東京會舘トークライブ
2007年7月14日 ミュージカル・舞台東京會舘ミュージカルサロン「樹里咲穂 vs 戸井勝海」に行って参りました。
この後には「鳳蘭 vs 麻路さき」とか「愛華みれ vs 東山義久」などなどの豪華キャストが控えているこの企画。
樹里&戸井っていうのは、規模というか豪華さというか、主宰的にはどうなんでしょうねぇ(^ ^; などと余計なことを考えたりしつつ、
ま、私的には大好きなお二人がひたすら喋って歌ってくれるという、最高に幸せな時間でした♪♪
「花嫁付添人の秘密」「Mr.PINSTRIPE」と、昨年の後半だけで2作に共演したお二人。
樹里さんのブログでも時々話題に出ていた戸井さん(花嫁…の公演中に登場してたもんね、ジェームズさん)、かなり仲良さそうだなーと思ってはいましたが。
案の定(笑)、めちゃめちゃ仲良しさんでしたー♪
お二人とも、なんか役者としても歌手としてもすごい実力派なんだけどどっか一本抜けているっていうか、あんなにシリアスな芝居してるのにどうしてトークでそういうこと言っちゃうかな!?っていうか(←言い過ぎ)、他の人と微妙にズレてるっていうか、
でも、そこが一番タマラナイ魅力になってるっていう……
そういうところが似ているお二人なんですが。
実に楽しい、トーク&ソングライブ、でした★
まずは普通にお食事。
3月のガラコンサートではどこかの「食堂」みたいな長机がびっしり並んでいたのにビビりましたが、今回は普通に丸テーブルでした。
お食事は普通に美味しい♪東京會舘はお食事がおいしくていいですよね♪でも、ドリンクは一杯だけで、普通のディナーショーみたいに飲み放題じゃなかったよ(T T) ←どんだけ呑むんだ
ショータイムの始まりは6時半。
もう少し遅ければ、せめて7時スタートだったら雪組のエリザベートメンバーが大挙しておしよせて…来たかも、とか思いつつ。
まぁこの時間じゃ無理よねーとは思いつつ、仲良しのユミコちゃんあたり、途中からでも来ないかなーと思って後方のテーブルを時々チェックしていたのですが、さすがにいらしてなかったですね。残念!(←何を期待しているんだ)
ショーの幕開きは、「ジキルとハイド」より「TAKE ME AS I AM」。
前奏の和音が入った瞬間に大興奮!の私。
…やっと戸井さんのジキルを聴けました……(感涙)。
そして、樹里ちゃんのエマ。
3月のガラコンでは、今ひとつピンと来なかった樹里エマですが。今回は本当に良かったです!!ドロシーの時も思いましたが、この短期間に良く声が出来ましたよね!不安定なところもなく、包容力のある声がエマにぴったりでした。
そういえば「花嫁…」では戸井さんと樹里さん、デュエット無しだったんですよね。声の相性良いなあ〜〜(*^ ^*)。うっとりするほど綺麗なハーモニーでした。
もっと聴きたかったよ〜(涙)。
樹里さんは黒(?)のロングワンピース。
…かと思ったら、スカートは前あわせになっていて、脚を上げたら腿まで丸見え(!)席が遠くてあまり良く見えなかったのが一生の不覚だった(涙)。
前奏の後、客席後方から登場し、客席を通ってまっすぐ舞台へ向かう構成だったのですが。樹里ちゃんは長いスカートにてこずって舞台にあがる階段を登れず、少し遅れちゃってました(笑)。で、歌い終わって挨拶した後、「このスカートがねぇ」といいながらつまんで見せてました。
…だーかーらー脚が丸見えだってば!
ごちそうさまでした★
戸井さんは、シルバー(?)のスーツに白いシャツ。なんていうか…肩丸出しの樹里さんと、重ね着して喉もとまで何か巻いてる戸井さん。生きている季節の全く違うお二人でした。
いやそうじゃなくて戸井さん、暑がりの汗かきのくせに、どうしてそういう暑苦しい格好をしてくるんだよ!?と小一時間(泣)。
樹里さんが、「男役の時はいろいろ巻いたり着込んだりしてたから気持はわかる」と共感していましたが…だからって樹里ちゃん、「戸井さんもドレスにすればいいんだよ。これ着る?」はないだろ…(嘆)(観たくな…)
ま、最初のデュエットのタイトルどおり、「ありのまま」のお二人でした。
最初のトークは、「トランプトーク」。
この企画は、特に「構成・演出」が居ないみたいで、多分全部二人で(というか、主に樹里さんが)考えたんだろうなあと思うのですが。
とくに、この最初のトークの間、樹里さんえらくグタグタでした。
いつもスカイステージで颯爽と仕切って司会している樹里さんと同じ人とは思えず(^ ^)。戸井さんが「俺すごくしっかりしてる気がする」ってコメントしてたのが爆笑でした。
そうだよね、いつも誰かに仕切って貰ってるもんね。戸井さんが仕切るなんて誰も考えないし期待もしないよねっ。(←どんだけ…)
ま、それはさておいて、トランプトーク。
最初は戸井さんで、「おすすめの食べ物」。
幡ヶ谷にある「ふるや古賀音庵」の古賀音だんご、だそうです。
黒胡麻と和三盆をまぶしたお団子で、とても美味しいそうな。ふるや古賀音庵のHPがあったのでリンクしておきます(←どこの回し者だ)
http://www.koganean.co.jp/home/index.html
戸井さんは「古賀政男先生が好きだったから古賀音っていう名前になった」と言ってましたが、ホントかなあ。昭和11年設立で店の名前も古賀音庵、なんだけど…。本来の屋号は「ふるや(富留屋)」で、「古賀音」は後からつけた…のかな?
しかし。
このコーナーの目玉は、そのおだんごのことではなく、樹里さんの「わさんぼん、って何?」という素朴な疑問と、それに対する戸井さんの「知らないの!?宝塚でしょっ?」という、これまた実に素直な突っ込みでした(^ ^)。
戸井さん、宝塚と和三盆はカンケイナイからっ。
…ま、気持はわかるが。(伝統芸能とか伝統工芸とかに強そうなイメージがあるんだろうな…)
その次は、樹里さんで「クセ」
樹里さんは、ディナーショーのMCやトークショーなどで袖が気になって「こうやっちゃうんですよ」と言いながら腕を上げたりさげたりの仕草をしてくれました。…すっげー可愛かった★
戸井さんは「看板とかに書いてある字を空中で書くらしい」という、意味不明で不思議なクセを披露してくれました。
次は戸井さんで「役作りの秘密」
脚本を貰ったら、まず脚本におけるその役の意味とか、場面ごとにこの人は何のためにこの台詞を言うんだろう、何のために出てくるんだろう、とか、そういうことを考える、ってことを言ってました。
で、そこをしっかり考えたらあとは成り行き。
…さすがだ。ある意味、私が期待しているとおりの役作りをしていらっしゃる…。
全然知らなかったけど、それだからこそファンになったのかもしれないなあ……。
樹里さんは、役のイメージを考えて、自分と重なる部分を探す、という話をされていました。
去年のあの時、落ち込んだ時の気持、とか。
で、ちょっとでも重なるところを見つけたらそれを広げる。
どうしても重ならないところは想像する、と。
なんか樹里さんらしい役の作り方だな、と思って微笑ましかったです。以前祐飛さんも似たようなことを言っていたような気がするなあ…月組の芝居の作り方なのかな。
…モダンミリーの時は、プロデューサーに「パリス・ヒルトンで」って言われて「あたしパリス!」と思ってた、んだそうです…。すげープロデューサーだな…。
宝塚だと、割と声の高さとか歩き方とか話し方(速度や口調)、あるいは、それこそ役によって癖を決めるとか、そういう話をよく聞きますが。
それってやっぱり、先輩から後輩へ受け継がれてきた「型」があるからなんでしょうね。樹里さんはあまりそういうのに縛られないタイプでしたが、いわゆる「男役芸」というのとはちょっと違うところで、「芝居の型」っていうのはあるような気がします。
四六時中一緒にいて、ずーっと同じメンバーで芝居をしていたらそういうことになるんでしょうね。
戸井さんは「そういうのはやったことがない。先輩の役者とかによく『良い役貰ってんだからもっと考えろよ』と言われる」のだそうです。
彼は青年座研究所の出身なんですが、そこのメソッドなのかな?石川禅さんも同じ出身ですよね。表面に出てくる「役」の性格は、同じ役をしていても全然違うお二人ですけど、私は二人とも大好きなんですよねー(^ ^)。
その次は、樹里さんで「朝の日課」
「歩いてる」そうです。家の近所に大きな公園があって、そこを一周ウォーキングして家に帰るとちょうど一時間だそうで。
旦那さんと一緒に歩くのかな?一人なのかな?とか思いつつ。
戸井さんがそれを聞いて「同じようなもんだね」と言いながら、微妙に違う朝の散歩の話をしていました。この違いようがまた…
夢を売るフェアリーと現実の男の違いなんだろうなー。(←実感)(切ないので詳細は省略)
その後、「人を観察するのって面白いよね」という話になって、渋谷あたりのオープンカフェで通りがかる人をずーっと見ている話とか、そういう話で二人でえんえんと盛り上がってました。
次は戸井さんで「こだわり」
「…何かあるかな…」と悩んでいるうちに、樹里さんに「なさそう」とあっさり切られてました。
……うん。なさそうだよね…。
そのうち樹里さんがフォローに入りました。
樹「あたしのこだわり、言いましょうか?」。
戸「うん、助けて」
樹「突っ込み」
戸「…え?」
樹「あたしがボケて、突っ込みがすぐに入らないと怒る」
戸「………怒る?」
樹「しばく」
戸「………それを今言うか…」(←鈍くさいから絶対突っ込みとか無理)
こ、こわい会話だ……。
で、戸井さんが「くそぉ、俺も何か言おう。こだわり、こだわり…」みたいなことをぶつぶつ呟いているうちに、樹里さんが。
ふ、と。
「戸井さんって広島出身ですよね?広島弁ってどんなん?」みたいなことを言い出して。
次の話を広島弁で話すように、と。
「…いいよ」っていう戸井さんの返事が、なんか優しげで凄くいいなー、と思うのは、元々ファンだからなんだろうか…。
最後は樹里さんで「旅行」
…だったのですが、結局樹里さんはこれについてはコメントせず、戸井さんが喋っただけでした。(広島弁で)
樹里さんの「旅行」もいつか話してくださいね♪
戸井さんの「行きたいところ」は、「インド・チベット・ネパール」だそうです。
で、「そういえば!あった、拘り!」と嬉しそうに叫んで。
「チベットからネパールへ、飛行機じゃなくてバスで行きたい」という夢を熱く語っていらっしゃいました。
…多分、会場にいたほとんどの人は、いっせいに「なんじゃそれ」と突っ込んだと思うんですけどね。そこですかさず外すところが、戸井さんクオリティなのは知ってるんですけどねぇ…。
(切ないので詳細は省略 ←またか)
っていうか、その話を終始広島弁で語る戸井さんが実に可愛かった☆
樹里さんも存分に突っ込んでくださって、しばらく広島弁の話wで盛り上がってましたね。(主に樹里さんが)
しかし。関西弁と広島弁で会話しよう、って言ったの樹里さんなのに、本人はいつもの口調(アクセントだけちょっと関西風)なので、戸井さんが一人で広島弁で喋ってる印象でした。ま、可愛いかったし樹里さんも嬉しそうだったから良いんですけどね(^ ^)
以上6題。
トランプ・トークの後は一曲づつソロナンバーを聴かせてくれました。
が。
…とりあえず、今日はここでいったん休憩。
この後には「鳳蘭 vs 麻路さき」とか「愛華みれ vs 東山義久」などなどの豪華キャストが控えているこの企画。
樹里&戸井っていうのは、規模というか豪華さというか、主宰的にはどうなんでしょうねぇ(^ ^; などと余計なことを考えたりしつつ、
ま、私的には大好きなお二人がひたすら喋って歌ってくれるという、最高に幸せな時間でした♪♪
「花嫁付添人の秘密」「Mr.PINSTRIPE」と、昨年の後半だけで2作に共演したお二人。
樹里さんのブログでも時々話題に出ていた戸井さん(花嫁…の公演中に登場してたもんね、ジェームズさん)、かなり仲良さそうだなーと思ってはいましたが。
案の定(笑)、めちゃめちゃ仲良しさんでしたー♪
お二人とも、なんか役者としても歌手としてもすごい実力派なんだけどどっか一本抜けているっていうか、あんなにシリアスな芝居してるのにどうしてトークでそういうこと言っちゃうかな!?っていうか(←言い過ぎ)、他の人と微妙にズレてるっていうか、
でも、そこが一番タマラナイ魅力になってるっていう……
そういうところが似ているお二人なんですが。
実に楽しい、トーク&ソングライブ、でした★
まずは普通にお食事。
3月のガラコンサートではどこかの「食堂」みたいな長机がびっしり並んでいたのにビビりましたが、今回は普通に丸テーブルでした。
お食事は普通に美味しい♪東京會舘はお食事がおいしくていいですよね♪でも、ドリンクは一杯だけで、普通のディナーショーみたいに飲み放題じゃなかったよ(T T) ←どんだけ呑むんだ
ショータイムの始まりは6時半。
もう少し遅ければ、せめて7時スタートだったら雪組のエリザベートメンバーが大挙しておしよせて…来たかも、とか思いつつ。
まぁこの時間じゃ無理よねーとは思いつつ、仲良しのユミコちゃんあたり、途中からでも来ないかなーと思って後方のテーブルを時々チェックしていたのですが、さすがにいらしてなかったですね。残念!(←何を期待しているんだ)
ショーの幕開きは、「ジキルとハイド」より「TAKE ME AS I AM」。
前奏の和音が入った瞬間に大興奮!の私。
…やっと戸井さんのジキルを聴けました……(感涙)。
そして、樹里ちゃんのエマ。
3月のガラコンでは、今ひとつピンと来なかった樹里エマですが。今回は本当に良かったです!!ドロシーの時も思いましたが、この短期間に良く声が出来ましたよね!不安定なところもなく、包容力のある声がエマにぴったりでした。
そういえば「花嫁…」では戸井さんと樹里さん、デュエット無しだったんですよね。声の相性良いなあ〜〜(*^ ^*)。うっとりするほど綺麗なハーモニーでした。
もっと聴きたかったよ〜(涙)。
樹里さんは黒(?)のロングワンピース。
…かと思ったら、スカートは前あわせになっていて、脚を上げたら腿まで丸見え(!)席が遠くてあまり良く見えなかったのが一生の不覚だった(涙)。
前奏の後、客席後方から登場し、客席を通ってまっすぐ舞台へ向かう構成だったのですが。樹里ちゃんは長いスカートにてこずって舞台にあがる階段を登れず、少し遅れちゃってました(笑)。で、歌い終わって挨拶した後、「このスカートがねぇ」といいながらつまんで見せてました。
…だーかーらー脚が丸見えだってば!
ごちそうさまでした★
戸井さんは、シルバー(?)のスーツに白いシャツ。なんていうか…肩丸出しの樹里さんと、重ね着して喉もとまで何か巻いてる戸井さん。生きている季節の全く違うお二人でした。
いやそうじゃなくて戸井さん、暑がりの汗かきのくせに、どうしてそういう暑苦しい格好をしてくるんだよ!?と小一時間(泣)。
樹里さんが、「男役の時はいろいろ巻いたり着込んだりしてたから気持はわかる」と共感していましたが…だからって樹里ちゃん、「戸井さんもドレスにすればいいんだよ。これ着る?」はないだろ…(嘆)(観たくな…)
ま、最初のデュエットのタイトルどおり、「ありのまま」のお二人でした。
最初のトークは、「トランプトーク」。
この企画は、特に「構成・演出」が居ないみたいで、多分全部二人で(というか、主に樹里さんが)考えたんだろうなあと思うのですが。
とくに、この最初のトークの間、樹里さんえらくグタグタでした。
いつもスカイステージで颯爽と仕切って司会している樹里さんと同じ人とは思えず(^ ^)。戸井さんが「俺すごくしっかりしてる気がする」ってコメントしてたのが爆笑でした。
そうだよね、いつも誰かに仕切って貰ってるもんね。戸井さんが仕切るなんて誰も考えないし期待もしないよねっ。(←どんだけ…)
ま、それはさておいて、トランプトーク。
最初は戸井さんで、「おすすめの食べ物」。
幡ヶ谷にある「ふるや古賀音庵」の古賀音だんご、だそうです。
黒胡麻と和三盆をまぶしたお団子で、とても美味しいそうな。ふるや古賀音庵のHPがあったのでリンクしておきます(←どこの回し者だ)
http://www.koganean.co.jp/home/index.html
戸井さんは「古賀政男先生が好きだったから古賀音っていう名前になった」と言ってましたが、ホントかなあ。昭和11年設立で店の名前も古賀音庵、なんだけど…。本来の屋号は「ふるや(富留屋)」で、「古賀音」は後からつけた…のかな?
しかし。
このコーナーの目玉は、そのおだんごのことではなく、樹里さんの「わさんぼん、って何?」という素朴な疑問と、それに対する戸井さんの「知らないの!?宝塚でしょっ?」という、これまた実に素直な突っ込みでした(^ ^)。
戸井さん、宝塚と和三盆はカンケイナイからっ。
…ま、気持はわかるが。(伝統芸能とか伝統工芸とかに強そうなイメージがあるんだろうな…)
その次は、樹里さんで「クセ」
樹里さんは、ディナーショーのMCやトークショーなどで袖が気になって「こうやっちゃうんですよ」と言いながら腕を上げたりさげたりの仕草をしてくれました。…すっげー可愛かった★
戸井さんは「看板とかに書いてある字を空中で書くらしい」という、意味不明で不思議なクセを披露してくれました。
次は戸井さんで「役作りの秘密」
脚本を貰ったら、まず脚本におけるその役の意味とか、場面ごとにこの人は何のためにこの台詞を言うんだろう、何のために出てくるんだろう、とか、そういうことを考える、ってことを言ってました。
で、そこをしっかり考えたらあとは成り行き。
…さすがだ。ある意味、私が期待しているとおりの役作りをしていらっしゃる…。
全然知らなかったけど、それだからこそファンになったのかもしれないなあ……。
樹里さんは、役のイメージを考えて、自分と重なる部分を探す、という話をされていました。
去年のあの時、落ち込んだ時の気持、とか。
で、ちょっとでも重なるところを見つけたらそれを広げる。
どうしても重ならないところは想像する、と。
なんか樹里さんらしい役の作り方だな、と思って微笑ましかったです。以前祐飛さんも似たようなことを言っていたような気がするなあ…月組の芝居の作り方なのかな。
…モダンミリーの時は、プロデューサーに「パリス・ヒルトンで」って言われて「あたしパリス!」と思ってた、んだそうです…。すげープロデューサーだな…。
宝塚だと、割と声の高さとか歩き方とか話し方(速度や口調)、あるいは、それこそ役によって癖を決めるとか、そういう話をよく聞きますが。
それってやっぱり、先輩から後輩へ受け継がれてきた「型」があるからなんでしょうね。樹里さんはあまりそういうのに縛られないタイプでしたが、いわゆる「男役芸」というのとはちょっと違うところで、「芝居の型」っていうのはあるような気がします。
四六時中一緒にいて、ずーっと同じメンバーで芝居をしていたらそういうことになるんでしょうね。
戸井さんは「そういうのはやったことがない。先輩の役者とかによく『良い役貰ってんだからもっと考えろよ』と言われる」のだそうです。
彼は青年座研究所の出身なんですが、そこのメソッドなのかな?石川禅さんも同じ出身ですよね。表面に出てくる「役」の性格は、同じ役をしていても全然違うお二人ですけど、私は二人とも大好きなんですよねー(^ ^)。
その次は、樹里さんで「朝の日課」
「歩いてる」そうです。家の近所に大きな公園があって、そこを一周ウォーキングして家に帰るとちょうど一時間だそうで。
旦那さんと一緒に歩くのかな?一人なのかな?とか思いつつ。
戸井さんがそれを聞いて「同じようなもんだね」と言いながら、微妙に違う朝の散歩の話をしていました。この違いようがまた…
夢を売るフェアリーと現実の男の違いなんだろうなー。(←実感)(切ないので詳細は省略)
その後、「人を観察するのって面白いよね」という話になって、渋谷あたりのオープンカフェで通りがかる人をずーっと見ている話とか、そういう話で二人でえんえんと盛り上がってました。
次は戸井さんで「こだわり」
「…何かあるかな…」と悩んでいるうちに、樹里さんに「なさそう」とあっさり切られてました。
……うん。なさそうだよね…。
そのうち樹里さんがフォローに入りました。
樹「あたしのこだわり、言いましょうか?」。
戸「うん、助けて」
樹「突っ込み」
戸「…え?」
樹「あたしがボケて、突っ込みがすぐに入らないと怒る」
戸「………怒る?」
樹「しばく」
戸「………それを今言うか…」(←鈍くさいから絶対突っ込みとか無理)
こ、こわい会話だ……。
で、戸井さんが「くそぉ、俺も何か言おう。こだわり、こだわり…」みたいなことをぶつぶつ呟いているうちに、樹里さんが。
ふ、と。
「戸井さんって広島出身ですよね?広島弁ってどんなん?」みたいなことを言い出して。
次の話を広島弁で話すように、と。
「…いいよ」っていう戸井さんの返事が、なんか優しげで凄くいいなー、と思うのは、元々ファンだからなんだろうか…。
最後は樹里さんで「旅行」
…だったのですが、結局樹里さんはこれについてはコメントせず、戸井さんが喋っただけでした。(広島弁で)
樹里さんの「旅行」もいつか話してくださいね♪
戸井さんの「行きたいところ」は、「インド・チベット・ネパール」だそうです。
で、「そういえば!あった、拘り!」と嬉しそうに叫んで。
「チベットからネパールへ、飛行機じゃなくてバスで行きたい」という夢を熱く語っていらっしゃいました。
…多分、会場にいたほとんどの人は、いっせいに「なんじゃそれ」と突っ込んだと思うんですけどね。そこですかさず外すところが、戸井さんクオリティなのは知ってるんですけどねぇ…。
(切ないので詳細は省略 ←またか)
っていうか、その話を終始広島弁で語る戸井さんが実に可愛かった☆
樹里さんも存分に突っ込んでくださって、しばらく広島弁の話wで盛り上がってましたね。(主に樹里さんが)
しかし。関西弁と広島弁で会話しよう、って言ったの樹里さんなのに、本人はいつもの口調(アクセントだけちょっと関西風)なので、戸井さんが一人で広島弁で喋ってる印象でした。ま、可愛いかったし樹里さんも嬉しそうだったから良いんですけどね(^ ^)
以上6題。
トランプ・トークの後は一曲づつソロナンバーを聴かせてくれました。
が。
…とりあえず、今日はここでいったん休憩。
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