東京會舘トークライブ【2】
2007年7月17日 ミュージカル・舞台 コメント (2)東京會舘ミュージカルサロン「樹里咲穂 vs 戸井勝海」の続き。
…っていうか、ふと気が付いてしまったんですが。
私ってこの日記を書き始めた当初から、樹里ちゃんに関してはかなり熱心に毎回いろいろ書いているつもりなのですが、樹里ファンの方はあまりいらしてくださってないんですよね…(涙)。リンク元にもほとんどないし、寂しいなー…。
ま、そんなツブヤキはおいといて。
ちゃきちゃきとした、ちょっと早口の関西アクセントで可愛らしく囀る樹里さん。
響きのいい低音にゆったりとした口調で、トボけたことを話す戸井さん。
コマドリと大型犬のような、とか言ったらファンの方に申し訳ないみたいですが(^ ^;ゞ
このお二人のテンポの良さというか、相性の良さというか、ほのぼのとした空気にすっかり嵌ってしまったトークコーナーでした(^ ^)
さて、次は。
「おもしろいお兄さんとお姉さんにならないように」歌のプレゼントをします、と言いながら。
まずは喉を潤して、と言って戸井さんが水を飲み、その間を樹里さんがつないで。
で、次は樹里さんが水を飲むので戸井さんがつなぐのですが…
その間が、また何とも…。戸井さんはキョドりつつなんとかつなごうとオロオロするばかりだし、樹里さんは面白がっちゃって、水を飲みながら上目づかいに戸井さんの方を見てるし。
こういうコーナーとコーナーの間で意図せずに笑いが取れる戸井さんってすごいな〜(笑)。
二人とも準備が出来ると、ピアニストをあらためてご紹介。「国井雅美」さん、普段は東宝などでピアノを弾いていらっしゃるそうです。
樹里さんとは新宿コマの「シンデレラ」で、戸井さんとは「レ・ミゼラブル」などで一緒だったと仰っておられましたが、レ・ミ帝劇90周年カンパニーの稽古ピアニストにお名前があるので、単にオケで弾いていらしたというより、もっとスタッフよりの方のようでした。
ソロの一曲目は、樹里さんの「Patterns」(ミュージカル「ベイビー」より)。
「ベイビー」という作品は、一幕ラストの「The Story Goes ON」が有名な名曲で、コンサートとかでもよく歌われるし私も大好きな曲。
なので、樹里さんが「ベイビーから」って言った時には物凄く期待してしまったのですが(苦笑)。
実際に歌われた曲は、2幕のナンバーですね。作品自体を観たこともないしCDを聴いたこともないのでわからないのですが、非常に構造が複雑で難解な、だけどものすごく甘美なメロディ。
すごくいい曲で、樹里さんの柔らかくて深みのあるまろやかな声に雰囲気がぴったり合っていて、すごく美しかった!!この曲を聴いて、CDを聴いてみたい〜!と思いました。(まだ買ってないけど)
次は、戸井さんで「ANTHEM」(ミュージカル「チェス」より)。
「Mr.PINSTRIPE」でも歌われたソロですが、戸井さんの柔らかい高音が会場全体を包むようで。
雲が切れて光がさしこんでくるような、
ふわっと浮き上がるような、幸せな空間になりました。
私は以前、この歌を某コンサートで岡幸二郎さんが歌われるのを聴いたことがありまして。
岡さんは、あの強く気高い声で朗々と歌いあげて、まさに「何かが降り注ぐような」ラストだったのですが。
戸井さんの柔らかな高音と豊かな響きは、また全然違う雰囲気で。まるで別の曲のようでした。
実際、「Mr.PINSTRIPE」で聴いた時は、しばらく「この曲絶対知ってる曲なんだけど何だっけ…」と考えていたくらい(汗)、歌い手が違えば別の曲、という感じでしたね…。
2曲ソロを聴かせていただいた後は。
…ゲームコーナー、でした。
テーブルごとに一人代表者を決めて、万歩計を持ち、30秒で一番カウンターを稼いだテーブルが勝ち
お茶会だな?お茶会だろソレ?
樹里ちゃん・戸井さんも、それぞれ某テーブルの代表者として参加。25人(?)くらいの人が、舞台前に一列に並んで真剣に万歩計をつけている図は、大変面白うございました…。
(勿論代表者は他の方に押しつけました♪)
しかし。
篭を持って一人一人万歩計を配り、使い方を説明して、しまいにはつけてあげたり、大活躍な戸井さん。
参加者と一緒に「どうすればカウンターがあがるか」を真剣に検討している樹里さん。
…スター、なんだよね?二人とも…?
緊張しているファンが見あたらないのは何故だ…。
しばーらく練習とか相談とかをした後、一番前のテーブルの方が時計を持ってカウントをスタート。
30秒後、「STOP!」の声がかかるまで、
…ロングドレスのスリットから脚を丸見えにしつつ小刻みに脚を動かしてカウンターを稼ぐ樹里さんが、メッチャ可愛かったです…。
結果発表。
樹里さんは144。
戸井さんは24。
…ま、お約束ですね……。さすが外さない方だ、戸井さん。
優勝は若いお嬢さんで、198だったかな。樹里さんもかなり良い成績だったことが判明して、身体を張ったゲームは終了いたしました。
戸井さんはびっしょり汗をかいていらっしゃいましたが。
…24だけどね……。
その次は、質問コーナー。
食事をしている間に集めた質問を読んで答えてくれました。
全部は覚えていないので(すみません)、一部抜粋で。
樹里さんに。「最近お気に入りのファッションは?」
最近やっとスカートを穿くようになったので、ファッションの幅が広がりました、とのこと。
戸井さんが「俺はまだ見せてもらったことない…」と拗ねてしまったので、「今度穿いてくるね」「うん。今度ね」という、なんだかお前らどこの高校生だ、みたいな会話を繰り広げていらっしゃいました。
「舞台での失敗談は?」
樹里さん:あまりしないけど、宝塚の下級生時代に大きいのがあった。
パーティーに来たスター、という設定で、登場してライトを浴びて、かっこつけてグラサンを取ったら、まつ毛を一緒に取っちゃった。(!!)
起こってしまった事実よりも、「その後はずーっと横向いて芝居してた」とか「エブリタイム ウィンク」とかいう樹里さんのコメントが最高におかしくて、爆笑でした。
戸井さんへ。「最近髭役が続いていましたが、髭は好きですか?」
好きか、といわれても………(誤魔化して終了)
あまり伸ばしたことがない。役によってモミアゲつけたりすることもあるが、1日に何回もつけたり外したりするとだんだん永久脱毛されたみたいに生えない箇所が出来てきて、まばらになってしまうのだそうです。
そして「髭って意外と匂いがつきやすい」という話で終了しました。
そのへんで、樹里さんが「でも髭が生えてるのって羨ましい」みたいなコメントを。
「つけ髭が取れてひらひらしている時ほど、笑いをこらえるのに辛いものはない」という話で盛り上がり、あげくに「つけ髭の付け方講座」が始まり、「覚えておいてくださいね。いつ、何で必要になるかわからないんですから」と。
…いや、樹里ちゃん、普通の人が髭をつけるような事態になることはまずないと思うんだけど…。
二人に。「50歳、60歳になったら何をしていると思いますか」
美容院に行って「エビちゃんみたいにしてください」言ってる(樹里)
元気にイタに立ってる予定。…その為に何かしなくちゃまずいのかなー…(戸井)
そんなところで時間切れ(T T)。
最後にデュエットを一曲歌って、それで終了でした。
最後の曲は。
なれそめの「花嫁付添人の秘密」から数十年(!?)後の二人、という設定で(←イヤそれはちょっと…)
「夜のボート」
一瞬どっちがフランツを歌うのか、迷ったのは私だけではあるまい。
歌詞も編曲もほぼ宝塚版で、フランツの比重が高くなってはいましたが。
樹里ちゃんのエリザベート、という、今まで考えたことのなかったキャスティングにも、その声質の合いようにも、あらためて驚きました…。
それにしても。
樹里さんと戸井さん、このお二人の声の相性の良さときたら。
もっともっといっぱい歌ってほしいなあ〜。
トークも本当に楽しかったですけど、博品館あたりで二人でコンサートしてくれないだろうか。
そしたら絶対通っちゃうんですけどねぇ…。
客席を通って、テーブル一つ一つに挨拶しながら最後列まで歩いて行かれて、そこで腕を組んで満面の笑顔で退場されたお二人。
お似合いで、本当に楽しそうな笑顔。
幸せな時間を、ありがとうございましたm(_ _)m。
.
…っていうか、ふと気が付いてしまったんですが。
私ってこの日記を書き始めた当初から、樹里ちゃんに関してはかなり熱心に毎回いろいろ書いているつもりなのですが、樹里ファンの方はあまりいらしてくださってないんですよね…(涙)。リンク元にもほとんどないし、寂しいなー…。
ま、そんなツブヤキはおいといて。
ちゃきちゃきとした、ちょっと早口の関西アクセントで可愛らしく囀る樹里さん。
響きのいい低音にゆったりとした口調で、トボけたことを話す戸井さん。
コマドリと大型犬のような、とか言ったらファンの方に申し訳ないみたいですが(^ ^;ゞ
このお二人のテンポの良さというか、相性の良さというか、ほのぼのとした空気にすっかり嵌ってしまったトークコーナーでした(^ ^)
さて、次は。
「おもしろいお兄さんとお姉さんにならないように」歌のプレゼントをします、と言いながら。
まずは喉を潤して、と言って戸井さんが水を飲み、その間を樹里さんがつないで。
で、次は樹里さんが水を飲むので戸井さんがつなぐのですが…
その間が、また何とも…。戸井さんはキョドりつつなんとかつなごうとオロオロするばかりだし、樹里さんは面白がっちゃって、水を飲みながら上目づかいに戸井さんの方を見てるし。
こういうコーナーとコーナーの間で意図せずに笑いが取れる戸井さんってすごいな〜(笑)。
二人とも準備が出来ると、ピアニストをあらためてご紹介。「国井雅美」さん、普段は東宝などでピアノを弾いていらっしゃるそうです。
樹里さんとは新宿コマの「シンデレラ」で、戸井さんとは「レ・ミゼラブル」などで一緒だったと仰っておられましたが、レ・ミ帝劇90周年カンパニーの稽古ピアニストにお名前があるので、単にオケで弾いていらしたというより、もっとスタッフよりの方のようでした。
ソロの一曲目は、樹里さんの「Patterns」(ミュージカル「ベイビー」より)。
「ベイビー」という作品は、一幕ラストの「The Story Goes ON」が有名な名曲で、コンサートとかでもよく歌われるし私も大好きな曲。
なので、樹里さんが「ベイビーから」って言った時には物凄く期待してしまったのですが(苦笑)。
実際に歌われた曲は、2幕のナンバーですね。作品自体を観たこともないしCDを聴いたこともないのでわからないのですが、非常に構造が複雑で難解な、だけどものすごく甘美なメロディ。
すごくいい曲で、樹里さんの柔らかくて深みのあるまろやかな声に雰囲気がぴったり合っていて、すごく美しかった!!この曲を聴いて、CDを聴いてみたい〜!と思いました。(まだ買ってないけど)
次は、戸井さんで「ANTHEM」(ミュージカル「チェス」より)。
「Mr.PINSTRIPE」でも歌われたソロですが、戸井さんの柔らかい高音が会場全体を包むようで。
雲が切れて光がさしこんでくるような、
ふわっと浮き上がるような、幸せな空間になりました。
私は以前、この歌を某コンサートで岡幸二郎さんが歌われるのを聴いたことがありまして。
岡さんは、あの強く気高い声で朗々と歌いあげて、まさに「何かが降り注ぐような」ラストだったのですが。
戸井さんの柔らかな高音と豊かな響きは、また全然違う雰囲気で。まるで別の曲のようでした。
実際、「Mr.PINSTRIPE」で聴いた時は、しばらく「この曲絶対知ってる曲なんだけど何だっけ…」と考えていたくらい(汗)、歌い手が違えば別の曲、という感じでしたね…。
2曲ソロを聴かせていただいた後は。
…ゲームコーナー、でした。
テーブルごとに一人代表者を決めて、万歩計を持ち、30秒で一番カウンターを稼いだテーブルが勝ち
お茶会だな?お茶会だろソレ?
樹里ちゃん・戸井さんも、それぞれ某テーブルの代表者として参加。25人(?)くらいの人が、舞台前に一列に並んで真剣に万歩計をつけている図は、大変面白うございました…。
(勿論代表者は他の方に押しつけました♪)
しかし。
篭を持って一人一人万歩計を配り、使い方を説明して、しまいにはつけてあげたり、大活躍な戸井さん。
参加者と一緒に「どうすればカウンターがあがるか」を真剣に検討している樹里さん。
…スター、なんだよね?二人とも…?
緊張しているファンが見あたらないのは何故だ…。
しばーらく練習とか相談とかをした後、一番前のテーブルの方が時計を持ってカウントをスタート。
30秒後、「STOP!」の声がかかるまで、
…ロングドレスのスリットから脚を丸見えにしつつ小刻みに脚を動かしてカウンターを稼ぐ樹里さんが、メッチャ可愛かったです…。
結果発表。
樹里さんは144。
戸井さんは24。
…ま、お約束ですね……。さすが外さない方だ、戸井さん。
優勝は若いお嬢さんで、198だったかな。樹里さんもかなり良い成績だったことが判明して、身体を張ったゲームは終了いたしました。
戸井さんはびっしょり汗をかいていらっしゃいましたが。
…24だけどね……。
その次は、質問コーナー。
食事をしている間に集めた質問を読んで答えてくれました。
全部は覚えていないので(すみません)、一部抜粋で。
樹里さんに。「最近お気に入りのファッションは?」
最近やっとスカートを穿くようになったので、ファッションの幅が広がりました、とのこと。
戸井さんが「俺はまだ見せてもらったことない…」と拗ねてしまったので、「今度穿いてくるね」「うん。今度ね」という、なんだかお前らどこの高校生だ、みたいな会話を繰り広げていらっしゃいました。
「舞台での失敗談は?」
樹里さん:あまりしないけど、宝塚の下級生時代に大きいのがあった。
パーティーに来たスター、という設定で、登場してライトを浴びて、かっこつけてグラサンを取ったら、まつ毛を一緒に取っちゃった。(!!)
起こってしまった事実よりも、「その後はずーっと横向いて芝居してた」とか「エブリタイム ウィンク」とかいう樹里さんのコメントが最高におかしくて、爆笑でした。
戸井さんへ。「最近髭役が続いていましたが、髭は好きですか?」
好きか、といわれても………(誤魔化して終了)
あまり伸ばしたことがない。役によってモミアゲつけたりすることもあるが、1日に何回もつけたり外したりするとだんだん永久脱毛されたみたいに生えない箇所が出来てきて、まばらになってしまうのだそうです。
そして「髭って意外と匂いがつきやすい」という話で終了しました。
そのへんで、樹里さんが「でも髭が生えてるのって羨ましい」みたいなコメントを。
「つけ髭が取れてひらひらしている時ほど、笑いをこらえるのに辛いものはない」という話で盛り上がり、あげくに「つけ髭の付け方講座」が始まり、「覚えておいてくださいね。いつ、何で必要になるかわからないんですから」と。
…いや、樹里ちゃん、普通の人が髭をつけるような事態になることはまずないと思うんだけど…。
二人に。「50歳、60歳になったら何をしていると思いますか」
美容院に行って「エビちゃんみたいにしてください」言ってる(樹里)
元気にイタに立ってる予定。…その為に何かしなくちゃまずいのかなー…(戸井)
そんなところで時間切れ(T T)。
最後にデュエットを一曲歌って、それで終了でした。
最後の曲は。
なれそめの「花嫁付添人の秘密」から数十年(!?)後の二人、という設定で(←イヤそれはちょっと…)
「夜のボート」
一瞬どっちがフランツを歌うのか、迷ったのは私だけではあるまい。
歌詞も編曲もほぼ宝塚版で、フランツの比重が高くなってはいましたが。
樹里ちゃんのエリザベート、という、今まで考えたことのなかったキャスティングにも、その声質の合いようにも、あらためて驚きました…。
それにしても。
樹里さんと戸井さん、このお二人の声の相性の良さときたら。
もっともっといっぱい歌ってほしいなあ〜。
トークも本当に楽しかったですけど、博品館あたりで二人でコンサートしてくれないだろうか。
そしたら絶対通っちゃうんですけどねぇ…。
客席を通って、テーブル一つ一つに挨拶しながら最後列まで歩いて行かれて、そこで腕を組んで満面の笑顔で退場されたお二人。
お似合いで、本当に楽しそうな笑顔。
幸せな時間を、ありがとうございましたm(_ _)m。
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コメント
毎回楽しいお話を有難うございます。
もうその場にいたみたいでしたよ、ふふ
最近東京會舘のトークの組み合わせは結構ツボじゃないですか?
>最近東京會舘のトークの組み合わせは結構ツボじゃないですか?
「タモさんと東山くん」という、美しい二人の組み合わせにツボってます(^ ^)。安いイベントではないのでちょっと勇気がいるんですけどねぇ。案内を見るたびに悩んでしまいます〜(^ ^;ゞ