井上さんの時は、普通に「良い声だなあ☆」と思っていたので…今回はわざとあの声を作っていらっしゃるのでしょうか……だとしたら、凄い人だなあ……(←ほんとかよ)(喉に負担かかりすぎるからソレ)
幾松さん登場。
沖田に指摘され、「俺のことは随分と良く調べているようだな」と言う時の自嘲に満ちた笑い方。
なんだか、そういう貌をする人だとは思っていなかったので…
何もかも、驚くことばかりです………。
桂さんって、本当に出番で言ったら僅かな時間しか舞台上にいらっしゃらないのですが。
少ない台詞、目の動き、幾松を抱き寄せる時の手つき、そういったもので「人物」を見せる…それって、ホント芝居の基本なんだよね…。
まだ初日の2回しか観ていないので、今頃どれだけ進化していることか、と。
……うぇーん、新潟行きたいよ〜〜〜(涙)。
桂と幾松の、ラブラブカップルを見送った沖田の、
「そうだ、傘、返さなきゃ…」
という呟きが。
すっごく甘くて。
優しくて。
…柴田さんの脚本って、やっぱり凄い!!と、あらためて感動しました。
桂と幾松の“偕老同穴”ぶりをシミジミと見送って、ふ、と
…さっき会ったばかりの芸妓を思い出す、それが、恋ーーー。
切ないほどに、彼女のことを思い浮かべる。
命を賭けた遣り取りの直後に、雲間に顔を見せる太陽のように、
帰依する菩薩像を、思い浮かべるように…。
そして。
歩き出したところで、
玉勇さんたちが登場する。
それこそが、運命。
沖田と玉勇の、なんとも初々しいというか、ぎこちない逢い引きの約束を、じっと見守る舞妓ちゃんたちと姐さんたちがとってもステキです。
中でも、きゃびぃ(早花まこ)と穂月はるなちゃんの舞妓コンビが超可愛い。「ヤンヤ、ヤンヤ!」という穂月さんの合いの手が、本当にめっちゃキュートで大好きです!
騒いでいる二人をピシッと叱るのはゆめみ姐さんですか?(←違っていたらごめんなさい)。声が暖かくて良いんですよ♪
この場面の玉勇さんって、本来ならもっと姐さんらしく、色っぽく落としにかかるべき役なんでしょうか…?
となみちゃんって本当に天然素材の天使なので、ただただ思いついたことを口に出してしまっているようにしか見えないんですよね……なんて可愛いんだろう、本当に(感涙)。
“エリザベートは天使である”という、今までに無いシシィ像を作りあげたとなみちゃんなので。年下の純粋な美少年を口説く姐さん芸妓を、天然の姐さん天使でやってのけるという荒技も可能なんだろうか…。
中日の時は、物凄く可愛いけど頭はちょっと軽そうな雰囲気の役づくりになっていましたが、今回のはまた、斬新な女性像ですね。
となみちゃんの“キャラ勝ち”というか、“キャラクターの印象が強すぎる”舞台姿は、舞台の完成度を上げもすればぶち壊しもする、危険な諸刃の剣だとは思いますが。
でも、私はやっぱり、となみちゃんの「元月娘」らしい体当たりっぷりが大好きですし、水さんにはそれを受け止める度量が十分すぎるほどある、と思っているので☆
そのままどんどん、いっちゃって欲しいような気がしています…(笑)。
すでに4000字を超えてしまったという勢いなんですけど…
続きはまた、近いうちに……
新潟公演、というか、梅田以降の公演、どうなんでしょうねぇ。
ホント早いところ関東に来てほしい…。どうして月組とかぶるんだ雪組さん(涙)。
.
とりあえず、(私にとって)楽しい話題を。
というわけで、雪組全国ツアー公演「星影の人」について、
全体的な感想はもう書いたので…細かいところの落ち穂拾いさせていただきます(*^ ^*)。
プロローグ
初日一回目は、結構終わり近くなるまでらぎ(柊巴)ちゃんが居ることに気が付かず(涙)。2回目はすっごい最初からガン見でした(笑)。
えーっと、衣装の色は紫?だっけ?なんか濃い色でした(←源さんの色とごっちゃになってる気が)。前半は上手、いったんハケて次に出てきた時は下手、だったかな…?(←次に出てきた時も上手だけど、素振りをしてから下手に移動してました)
短い出番ですが、桂さんの化粧とはちょっと違えてるような気がします。どこがどう、って言えないんですけど、精悍で良い感じでした(気のせいかも)。っていうか、ホントに美形なんだよこの人…(惚)。
あまり剣道には詳しくないのですが、腰が入った良い姿勢ですよね、っていうか、既にファン視点すぎてもうダメな気がしてきました……
……落ち着け自分。
この場面では、近藤・山崎・土方・山南が、センターでぐるぐる回りながら順番に剣を振るう処がとても好きです。
重厚な近藤、軽やかな山崎、派手やかな土方…山南さんは鋭く来てほしいけどちょっと可愛さが残る、って感じでしたけど(笑)。がんばれひろみ(彩那音)ちゃん。
もちろん、最後に登場する沖田の剣はまた別格にかっこいいです♪
芸者さんたちの総踊りがあって、雨の祇園へ。玉勇さんとの出会いの場面♪♪
「傘、お持ちやす」というとなみ(白羽ゆり)ちゃんのまろやかな声がとても好きです。でも、最後の挨拶だけ、微妙にアクセントが関東っぽいのは何故なのかなあ…。
…そういえばとなみちゃん、ナウオンで「何かトラブルがあっても、京言葉でアドリブは出来ません」みたいなことを言ってましたね。舞台で使う以上「なんちゃって京都弁」って訳にいかないし、やっぱり難しいんでしょうねぇ…。
おゆきの千風カレンちゃん、達者ですね〜。こういう役って日本物には欠かせない存在なんですけど、可愛いなあ。中日は同じく90期の愛原実花さん。うーん、ごめんなさい、一回しか観てないから全然覚えてないや…(T T)。
屯所。
「新撰組局中法度」のお披露目、じゃないのか、入学式みたいなものなのでしょうか?
近藤さんの両脇を固める永倉新八(奏乃はると)、原田左之助(真波そら)、井上源三郎(沙央くらま)。
…立ち姿にキャラクターを出すのって難しいのに、3人とも良くやってましたね♪
永倉のにわにわと原田のそらちゃんは、元武士らしく姿勢良く、辺りを睥睨するところも、メヂカラがあるので迫力があってかっこいい!
源さんのコマちゃんも、普段のイメージからすると随分精悍に顔も姿勢も作り込んで、がんばってました!初日はだいぶ緊張していらしたみたいですけど、だんだんこなれてきて、今頃は更に良くなっているんじゃないでしょうか♪新入隊員の奥に座っているのでちょっと目立たないんですが、もうちょっと「大物感」というか、目を惹く何かがあると更に良くなるんだけどなー…。
佐藤くんの谷みずせさんと、高木くんの大湖せしるくんは、ボケボケ美形コンビで目の保養☆
おみよのシナ(山科愛)ちゃん、可愛すぎる。…お持ち帰りしていいですか?(惚)…っていうか、おみよちゃんの気持にくらい気付けよ沖田。
飛鳥組長の医者と一緒に登場する早苗のかおり(晴華みどり)ちゃん。大柄な身体に袴がよく似合いますね。この時代でこの服装っていうのは、男装に近いのかな…。有能で小賢しい感じが良く出ていました♪マダムヴォルフも良かったけど、やっぱりこういう役の方が似合いますね♪
八木家ご隠居(灯奈美)とのほのぼのとした場面をはさんで、山崎丞(未来優希)が駆け込んでくる。
「〜〜に敵が!」
グッと引き締まる空気感。
ここの土方さんの変貌ぶりがいいなあ〜、と。テンションの上げ方を知っている男役は強いですね。
土方 「おみよ、今日の宴会は取りやめだ!」
おみよ「ハイっ!!」
という、緊迫感に満ちた遣り取りで幕が降りると。
場面かわって、祇園。
チン、トン、という、呑気な音が流れて、舞妓さんが歩いている。
「お座敷は取りやめになったけど」、いつもどおりの風景……
加代(花帆杏奈)と安紀(純矢ちとせ)の、なにやら意味深な会話。ネタバレしてしまえば、この二人は土方に恨みを持っていて、新撰組のお座敷が取りやめになったことを悔しがっているわけですが。
…85期・杏奈ちゃんの、やわらかな含み声に惚れました(*^ ^*)。こういう声の人って、最近少ないですよね。他の組にもあまり居ないような気がします……。
仕草もはんなりと麗しくて、ドキドキします。「ぉこんばんはぁ…」と、せーこちゃんと一緒に挨拶する声の美しさに、もうメロメロです。桂の行方を追及する隊士たちに「知りまへん」とイケズに応じる仕草とか、めっちゃ可愛いよ〜〜〜!!
89期・せーこちゃんも可愛いけど、どちらかというとちゃきちゃきなイメージがある人(声も仕草も)なので…
京女のイメージを作るのって、難しいんでしょうね。杏奈ちゃんは本当に、さりげないんだけど本当に巧いんだなーと思いました♪
そして。
いったん全員がハケて、
場面タイトルになってる人(桂小五郎)が、下手袖から登場。(照)
い、い、いいんですかこの人、舞台にこの人一人しかいないんですけど、しかもスポット2方向から来てますけど、間違ってないですかその照明、
……ドキドキドキドキ。
脚を斬られて引きずっている設定の、虚無僧姿。
…いや、そりゃーもちろん虚無僧は虚無僧なんですけど、あの深編笠はどこへやっちゃったの?逃げる途中で落としちゃった?
深編笠を被りもせず、その美貌を晒して歩いていたら、そりゃーすぐ掴まると思うよ?…って、そういう話ではないんだってば。
正直に言えば、歩き方というか引きずり方はちと不思議な感じ。ご本人的にはどこを斬られた設定なんでしょうか…。痛そうな顔をするタイミングがいつも違うような。
っていうか、そんなところまで凝視している私ってどうなの、ねぇ。(←動揺)
舞台を下手から上手へまっすぐ横切る桂さん。
と、上手から沖田が登場。
ぶらぶら歩いて……
ふ、と止まる。
らぎちゃんの桂さんは、警戒心強すぎて、気の立った猫みたいな目をしていらっしゃいました。
あの目が好きです。世界を拒絶する瞳。せっぱ詰まって逃げ道を探している目。
……あの目『も』、好きです、というべきか…。
対する沖田くんは、ごく平静な澄んだ瞳で。
しかし、仕込み杖から剣を抜いて斬りかかるところが、微妙に自棄っぱちっぽく見えたのは少し残念だったかも。
あれこそ、流麗に居合い抜きで斬りかかって、…でも脚が痛くてちょっとよろけてしまったところを沖田に押さえられる、みたいな感じに流れると格好良いと思うのですが…
…宝塚の殺陣にそこまで求めるのか、猫よ…?
だって!
水くんもらぎちゃんも、どちらも殺陣の魅せ方を知っている方なんだもん!ついつい望みが高くなってしまうのしょうがないんだもんっ!!
…作品中で2回ある立ち合いで、それぞれの色を見せてくれるといいなあ、と思っています♪
「新撰組の沖田が俺を知っている?何故だ」という声が、ちょっと予想外の声だったのでびっくりしました。見た目よりずっと枯れた、男っぽい声なんですね。
歌声はあんなに艶やかなのに…(*^ ^*)。
でもなんだか、あの声と貌のギャップがまた、“荒れた生活をしている不逞浪士”らしく見せることに一役かっていると思うんですよね。
中日の井上さんの時は、普通に「良い声だなあ☆」と思っていたので…今回はわざとあの声を作っていらっしゃるのでしょうか……だとしたら、凄い人だなあ……(←ほんとかよ)(喉に負担かかりすぎるからソレ)
幾松さん登場。
沖田に指摘され、「俺のことは随分と良く調べているようだな」と言う時の自嘲に満ちた笑い方。
なんだか、そういう貌をする人だとは思っていなかったので…
何もかも、驚くことばかりです………。
桂さんって、本当に出番で言ったら僅かな時間しか舞台上にいらっしゃらないのですが。
少ない台詞、目の動き、幾松を抱き寄せる時の手つき、そういったもので「人物」を見せる…それって、ホント芝居の基本なんだよね…。
まだ初日の2回しか観ていないので、今頃どれだけ進化していることか、と。
……うぇーん、新潟行きたいよ〜〜〜(涙)。
桂と幾松の、ラブラブカップルを見送った沖田の、
「そうだ、傘、返さなきゃ…」
という呟きが。
すっごく甘くて。
優しくて。
…柴田さんの脚本って、やっぱり凄い!!と、あらためて感動しました。
桂と幾松の“偕老同穴”ぶりをシミジミと見送って、ふ、と
…さっき会ったばかりの芸妓を思い出す、それが、恋ーーー。
切ないほどに、彼女のことを思い浮かべる。
命を賭けた遣り取りの直後に、雲間に顔を見せる太陽のように、
帰依する菩薩像を、思い浮かべるように…。
そして。
歩き出したところで、
玉勇さんたちが登場する。
それこそが、運命。
沖田と玉勇の、なんとも初々しいというか、ぎこちない逢い引きの約束を、じっと見守る舞妓ちゃんたちと姐さんたちがとってもステキです。
中でも、きゃびぃ(早花まこ)と穂月はるなちゃんの舞妓コンビが超可愛い。「ヤンヤ、ヤンヤ!」という穂月さんの合いの手が、本当にめっちゃキュートで大好きです!
騒いでいる二人をピシッと叱るのはゆめみ姐さんですか?(←違っていたらごめんなさい)。声が暖かくて良いんですよ♪
この場面の玉勇さんって、本来ならもっと姐さんらしく、色っぽく落としにかかるべき役なんでしょうか…?
となみちゃんって本当に天然素材の天使なので、ただただ思いついたことを口に出してしまっているようにしか見えないんですよね……なんて可愛いんだろう、本当に(感涙)。
“エリザベートは天使である”という、今までに無いシシィ像を作りあげたとなみちゃんなので。年下の純粋な美少年を口説く姐さん芸妓を、天然の姐さん天使でやってのけるという荒技も可能なんだろうか…。
中日の時は、物凄く可愛いけど頭はちょっと軽そうな雰囲気の役づくりになっていましたが、今回のはまた、斬新な女性像ですね。
となみちゃんの“キャラ勝ち”というか、“キャラクターの印象が強すぎる”舞台姿は、舞台の完成度を上げもすればぶち壊しもする、危険な諸刃の剣だとは思いますが。
でも、私はやっぱり、となみちゃんの「元月娘」らしい体当たりっぷりが大好きですし、水さんにはそれを受け止める度量が十分すぎるほどある、と思っているので☆
そのままどんどん、いっちゃって欲しいような気がしています…(笑)。
すでに4000字を超えてしまったという勢いなんですけど…
続きはまた、近いうちに……
新潟公演、というか、梅田以降の公演、どうなんでしょうねぇ。
ホント早いところ関東に来てほしい…。どうして月組とかぶるんだ雪組さん(涙)。
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コメント
はじめまして。
数日前に「柊巴」で検索してこちらにたどり着きました。
宝塚暦はみつきねこさん×3+αです。(初演星影・バレンシア・心中恋の大和路など知っている年代です…)
現在らぎちゃんを見守り応援しています。(勝手にですが…)
すぐに書き込みをと思ったのですが、とりあえず最初から読もうと思って…(かなり時間がかかりましたー!)
じっくりと読むことはできませんでしたが、私の代わりに書いてくださっている??って感じで嬉しくなってしまいました。
特に↓の【CSのらぎちゃん】最後のオチに大うけです。
とりあえず出ていないのにあそこまで存在感があるなんてステキですよね!(って思ってるのは一部の人なのかしら)
全ツの報告も私のツボだらけで、もうありがとうございます!!
らぎちゃんだけではなくゆうひちゃんにみーちゃん(春風弥里)OGの蘭香レアちゃん…気になる方がかな〜り一致しています。
レミゼは友人に誘われて昨年から見始めました。
もっと早くにみつけていたら4月の「心中恋の大和路」の報告とかできたのですが、もうCSで放送されてますね。。。
雪全ツは先日鴻巣に行ってきました。
今週末からの関東(さいたま・市川)とっても楽しみです。
みつきねこ様や他の方々についていけるかどうかわかりませんが、またお邪魔させてください!
よろしくお願いします。
コメントくださってありがとうございますm(_ _)m。
タイトルは勢い余ってつけてしまったので(苦笑)、戻そうかどうしようか思案中ですが(^ ^;ゞ。
なんだかこそばゆいくらいお褒めの言葉をいただいて嬉しいです!またきっと書いてしまうと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
公演をご覧になったら、ぜひぜひレポしてくださいねm(_ _)m。
はじめましてー!コメントありがとうございます♪
ゆうひさんらぎちゃんみーちゃんレアちゃん、と、そこまで一致したらもはや他人とは思えません(笑)。
鴻巣はキムちゃん地元で盛り上がったみたいですねーーー!
今週末は新潟。遠いなあ…。
でもでも、来週末には関東に戻ってきてくれるんですよ!嬉しいですよね♪またご覧になったら書きますので、いらしてくださいね♪