月組大劇場公演の前ものショー、「まほろば」について。
2回目の遠征に行く前に、まずは今覚えている範囲で、場面毎にまとめて見ようかと思います。
ちょっと日がたってしまったので忘れてしまったことや間違いも多くなりそうですが、お気づきになったらコメントお願いいたします!
(ちなみに、場面タイトルは正しくありません。イメージです)
【天浮橋】
イザナキノミコト、イザナミノミコトが天神から命ぜられ、天浮橋に立って天の沼矛で「こおろこおろ」と海をかきならすと、矛先からしたたりおちた塩が積もって大地ができた…という神話より。
なによりもまず、銀橋を「天浮橋」に見立てたセンスが素晴らしい!幕が上がる前の、枠廻りを囲む蒼い闇、闇の奥で光るかすかな煌めきと、響いてくる鈴(鉦?)の音…
天女の舞う「常世の闇」の表現に、鳥肌が立ちました。そこに一筋の光がさすと、創造神が現れる。もうこの時点で「掴みはオッケー!」な気分(^ ^)。
天女がかわええ♪♪みっぽー(美鳳あや)はじめ、本舞台メンバーがあんまり踊らないのが残念です。銀橋はスペースがないから動けないのも仕方ないけど、本舞台ではもっと踊ってくれてもいいじゃないかー。
本舞台センターで麻子さんがせり上がり、すぐ続いて上手銀橋からかなみちゃんの歌声が響いてきます。ここの歌が、雰囲気があって素晴らしい。やっぱり、かなみちゃん歌は大好きだ〜(幸)。
銀橋を渡っていって二人は出会い、イザナミの持つ珠を矛にかける。
…たしか沼矛自体に珠飾りがついてる設定だったと思うんだけどなー。まぁいいや。これは多分、神話でいう「柱巡り」(天御柱の廻りを二人で巡り、出会ったところで結婚する)の替わりなんでしょうね。これをきっかけに国が生まれる訳なので。
…まぁ、色っぽいこと(*^ ^*)。
【国生み、神生み】
銀橋センターでイザナギとイザナミが出会い、島々が生まれ、「豊葦原瑞穂国」の国土と八百万の神々が生まれ出ずる。
で。
…祐飛さんの美しさに、久々に度肝を抜かれました。
すいません。美人=ビジュアル系ではないんだなー、としみじみ思ってしまう今日この頃。祐飛さんって、決して「美人」ではないと思うのに、どうしてあんなに“ビジュアル系”なんでしょうか。
カシウスといい、サダルといい、本当に“印象的な美貌”になれる人なんだよなあ…。いったいどんな魔法を使っていらっしゃるのでしょうか。
まずはやっぱり、スタイルのバランスがまんま男なところ、なんだろうな…舞台での美貌、ですから。
肩が広くて腰が細くて(ウェストよりヒップのほうが小さいんじゃ…?)、腿も今のところはそんなに太くないし…(←ひかえめ)。
声も好きなので、ここの名宣りはもうメロメロです。……すいませんすいません。
きりやんが歌って祐飛さんがちょこっと踊り、名宣りをあげたところで歌い継ぐのですが…。
きりやん、さすがに凄いよ〜〜〜っ!!
歌ってる祐飛さん観てる場合じゃないかもっ!(←オイっ)
……謝さんもきりやんに振付するの楽しかったんだろうなぁ…(ごめんなさいごめんなさい)
そんな露骨な振付の差(←いつも)に胸を痛めつつ、きりやんのダンスに魅入る。これを人は「マゾヒスト」と呼ぶ〜♪
もとい。
嘉月絵理さんは、海の神オオワダツミ。
大きな衣装と長いストレートヘアがよく似合って、貫禄たっぷり。実に美しいです。「海」の広さ大きさ怖さ、すべてをしっかり演じようとされていることに涙が出そうでした。
手を拡げるだけで、組子の心がそこに集中するのを感じます。
下級生のみなさんも、今のうちに本当に彼女の在り方居方をしかり学んでくださいね……(泣)
次に生まれたのが、海に注ぐ川の水門の神、ハヤアキツヒコ(研ルイス)とハヤアキツヒメ(一色瑠加)。
いやー、ガチャは美人ですねっ!凄みのある美貌っぷりにちょっとビビリました。っていうか、名宣りの声が低くて怖いってば…。
研ちゃんは、ガチャのインパクトが強すぎてあまり覚えてない…ごめんなさい。でも、さすがに声がよく響いてくれて、嬉しかったです。
その次は、マギー(星条海斗)のクラオカミと、みりお(明日海りお)のクラミツハ。
この二人は、本来はヒノカグツチより後に生まれたハズなんですが…(イザナミを死に至らしめたカグツチをイザナギが斬り殺した時に、その血から生まれた神なので)。
…ま、どうでもいいか(笑)。
これも、女神さまなみりおに目を奪われて、あんまりマギーも下級生もチェックできてないなあ…。次回はしっかりチェックしたいと思います。
みりおはホント美形ですね。祐飛さんとは違う、正当派の美人。薄青い衣装もよく似合って…るのはガチャか。みりおは白だったかな?とにかく、よく似合ってました。水の女神さま、お二人とも。
そういえば。
クラミツハが女神さまである、という資料は今のところ見つけられていないのですが、とりあえずあの衣装は(胸もあるし)どうみても女神さまですよね?謝さんのイメージは女神なんでしょうね…。
次は、(桐生)園加ちゃんのシナツヒコ。
風の神、ということで、登場するなりくるくると…何回転!?ジャンプして回ってくれます。身のこなしの美しさにうっとり。モノトーンの衣装がキレイに翻って、本当に風が見える。
そういえば昔、「ガラスの仮面」で北島マヤが「真夏の夜の夢」のパックをするのに、「風よりも迅く!」という台詞に合わせてオーベロンのマントを翻す、というネタがありましたねー。
…なるほど。
確かに、布が翻る時に「風で翻る布」に見えるか、「水の流れ」に見えるか、というのは…もちろん布の材質とか形状もありますが、ひるがえす人の技術で使い分けているんだなーと気づいたりしました。(今回、風も水も布で表現されていますもんね♪)
次があひ(遼河はるひ)ちゃんのオオヤマツミ、で合ってるかな?
あひちゃん、さすがに柄が大きいっていうのはこういう時に得ですねー。衣装映えしてすっごくステキでした。
これで声さえ……(←諦めろ)
木の神ククノチは、まさお(龍真咲)くん。
「木々の霊」を意味する名前ですが、まぁキャラクターはともかく、本当に良い声してるよなあ☆名宣りの声が響き渡るのがすごいんです。
でもちょっと、衣装負けしてしまってる感があるので、がんばってほしいですね。鬘は衣装なのかなあ?まさおの小さな頭に、あれはちょっと大きすぎてあっていないような気がするのですが。
そうそう。ここのえりおっと(姿樹えり緒)としの(朝桐紫乃)ちゃんは結構必見です。と勝手に思ってます(笑)。必死で踊ってるのが可愛い♪
次は草の女神カヤノヒメ(城咲あい)。
うーん、スタイルのいい人は何を着ても可愛いなぁ(^ ^)v
廻りを囲む娘役さんたちも、まだ区別は全然つかないのですが可愛い子がいて嬉しいです♪♪
……そのうちに、この神子さんたち全員の見分けがつくようになるのかしら私…それまでに何回観るんだよ一体……。
最後に生まれたのがもりえ(青樹泉)のヒノカグツチ。
うーん、ダンスもスタイルも良いんだから、名宣りの声をもう少しがんばってほしいですぅ〜(涙/切実)。
この場面全体の、一番のクライマックスなのにぃ〜〜っ!
初見の時、ハロダンを休演していた響れおなちゃんが「火の神子
」で元気に踊っているのを見つけた時は、とても嬉しかったです。えーっと、上手だったかな?違ったかな?(←ちゃんと覚えてなくてごめんなさい)
ファンの方、本当に良かったですね!(^ ^)私も彼女のお芝居はとても好きなので、嬉しいです♪
ヒノカグツチが生まれると、神話ではここでイザナミが亡くなって黄泉の国へ行ってしまい、それを追ってイザナギも黄泉へ行く、という、所謂「オルフェウス神話」になるのですが。
ショーの、しかもプロローグでそんな辛気くさい場面をやるはずもなく、あっさりと三貴神の誕生と総踊りへ。
それにしてもタキ(出雲綾)さんの歌声はすごいなーーーー!
プロローグのかなみちゃんも綺麗な声だと思いましたが、さすがに年季が違うというか…凄い、の一言です。
ここまで通して、ドラマティックで荘厳な音楽はショーのオープニングには珍しい曲調だと思いますが、私は結構好きです♪
すごーく気分が盛り上がります♪
そして、ぱぁーーーっと盛り上がって、スパッと暗転、サルメとサダルにピンスポット、という切り返しがカッコイイ。
ここから物語が始まるにあたって、「さて」、という気分になるんですよね☆
さて。
まだ肝心のヤマトタケルが生まれてないんですけどー、
もう十分長い……ですよ、ね?
…今宵は、ここまでにいたしとうございます………。
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2回目の遠征に行く前に、まずは今覚えている範囲で、場面毎にまとめて見ようかと思います。
ちょっと日がたってしまったので忘れてしまったことや間違いも多くなりそうですが、お気づきになったらコメントお願いいたします!
(ちなみに、場面タイトルは正しくありません。イメージです)
【天浮橋】
イザナキノミコト、イザナミノミコトが天神から命ぜられ、天浮橋に立って天の沼矛で「こおろこおろ」と海をかきならすと、矛先からしたたりおちた塩が積もって大地ができた…という神話より。
なによりもまず、銀橋を「天浮橋」に見立てたセンスが素晴らしい!幕が上がる前の、枠廻りを囲む蒼い闇、闇の奥で光るかすかな煌めきと、響いてくる鈴(鉦?)の音…
天女の舞う「常世の闇」の表現に、鳥肌が立ちました。そこに一筋の光がさすと、創造神が現れる。もうこの時点で「掴みはオッケー!」な気分(^ ^)。
天女がかわええ♪♪みっぽー(美鳳あや)はじめ、本舞台メンバーがあんまり踊らないのが残念です。銀橋はスペースがないから動けないのも仕方ないけど、本舞台ではもっと踊ってくれてもいいじゃないかー。
本舞台センターで麻子さんがせり上がり、すぐ続いて上手銀橋からかなみちゃんの歌声が響いてきます。ここの歌が、雰囲気があって素晴らしい。やっぱり、かなみちゃん歌は大好きだ〜(幸)。
銀橋を渡っていって二人は出会い、イザナミの持つ珠を矛にかける。
…たしか沼矛自体に珠飾りがついてる設定だったと思うんだけどなー。まぁいいや。これは多分、神話でいう「柱巡り」(天御柱の廻りを二人で巡り、出会ったところで結婚する)の替わりなんでしょうね。これをきっかけに国が生まれる訳なので。
…まぁ、色っぽいこと(*^ ^*)。
【国生み、神生み】
銀橋センターでイザナギとイザナミが出会い、島々が生まれ、「豊葦原瑞穂国」の国土と八百万の神々が生まれ出ずる。
で。
…祐飛さんの美しさに、久々に度肝を抜かれました。
すいません。美人=ビジュアル系ではないんだなー、としみじみ思ってしまう今日この頃。祐飛さんって、決して「美人」ではないと思うのに、どうしてあんなに“ビジュアル系”なんでしょうか。
カシウスといい、サダルといい、本当に“印象的な美貌”になれる人なんだよなあ…。いったいどんな魔法を使っていらっしゃるのでしょうか。
まずはやっぱり、スタイルのバランスがまんま男なところ、なんだろうな…舞台での美貌、ですから。
肩が広くて腰が細くて(ウェストよりヒップのほうが小さいんじゃ…?)、腿も今のところはそんなに太くないし…(←ひかえめ)。
声も好きなので、ここの名宣りはもうメロメロです。……すいませんすいません。
きりやんが歌って祐飛さんがちょこっと踊り、名宣りをあげたところで歌い継ぐのですが…。
きりやん、さすがに凄いよ〜〜〜っ!!
歌ってる祐飛さん観てる場合じゃないかもっ!(←オイっ)
……謝さんもきりやんに振付するの楽しかったんだろうなぁ…(ごめんなさいごめんなさい)
そんな露骨な振付の差(←いつも)に胸を痛めつつ、きりやんのダンスに魅入る。これを人は「マゾヒスト」と呼ぶ〜♪
もとい。
嘉月絵理さんは、海の神オオワダツミ。
大きな衣装と長いストレートヘアがよく似合って、貫禄たっぷり。実に美しいです。「海」の広さ大きさ怖さ、すべてをしっかり演じようとされていることに涙が出そうでした。
手を拡げるだけで、組子の心がそこに集中するのを感じます。
下級生のみなさんも、今のうちに本当に彼女の在り方居方をしかり学んでくださいね……(泣)
次に生まれたのが、海に注ぐ川の水門の神、ハヤアキツヒコ(研ルイス)とハヤアキツヒメ(一色瑠加)。
いやー、ガチャは美人ですねっ!凄みのある美貌っぷりにちょっとビビリました。っていうか、名宣りの声が低くて怖いってば…。
研ちゃんは、ガチャのインパクトが強すぎてあまり覚えてない…ごめんなさい。でも、さすがに声がよく響いてくれて、嬉しかったです。
その次は、マギー(星条海斗)のクラオカミと、みりお(明日海りお)のクラミツハ。
この二人は、本来はヒノカグツチより後に生まれたハズなんですが…(イザナミを死に至らしめたカグツチをイザナギが斬り殺した時に、その血から生まれた神なので)。
…ま、どうでもいいか(笑)。
お二人とも、名前の由来は「闇いところ(谷)から流れ出す水」だそうです。また、転じて川=龍神というイメージもあるみたい。谷や泉、丘などにいて、水や雪・雨を司る神様。火伏せ&雨乞いの神様でもある、らしい。
「ミツハ」には「罔象」の字が宛てられることもありますが、これは中国の文献で、龍や小児などの姿をした水の精なのだそうです。要は、龍神夫婦ってこと?
これも、女神さまなみりおに目を奪われて、あんまりマギーも下級生もチェックできてないなあ…。次回はしっかりチェックしたいと思います。
みりおはホント美形ですね。祐飛さんとは違う、正当派の美人。薄青い衣装もよく似合って…るのはガチャか。みりおは白だったかな?とにかく、よく似合ってました。水の女神さま、お二人とも。
そういえば。
クラミツハが女神さまである、という資料は今のところ見つけられていないのですが、とりあえずあの衣装は(胸もあるし)どうみても女神さまですよね?謝さんのイメージは女神なんでしょうね…。
次は、(桐生)園加ちゃんのシナツヒコ。
風の神、ということで、登場するなりくるくると…何回転!?ジャンプして回ってくれます。身のこなしの美しさにうっとり。モノトーンの衣装がキレイに翻って、本当に風が見える。
そういえば昔、「ガラスの仮面」で北島マヤが「真夏の夜の夢」のパックをするのに、「風よりも迅く!」という台詞に合わせてオーベロンのマントを翻す、というネタがありましたねー。
…なるほど。
確かに、布が翻る時に「風で翻る布」に見えるか、「水の流れ」に見えるか、というのは…もちろん布の材質とか形状もありますが、ひるがえす人の技術で使い分けているんだなーと気づいたりしました。(今回、風も水も布で表現されていますもんね♪)
次があひ(遼河はるひ)ちゃんのオオヤマツミ、で合ってるかな?
あひちゃん、さすがに柄が大きいっていうのはこういう時に得ですねー。衣装映えしてすっごくステキでした。
これで声さえ……(←諦めろ)
木の神ククノチは、まさお(龍真咲)くん。
「木々の霊」を意味する名前ですが、まぁキャラクターはともかく、本当に良い声してるよなあ☆名宣りの声が響き渡るのがすごいんです。
でもちょっと、衣装負けしてしまってる感があるので、がんばってほしいですね。鬘は衣装なのかなあ?まさおの小さな頭に、あれはちょっと大きすぎてあっていないような気がするのですが。
そうそう。ここのえりおっと(姿樹えり緒)としの(朝桐紫乃)ちゃんは結構必見です。と勝手に思ってます(笑)。必死で踊ってるのが可愛い♪
次は草の女神カヤノヒメ(城咲あい)。
うーん、スタイルのいい人は何を着ても可愛いなぁ(^ ^)v
廻りを囲む娘役さんたちも、まだ区別は全然つかないのですが可愛い子がいて嬉しいです♪♪
……そのうちに、この神子さんたち全員の見分けがつくようになるのかしら私…それまでに何回観るんだよ一体……。
最後に生まれたのがもりえ(青樹泉)のヒノカグツチ。
うーん、ダンスもスタイルも良いんだから、名宣りの声をもう少しがんばってほしいですぅ〜(涙/切実)。
この場面全体の、一番のクライマックスなのにぃ〜〜っ!
初見の時、ハロダンを休演していた響れおなちゃんが「火の神子
」で元気に踊っているのを見つけた時は、とても嬉しかったです。えーっと、上手だったかな?違ったかな?(←ちゃんと覚えてなくてごめんなさい)
ファンの方、本当に良かったですね!(^ ^)私も彼女のお芝居はとても好きなので、嬉しいです♪
ヒノカグツチが生まれると、神話ではここでイザナミが亡くなって黄泉の国へ行ってしまい、それを追ってイザナギも黄泉へ行く、という、所謂「オルフェウス神話」になるのですが。
ショーの、しかもプロローグでそんな辛気くさい場面をやるはずもなく、あっさりと三貴神の誕生と総踊りへ。
それにしてもタキ(出雲綾)さんの歌声はすごいなーーーー!
プロローグのかなみちゃんも綺麗な声だと思いましたが、さすがに年季が違うというか…凄い、の一言です。
ここまで通して、ドラマティックで荘厳な音楽はショーのオープニングには珍しい曲調だと思いますが、私は結構好きです♪
すごーく気分が盛り上がります♪
そして、ぱぁーーーっと盛り上がって、スパッと暗転、サルメとサダルにピンスポット、という切り返しがカッコイイ。
ここから物語が始まるにあたって、「さて」、という気分になるんですよね☆
さて。
まだ肝心のヤマトタケルが生まれてないんですけどー、
もう十分長い……ですよ、ね?
…今宵は、ここまでにいたしとうございます………。
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