月組大劇場公演 千秋楽を観て参りました。
…嘉月絵理さん、瀧川末子さん、草風ななさん、
大劇場のご卒業、おめでとうございます。
まだ東宝がありますけれども(私にとってはこっちが本番)、
まずは一区切り、ということで。
素晴らしい千秋楽で、
素晴らしい卒業式でした。
終始暖かな笑顔に包まれて、
止まらない涙も暖かくて。
いつまでも忘れられない3時間でした。
「まほろば」
幕開きの天女、末子姐が銀橋に出てきたとき、小さく拍手してしまいました(笑)。
いつもは他のメンバーも観ていたので忙しかった場面ですが、今日はもう末子姐に一点集中!いつもはみっぽー(美鳳あや)ちゃんと等分くらいに観ていたのですが、末子姐にはみっぽーにちょっとだけ足りない“丸み”と“嫋かさ”があって美しいんですよね(T T)。ラストに沢山踊ってくださってとても嬉しいです。
観ていることが幸せ。
天女Bのななちゃん。今日は本当に、「パッと花が咲いたような」笑顔でした…うーん、本当に可愛い〜(うるうる)。
ちょっと丸っこいけど、本当に美人さんなんですよねー。美人というか、本当に本当に可愛らしい♪最後の挨拶でタキさんが「マシュマロのようなひと」と表現していましたが、言い得て妙でした。
可愛いのに笑顔が硬いのがなんとも残念、とずーーーーーっと長いこと思い続けていたのですが、今日の笑顔でやっと希みが叶ったような気がしました。東宝でも、その笑顔を忘れないでね。
オオワダツミの誕生で拍手が入りました。
私は…つい、オペラグラスで凝視していたのでちょっと遅れてしまいましたが(涙)。ライトと歌い出しのタイミングが微妙で拍手の入れにくいところなんですよね(涙)。
いつにも増して…ってことはなかったかな。末子姐やななちゃんは「今日が最後」という気負いをちょっと感じましたが、絵理さんはなんていうか。「いつも通り」迫力満点で、出番一分一分が惜しいみたいにガツガツ踊って……
毎日毎日、一公演一公演のその全てを、「これが最後」っていうテンションで臨んでいらしたんだな、ということがよーくわかったような気がします。
本当に物凄い人だったんだと思う。
素晴らしい舞台莫迦。
こんな人が若くして卒業してしまう宝塚ってどうなの、と思いつつ、
こんな人が追い求める「新しい人生」とはどんなものなのだろうか、とも思ってしまったのでした…。
ニライカナイで、あいあいと対で踊る末子姐のかっこよさ。
麻子さんに小太鼓を渡しに出てきて、かなみちゃんと一緒にハケる、ななちゃんの可愛らしさ。
走水の海でせり上がるオオワダツミノカミの、海の支配者の貫禄と威厳。
謝さんの、退団者への愛をひしひしと感じて。
大和へ向けて飛び去る鳥たちの中に、
3羽だけ、違う世界へ飛び去る鳥がいる。
鳥籠に閉じこめてずっと手元においておきたい気持は捨てられませんが、
幸せを祈って大空に解き放つことが本当の愛なのだから、と、
言い聞かせて。
…まだ東宝があるからね(*^ ^*)
「マジシャンの憂鬱」
そういえば、まだお芝居については細かいところは語っていませんね私。
突っ込みどころが多すぎるんで、妄想設定が多くなりすぎちゃって…書くのがホント大変なんですよ(苦笑)。
ま、東宝が始まる前に書きたいと思ってはいます…((^ ^;ゞ
残念ながら、退団者関係のアドリブは無し、でした。
イローナ様が「愛犬のフィンチが…」と言い出すこともなく、
シャンドールがイローナ様からのプレゼントの時計を探偵に渡すこともなく。
唯一のアドリブは、園加ちゃんが墓堀夫婦に「早く行きなさいっ!」と命じた時のシビさん。「…えらそうに」だったかな?
爆笑でした。
あまりにも客席が湧きすぎて、残された面々が次のきっかけが掴めなくて苦しんでいたのが、気の毒だけど余計おかしかった(笑)。
フィナーレの末子姐の登場で大拍手!
美しい場面ですよね。
ダンサー・末子姐のラストダンスになるんですね、あの場面が…。
絵理さんも最後に黒燕尾が2回も着れて幸せ、ということを仰っていましたが。
ななちゃんも前列で踊らせてもらっているし、本当に正塚さんも退団者への愛は深いですね(シミジミ)。
タキさんの挨拶は、ちょっと涙声な感じ。
ななちゃんのところは立派に話されていましたが、末子姐でちょっとほろっときて、絵理さんのはかなりキてましたね。
たった2作でしたけれども、組長&副組長で組んで、いろいろあったんでしょうね。深い愛情と惜念に満ちた「贈る言葉」でした(涙)。
……客席の身にもなってくれよ……。
ななちゃんは可愛らしく元気いっぱいに。
末子姐はしっとりと美しく、
「祖母が93年前(だったっけ?)に制服と決めたこの緑の袴を、孫の私が着て大階段を降ります」で始まる挨拶は、しっかり者の姐さんらしく、しっかりと締めて。
絵理さんは。
…絵理さんだった!
同期のお花を、雪組の美穂圭子さんが持ってきてくれたのですが、組からの花の上に載せる形に作られたその花が、なかなかうまく持てなくて……。1,2分くらいかかったのかな?最後に残った75期の二人が、「あれ?」「え?」みたいな感じで顔を見合わせながらアセアセしてました。超可愛かったです♪
絵理さんが「やっと持てた!」みたいな笑顔を見せて、美穂さんと頬を合わせて挨拶して、可愛らしく見送ってました。
泣き虫絵理さんらしくもなく、終始笑顔で。
ほんとーにほんとーに、可愛かったです。
3人とも生粋の月組ッ子。
宝塚への、そして、月組への愛を語って、関係者すべてへの感謝を捧げて、
終始笑顔で、緞帳を降ろして。
鳴りやまない拍手。
緞帳が上がって、もう一度笑顔に……
と思ったら、絵理さんは目の下びっしょりだった(笑)。
「大劇場が大好きなんです」
…そんな告白を、今するなよっ!!
観客にどうしろっていうんだ!
嘉月絵理っっ!!そういうのを、卑怯っていうんだーーー!
絵理さんのファンの方も、本当に素晴らしいセンスですね…。
最後の出での「贈る言葉」。
「落とし物はありませんか?忘れ物はありませんか?」で始まる、愛情に溢れた言葉たち。
絵理さん自身が言葉を、コミュニケーションを大切にされる方だからこそ、ファンの方もああいうセンスが身に付くんでしょうか。
最後の日に皆さんがお揃いで着ていたTシャツの柄にひっかけて、
「全部ちゃんとトランクに詰めましたか?」と続くあのメッセージには、ギャラリーが皆泣いてましたよ…。
清々しい、愛情に満ちた、いい千秋楽でした。
CSでの放送が楽しみです♪
.
…嘉月絵理さん、瀧川末子さん、草風ななさん、
大劇場のご卒業、おめでとうございます。
まだ東宝がありますけれども(私にとってはこっちが本番)、
まずは一区切り、ということで。
素晴らしい千秋楽で、
素晴らしい卒業式でした。
終始暖かな笑顔に包まれて、
止まらない涙も暖かくて。
いつまでも忘れられない3時間でした。
「まほろば」
幕開きの天女、末子姐が銀橋に出てきたとき、小さく拍手してしまいました(笑)。
いつもは他のメンバーも観ていたので忙しかった場面ですが、今日はもう末子姐に一点集中!いつもはみっぽー(美鳳あや)ちゃんと等分くらいに観ていたのですが、末子姐にはみっぽーにちょっとだけ足りない“丸み”と“嫋かさ”があって美しいんですよね(T T)。ラストに沢山踊ってくださってとても嬉しいです。
観ていることが幸せ。
天女Bのななちゃん。今日は本当に、「パッと花が咲いたような」笑顔でした…うーん、本当に可愛い〜(うるうる)。
ちょっと丸っこいけど、本当に美人さんなんですよねー。美人というか、本当に本当に可愛らしい♪最後の挨拶でタキさんが「マシュマロのようなひと」と表現していましたが、言い得て妙でした。
可愛いのに笑顔が硬いのがなんとも残念、とずーーーーーっと長いこと思い続けていたのですが、今日の笑顔でやっと希みが叶ったような気がしました。東宝でも、その笑顔を忘れないでね。
オオワダツミの誕生で拍手が入りました。
私は…つい、オペラグラスで凝視していたのでちょっと遅れてしまいましたが(涙)。ライトと歌い出しのタイミングが微妙で拍手の入れにくいところなんですよね(涙)。
いつにも増して…ってことはなかったかな。末子姐やななちゃんは「今日が最後」という気負いをちょっと感じましたが、絵理さんはなんていうか。「いつも通り」迫力満点で、出番一分一分が惜しいみたいにガツガツ踊って……
毎日毎日、一公演一公演のその全てを、「これが最後」っていうテンションで臨んでいらしたんだな、ということがよーくわかったような気がします。
本当に物凄い人だったんだと思う。
素晴らしい舞台莫迦。
こんな人が若くして卒業してしまう宝塚ってどうなの、と思いつつ、
こんな人が追い求める「新しい人生」とはどんなものなのだろうか、とも思ってしまったのでした…。
ニライカナイで、あいあいと対で踊る末子姐のかっこよさ。
麻子さんに小太鼓を渡しに出てきて、かなみちゃんと一緒にハケる、ななちゃんの可愛らしさ。
走水の海でせり上がるオオワダツミノカミの、海の支配者の貫禄と威厳。
謝さんの、退団者への愛をひしひしと感じて。
大和へ向けて飛び去る鳥たちの中に、
3羽だけ、違う世界へ飛び去る鳥がいる。
鳥籠に閉じこめてずっと手元においておきたい気持は捨てられませんが、
幸せを祈って大空に解き放つことが本当の愛なのだから、と、
言い聞かせて。
…まだ東宝があるからね(*^ ^*)
「マジシャンの憂鬱」
そういえば、まだお芝居については細かいところは語っていませんね私。
突っ込みどころが多すぎるんで、妄想設定が多くなりすぎちゃって…書くのがホント大変なんですよ(苦笑)。
ま、東宝が始まる前に書きたいと思ってはいます…((^ ^;ゞ
残念ながら、退団者関係のアドリブは無し、でした。
イローナ様が「愛犬のフィンチが…」と言い出すこともなく、
シャンドールがイローナ様からのプレゼントの時計を探偵に渡すこともなく。
唯一のアドリブは、園加ちゃんが墓堀夫婦に「早く行きなさいっ!」と命じた時のシビさん。「…えらそうに」だったかな?
爆笑でした。
あまりにも客席が湧きすぎて、残された面々が次のきっかけが掴めなくて苦しんでいたのが、気の毒だけど余計おかしかった(笑)。
フィナーレの末子姐の登場で大拍手!
美しい場面ですよね。
ダンサー・末子姐のラストダンスになるんですね、あの場面が…。
絵理さんも最後に黒燕尾が2回も着れて幸せ、ということを仰っていましたが。
ななちゃんも前列で踊らせてもらっているし、本当に正塚さんも退団者への愛は深いですね(シミジミ)。
タキさんの挨拶は、ちょっと涙声な感じ。
ななちゃんのところは立派に話されていましたが、末子姐でちょっとほろっときて、絵理さんのはかなりキてましたね。
たった2作でしたけれども、組長&副組長で組んで、いろいろあったんでしょうね。深い愛情と惜念に満ちた「贈る言葉」でした(涙)。
……客席の身にもなってくれよ……。
ななちゃんは可愛らしく元気いっぱいに。
末子姐はしっとりと美しく、
「祖母が93年前(だったっけ?)に制服と決めたこの緑の袴を、孫の私が着て大階段を降ります」で始まる挨拶は、しっかり者の姐さんらしく、しっかりと締めて。
絵理さんは。
…絵理さんだった!
同期のお花を、雪組の美穂圭子さんが持ってきてくれたのですが、組からの花の上に載せる形に作られたその花が、なかなかうまく持てなくて……。1,2分くらいかかったのかな?最後に残った75期の二人が、「あれ?」「え?」みたいな感じで顔を見合わせながらアセアセしてました。超可愛かったです♪
絵理さんが「やっと持てた!」みたいな笑顔を見せて、美穂さんと頬を合わせて挨拶して、可愛らしく見送ってました。
泣き虫絵理さんらしくもなく、終始笑顔で。
ほんとーにほんとーに、可愛かったです。
3人とも生粋の月組ッ子。
宝塚への、そして、月組への愛を語って、関係者すべてへの感謝を捧げて、
終始笑顔で、緞帳を降ろして。
鳴りやまない拍手。
緞帳が上がって、もう一度笑顔に……
と思ったら、絵理さんは目の下びっしょりだった(笑)。
「大劇場が大好きなんです」
…そんな告白を、今するなよっ!!
観客にどうしろっていうんだ!
嘉月絵理っっ!!そういうのを、卑怯っていうんだーーー!
絵理さんのファンの方も、本当に素晴らしいセンスですね…。
最後の出での「贈る言葉」。
「落とし物はありませんか?忘れ物はありませんか?」で始まる、愛情に溢れた言葉たち。
絵理さん自身が言葉を、コミュニケーションを大切にされる方だからこそ、ファンの方もああいうセンスが身に付くんでしょうか。
最後の日に皆さんがお揃いで着ていたTシャツの柄にひっかけて、
「全部ちゃんとトランクに詰めましたか?」と続くあのメッセージには、ギャラリーが皆泣いてましたよ…。
清々しい、愛情に満ちた、いい千秋楽でした。
CSでの放送が楽しみです♪
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コメント
ネットサーフィンしてて、たどり着きました。
リアル友人の嘉月ファン(妊婦)です。
(たぶん間違ってないと思うけど、違ってたらごめんなさい)
フェアウェルでは祐飛ちゃん、ふにゃふにゃの下級生顔で、
いいもん見ちゃいました。
友人が萌え死にそうになってましたよ・・・(^-^;
えっと、また、(できれば)東京でー。
………間違ってないです、たぶん(小さな声)。
コメントありがとうございますm(_ _)m。嬉しいです。
>ふにゃふにゃの下級生顔
最後のご挨拶のときなんて、祐飛さんすっげー怖い顔で泣くのこらえてて、もう大変!って感じだったんですよ。
フェアウェルで泣いてんじゃないかと心配していたんですが、そっかー、下級生顔かあ〜(*^ ^*)。