本日のtakarazukaニュース:
「咲花杏、東京宝塚劇場公演千秋楽付けで退団」。

…え?

と、思った。



残念ながら宙組ファンとは言えない私、本公演ではなかなか役のつかなかった杏ちゃんをちゃんと認識したのは、ともちん(悠未ひろさん)の「ル・プティ・ジャルダン」でした。

化学物質アレルギーで苦労している少女の役。

可愛くて、けなげで、明るくて、
とにかく立っているだけで可愛らしい、

そんな、絵に描いたような「美少女」だなあ、と。

声が可愛くて、姿が可愛くて、芝居が上手で、将来が楽しみだなあ、と、
学年も知らずにそう思ってました。



私はあひちゃん(遼河はるひさん)バージョンは観ていないので、役替わりの花影アリスちゃんのは、スカステの放映を観たのみ。だから、あまり偉そうなことは言えないのだけれど。

アリスちゃんは、見るからに病弱そうな、弱々しいカンジだった。(しつこいようだがビデオだけなので違ってたらごめん)
だから、お母さん役が心配して腕の中に囲い込もう、外に出すまい、とする気持がよくわかった。

それが「当たり前」で、反発するアリスちゃんの方が変なんじゃない?、とも思っちゃったくらいに。

だって杏ちゃんは、「元気」だったんだよ。
明るくて、けなげで、がんばりやさんで、

なのに、自分ではどうしようもない理由で倒れてしまう。


だから。
倒れてしまって、母親に心配をさせてしまうこと自体が、彼女の罪になる。



杏ちゃんのお芝居が大好きだった、と言えるほど私は彼女を観ていない。
TheLastPartyも、月組版は通ったけど宙はスケジュールがあわなくて観られなかったので、大評判(私の廻りで)だった杏スコッティも、残念ながら生では観れてない。

でも、こないだスカステで流れたビデオを観て、マジで号泣したよ。
スコッティってこんなに大事な役だったんか!と思った。
  …ごめんねちわわ(涼城まりな)ちゃん。踊ってるちわわは大好きなんだけどさ…。


「宙のスコッティって、ル・プティ・ジャルダンのあの子だよね?おお、可愛くて上手いなーと思ってたんだよ☆これから注目しよう〜!」と。

思っていたのに。


「維新回天…」を観た時も、「あ、杏ちゃんみーっけ♪私ったらちゃんと見つけられるじゃん♪」と。

呑気に喜んでいたのに。



…退団しちゃうんだ…。




残念です。

  追記。
  たまたま今日発表だったから杏ちゃんのことばかり書いちゃったけど
  退団者はみんな残念だよ。悲しいよ。
  宙組も、月組も。

  みんなの未来に、大いなる幸いが待っていますように。

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