年度末が過ぎて、ここ数日は年度末に積み残した仕事を片づけるのに必死になっています。
「年度末なので、今はちょっと待って下さい」と言い続けた日々はなんだったんだ>自分。結局一年中忙しいってぇのは、やっぱり要領が悪いんでしょうか…(涙)。


さて。

月組東京公演が終わって、ふと気が付けば。

2月に観た公演で、感想を書いていない作品が2つもありました。
ジャニーズの「SHOCK」(主演:堂本光一)と、松竹&劇団☆新感線の「朧の森に棲む鬼」(主演:市川染五郎)。


まずは、「SHOCK」。

樹里ちゃんが出演して以来ですから、5年…(?)ぶりの「SHOCK」。
私、あの公演で「KAT-TUN」を初めて知って、某Tくんに惚れ込んだんですよね…。長身でジャニーズの中ではスタイル抜群の彼は、絶対映像よりも舞台の方が映えるのに、なんで映像ばっかりなんでしょうか…売り方間違ってるよジャニーさん!それこそ、この「SHOCK」に出させてもらえれば少しは知名度も上がるでしょうに。

…なーんて思いながら、斗真くんのかっこよさにくらくらしてしまいました。
 (ごめんねTくん)

光一さんはさすがですね。
かっこいい、ってだけじゃなく、エンターテイナーとして超一流。

作品的にも、6年前は「パリの空よりも高く」の10倍くらい突っ込みどころ満載のステキ脚本だった(というか、ストーリーと呼べるものではなかった)のに、数年のうちにすっかり進化して、今回のは「パリの空よりも高く」よりよっぽどマトモなストーリーなんじゃないの!?って感じでした。
…宝塚ファンとしては、かなり…痛い現実だわ…(涙)。

もとい。

今回、光一さんの回りは生田斗真くんとMAの4人で集中して固めていたので、それ以下の若手を覚える余地はなかったです。楽しみにしてたのに、残念。
MAは、ミュージカルもイロイロ出ていることもあって一番「舞台慣れ」してましたね。錦織さんや光一さんが可愛がるのも解る気がします。テレビに、コンサートに、そして舞台に、忙しいでしょうけれども、一番充実した時期だと思うので、ぜひがんばって、そして楽しんで毎日を過ごしてほしいです★



「朧の森に棲む鬼」。

相変わらず、新感線の作品は痛い。

心にむず痒い傷が残るの。

いつまでもうずいて、掻きむしりたくなってしまうほどに。

「感想」を言葉に直す作業がとても難しくて、今までほっぽらってしまったのですが。
そして、今に至ってもまだ、「言葉」が落ち着かなくて、何も書くべきことが見つからないままですが。

…みんな良い仕事してました。
脚本家も、演出家も、各スタッフも、キャストも。
特に装置が良かったです。虚仮威しチックだけど、すごくかっこよかった。本水も意義のある使い方されてると良いもんだなあ…

なんだか、うらやましいです。

プロが「良い仕事」をするのは当たり前ので、
観客は出来上がったものを美味しく戴けばいいはずで、

プロが作るモノなんだから、美味しいのが当たり前で。


でも、そうは言っても美味しいモノは案外と難しいらしいから、「あ、美味しい」と思ったら、素直にそう言えばいいのだけれども。

…普段「あれっ?」っていうものを食べ慣れているので、ついつい
「これが美味しいのは何故なのか」を追求したくなってしまうのですが…

追求しはじめると止まらないので、なるべく簡単にいきたいと思います。


市川染五郎も、阿部サダヲも、古田新太も、みんなよかった!

儲け役は文句なし阿部サダヲさんかな。

古田さんもおいしかったけど♪

でも、なんといってもこの作品の立役者は染五郎。
染さんと言えば、なんとなく昔、アマデウスをやっていた頃の「ぼんぼん♪」なイメージがあったのですが。
いつの間にこんなにハードな役が演じきれる役者になったのでしょうか。酷い男なの。傍若無人で、冷酷で、残忍で…なのに、圧倒的に魅力的。そんな「男」を。

どうせ染さんだしなー、観たいけどどうしようかなー、なんぞと考えていた自分を許してください。素晴らしかったです。

今回のお目当てだった秋山菜津子さん。
文句なく格好良かった〜!!(うっとり)。
私は菜津子さんという役者自身が大好きだし、新感線とコラボしている菜津子さんは最高にステキだと思うのです☆

高田聖子さんも文句なしです。
女の厭らしさとうとましさを完璧に表現してらした。素晴らしい!シキブが嫌われてこそ、あの話が成り立つんですよね…。本当にさすがです。

はじめまして、だった(多分)真木よう子さん。
凄い声ですね。菜津子さんも相当の美声(低音)ですが、真木さんも素晴らしい!

最初男役OGかと思ったんですよね。声低いし、スタイルも凄いし。知らない人だけど、OGさんなのかな、と。
どうやら違うようですが、この人が宝塚に入っていたら私はファンになったでしょう。…きっとね(笑)。


とにかく、ナニをドウ書けばいいのか解らないので内容については省略しますが(いまさらだしね)。

おねがいがあります。

中島さん、宝塚のために脚本書いてくださいませんか。

いのうえさん、宝塚の演出をお願いしたいんですけどどうですか…?




血まみれで極悪な「朧…」は難しいとは思いますが。

ぜひ「SHIROH」を〜〜!!! (←結局それかいっ)



コメント

るなこ
るなこ
2007年4月4日19:45

ねこさま、こんにちは☆
堂本光一さんの「SHOCK」ご覧になられてたのですね。うらやましいです〜。
それにしても、ねこさんKAT-TUNのTくんがお好きだったとは!
「SHOCK」に出演中とは、若い頃のTくんですね。
私も今KAT-TUNにハマりまくっているので、読ませて頂いて何か嬉かったです。
だかしかし、なぜにTくんだけイニシャルで?(笑)。
いやいや背が高い方ですから、もちろんちゃんとわかるのですが。(坊主くんじゃなくて王子さまの方ですよね?笑)
Tくんは今クールもドラマ出演で活躍中ですが、確かに舞台映えもすると思うので、こちらの方でもぜひ活躍してもらいたいものですね。

あと、中島脚本いのうえ演出で宝塚、私もすっごく見てみたいです!

nophoto
みつきねこ
2007年4月5日1:09

るなこさまが読んでくださっているから書かなくっちゃ!と思いながら一ヶ月たっちゃいました(笑)。読んでくださってありがとうございます♪
今まで書く機会がなかったのですが、上田くんのダンスもイロっぽくて好きなんですよ〜♪だからるなこさんのブログも読んでいたの(笑)

Tくんは…そう、ロン毛の方なんですが、でも王子って柄じゃないんですよ全然(苦笑)。ホント、映像ではそのイメージがついちゃってとても悲しいです。見てられない(汗)。絶対舞台で踊ってる方がかっこいいのに…(←喋らなくていいからっ!)

>あと、中島脚本いのうえ演出で宝塚、私もすっごく見てみたいです!
でしょう〜!!絶対いいと思うんですよ。
彼らはタカラヅカには興味ないのかな。OGは時々使ってまますが…。

るなこ
るなこ
2007年4月6日0:46

おおお?!Tくんファンさん的には「王子」売りは、あまり居心地にいいものではなかったりするのですか。
なんだか新鮮な驚きだったりします☆
でも、今やTくんが「王子」ってのは、KAT-TUN内での彼の役割を語る上での記号みたいになってるとこあるのかもですね。
私も、あまり深い意味もなく、Tくんのキラキラ笑顔に「王子さまだわぁ♪」なんてほのぼのしていたりしました。
舞台で踊ってるTくんとは、一体どんな感じなのかなあ(興味津々…)
カツンは個性派ギラギラ集団だから、キャラ立たせるためみんなしのぎを削ってる感じがします(笑)。
上田くんも、今の彼にもってくるまで随分と色々迷走した様ですよね(笑)。
でも、私的には、もうあんまりキャラ変しないで、今のままのエロかわ笑顔なたっちゃんでいてほしかったりします。

るなこ
るなこ
2007年4月6日0:53

追伸♪
なんと上田くんのおかげで(笑)、ねこさんにブログ読んでてもらえてたなんて、嬉しい事この上なしです〜☆

みつきねこ
みつきねこ
2007年4月6日22:39

ああ〜っ、私は普通のTくんファンとは違いますので!!(←だから伏字)
たぶん、ほとんどのTくんファンにとっては、王子様がデフォルトなんだと思います。…あんなキャラだと知っていたら、私は好きにならなかったかもしれません(涙)。

>上田くんも、今の彼にもってくるまで随分と色々迷走した様ですよね(笑)。
そうなんでしょうか…。「SHOCK」〜最初のコンサートくらいまでの上田くん、そんなにキャラ違ったかな。ナルなところは変わってないような。あ、でも、エロかわとゆーより可愛エロ、かったかもしれませんね(笑)。

舞台の彼らは、まぁ要するにバックダンサーですからね。
ギラギラと踊ってましたよ、5人とも(♪)