ダンサーのためのダンスショー
2007年2月27日 宝塚(月)「ファンシー・ダンス」
このコトバを、広辞苑でひいてみたことがある方はいらっしゃいますか?(←そんなことするのはお前だけだ)
「ファンシー」:
『?想像、空想?新規な趣向を凝らしたさま』。
ちなみに「Fancy Ball」には「仮装舞踏会」という意味があるようです。
「ダンス」:
色々書いてありましたが、最初に出ていたのは『舞踊、舞踏』。
舞は手の動きを、踊・踏は足の動きを表すのだそうです。
……だから何だよっ!という感じですが…。
すみません。その昔、「たほいや」が大好きだった私は、今でも広辞苑が愛読書(?)の一つ。考えごとに行き詰まると、どうでもいいことを調べはじめるのが学生時代からの癖でして…。
「ファンシー」の第一義が「空想・想像」だったことにまず驚きました。
「新規な趣向を凝らした」の方が先だと思っていたので。
んじゃあ津々浦々の「ファンシーショップ」は「空想の店」なのか!?って感じですよねぇ…。
「ファンシーダンス」=「空想舞踊」。
踊っているつもり(=空想)の人は、まさにファンシーなダンサーと言えるのではないでしょうか?
(反語。いや決して言えない、と続く…)。
えーっと。
…こんな事に文字数を消費してしまってすみませんm(_ _)m。
ファンシー・ダンス。
まさに「新規な趣向を凝らした」、ダンサーの幸せのためにあるような、ダンサーが空想したようなショーですよね!
大劇場で初めて観た時から「これはハマるな」、という予感があったのですが。
今、マジでハマってます。
55分間。
…早い!と毎回思うのです。
あれ、もうシェヘラザードなの?って。
桐生園加さんとか、
美鳳あやさんとか、
紫水梗華さんとか、
…そして、キラキラと輝くアイワナダンスメンバーの若手たち、とか。
タイプこそ違え、踊れるトップと2番手に、トップ娘役もそこそこ、な月組。
ここにダンサー好きの演出家が入ると、若手もこれだけがんばれるんだなあ、と感慨しきりです。
リカ(紫吹淳)さんの時は、せっかくダンサートップなのに本当に作品に恵まれなくて、洋物ショーは歌中心の「With a Song In My Heart」のみ。
踊れる組子が本当に可哀相だなあ、と悲しかったので余計に…。
今回は本当に、素晴らしい振付ばかりなので、ただ観ているだけで幸せなのですが。
さらに、若手がどんどん「男役」のダンスになっていくのが目に見えるようで、それがもの凄く気持ちいいです。
ハロー!ダンシングの出演者が先日発表されましたが。
公演の中心となるのは、アイワナダンスメンバーですよね。
彼らがこの公演でどこまで成長できるかで、「ハロー!ダンシング」の評価も決まると思うので。
ココを正念場と思ってがんばってほしいです。
大劇場のレポートを書いた頃は、まだ園加ちゃんしか目に入っていなかったので(今も、時間配分で言ったら男役は園加ちゃんを観ている時間が一番長いと思いますが)…
トップ〜4番手までは既にいろいろなファンサイトで語られていますし、前回書きましたので割愛して。
まずは一言づつ、上級生順に。
■エリ(嘉月絵理)さん
一般的にはマトリョーじゃなくてペトルーシュカの人形遣いがメインになるのでしょうか。確かに、あそこのキリヤンとのデュエットは耳福♪メークも鬘も大好きです♪
でも、私はやっぱり、プロローグやフィナーレ(燕尾に白手袋)など、群舞での流麗なダンスのエリさんが一番好きです。カウントの取り方が気持いいんですよねっ♪
ちょっと前、ショーの出番が少なくて寂しい時代があったので、ここ数作、演出家の信頼も厚いダンサーエリさんが観られて嬉しいです。次も期待〜♪
■ナホ(越乃リュウ)ちゃん
(*^ ^*)。
ペトルーシュカでの美鳳あやちゃんとの身長差カップルに、超・萌えています。キリヤンを観たくてオペラグラスを外してるのに、結局観てるのはそこかい!と自分に突っ込むことも多いし(汗)。
カップルの時はそうでもないですが、一人で踊る時のカウントの取り方は独特ですよね。ナホちゃんだけをガン見していれば気にならないのですが、オペラグラスを外すとちょっと気になるかも。せめて男役群舞では、もう少し回りに合わせて(ナホちゃんのキャラでは、回りを自分に合わせさせるのは無理そうなので)くれると、またレベルアップすると思うのですが。
…無理かなあ…。
■ひら(有香潤)さん
ペトルーシュカのタンゴがメチャメチャかっこいい!これが最後だなんて信じられないです…(涙)。もう79期もナホちゃん一人になっちゃうんですね…。
■ガチャ(一色瑠加)
ふと気が付けば、ガチャももう上級生なんですね…研12?うわぁ、信じられない。
どちらかと言えばキチッと踊られるダンサーだという認識なのですが、ペトルーシュカは結構苦戦しているような…?気のせい?
■かえこ(良基天音)
見た目のかわいらしさにそぐわぬ熱いダンサー・かえちゃんなのに、今回は出番少なめ。と言いつつ、中詰めの弾けっぷりと華やかな笑顔に癒されて、「まぁいいか」と思う私。
■研(ルイス)ちゃん
初見の時、冒頭のプロローグで、ずーっと研ちゃんを探してしまいました(苦笑)。な〜んだ、台の上にいるのか、と(笑い)。
ペトルーシュカも最初ちょっと浮いてたけど、東宝に来てからすごく良くなりましたね。ラスト・ダンスも同じ感じ。
歌も芝居もイケる、貴重な人材ですから大事にしてほしいです。
■ふーが(風雅湊)くん
萌希くんに続き、ふーがくんまで(涙)。月組おじさん候補がなかなか残らないのが残念…(ナホちゃんが居れば安泰か?)
ショーの出番はまさに、プロローグ、中詰め、フィナーレ。もうちょっと観てみたかったなあ。
…まあ、あの。
ダンサーじゃない若手は、徹頭徹尾出番がないわけですが…。
がんばれ月組。
くじけるな。
謝さんは歌手もすごく大事にするから、一芸がある人なら大丈夫。次作は期待できますよ、きっと!
…芝居しか出来ない人はどうしたらいいんでしょうか神様…(祈)
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このコトバを、広辞苑でひいてみたことがある方はいらっしゃいますか?(←そんなことするのはお前だけだ)
「ファンシー」:
『?想像、空想?新規な趣向を凝らしたさま』。
ちなみに「Fancy Ball」には「仮装舞踏会」という意味があるようです。
「ダンス」:
色々書いてありましたが、最初に出ていたのは『舞踊、舞踏』。
舞は手の動きを、踊・踏は足の動きを表すのだそうです。
……だから何だよっ!という感じですが…。
すみません。その昔、「たほいや」が大好きだった私は、今でも広辞苑が愛読書(?)の一つ。考えごとに行き詰まると、どうでもいいことを調べはじめるのが学生時代からの癖でして…。
「ファンシー」の第一義が「空想・想像」だったことにまず驚きました。
「新規な趣向を凝らした」の方が先だと思っていたので。
んじゃあ津々浦々の「ファンシーショップ」は「空想の店」なのか!?って感じですよねぇ…。
「ファンシーダンス」=「空想舞踊」。
踊っているつもり(=空想)の人は、まさにファンシーなダンサーと言えるのではないでしょうか?
(反語。いや決して言えない、と続く…)。
えーっと。
…こんな事に文字数を消費してしまってすみませんm(_ _)m。
ファンシー・ダンス。
まさに「新規な趣向を凝らした」、ダンサーの幸せのためにあるような、ダンサーが空想したようなショーですよね!
大劇場で初めて観た時から「これはハマるな」、という予感があったのですが。
今、マジでハマってます。
55分間。
…早い!と毎回思うのです。
あれ、もうシェヘラザードなの?って。
桐生園加さんとか、
美鳳あやさんとか、
紫水梗華さんとか、
…そして、キラキラと輝くアイワナダンスメンバーの若手たち、とか。
タイプこそ違え、踊れるトップと2番手に、トップ娘役もそこそこ、な月組。
ここにダンサー好きの演出家が入ると、若手もこれだけがんばれるんだなあ、と感慨しきりです。
リカ(紫吹淳)さんの時は、せっかくダンサートップなのに本当に作品に恵まれなくて、洋物ショーは歌中心の「With a Song In My Heart」のみ。
踊れる組子が本当に可哀相だなあ、と悲しかったので余計に…。
今回は本当に、素晴らしい振付ばかりなので、ただ観ているだけで幸せなのですが。
さらに、若手がどんどん「男役」のダンスになっていくのが目に見えるようで、それがもの凄く気持ちいいです。
ハロー!ダンシングの出演者が先日発表されましたが。
公演の中心となるのは、アイワナダンスメンバーですよね。
彼らがこの公演でどこまで成長できるかで、「ハロー!ダンシング」の評価も決まると思うので。
ココを正念場と思ってがんばってほしいです。
大劇場のレポートを書いた頃は、まだ園加ちゃんしか目に入っていなかったので(今も、時間配分で言ったら男役は園加ちゃんを観ている時間が一番長いと思いますが)…
トップ〜4番手までは既にいろいろなファンサイトで語られていますし、前回書きましたので割愛して。
まずは一言づつ、上級生順に。
■エリ(嘉月絵理)さん
一般的にはマトリョーじゃなくてペトルーシュカの人形遣いがメインになるのでしょうか。確かに、あそこのキリヤンとのデュエットは耳福♪メークも鬘も大好きです♪
でも、私はやっぱり、プロローグやフィナーレ(燕尾に白手袋)など、群舞での流麗なダンスのエリさんが一番好きです。カウントの取り方が気持いいんですよねっ♪
ちょっと前、ショーの出番が少なくて寂しい時代があったので、ここ数作、演出家の信頼も厚いダンサーエリさんが観られて嬉しいです。次も期待〜♪
■ナホ(越乃リュウ)ちゃん
(*^ ^*)。
ペトルーシュカでの美鳳あやちゃんとの身長差カップルに、超・萌えています。キリヤンを観たくてオペラグラスを外してるのに、結局観てるのはそこかい!と自分に突っ込むことも多いし(汗)。
カップルの時はそうでもないですが、一人で踊る時のカウントの取り方は独特ですよね。ナホちゃんだけをガン見していれば気にならないのですが、オペラグラスを外すとちょっと気になるかも。せめて男役群舞では、もう少し回りに合わせて(ナホちゃんのキャラでは、回りを自分に合わせさせるのは無理そうなので)くれると、またレベルアップすると思うのですが。
…無理かなあ…。
■ひら(有香潤)さん
ペトルーシュカのタンゴがメチャメチャかっこいい!これが最後だなんて信じられないです…(涙)。もう79期もナホちゃん一人になっちゃうんですね…。
■ガチャ(一色瑠加)
ふと気が付けば、ガチャももう上級生なんですね…研12?うわぁ、信じられない。
どちらかと言えばキチッと踊られるダンサーだという認識なのですが、ペトルーシュカは結構苦戦しているような…?気のせい?
■かえこ(良基天音)
見た目のかわいらしさにそぐわぬ熱いダンサー・かえちゃんなのに、今回は出番少なめ。と言いつつ、中詰めの弾けっぷりと華やかな笑顔に癒されて、「まぁいいか」と思う私。
■研(ルイス)ちゃん
初見の時、冒頭のプロローグで、ずーっと研ちゃんを探してしまいました(苦笑)。な〜んだ、台の上にいるのか、と(笑い)。
ペトルーシュカも最初ちょっと浮いてたけど、東宝に来てからすごく良くなりましたね。ラスト・ダンスも同じ感じ。
歌も芝居もイケる、貴重な人材ですから大事にしてほしいです。
■ふーが(風雅湊)くん
萌希くんに続き、ふーがくんまで(涙)。月組おじさん候補がなかなか残らないのが残念…(ナホちゃんが居れば安泰か?)
ショーの出番はまさに、プロローグ、中詰め、フィナーレ。もうちょっと観てみたかったなあ。
…まあ、あの。
ダンサーじゃない若手は、徹頭徹尾出番がないわけですが…。
がんばれ月組。
くじけるな。
謝さんは歌手もすごく大事にするから、一芸がある人なら大丈夫。次作は期待できますよ、きっと!
…芝居しか出来ない人はどうしたらいいんでしょうか神様…(祈)
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