ショーの新人公演:雪組版
2007年3月13日 宝塚(雪)さっそく、「樹里咲穂 コンサート 東京會舘」で検索しておいでになった方がいらっしゃいました。
…検索ってすごいなあ。まだ何も書いていないのに、何故私が観にいったことが解ったんだろう…。
じゃなくて、いえあの、本当にごめんなさい。これから書きますので、ちょっと待っててくださいね…。来週くらいにもう一度いらっしゃっていただけると嬉しいかも。
(もう見ていらっしゃらないだろうなあ/涙)
と言うわけで(←何がだ)、雪組「ハロー!ダンシング」について。
もう1ヶ月以上も前に終わった公演なのに、今頃すみませんm(_ _)m。せめて、宙組版が始まる前にはアップしようと思っていて…んで、今日になっちゃいました(汗)。
1月の日記にも書いていますが、星組版をみて大層感動した私。
雪組も観たいよぉ、と思って、無理矢理行って来たのでした。(←暇か?暇なのかお前は?)
星組版の、事実上の「主演者」はあかし(彩海早矢)くん。
雪組版では、あかしくんの位置に大湖せしるくんがくるものと思っていたのですが…、
雪組版の「主演者」は、麻樹ゆめみさんでしたねっ!
途中、出演者全員を音楽に合わせて紹介する場面があるのですが、そこのMCがゆめみさんだったことが大きいかな。
あと、星組では組長格で毬乃ゆいさんや涼乃かつきさんがいらっしゃって、それとは別に歌姫として音花ゆりさんがソロを取っていたのですが。
雪では、組長も歌姫もMCもぜーーーんぶゆめみさんだったので。
ゆめみさんの存在が大きすぎて、他のメンバーがちょっと小さくなってた感じだったのが残念です。
いちおう(?)ゆめみさんは娘役なので、それぞれのダンスシーンのセンターはせしるくんが取るんですけどね。
あかしくんでさえ、本公演で見分けがつくかどうかあまり自信がなかった私。
星組はほぼ全員が「知らないキャスト」でした。
それに比べれば、雪組はまだゆめみさん、せしるくん、キング(蓮城まことさん)と3人も知っている人がいたし、フェアリーズの香綾しずるくんも、顔を見たらすぐわかったのですが(^ ^)。
なんでだか、不思議なくらい印象が弱かったなあ…。
まず。
ファンの方には思いっきり怒られそうですが。
せしるくんとキングの区別がついていなかったんです、私。
多分、今まで私が本公演などで「あ、せしるくんだー♪やっぱキレイだなー♪」と思っていたキャストの、3割くらいはキングだったような気がする。
逆に、私が「あ、キングだー♪やっぱキレイだなー♪」と見惚れていたキャストの、4割くらいがせしるくん。
…似てますよねぇ?
…似てませんか…??
…なんで解らないんだろう…お二人とも大好き(な筈)なのに…(T T)。
もとい。
私はダンスには素人なので、技術的な優劣はよく分からないのですが。
星組の時の夢乃さんのような、私の心を掴んだダンサーさんは、残念ながらいらっしゃいませんでした。
でも、これって席の影響も大きいのかなあ、と思ったんですよね。
星組は、割と前方の下手端の席でした。
そうすると、どうしても下手にいる人を観てしまう。
で、あかしくんの下手で踊る夢乃さんにすっかり魅せられてしまったワケですが。
雪組は。
結構前方の、どセンターだったんです、私。
だから。
…せしるくんしか目に入らなかった…。
せしるくん、ステキでした。
でも、あかしくんと比べると何か一つ足りない気がしてしまった…。
同じ席で見比べた訳ではありませんが。
同じ役でもなかったですしね(星はMCもあかしくん)
だから、公平な評価ではないと思います。
でも。
せしるくんも、キングも、すごーくがんばっていました。
ゆめみさんも、他の下級生も、全員。
でも。
「がんばっていた」感じが伝わってしまったのがすごく残念です…。
「二人だけのダンス」は、祐輝千寿さんと沙月愛奈さんで「コーイヌール」。ソロはゆめみさんで。
ゆめみさん、珍しく随分苦戦してましたね。色っぽい声が出ない感じで、この学年では難しいのかも、と思いました。
星組ではこの場面、「パパラギ」だったんですよね。
音花ゆりさんの透明感のある美声も含めて、ものすごく良い場面だったのですが…
コーイヌールは、振付もめっちゃ色っぽいドロドロのラブシーン。この学年でこの場面は…ちょっと無理だったんでは…?
私は本公演は観ていませんが、もっとずーーーーっと色っぽい場面なんだよね?ね?…無理な感じです。はい。
わざわざ違うデュエットを選ばなくても、全組「パパラギ」でよかったような気がするんですが、何か問題があるのかなあ。
「パパラギ」は、技術的には素人が観ても解るくらい難しい振付ですけど、場面の雰囲気が爽やかで明るいので、下級生ダンサーが挑戦するにふさわしいような気がするのですが。
…でもまあ、そうは言っても祐輝さんも沙月さんもすごくよかったです。
特に沙月さんは、身体のラインがキレイで、色っぽい衣装がすごくお似合いでした。祐輝さんはスタイル的にちょっと苦戦してましたが(汗)、ダンスのキレはさすが。丁寧なダンスと甘い声にハマりそうでした。
他に印象に残ったのは、梓晴輝さんと彩凪翔さん。
どちらも歌もダンスもすごくよかったと思います。
それと香綾しずるさん。
可愛らしい顔に似合わぬイケイケダンスに、すっかり惚れてしまいました(笑)。
あと、組ごとに違うといえば、終盤の一連の場面なのですが。
ここの、作品としてのストーリー自体が、星組のはすごーくよかったんですよね。
雪組のはストーリーがちょっと弱いというか、振付や音楽とかみあっていない感じがして、あまり入り込めなかったのが残念です。
ここで外してしまうと、次はもうフィナーレなので、取り戻すのが難しいんですよね…。
キャストの問題というよりは、全体の構成の問題かなあ、と思いつつ。
うーん、私の期待度が高すぎたんでしょうか。
全体にちょっと物足りない感じで終わってしまったの公演でした。
それと、ちょっと気になったのは全体に振付が甘い印象を受けたこと。
もしかして。まさかと思うのですが。
全組同じ場面のものは、オリジナルの星組にしか振付家本人は来ないとか、他の組は座付きの振付家が面倒を見るとか、そんなことないですよね…?
冒頭のニューヨーク公演の場面でのナツメさんの指導も、ちゃんと全組入るんですよねっ!?
オリジナルの振付家本人が来るか来ないか。
それって、ものすごく大きな違いです。
芝居でもショーでも、「再演」で苦戦するのは、キャストの問題よりもオリジナルの演出家や振付家が来ないことが原因なことがすごく多い。
昔、東宝「レ・ミゼラブル」の出演者が、トークショーで「オリジナルの演出家ジョン・ケアードが来た時(1987年、1997年。2003年も多分)にキャストに入っていたかどうかでもの凄く違う」という話をしていたことがありますが。
それはそうだろう、と思うんですよね。
やっぱり「オリジナル」の重みというのは、全く違うものですから。
宙・月・花は、組ごとの場面でではそれぞれ何をやるのでしょうか。
出演者に合った場面であることを、祈っています。
…なんか文句が多くなってしまいましたが。
雪組も十分楽しかったんですよ!(伝わらない…?まずい…)
本当です。
下級生が、自分の「精一杯」を出し切って「がんばって」いる舞台。
本当に舞台全体が輝いていて、一人一人が本当に、少しでも「何か」をつかみ取ろうと指先までいっぱいいっぱいに伸ばしてトライしていて。
光、っていうのはこういうモノなんだなあ、と思いました。
ああ、宙組も観たかった…。なんで年度末にやるんだよ(怒)。
それこそすずちゃん(珠洲春希さん)以外は誰一人知らないキャストですが、
それでも!
宝塚ファンだから。
下級生の成長を見守るのが、一番楽しいんです。
…観たいよー観たいよー観たいよー…。
.
…検索ってすごいなあ。まだ何も書いていないのに、何故私が観にいったことが解ったんだろう…。
じゃなくて、いえあの、本当にごめんなさい。これから書きますので、ちょっと待っててくださいね…。来週くらいにもう一度いらっしゃっていただけると嬉しいかも。
(もう見ていらっしゃらないだろうなあ/涙)
と言うわけで(←何がだ)、雪組「ハロー!ダンシング」について。
もう1ヶ月以上も前に終わった公演なのに、今頃すみませんm(_ _)m。せめて、宙組版が始まる前にはアップしようと思っていて…んで、今日になっちゃいました(汗)。
1月の日記にも書いていますが、星組版をみて大層感動した私。
雪組も観たいよぉ、と思って、無理矢理行って来たのでした。(←暇か?暇なのかお前は?)
星組版の、事実上の「主演者」はあかし(彩海早矢)くん。
雪組版では、あかしくんの位置に大湖せしるくんがくるものと思っていたのですが…、
雪組版の「主演者」は、麻樹ゆめみさんでしたねっ!
途中、出演者全員を音楽に合わせて紹介する場面があるのですが、そこのMCがゆめみさんだったことが大きいかな。
あと、星組では組長格で毬乃ゆいさんや涼乃かつきさんがいらっしゃって、それとは別に歌姫として音花ゆりさんがソロを取っていたのですが。
雪では、組長も歌姫もMCもぜーーーんぶゆめみさんだったので。
ゆめみさんの存在が大きすぎて、他のメンバーがちょっと小さくなってた感じだったのが残念です。
いちおう(?)ゆめみさんは娘役なので、それぞれのダンスシーンのセンターはせしるくんが取るんですけどね。
あかしくんでさえ、本公演で見分けがつくかどうかあまり自信がなかった私。
星組はほぼ全員が「知らないキャスト」でした。
それに比べれば、雪組はまだゆめみさん、せしるくん、キング(蓮城まことさん)と3人も知っている人がいたし、フェアリーズの香綾しずるくんも、顔を見たらすぐわかったのですが(^ ^)。
なんでだか、不思議なくらい印象が弱かったなあ…。
まず。
ファンの方には思いっきり怒られそうですが。
せしるくんとキングの区別がついていなかったんです、私。
多分、今まで私が本公演などで「あ、せしるくんだー♪やっぱキレイだなー♪」と思っていたキャストの、3割くらいはキングだったような気がする。
逆に、私が「あ、キングだー♪やっぱキレイだなー♪」と見惚れていたキャストの、4割くらいがせしるくん。
…似てますよねぇ?
…似てませんか…??
…なんで解らないんだろう…お二人とも大好き(な筈)なのに…(T T)。
もとい。
私はダンスには素人なので、技術的な優劣はよく分からないのですが。
星組の時の夢乃さんのような、私の心を掴んだダンサーさんは、残念ながらいらっしゃいませんでした。
でも、これって席の影響も大きいのかなあ、と思ったんですよね。
星組は、割と前方の下手端の席でした。
そうすると、どうしても下手にいる人を観てしまう。
で、あかしくんの下手で踊る夢乃さんにすっかり魅せられてしまったワケですが。
雪組は。
結構前方の、どセンターだったんです、私。
だから。
…せしるくんしか目に入らなかった…。
せしるくん、ステキでした。
でも、あかしくんと比べると何か一つ足りない気がしてしまった…。
同じ席で見比べた訳ではありませんが。
同じ役でもなかったですしね(星はMCもあかしくん)
だから、公平な評価ではないと思います。
でも。
せしるくんも、キングも、すごーくがんばっていました。
ゆめみさんも、他の下級生も、全員。
でも。
「がんばっていた」感じが伝わってしまったのがすごく残念です…。
「二人だけのダンス」は、祐輝千寿さんと沙月愛奈さんで「コーイヌール」。ソロはゆめみさんで。
ゆめみさん、珍しく随分苦戦してましたね。色っぽい声が出ない感じで、この学年では難しいのかも、と思いました。
星組ではこの場面、「パパラギ」だったんですよね。
音花ゆりさんの透明感のある美声も含めて、ものすごく良い場面だったのですが…
コーイヌールは、振付もめっちゃ色っぽいドロドロのラブシーン。この学年でこの場面は…ちょっと無理だったんでは…?
私は本公演は観ていませんが、もっとずーーーーっと色っぽい場面なんだよね?ね?…無理な感じです。はい。
わざわざ違うデュエットを選ばなくても、全組「パパラギ」でよかったような気がするんですが、何か問題があるのかなあ。
「パパラギ」は、技術的には素人が観ても解るくらい難しい振付ですけど、場面の雰囲気が爽やかで明るいので、下級生ダンサーが挑戦するにふさわしいような気がするのですが。
…でもまあ、そうは言っても祐輝さんも沙月さんもすごくよかったです。
特に沙月さんは、身体のラインがキレイで、色っぽい衣装がすごくお似合いでした。祐輝さんはスタイル的にちょっと苦戦してましたが(汗)、ダンスのキレはさすが。丁寧なダンスと甘い声にハマりそうでした。
他に印象に残ったのは、梓晴輝さんと彩凪翔さん。
どちらも歌もダンスもすごくよかったと思います。
それと香綾しずるさん。
可愛らしい顔に似合わぬイケイケダンスに、すっかり惚れてしまいました(笑)。
あと、組ごとに違うといえば、終盤の一連の場面なのですが。
ここの、作品としてのストーリー自体が、星組のはすごーくよかったんですよね。
雪組のはストーリーがちょっと弱いというか、振付や音楽とかみあっていない感じがして、あまり入り込めなかったのが残念です。
ここで外してしまうと、次はもうフィナーレなので、取り戻すのが難しいんですよね…。
キャストの問題というよりは、全体の構成の問題かなあ、と思いつつ。
うーん、私の期待度が高すぎたんでしょうか。
全体にちょっと物足りない感じで終わってしまったの公演でした。
それと、ちょっと気になったのは全体に振付が甘い印象を受けたこと。
もしかして。まさかと思うのですが。
全組同じ場面のものは、オリジナルの星組にしか振付家本人は来ないとか、他の組は座付きの振付家が面倒を見るとか、そんなことないですよね…?
冒頭のニューヨーク公演の場面でのナツメさんの指導も、ちゃんと全組入るんですよねっ!?
オリジナルの振付家本人が来るか来ないか。
それって、ものすごく大きな違いです。
芝居でもショーでも、「再演」で苦戦するのは、キャストの問題よりもオリジナルの演出家や振付家が来ないことが原因なことがすごく多い。
昔、東宝「レ・ミゼラブル」の出演者が、トークショーで「オリジナルの演出家ジョン・ケアードが来た時(1987年、1997年。2003年も多分)にキャストに入っていたかどうかでもの凄く違う」という話をしていたことがありますが。
それはそうだろう、と思うんですよね。
やっぱり「オリジナル」の重みというのは、全く違うものですから。
宙・月・花は、組ごとの場面でではそれぞれ何をやるのでしょうか。
出演者に合った場面であることを、祈っています。
…なんか文句が多くなってしまいましたが。
雪組も十分楽しかったんですよ!(伝わらない…?まずい…)
本当です。
下級生が、自分の「精一杯」を出し切って「がんばって」いる舞台。
本当に舞台全体が輝いていて、一人一人が本当に、少しでも「何か」をつかみ取ろうと指先までいっぱいいっぱいに伸ばしてトライしていて。
光、っていうのはこういうモノなんだなあ、と思いました。
ああ、宙組も観たかった…。なんで年度末にやるんだよ(怒)。
それこそすずちゃん(珠洲春希さん)以外は誰一人知らないキャストですが、
それでも!
宝塚ファンだから。
下級生の成長を見守るのが、一番楽しいんです。
…観たいよー観たいよー観たいよー…。
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